第５８回　神戸新聞杯のデータ：bigononの競馬予想：SSブログ

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第５８回　神戸新聞杯のデータ　[競馬データ] [編集]

０７年から施行が大きく変わり、２０００ｍ芝から４００ｍ伸びて外回りコースの２４００ｍ芝で行なわれるようになりました。
とりあえず、それ以前の施行も交えた９６年以降、０６年の中京開催を除く１３年、連対馬２６頭、３着馬１３頭から見ていこうと思います。

まずは、施行の変化にあまり影響が見られないと思われる臨戦過程を見ていきます。
その前走のレースですが、前走ダービーを走った馬は連対馬２６頭中１３頭いました。
そのうち１０頭が３着以上の上位着順、あとの３頭は４番人気９着、２番人気８着、８番人気５着となっていました。
そして、その１３頭のうち８頭が前々走１着、２頭が２着、あと残り３頭が６着、８着、１３着（いずれも皐月賞）となっていました。

３着馬で前走ダービーだったのは１３頭中６頭で、その人気着順は、２番人気１４着（前々走は皐月賞３番人気２着）、２番人気５着（同ＮＨＫマイル１番人気１着）、５番人気２着（同京都新聞杯２番人気１着）、４番人気８着（同皐月賞４番人気９着）、２番人気９着（同皐月賞７番人気１着）、３番人気１３着（同皐月賞４番人気３着）でした。

ちなみに、０６年の中京開催での連対馬２頭の前走はダービーで、それぞれ７番人気３着、１番人気１着でした。
また、その時の３着馬の前走はラジオＮＩＫKEI賞２番人気２着でした。

また、施行が２４００ｍ芝と完全に変わった０７年以降のみ詳細を挙げていきますと、０７年の１着馬と３着馬の前走がダービーで、それぞれ８番人気５着、２番人気９着（その２着馬アサクサキングスの前走は宝塚記念１１番人気１５着、ただし前々走はダービーで１４番人気２着）、０８年では、１着馬と２着馬が前走ダービーで、それぞれ１番人気１着、６番人気３着（３着馬オウケンブルースリの前走は１０００万下特別１番人気１着）、０９年では、２着馬と３着馬が前走ダービーで、それぞれ５番人気２着、３番人気１３着（１着馬イコピコの前走はラジオＮＩＫｋＥＩ賞で３番人気４着）となっていました。
ということで、施行が変わってからの３年間の１着馬から３着馬計９頭のうち７頭はダービー出走経験があったということになります。

今回の出走馬で前走ダービーだったのは、エイシンフラッシュ（７番人気１着）、サンディエゴシチー（１５番人気８着）、レーヴドリアン（９番人気１１着）、ローズキングダム（５番人気２着）の４頭となっています。（前々走でのダービー出走馬はなし）
ちなみに、ダービー出走経験があって、この神戸新聞杯で３着以内に入った当日の人気ですが、６番人気以上の上位人気となっていました。

次に、前走で１０００万（９００万）下の特別条件戦を走った連対馬は２６頭中５頭で、そのうち４頭が連対していました。
あともう１頭のその前走は９着（５番人気）でしたが、その前（前々走）の９００万下特別で連対（７番人気２着）していました。
３着馬で前走条件戦を走っていたのは１３頭中５頭で、内訳は５００万下１頭（４番人気１着）、１０００万下（９００万下）３頭（１番人気５着、１番人気１着、１番人気１着）、１６００万下１頭（２番人気５着）となっていました。
この５頭のうち、前走連対しなかった２頭のその前の前々走は共に１着となっていました。
今回の出走馬で前走条件戦で連対しているのは、前走１０００万下特別で２番人気１着だったシルクオールディー、同じく１番人気１着だったビッグウィーク、同じく２番人気２着だったマイネルゴルト、そして前走５００万下特別で５番人気１着だったタニノエポレット、同じく７番人気１着だったハードダダンダン、同じく３あ番人気１着だったマストハブの計６頭となっていて、結構出走しています。
それから今回は、前走条件戦で連対はしていなかった出走馬はありません。

あと連対馬の残り８頭は、前走重賞が７頭、オープン特別が１頭で、そのうち３頭が１着、２頭はそれぞれ３着、４着で、あと残り３頭は６着（宝塚記念、前々走はダービー４着）、９着（北九州記念、前々走はオープン特別１着）、１５着（宝塚記念、前々走はダービー２着）となっていました。
３着馬では１３頭中残り２頭いて、それぞれ宝塚記念、海外のG１で、いずれも前々走はダービーで連対していました。

次に当日の１番人気の馬ですが、１３年中８年で連対しています。
残り５頭ですが、５着（単勝オッズ１．４倍）、３着（１．９倍）、３着（１．７倍）、１２着（２．４倍）、４着（２．５倍）となっていました。
ちなみに０６年中京開催の時の１番人気は２着でした。
また、上位３着までに１番人気、２番人気、３番人気のうち２頭以上が入っていたのは１３年中９年あり、さらにそのうち３頭入っていたのは５レースもありました。
基本的には固いレースのようです。

さて、今度は今の阪神２４００ｍ芝の傾向を見てみましょう。
０６年暮れの阪神競馬場リニューアル以来阪神２４００ｍ芝外回りで行われたレースは全部で４６レースありました。
その条件別で人気の傾向を見てみますと、まず３歳戦ですが、「３歳未勝利」は７レースで、人気の組み合わせは（４－３－１）、（２－５－３）、（２－１－１２）、（１－２－７）、（２－１２－１）、（１－３－７）、（２－１５－１２）となっていました。
「３歳５００万下」は５レースで、（６－１－２）、（１－２－４）、（１－９－６）、（２－４－５）、（１－２－７）でした。

それから３歳馬の重賞であるこの神戸新聞杯のこの３年間の人気の組み合わせは（３－５－２）、（１－３－２）、（７－３－５）となっていました。

次に古馬ですが、「５００万下」は７レースで、（１－２－４）、（１－４－２）、（４－２－６）、（１－６－１２）、（１－２－８）、（１１－３－１）、（６－１－５）となっていました。
「１０００万下」は１１レースで、（８－２－９）、（１－１２－２）、（１－９－６）、（３－５－１）、（２－８－１）、（３－１－４）、（２－４－１）、（１１－３－２）、（７－３－５）、（４－５－７）、（４－２－３）となっていました。
「１６００万下」は９レースで、（４－３－８）、（１－１３－５）、（３－９－８）、（６－３－８）、（４－１－５）、（５－４－２）、（１－３－１０）、（１－２－３）、（４－３－６）となっていました。
「オープン特別」は４レースで、（６－１－４）、（４－２－６）、（３－７－５）、（９－３－４）となっていました。

全体的に見てみますと、１０００万下特別と１６００万下特別の各１レース、計２レースを除いて、連対の片方で必ず１番人気か２番人気あるいは３番人気のいずれかが入っていました。（そのうち１番人気の連対率は２０レースと約４割となっています。）
また、上位３着までに１番人気から３番人気のうち２頭が入っていたのは４６レース中２５レースありました。
ただ連対馬としては、１番人気から３人気までの中で２頭決まったという固い決着はそのうち１１レースだけでした。
基本的には上位人気中心ですが、かなりその組み合わせの選択は難しそうですね。

次に父の血統ですが、４６レース連対馬９２頭中６１頭がヘイルトゥリーズン系でとなっていました。
また、４６レース中４１レースで片方か両方でヘイルトゥリーズン系が連に絡んでいました。
その連対しなかった５レースのうち１レースだけ３着馬はヘイルトゥリーズン系のサンデ－サイレンス産駒でした。
特に、４６レース中３０レースで１着～３着まで２頭ないし３頭がヘイルトゥリーズン系となっていました。

もう少し細かく見てみますと、１着馬４６頭中３１頭がヘイルトゥリーズン系で、そのうち２２頭がサンデーサイレンス系統（うち８頭がダンスインザダーク産駒）、グラスワンダーが４頭、ブライアンズタイム系統が３頭、デヴィルズバック、クリスエスが各１頭となっていました。
２着馬では、４６頭中３０頭がヘイルトゥリーズン系で、そのうち２０頭がサンデーサイレンス系統（うち３頭がダンスインザダーク産駒）、ブライアンズタイム系統が５頭、クリスエス系が３頭、グラスワンダーが１頭となっています。
３着馬では、４６頭中２５頭がヘイルトゥリーズン系、そのうち１６頭がサンデーサイレンス系統（うち６頭がダンスインザダーク産駒）、ブライアンズタイム系統、グラスワンダー産駒が各４頭、タイキシャトル産駒が１頭となっていました。

あと残りは、１着馬４６頭中７頭がノーザンダンサー系、ナスルーラ系が５頭、キングカメハメハが３頭となっていました。
２着馬では、ノーザンダンサー系が１０頭、ミスタープロスペクター系とナスルーラ系が各３頭となっていました。
３着馬では、ミスタープロスペクター系が１０頭、ノーザンダンサー系が７頭、ナスルーラ系が３頭、エタン系が１頭となっています。

枠の出目は、１着馬では１枠と２枠が各９頭と最も多く、８枠が７頭、３枠が５頭、４枠と７枠が各５頭、５枠と６枠が各３頭となっていました。
２着馬では、７枠が１０頭と最も多く、３枠と６枠が各９頭、５枠が５頭、４枠と８枠が各４頭、１枠が３頭、２枠が２頭となっていました。
３着馬では、５枠が１１頭と最も多く、４枠が８頭、１枠が７頭、２枠と７枠と８枠が各５頭、６枠が３頭、３枠が２頭となっています。

以上ですが、今年もデータ的にはかなり悩みそうですね。
ともかくも、人気とオッズが出た時点で、あれこれ考えて結論を出していこうと思っています。