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第40回 フェアリーステークスのデータ [競馬データ]

このフェアリーアリーステークスは、長年12月に2歳牝馬限定として中山1200m芝で行なわれていました。
しかし、桜花賞を見据えてか、09年に1月に日程が変わり、また距離も1600m芝と、施行内容を新たにリスタートいたしました。
ということで、1600m芝に距離が変更になった09年以降、23年までの15年で見ていきます。

まず、その1着~3着までの人気の組み合わせですが、
09年 「1番人気-4番人気-10番人気」
10年 「11番人気-2番人気-1番人気」
11年 「1番人気-7番人気-2番人気」
12年 「3番人気-14番人気-5番人気」
13年 「10番人気-5番人気-2番人気」
14年 「1番人気-10番人気-4番人気」
15年 「11番人気-8番人気-3番人気」
16年 「3番人気-10番人気-7番人気」
17年 「10番人気-1番人気-7番人気」
18年 「2番人気-6番人気-7番人気」
19年 「3番人気-4番人気-5番人気」
20年 「3番人気-7番人気-5番人気」
21年 「3番人気-8番人気-6番人気」
22年 「5番人気-1番人気-7番人気」
23年 「11番人気-7番人気-6番人気
となっていました。

15レース中、19年を除いて、上位3着以内に6番人気以下の人気薄の馬が1頭(8年)ないし2頭(5年)、ないし3頭(1年)入っていました。
さらに、15年中11年、18年、19年、20年、21年、22年を除く9年で、二桁人気の馬が1頭入っていました。
(09年10番人気3着、10年11番人気1着、12年14番人気2着、13年10番人気1着、14番人気10番人気2着、15年11番人気1着、16年10番人気2着、17年10番人気1着、23年11番人気1着)
入らなかったうち、18年、22年では4着にそれぞれ14番人気、10番人気が、また11年、17年、21年、22年では、それぞれ5着に、12番人気、15番人気、11番人気、13番人気が入っていました。
結局二桁人気馬は、11年、18年、19年、20年、21年、22年以外の9年で1頭ないし2頭(17年、22年、23年)、掲示板に載っていたことになります。
ともかく、基本的には、3着以内に、15年レース中6レースで1番人気が絡んでいましたが、その6レースはすべて7番人気以下の下位人気が絡んでいますので、1番人気が入っても荒れる要素も含んだレースとなっています。
一応、15年間を通して見てみますと、そのうち、まず09年から24年まで1年間の3着以内の組み合わせの構図は、1番人気から5番人気までの5頭の中から2頭が入っていました。
その6年間のあと残り1頭には、6番人気以下の下位人気馬は、7番人気1頭、10番人気3頭、11番人気1頭、14番人気1頭)が入っていました。
15年から昨年23年までの9年間は、19年、20年を除く残り7年で、1番人気から3番人気までの3頭から1頭(1番人気2頭、2番人気1頭、3番人気3頭)と、5番人気以下の馬から2頭(5番人気1頭、6番人気2頭、7番人気5頭、8番人気2頭、10番人気2頭、11番人気1頭)という3頭の組み合わせとなっています。
ということで、3連単の配当は高配当になることが多く、そのうち09年、12年、13年、14年、15年、17年、21年、23年の8年で10万円以上の配当となっています。
毎年、このデータから人気薄の馬を絡めるのですが、いつもその人気薄で選んだ馬が来ず、違う人気薄馬が来て毎年落ち込んでおります。


次に父の血統ですが、3着以上計45頭で見てみると、サンデーサイレンス系が26頭《サンデーサイレンスの仔が21頭(ディープインパクト産駒が5頭、ダイワメジャー、ネオユニヴァースが各3頭、ハーツクライ産駒が2頭、アグネスタキオン、ゼンノロブロイ、マンハッタンカフェ、ロサード、オンファイア、ゼンノロブロイ、ブラックタイド、マツリダゴッホが各1頭)、サンデーサイレンスの孫が5頭(ヴィクトワールピサ、ディープブリランテ、キズナ、オルフェーヴル、キタサンブラック)》、ナスルーラ系が3頭(ジャングルポケットが2頭、パイロが1頭)、ノーザンダンサー系も6頭(ファルブラウ、クロフネが各2頭、オペラハウス、ハービンジャーが各1頭)、ミスタープロスペクター系が6頭(キングカメハメハが2頭、ヴァーミリアン、ワークフォース、ルーラーシップ、ドゥラメンテが各1頭)、ロベルト系が1頭(エピファネイア)となっていました。


前走のレースですが、同じく45頭で見てみますと、
G1
の「阪神JF」が5頭(2番人気6着、2番人気9着、9番人気10着、2番人気8着、8番人気14着)
500万下条件戦(1勝クラス)が16頭(1600m芝の500万下戦2番人気1着、1400m芝のサフラン賞3番人気3着、2000m芝のエリカ賞1番人気7着、1200m芝の黒竹賞1番人気2着、1600m芝のベゴニア賞10番人気11着、1600m芝の赤松賞6番人気8着、同じく3番人気2着、同じく4番人気3着、同じく6番人気4着、同じく1番人気3着、2000m芝の葉牡丹賞12番人気9着、1600m芝のサフラン賞1番人気2着、1600m芝の白菊賞6番人気2着、1200m芝の黒松賞1番人気1着、1600m芝のひいらぎ賞6番人気1着、1400m芝の1勝クラス1番人気1着)
新馬戦が9頭(1番人気1着が5頭、2番人気1着が1頭、3番人気1着が1頭、10番人気1着が2頭)
未勝利戦が10頭(1番人気1着が6頭、2番人気1着、3番人気1着、4番人気1着、6番人気1着)
あと、重賞のアルテミスSが1頭(12番人気13着)、重賞の京都2歳Sが1頭(4番人気8着)、重賞の京王杯2歳Sが1頭(5番人気3着)、以前のフェアリーS(2番人気2着)、ホープフルS(10番人気11着)のオープン特別が各1頭となっていました。
これを見てみると面白いことに、前走、新馬戦、未勝利戦だった馬計19頭は、もちろんすべて連対。
他のレースの前走を走った26頭中連対したのは10頭で、それを除く16頭は、前走連対をはずした馬ばかりでした。


毛色は3着以上45頭中鹿毛が18頭、黒鹿毛が11頭、栗毛が6頭、青鹿毛が7頭、芦毛が3頭(17年2頭、20年1頭)となっています。


それから、過去15年で、3着以内に入った6番人気以下の下位人気の馬(計21頭のその人気を年の順番に並べると、「10番人気、11番人気、7番人気、14番人気、10番人気、10番人気、(11番人気、8番人気)、(10番人気、7番人気)、(10番人気、7番人気)、(6番人気、7番人気)、7番人気、(8番人気、6番人気)、7番人気、(11番人気、7番人気、6番人気)」となっていました。
その下位人気の馬の共通項ですが、16年の7番人気3着馬のミスタープロスペクター系×ノーザンダンサー系を除いた他の馬20頭は、父かBMS(母の父)でサンデーサイレンス系が入っていました。
とりあえず、6番人気以下の下位人気の馬の中でサンデーサイレンス系絡みの馬には、とりあえず要注意です。
特に、15年中9年で3着以内にサンデーサイレンス系絡みの二桁人気の馬が1頭入っていたので、一か八か狙うのであれば、サンデーサイレンス系絡みの二桁人気の馬かと思います。
ちなみに、今回の出走馬14頭中9頭がサンデーサイレンス系絡みの馬となっています。
これだけいると選択が難しいですね。


以上ですが、ともかくも上記で触れたとおり、1600m芝施行のフェアリーSになってからの15年中8年の3連単の配当が10万円を越えていて荒れるイメージがありますので、なかなか予想はかなり困難を極めそうです。
今年も、とりあえずは、荒れることを想定しての人気薄の馬の中からの検討となりますね。
とにかく上記のデータを一つ一つひも解きながら結論を出していこうと思います。

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