データでも取り上げましたが、前走で条件戦を走った馬が結構絡んでいます。
東京競馬場の馬場改装後の03年以降11年までの9年で見てみますと、前走条件戦を走った馬は1着から3着までの27頭中10頭が入っていました。
内訳は、準オープンが6頭、1000万下が4頭となっていました。
また、05年を除く8年は少なくとも1頭は入っていました。(07年と08年は2頭ずつ)
その前走準オープン戦の6頭の前走の人気と着順ですが、順に、4番人気5着、7番人気1着、1番人気1着、2番人気2着、1番人気1着、1番人気2着となっていました。
それから前走1000万下戦の4頭のその前走の人気と着順ですが、6番人気1着、9番人気1着、1番人気1着、8番人気1着となっていて、人気薄の1着が3頭といたというのが特筆すべきところとなっています。
今回の出走馬で前走準オープン特別を走っていたのは、オーシャンブルーとムスカテールの2頭で、いずれもその前走は1番人気1着でした。
そして、前走1000万下の出走馬は、マイネルマーク1頭で、その人気と着順は7番人気1着でした。
この3頭いずれも、過去のデータに則っており、特に前走1000万下で7番人気1着だったマイネルマークは気になるところですね。
たぶん、この前走条件戦強しのデータはよく知られたところですので、この3頭は穴人気しそうな気配です。
ただ、反対に、前走条件戦以外の馬は27頭中17頭となりますので、前走条件戦だった3頭ともが3着以上を独占するのはやはり考えにくいかと思います。
よって、この3頭の中から2頭入るのかまたは1頭なのか、はたまた05年のように1頭も入らないのか、まずはこの3者択一から始めなくてはならないようですね。
その中では、マイネルマークがやっぱり気になるところですが、他の2頭も捨てがたいところです。
またまたかなり悩むことになりそうですね。