SSブログ

第58回 CBC賞のデータ [競馬データ]

09年までは時期の変更はあったものの中京競馬場で行われ、10年は、中京競馬場改修に伴い京都競馬場で、11年は阪神競馬場で行われました。
そして12年よりリニューアルされた中京競馬場で再開されました。
しかし、京都競馬場整備工事に伴い一昨年の20年は阪神競馬場で行われ、昨年21年は小倉競馬場で行われました。
よって、なかなかデータ的には難しいところですが、まずは12年から19年までの、リニューアルされた中京競馬場での8年間のデータと20年の阪神競馬場でのデータを挙げ、さらにこの施行に近い小倉競馬場での8月に行われている、北九州記念の同じ12年から昨年21年までのデータを続けて載せておきたいと思います。
さらに、昨年、小倉競馬場で行われたCBC賞の結果をその後に載せておきます。


まず、人気の組み合わせですが、
中京競馬場では
12年 「2番人気-7番人気-1番人気」
13年 「1番人気-2番人気-3番人気」
14年 「4番人気-3番人気-10番人気」
15年 「2番人気-1番人気-3番人気」
16年 「3番人気-7番人気-2番人気」
17年 「2番人気-13番人気-8番人気」
18年 「4番人気-9番人気-8馬人気」
19年 「1番人気-7番人気-2番人気」
阪神競馬場では、
20年 「13番人気-11番人気-3番人気」

小倉競馬場(北九州記念)
12年 「8番人気-12番人気-6番人気」
13年 「6番人気-5番人気-2番人気」
14年 「8番人気-13番人気-17番人気」
15年 「2番人気-1番人気-4番人気」
16年 「8番人気-1番人気-3番人気」
17年 「3番人気-14番人気-15番人気」
18年 「6番人気-4番人気-7番人気」
19年 「9番人気-3番人気-5番人気」
20年 「8番人気-1番人気-10番人気」
21年 「5番人気-2番人気-4番人気」

昨年の小倉競馬場で行われたCBC賞
21年 「8番人気-2番人気-6番人気」
となっていました。
こう見てみますと、中京では1着馬は、1番人気から4番人気の上位人気で決まっていたのと比べて昨年のCBC賞も含む小倉では11年中8番人気が5年、6番人気が2年、9番人気が1年と6番人気以下の下位人気が8年で1着となるなど単勝でも波乱の要素が感じられます。
さらに14年、17年で3着以内に二桁人気が2頭来て3連単の配当がいわゆる100万円以上馬券になるなど、中京でも難解なのに、小倉施行ではさらに予想し難いレースとなっています。

そのそれぞれの3連単の配当も見てみますと、
中京競馬場では、
12年は、  27660円
13年は、   8000円
14年は、 116100円
15年は、   9110円
16年は、 136160円
17年は、 417490円
18年は、 166090円
19年は、  16300円
阪神競馬場では、
20年は、2444630円

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は、 997220円
13年は、  55230円
14年は、3953810円
15年は、  13770円
16年は、  34850円
17年は、1078270円
18年は、  71170円
19年は、 117900円
20年は、  93990円
21年は、  51840円

昨年の小倉競馬場施行でのCBC賞では、
21年は、  93710円
となっていました。
阪神開催も負けず劣らず大荒れとなっていますね。
ただ、小倉開催も、大荒れもあればそれなりの配当もあって、なかなかこれも予想し難いものがあります。


次に毛色ですが、
中京競馬場では
12年は「栗毛-鹿毛-鹿毛」
13年は「栗毛-栗毛-栗毛」
14年は「栗毛-栃栗毛-鹿毛」
15年は「青毛-鹿毛-栗毛」
16年は「芦毛-青鹿毛-栗毛」
17年は「鹿毛-栗毛-黒鹿毛」
18年は「黒鹿毛-鹿毛-栗毛」
19年は「青鹿毛-黒鹿毛-栗毛」
阪神競馬場では、
20年は「黒鹿毛-鹿毛-青鹿毛」

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は「鹿毛-芦毛-栃栗毛」
13年は「鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」
14年は「芦毛-鹿毛-青鹿毛」
15年は「栗毛-鹿毛-鹿毛」
16年は「鹿毛-栗毛-黒鹿毛」
17年は「黒鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」
18年は「黒鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
19年は「黒鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
20年は「青鹿毛-栗毛-鹿毛」
21年は「黒鹿毛-黒鹿毛-栗毛」

昨年の小倉競馬場でのCBC賞では、
21年は「黒鹿毛-鹿毛-鹿毛」
となっていました。
中京では、すべてに栗毛馬が少なくとも1頭、3着以内に入って(連対は8年中4年、3着馬は8年中5年)いましたが、小倉では阪神と同様、黒鹿毛、青鹿毛といった濃い毛色が11年中9年で少なくとも1頭入るなど目立っています。(入らなかった2年のそれぞれ4着に黒鹿毛馬が入っています。)
ちなみに、今回、黒鹿毛馬の登録馬は、アンコールプリュ、ファーストフォース、メイショウチタン、レジェーロ、ロードベイリーフの5頭、青鹿毛馬はアネゴハダの1頭、青毛は無しとなっています。


年齢では
中京競馬場では
12年は 「5歳-5歳-5歳」
13年は 「6歳-4歳-4歳」
14年は 「5歳-5歳-5歳」
15年は 「5歳-5歳-6歳」
16年は 「5歳-6歳-5歳」
17年は 「5歳-5歳-5歳」
18年は 「6歳-6歳-6歳」
19年は 「5歳-7歳-6歳」
阪神競馬場では、
20年は 「5歳-5歳-6歳」

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は 「4歳-3歳-3歳」
13年は 「5歳-4歳-4歳」
14年は 「5歳-5歳-6歳」
15年は 「4歳-4歳-4歳」
16年は 「7歳-5歳-5歳」
17年は 「4歳-5歳-6歳」
18年は 「6歳-5歳-3歳」
19年は 「6歳-3歳-4歳」
20年は 「6歳-5歳-4歳」
21年は 「3歳-5歳-6歳」

昨年の小倉競馬場施行でのCBC賞では、
21年は 「5歳-3歳-5歳」

と、中京競馬場では、1着馬が5歳(6頭)か6歳(2頭)のどちらかになっているように、全体的にも5歳馬、6歳馬ががんばっているレースですが、小倉競馬場では中京や阪神ではいなかった4歳馬の1着が11年中3年あるなど、年齢に幅があるように思えます。
それは、月が進んで8月ということもあるかも知れませんが、中京、阪神で3着以内にもいなかった3着馬が11年中5年で見られるなど、3着馬にも幅が広がっているようにも思います。
今回、アネゴハダ、テイエムスパーダの3歳馬2頭が登録していますがどうでしょうか。


牝馬を見てみますと、
中京競馬場では、9年中5年で少なくとも1頭3着以内に入っていました。
(1着2頭、2着3頭、3着1頭)
20年の阪神競馬場では1着、2着に入っています。

小倉競馬場(北九州記念)では、j昨年のCBC賞を含む11年では、そのうち実に11年と毎年少なくとも1頭3着以内に入っていて、そのうち5年が2頭、1年が3頭入っていました。
(1着4頭、2着5頭、3着9頭)
ちなみに今回の登録馬で牝馬は、アネゴハダ、アンコールプリュ、シホノレジーナ、スティクス、スマートリアン、タマモティータイム、テイエムスパーダ、メイショウケイメイ、レジェーロと17頭中9頭もいます。


次に血統ですが、まず父の血統を見ていきますと
中京競馬場では、
12年では「ナスルーラ系(アドマイヤコジーン)-ノーザンダンサー系-ナスルーラ系(サクラバクシンオー)」
13年では「ナスルーラ系(アドマイヤコジーン-ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系」
14年では「サンデーサイレンス系-サンデーサイレンス系-グラスワンダー(ヘイルトゥリーズン系ロベルト系)」
15年では「サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系)」
16年では「ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系-ナスルーラ系(サクラバクシンオー)」
17年では「サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系-ノーザンダンサー系」
18年では「サンデーサイレンス系-サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系」
19年では「サンデーサイレンス系-サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系」
阪神競馬場では、
20年では「ナスルーラ系(ショウナンカンプ)-ミスタープロスペクター系-サンデーサイレンス系」

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年では「ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-ノーザンダンサー系-サンデーサイレンス系」
13年では「サンデーサイレンス系-グラスワンダー(ヘイルトゥリーズン系ロベルト系)-サンデーサイレンス系」
14年では「マンノウォー系-サンデーサイレンス系-サンデーサイレンス系」
15年では「ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-ミスタープロスペクター系)」
16年では「ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-ナスルーラ系(サクラバクシンオー)-サンデーサイレンス系」
17年では「ノーザンダンサー系-ナスルーラ系(ショウナンカンプ)-ミスタープロスペクター系」
18年では「サンデーサイレンス系-ノーザンダンサー系-ナスルーラ系(ショウナンカンプ)」
19年では「ノーザンダンサー系-ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系」
20年では「サンデーサイレンス系-ミスタープロスペクター系-サンデーサイレンス系」
21年では「ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系-ミスタープロスペクター系」

昨年の小倉競馬場施行でのCBC賞では、
21
年では、「ミスタープロスペクター系-モーリス(ヘイルトゥリーズン系ロベルト系)-サンデーサイレンス系」
となっていました。

中京開催より小倉開催ではサクラバクシンオーなどナスルーラ系が目立ちますが、今回の登録馬では父がナスルーラ系の馬は、9歳馬でグレイソブリン系のジャングルポケット産駒レインボーフラッグ1頭が登録しています。
また、ミスタープロスペクター系産駒の馬も目立っていました。
登録馬では、ロードカナロア産駒のスティクス、タマモティータイム、ファストフォース、メイショウチタンの4頭とワークフォース産駒のメイショウケイメイが登録しています。

次に中京でのCBC賞は大型馬の活躍が目立っていますが、その内訳を見てみますと、
12年は「500kg-442kg-534kg」
13年は「504kg-480kg-470kg」
14年は「496kg-488kg-466kg」
15年は「468kg-440kg-480kg」
16年は「466kg-506kg-486kg」
17年は「530kg-484kg-480kg」
18年は「490kg-476kg-482kg」
19年は「466kg-490kg-506kg」
となっていました。
阪神競馬場では、
20年は「442kg-472kg-470kg」

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は「444kg-422kg-476kg」
13年は「516kg-460kg-440kg」
14年は「482kg-522kg-490kg」
15年は「490kg-528kg-468kg」
16年は「474kg-488kg-480kg」
17年は「476kg-468kg-430kg」
18年は「490kg-502kg-426kg」
19年は「500kg-486kg-474kg」
20年は「478kg-502kg-482kg」
21年は「458kg-520kg-504kg」

昨年の小倉競馬場施行でのCBC賞では、
21年は「518kg-528kg-490kg」
となっていました。
中京開催では見られなかった440kg未満の軽い馬体重の馬が小倉開催ではちらほら見られます。


枠番の出目も見ますと
中京競馬場では、
12年は 「8枠-8枠-6枠」
13年は 「8枠-7枠-3枠」
14年は 「6枠-4枠-8枠」
15年は 「3枠-4枠-7枠」
16年は 「7枠-5枠-4枠」
17年は 「4枠-7枠-2枠」
18年は 「4枠-5枠-5枠」
19年は 「6枠-4枠-3枠」
阪神競馬場では、
20年は 「2枠―3枠-1枠」
となっています。

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は 「8枠-4枠-8枠」
13年は 「4枠-7枠-8枠」
14年は 「1枠-4枠-4枠」
15年は 「2枠-3枠-7枠」
16年は 「6枠-4枠-6枠」
17年は 「5枠-6枠-8枠」
18年は 「3枠-6枠-5枠」
19年は 「8枠-3枠-6枠」
20年は 「2枠―5枠-6枠」
21年は、「8枠-3枠-6枠」

昨年の小倉競馬場でのCBC賞では、
21年は、3枠-7枠-7枠」
となっていました。
小倉競馬場施行での計11年では、14年以外の10年、6枠、7枠、8枠の外枠が少なくとも1頭、3着以内に入っていました。(14年は4着に7枠の馬が来ています。)


あと、ハンデ戦ですので、それぞれのハンデ重量も載せておきますと
中京競馬場では、
12年は 「57.5kg-54kg-59kg」
13年は 「58kg-57.5kg-56kg」
14年は 「53kg-55kg-54kg」
15年は 「55.5kg-55kg-57kg」
16年は 「56kg-50kg-55.5kg」
17年は 「56kg-56kg-56kg」
18年は 「54kg-52kg-56kg」
19年は 「56kg-57.5kg-58kg」
阪神競馬場では、
20年は 「51kg-54kg-57kg」
となっていました。

小倉競馬場(北九州記念)では、
12年は 「55kg-52kg-52kg」
13年は 「55kg-53kg-53kg」
14年は 「53kg-52kg-54kg」
15年は 「55kg-55kg-53kg」
16年は 「54kg-56kg-54kg」
17年は 「53kg-55kg-56kg」
18年は 「56kg-55kg-51kg」
19年は 「55kg-52kg-54kg」
20年は 「57kg-56.5kg-55.5kg」
21年は 「51kg-56kg-56.5kg」

昨年の小倉競馬場施行でのCBC賞では、
21年は 「52kg-53kg-55.5kg」
となっています。


中京開催では、ハンデ戦なのに、14年以外56kg以上の馬が、8年中7年、3着以内に入っているのが目立ちます。
3着以内24頭中14頭が入っていました。
対して小倉競馬場(北九州記念、昨年のCBC賞)では、56kg以上の馬は、11年中5年入っていて、3着以内33頭中7頭と中京開催と比べてかなり少なくなっています。
逆に53kg以下の馬は、中京開催では24頭中3頭に対して小倉開催(北九州記念)では、33頭中10頭と結構3着以内に絡んでいました。
今回の登録馬で重量56kg以上の馬は、タイセイビジョン(57kg)1頭ですが、53kg以下の馬は、登録馬17頭中10頭と、ほとんどを占めています。

以上ですが、やはりかなり難解ですね。
まずは荒れるのか荒れないのかの二者択一から検討し、その上で、上記のデータを参考に検討して、結論を出していこうと思います。


タグ:CBC賞
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント