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第53回 ダービー卿チャレンジトロフィーのデータ [競馬データ]

ハンデ戦に変更された02年から11年の阪神競馬場での開催を除く18年間、連対馬36頭、3着馬18頭からです。


毎年触れていますが、このレースは、96年に1600m芝の別定戦に変更になり、さらに02年にハンデ戦へと変更になりました。
その別定戦だった96年から01年までの6年間の連対馬は、00年2着馬が8番人気だった以外はすべて3番人気以上の上位人気で、ほぼ平穏の結果となっていました。
ところが、02年以降のハンデ戦になりますと、逆に02年1着馬の2番人気、05年1着馬の3番人気、06年2着馬の3番人気、09年1着馬の1番人気、12年1着馬の3番人気、13年の2着馬の1番人気、15年の1着馬の1番人気、17年2着馬の1番人気、19年の1着馬の2番人気、同じく2着の3番人気の10頭以外の26頭は4番人気以下の人気薄で、全体的に荒れ気味傾向に変わっています。
3着馬は、96年から01年までの6年間の半分が4番人気以下、02年から11年を除く20年までの18年間のうち12年が4番人気以下で、特に06年から09年の間は、二桁人気の馬が連続で3着に来ています。
ちなみに11年の阪神競馬場施行では、「8番人気-2番人気-6番人気」での決着で、ほぼ02年以降の中山での施行に準じた結果となっていました。

それから、別定戦の頃の6年間すべて、そしてハンデ戦になってからは中山開催の18年中、08年、10年、12年、16年、17年、18年、20年を除く11年で4歳馬が連に絡んでいました。
ただ3着馬では、通して24年中3年(01年、10年、14年)しか4歳馬は入っていません。
ちなみに、11年の阪神での施行では、コスモセンサーの1頭のみの4歳馬が出走していましたが、5番人気9着となっていました。
今回の出走馬16頭中4歳馬は5頭の登録があります。


次に血統ですが、連対馬36頭中20頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系となっていました。
3着馬は18頭中8頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系でした。
02年以降、阪神開催の11年を除く18年間中、4頭出走して1頭も入らなかった13年、5頭出走して1頭も入らなった20年の2年以外は少なくとも1頭、BMSがノーザンダンサー系の馬が3着以内に入っていました。
そのうち3頭独占したのは02年、05年、09年の3年、2頭入ったのは03年、04年、12年、17年、18年、19年の6年となっています。
ちなみに、11年の阪神開催では、1着馬ブリッツェンのBMSがノーザンダンサー系でした。
今回の出走馬16頭中、BMSがノーザンダンサー系なのは、カテドラル、テルツェット、ブラックムーンの3頭となっています。


次に父の血統も見てみますと、連対した36頭の中で、父で一番多かった血統は、サンデーサイレンス系が14頭(うち4頭はサンデーサイレンス、あと8頭は、ダイワメジャー(4頭)、フジキセキ、ゴールドアリュール、マンハッタンカフェ、ゴールドヘイロー、ハーツクライ、ディープインパクト)で、続いてロベルト系が5頭、ノーザンダンサー系が同じく5頭(ダンチヒ系(2頭)、フレンチデピュティ系、サドラーズウェルズ系、フェアリーキング系)ミスタープロスペクター系が4頭、レッドゴッド系(ナスルーラ系)が3頭、、あとブライアンズタイム、トゥルビョン系、マンノウオー系、プリンスリーギフト系(ナスルーラ系)が各1頭となっていました。

3着馬では、サンデーサイレンス系が7頭、ミスタープロスペクター系が5頭、ブライアンズタイム系、ナスルーラ系(レッドゴッド系、グレイソブリン系)、ノーザンダンサー系(フレンチデピュティ系、ニジンスキー系)が各2頭となっています。
11年の阪神開催では、1着馬がサンデーサイレンス系(スペシャルウイーク)、2着馬がノーザンダンサー系(サドラーズウエルズ系)、3着馬がミスタープロスペクター系(フォーティナイナー系)となっていました。


次にハンデ重量ですが、18年中、06年、13年、14年、15年、16年、17年、19年を除く11年で、3着以内に54kgの重量の馬が絡んでいました。
しかし、ここ8年、18年(3着)、20年(2着)を除いて6年、1頭も3着以内に入っていませんでした。
ただその重量54kgの出走馬ですが、06年は16頭中2頭(12番人気、13番人気)、13年は16頭中なし、14年は16頭中1頭(15番人気)、15年は16頭中2頭(13番人気、15番人気)、16年は16頭中2頭(1番人気、16番人気)、17年は16頭中4頭(12番人気、13人気、14番人気、16番人気)、19年は16頭中1頭(5番人気4着)、20年は16頭中4頭(13番人気2着、9番人気、10番人気、12番人気、16番人気)と、結構二桁人気の人気薄の馬が多くいました。
しかしながら、05年に54kgで2着に入ったチアズメッセージは16頭中10番人気、07年に54kgで3着に入ったマイネルハーティーは15頭中11番人気、08年に54kgで3着に入ったダンスフォーウィンは16頭中16番人気、20年54kgで2着に入ったボンセルヴィーソは13番人気でしたので、一概に人気薄だからと言ってあっさり外すのも考えものです。
また11年の阪神開催では、1着馬(8番人気)のハンデ重量が54kgでした。
ちなみに今回の出走馬で、重量54kgの馬は、16頭中、ショウナンライズ、メイショウチタンの2頭となっています。


それから、連対馬の臨戦過程で「前々走の人気」が5番人気以上の上位人気の馬が、36頭中23頭占めていました。

今回の出走馬で前々走5番人気以上の馬は16頭中、アトミックフォース、ウインカーネリアン、カテドラル、スマイルカナ、ソーグリッタリング、テルツェット、メイヨウチタン、ルフトシュトロームの8頭となっています。
残りの前々走の人気が6番人気以下の馬13頭ですが、面白いことに8番人気が6頭もいるなど、6番人気から9番人気の間の人気で占められていました。
ちなみに今回の出走馬で前々走が6番人気から9番人気の間の馬は、トーラスジェミニ(7番人気)、レイエンダ(7番人気)の2頭がいます。


次に毛色ですが、連対馬では、鹿毛が17頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が6頭、栃栗毛と青鹿毛が各2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が8頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が3頭、青鹿毛が2頭、青毛が1頭となっていました。
11年の阪神開催では、上位3頭の毛色を順に挙げていきますと、鹿毛-黒鹿毛-芦毛となっていました。


以上ですが、毎年書いていますけれど、このレース、阪神を含めて3連対が始まって15年中、10年、13年、15年、16年、17年、19年を除く9年で、3連単の配当が10万馬券以上、その9年のうち2年がいわゆる100万馬券となっているかなり荒れるレースですので、今年も予想はかなり難解を極めそうです。
ちなみに、14年に30万円台が出て以降の3連単の配当ですが、15年、16年は5万円台、17年は1万円台と3年連続10万円以上の配当が出ていませんでしたが、その翌年の18年は4年ぶりに12万円台が出ました。
その後、19年は5万円台でしたが、昨年20年は41万円台と10万円以上の配当が出ています。
配当予想はなかなか難解ですね。
ともかく、上記のデータを一つ一つ丁寧にひも解きながら、今年もまずは穴馬探しから始めたいと思います。

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