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データからのつぶやき 第32回ジャパンカップ 前走天皇賞(秋)以外の馬 [競馬雑感]

前回、前走天皇賞(秋)を走った連対馬に絞ったデータをまとめましたが、今度は日本馬で前走それ以外のレースを走った馬のデータをまとめてみます。

84年以降昨年までの27年(中山競馬場開催を除く)では、連対馬54頭中で前走天皇賞(秋)以外を走った馬は16頭でした。
(日本馬は
35頭、そのうち前走天皇賞(秋)を走っていたのは19頭)
その16頭の前走の人気ですが、1番人気が8頭、2番人気が3頭、3番人気が3頭、4番人気はなし、5番人気が2頭(いずれも3歳馬で、前走菊花賞が1頭、前走秋華賞が1頭)となっていました。
つまり、連対馬は前走では、5番人気以上の上位人気であったということになります。
それから、その16頭の前々走の人気も取り上げますと、1番人気が10頭、2番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気が3頭で、こちらはすべて4番人気以上の上位人気となっていました。
今回の出走馬でこれに該当するのは、前走の秋華賞、前々走のローズS共に1番人気のジェンティルドンナ、前走の凱旋門賞が2番人気、前々走のフォア賞が1番人気だったオルフェーヴルの2頭となっています。
前走の着順の方も見ていきますと、前走では、1着が8頭、2着が4頭、3着が1頭、4着が2頭、失格が1頭(06年の凱旋門賞時のディープインパクト、入線は3着)と、4着以上の成績でした。
前々走の着順も見ていきますと、1着が7頭、2着が3頭、3着が4頭、4着はなし、5着が1頭、あと飛んで14着が1頭(96年2着のファビラスラフィン、前々走はNHKマイル1番人気14着でした。)となっていて、1頭を除くと掲示板に載っていました。
上記のジェンティルドンナは前走、前々走共1着、オルフェーヴルは、前走2着、前々走1着で、この着順のデータには当てはまっています。
この2頭以外で、着順のみ該当している馬ですが、今回は見当たりません。

それから、前走天皇賞(秋)以外のレースで3着になった馬に関しても触れておきます。
同じく同じ期間で、3着馬28頭(96年の同着含む)では7頭いました。(日本馬は全部で17頭、前走天皇賞(秋)だった馬は10頭)
前走の人気では、1番人気が2頭、2番人気が3頭、8番人気が1頭、10番人気が1頭となっていました。
この8番人気は、04年3着のデルタブルースで、その前走は菊花賞8番人気1着でした。
そしてもう1頭の10番人気は10年3着のヴィクトワールピサで、その前走は凱旋門賞10番人気7着でした。
あとの1番人気か2番人気の計5頭ですが、着順は3着以上(1着3頭、2着、3着各1頭)となっていました。
そして、前々走ですが、人気は1番人気が5頭、2番人気と3番人気が各1頭となっていました。
着順は、1着が4頭、2着、3着、4着が各1頭となっていました。
今回の出走馬で、前走天皇賞(秋)以外で前々走のこのデータに該当するのは、まず先のオルフェーヴル、ジェンティルドンナの2頭ですが、それ以外では今回はいません。
前走のデータに関してもこの2頭は該当しますが、それ以外は見当たりません。


というように、結局、前走天皇賞(秋)以外の路線を走った馬で、机上の論理を使って3着以内に入りそうな馬に該当したのは、オルフェーヴルとジェンティルドンナの2頭と、当然ながらの結果が出てしまい他に目新しい結果は得られませんでした。
何となくこの2頭で固そうな今回のジャパンカップですが、でも毎年ほとんどといってほど絡んでいた前走天皇賞(秋)組も侮れないし、追い切りを見ての判断となりますが、外国招待馬もばっさり切るのも如何なものかとも思ってしまいます。
やっぱり難解ですね。
もう少しじっくり考えたいと思います。


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データからのつぶやき 第32回ジャパンカップ 前走天皇賞(秋)の馬 [競馬雑感]

22日に出走馬が確定しましたので修正更新いたしました。
また一部間違い(3着でロイスアンドロイスが抜けていました)がありましたので加筆修正しております。


昨年と同様、今度は日本馬について触れたいと思います。

その中で、前走天皇賞(秋)を走った連対馬に絞ったデータをまとめていきたいと思います。

84年以降昨年までの27年、連対馬54頭中35頭が日本馬でしたが、その中で19頭が前走天皇賞(秋)を走っていました。
その19頭の前走天皇賞(秋)の時の人気ですが、1番人気が8頭、2番人気が6頭、3番人気が2頭、4番人気も2頭、7番人気が1頭(昨年の2着馬トーセンジョーダン)となっていました。
つまり、連対馬は天皇賞(秋)では、1頭を除いて4番人気以上の上位人気であったということになります。
それから、その19頭の前々走の人気も取り上げますと、1番人気が14頭、2番人気が1頭、3番人気が4頭と、こちらはすべて3番人気以上の上位人気となっていました。
今回の出走馬でこれに該当するのは、前走の天皇賞(秋)も前々走(セントライト記念)も1番人気だったフェノーメノ、前走の天皇賞(秋)が2番人気、前々走(宝塚記念)も2番人気だったルーラーシップ、そして前走の天皇賞(秋)が4番人気、前々走(札幌記念)が1番人気だったダークシャドウの3頭が挙げられます。
着順の方も見ていきますと、前走天皇賞(秋)では、1着が7頭、2着が3頭、3着が2頭、4着が3頭、5着が1頭、6着が2頭、7着が1頭となっていました。
その中で、5着と6着の計3頭はいずれも2番人気、7着の1頭は1番人気となっていました。
前々走の着順も見ていきますと、1着が11頭、2着が6頭、あと5着と7着が各1頭となっていました。
その5着、7着の2頭も人気は1番人気でした。

これを上記の3頭で照らし合わせ見ますと、3頭ともこの過去のデータはクリアしているのがわかります。
と、出走馬で前走天皇賞(秋)を走った残りの馬ですが、その天皇賞(秋)を5番人気で制したエイシンフラッシュ、16番人気7着のジャガーメイル、7番人気13着のトーセンジョーダンの3頭がいます。
昨年のジャパンカップでは、エイシンフラッシュは8着、ジャガーメイルは3着、トーセンジョーダンは2着でした。
そのうち、後者の2頭、ジャガーメイルとトーセンジョーダンは昨年上位着順だっただけに気にはなるところです。
その中でトーセンジョーダンは、昨年の天皇賞(秋)で7番人気1着からジャパンカップでは6番人気2着と、その天皇賞馬としての貫禄を示しましたが、今年は13着からですからデータ通りとなればここは厳しいところです。
同じくジャガーメイルも7着でも16番人気でしたからここは厳しいところです。
あと問題なのはエイシンフラッシュでしょう。
あくまで机上の論理ですが、前走の天皇賞(秋)の5番人気1着からでしたら問題ないところですが、前々走の2番人気9着というのはどうでしょうか。
一応上記のデータでは、前々走下位着順だったのは「5着」と「7着」の2頭のみで、いずれも「1番人気」だったことから、エイシンフラッシュの「2番人気」「9着」というのはどうなのかが思案のしどころかと思います。
何か重箱の隅をつつくようですけど。

それから、前走天皇賞(秋)で3着になった馬に関しても触れておきます。
昨年、ジャガーメイルは、天皇賞(秋)で9番人気9着からジャパンカップでは14番人気3着と波乱の役割を果たしました。
こう見てみますと、どの前走天皇賞(秋)の馬であっても3着のチャンスがあるように思われます。
では実際どうなのでしょうか。
84年以降、
02年の中山競馬場開催を除く27年間、96年の同着2頭を含む3着馬28頭では、前走天皇賞(秋)を走ったのは10頭いてました。
そのうち、上記で挙げた11年の9番人気9着だったジャガーメイルと、94年の11番人気3着だったロイスアンドロイス、そして87年の2番人気8着だったダイナアクトレスの3頭を除く7頭はすべてその天皇賞(秋)では1番人気でした。
その7頭の着順ですが、1着3頭、2着3頭、3着1頭と上位着順でした。
そして、前々走も見てみますと、オールカマー4番人気3着だったロイスアンドロイスを除く残り9頭すべて1番人気か2番人気となっていました。(1番人気5頭、2番人気4頭)
着順は、そのロイスアンドロイスも含めて、1着3頭、2着3頭、3着2頭、4着1頭、5着1頭とすべて掲示板に載っていました。
このデータを元に、出走馬で前走天皇賞(秋)を走った6頭を見てみますと、前々走で1番人気か2番人気で掲示板に載っていたのはフェノーメノ、ルーラーシップ、ダークシャドウの3頭となっていましたが、そのうちその天皇賞(秋)で1番人気になっていたのはフェノーメノで、この3頭の中では一番「3着」になる可能性が高いです。(こんな書き方は変ですけど)
あとの残り2頭も、ジャガーメイル、ロイスアンドロイス、ダイナアクトレスの例もありますので、「3着」の可能性は若干あります。(こういう書き方も変ですけど)
でも、いずれにしても、連対も含めて上位3着以内には、天皇賞(秋)組に関してはこの3頭が
何頭か入る可能性が高いということになるでしょうか。
もちろん、他の路線組が強力なためこの3頭とも入らないことももちろん考えられます。


というふうに、今年も机上の論理でこのように書いてみましたけど、実際どうなることでしょうか。
ちなみに、03年以降の9年間、上位3着以内に前走天皇賞(秋)の馬が何頭入ったかを見てみると、順に、1頭、1頭、2頭、0頭、3頭、2頭、2頭、1頭、3頭となっていました。
06年の0頭を除くと毎年必ず少なくとも1頭の前走天皇賞(秋)を走った馬が入っていました。
その06年のジャパンカップですが、ディープインパクトが出ていたこともあったからでしょうか、出走数も全部で11頭と少なく、その中でも前走天皇賞(秋)の馬も2頭と少ない年でした。
今回は登録の段階で6頭。
今回は、前走天皇賞(秋)の馬には、かなりの注意が必要のようですね。


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どーでもいいつぶやき 第29回マイルチャンピオンシップ [競馬雑感]

どーでもいい話ですけど、グランプリボス、「4枠」といういい枠を引きましたなあ(^_^;)
これを出来レースと見るかまったく関係ない話と見るか、この二者択一で悩んでいる今日この頃です(^_^)

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データからのつぶやき 第48回京王杯2歳ステークスと人気薄の馬 [競馬雑感]

昨年、もう一つのデータとしてこの件について書きましたけれど、今年も追記としてこのデータを昨年の結果を含めて同じ内容で載せておきたいと思います。


02年の東京競馬場改修以降、03年と05年を除く7年で、8番人気以下の下位人気の馬が1頭必ず3着以内に絡んでいました。
内訳は、
04年 1着  9番人気(14頭中) 単勝オッズ 34.7倍
06年 3着 11番人気(14頭中) 単勝オッズ 80.0倍
07年 2着 12番人気(15頭中) 単勝オッズ 45.2倍
08年 1着 14番人気(15頭中) 単勝オッズ 61.9倍
09年 3着  8番人気(17頭中) 単勝オッズ 20.3倍
10年 3着 13番人気(15頭中) 単勝オッズ140.0倍
11年 2着  9番人気(14頭中) 単勝オッズ 36.0倍

3着以内に入らなかった2年のうち、05年では4着に8番人気(10頭中) 単勝オッズ57.9倍の馬が入っていました。
(03年では、6着に9番人気(10頭中)、単勝オッズ142.5倍)の馬が入っていました。)
こう見てみると、毎年下位人気の馬が1頭上位に来ていて、その1頭の単勝オッズの数字も1頭を除けばかなり高いものとなっています。
これを、05年(4着)も含めて、04年から11年まで順にそのそれぞれの人気薄の馬の「枠順」を挙げていきますと、
2枠、2枠、2枠、4枠、2枠、4枠、1枠、3枠となっていて、一目瞭然、内枠中心となっています。

昨年も書きましたが、こういうデータを見ると、まずはその馬を探して勝負してみたいとやっぱり思ってしまいますね。
当然、その馬で勝負しながら裏目に出て結局来ないこともあるでしょう。
また、その馬と違う人気薄の馬が来たりすることもあるでしょう。
また、その勝負した馬がしっかり来たとしても、その馬と一緒に軸として勝負した馬が来なかったり、その馬から流した馬が来なかったりすることもあるかも知れません。
実際昨年は、9番人気のサドンストームを2番手にして、本命馬と2頭軸勝負でいったのですが、サドンストームは2着に来たものの、本命馬ゲンテンが8着と悔しい思いをしてしまいました。
でも、それでもめげずに、今年も検討してやりたいなあと思っております。
こういうデータを見るとやっぱり勝負したくなってしまう悪いクセはなかなか直りません。
ともかく、枠順が決まって、人気オッズがほぼ出揃った時点で改めて検討していきたいと思っています。
そういう意味では、何となく枠順と人気、オッズを見るのが楽しみなところですね。



 


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第50回 アルゼンチン共和国杯と前走条件戦を走った馬 [競馬雑感]

データでも取り上げましたが、前走で条件戦を走った馬が結構絡んでいます。
東京競馬場の馬場改装後の03年以降11年までの9年で見てみますと、前走条件戦を走った馬は1着から3着までの27頭中10頭が入っていました。
内訳は、準オープンが6頭、1000万下が4頭となっていました。
また、05年を除く8年は少なくとも1頭は入っていました。(07年と08年は2頭ずつ)
その前走準オープン戦の6頭の前走の人気と着順ですが、順に、4番人気5着、7番人気1着、1番人気1着、2番人気2着、1番人気1着、1番人気2着となっていました。
それから前走1000万下戦の4頭のその前走の人気と着順ですが、6番人気1着、9番人気1着、1番人気1着、8番人気1着となっていて、人気薄の1着が3頭といたというのが特筆すべきところとなっています。
今回の出走馬で前走準オープン特別を走っていたのは、オーシャンブルーとムスカテールの2頭で、いずれもその前走は1番人気1着でした。
そして、前走1000万下の出走馬は、マイネルマーク1頭で、その人気と着順は7番人気1着でした。
この3頭いずれも、過去のデータに則っており、特に前走1000万下で7番人気1着だったマイネルマークは気になるところですね。
たぶん、この前走条件戦強しのデータはよく知られたところですので、この3頭は穴人気しそうな気配です。
ただ、反対に、前走条件戦以外の馬は27頭中17頭となりますので、前走条件戦だった3頭ともが3着以上を独占するのはやはり考えにくいかと思います。
よって、この3頭の中から2頭入るのかまたは1頭なのか、はたまた05年のように1頭も入らないのか、まずはこの3者択一から始めなくてはならないようですね。
その中では、マイネルマークがやっぱり気になるところですが、他の2頭も捨てがたいところです。
またまたかなり悩むことになりそうですね。


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第146回 天皇賞(秋)と馬場 [競馬雑感]

大阪は今雨です。
さて府中は今日はどうでしょう。
恐らく雨が降りそうですが、馬場は悪化せず良馬場でいけそうですね。
でも、かなり降って稍重以上になったらどうなのでしょうか。
いつものお出かけが中止になったので、恐らくどこかで取り上げているかと思いますが、いい機会ですので私もまとめてみることにしました。

データでの期間、84年以降、02年の中山競馬場開催を除く27年、連対馬54頭で見てみますと、まず、天候に関係なく「稍重」、「重」、「不良」となったのは、そのうち7年(稍重3年、重3年、不良1年)となっていました。
その7年の共通点を探ってみますと、まずその7年中6年で1番人気が意外にも連対していました。(連対しなかったのは91年で、3番人気と4番人気で決まっています。)
ちなみに良馬場の残り20年では1番人気が絡んだのが8レースに留まっていましたので、これはかなりの連対率かと思います。
そしてその「稍重」「重」「不良」での7年の連対馬14頭の前走はすべて掲示板に載っていました。
ただし、「良馬場」の残り連対馬40頭でもそのうち前走掲示板に載っていたのは34頭でしたので、これに関しては全体的な傾向かと思います。

また血統面で気が付いたこととして、「稍重」「重」「不良」での7年連対馬14頭のうち12頭が、父かBMS(母の父)のどちらかがノーザンダンサー系となっていました。
絡んでいなかった2頭ですが、91年3番人気1着だったプレクラスニー、10年4番人気2着のペルーサとなっています。
ちなみに「良馬場」だった20年連対馬40頭を見てみますと、そのうちノーザンダンサー系絡みの馬は17頭となっています。
今回の出走馬で、ノーザンダンサー系絡みの馬は、父ではシルポート、トランスワープ、BMSではフェノーメノ、サダムパテック、トーセンジョーダンとなっていて、合計5頭いました。
前走に関しては関係なさそうに見えますが、一応そのうち前走掲示板に載っていたのはトランスワープ、フェノーメノ、トーセンジョーダンの3頭となっています。

さて、馬場は実際どうなるでしょうか。
すでに結論を出して馬券は購入していますが、もし馬場が稍重以上に変化した時は、改めてかなり悩むことになりそうですね。


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第146回 天皇賞(秋)とミスタープロスペクター系絡みの馬 [競馬雑感]

今回、もう一つ気になるのは、昨年もかなり悩んだのですが、父、あるいはBMS(母の父)がミスタープロスペクター系の馬の取捨選択です。
今回の出走馬で、父がミスタープロスペクター系の馬は、ルーラーシップ、フェデラリスト、エイシンフラッシュ、トゥザグローリーの4頭、BMSがミスタープロスペクター系の馬は、カレンブラックヒル1頭となっています。
ちなみに過去に勝ったのは、01年4番人気1着となったアグネスデジタル1頭のみ。
2着はなしで、3着は2番人気だったアドマイヤムーン1頭のみとなっています。
あと4着以下ですが、8番人気以上の上位人気のみで見てみますと(BMSも含めて9番人気以下の馬が3着以内に入ったことがないため)、複数回出ている馬を含めてのべ7頭いました。
よって、8番人気以上の上位人気馬では、父がミスタープロスペクター系の出走馬は9頭いて、勝率並びに連対率は11.1%、複勝率は22.2%となっていました。
BMSでは、1着となったのは04年1番人気だったゼンノロブロイ1頭、2着も同じく05年1番人気だったゼンノロブロイ、そしてもう1頭06年7番人気だったスウイフトカレントの2頭が入っています。
そして3着は、93年8番人気だったウイッシュドリーム1頭が入っています。
4着以下では、同じく8番人気以上の上位馬で見てみますと、4頭となっていました。
つまり、のべ計8頭いて、勝率は12.5%、連対率は25%、複勝率は50%となっていました。

こう見てみますと、父がミスタープロスペクター系の馬は少々苦戦しているように思われるのですがどうでしょうか。
反対に、BMSがミスタープロスペクター系の馬はそれほど苦戦していないように思われます。
さて、これも机上の論理ですが、実際のところどうなるでしょうか。
今年も悩むところです。


《追記》 レースが終わって

結局、ミスタープロスペクター系産駒の5番人気エイシンフラッッシュが1着、同じく2番人気のルーラーシップが3着となりました。
机上の論理であったとはいえ、ちょっとこだわり過ぎてしまいました。


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第146回 天皇賞(秋)と3歳馬  [競馬雑感]

今回、前走毎日王冠を勝った有力馬カレンブラックヒルやダービー2着馬のフェノーメノ、そして毎日王冠の2着に入ったジャスタウェイの3頭が3歳馬として出走が決まりました。
すでにどこでも3歳馬のデータは出ているとは思いますが、私も同じくまとめてみたいと思います。

84年以降昨年までの27年間で3歳馬が出走した年は15年、全部で24頭出走しています。
その着順の内訳は、

1着 2頭 バブルガムフェロー(96年)、シンボリクリスエス(02年)
2着 4頭 オグリキャップ(88年)、ジェニュイン(95年)、ダンスインザムード(04年)、ペルーサ(10年)
3着 2頭 アドマイヤムーン(06年)、ディープスカイ(08年)
4着 3着
5着 0頭
6着以下 13頭

となっていました。
その率ですが、勝率は8.3%、連対率は25%、複勝率は33.3%となっています。

さて、その連対馬計6頭の共通点ですが、データでも触れましたが、前々走の人気が6頭中5頭が1番人気でした。
あと1頭(ペルーサ)は2番人気となっていました。
また、その6頭の前走の人気も、6頭中5頭も1番人気でした。
あと1頭(バブルガムフェロー)は2番人気となっていました。
つまり、4頭が前々走、前走とも1番人気で、あと2頭もどちらかが1番人気であと片方のレースが2番人気となっていたことになります。
また、6頭の前々走、前走のレースですが、すべて重賞で、前々走は、ダービ-2頭を含め3頭がG1、あとG2が2頭、G3が1頭となっていました。
そして前走は、G1が1頭(秋華賞)、G2が5頭(毎日王冠4頭、神戸新聞杯1頭)となっていました。
それから6頭の天皇賞(秋)当日の人気ですが、1番人気1頭、3番人気2頭、4番人気2頭、13番人気1頭と、6頭中5頭が4番人気以上の上位人気でした。
その13番人気(2着)は、04年のダンスインザムードで、まず牝馬であったこと、そして前走G1の秋華賞で1番人気ながら4着と負けていたことから人気を落としていたものと思われます。
ただ、この馬の前々走も海外のG1アメリカンオークスで1番人気(2着)であったことから、底力はあったように思われます。

他の18頭の3歳馬を見てみますと、前々走、前走とも1番人気だったのは2頭のみとなっていました。
そのうち1頭は01年のトレジャーで、8着と敗れています。
ただ、前走はセントライト記念1番人気2着でしたが、前々走は1000万下特別で1番人気1着となっていました。
もう1頭は08年のディープスカイで、連対はできなかったものの3着に入っていました。
またこのデーィープスカイの前走は神戸新聞杯1番人気1着、前々走はダービーで見事1番人気1着となっていました。
あと、片方が1番人気、片方が2番人気だったのは、こちらも1頭のみと少ないものでした。
その馬は、05年のストーミーカフェで8着と敗れています。
そしてその前走は、神戸新聞杯2番人気8着、前々走は共同通信杯1番人気1着となっています。

それから、ディープスカイ以外で3着だったもう1頭は06年のアドマイヤムーンで、前走は札幌記念で1番人気1着、前々走はダービーで3番人気7着となっていました。

さて今回、
カレンブラックヒルの前走は毎日王冠1番人気1着、前々走NHKマイルも1番人気1着。
今までのデータが今年も繰り返されるならば、まず3着ははずさず、連対も可能性が高いように思われます。
そして、ジャスタウェイの前走は毎日王冠12番人気2着、前々走はダービー15番人気11着、またフェノーメノは前走セントライト記念1番人気1着、前々走はダービー5番人気2着となっていました。
同じように過去のデータを見る限りでは、この2頭にとっては厳しいことになります。

以上、あくまで机上の論理ですが実際のところどうでしょうか。
悩むところですね。


《追記》   レースが終わって

結局1番人気となった3歳馬フェノーメノが2着に入りました。
前々走の人気の「5番人気」というところが過去のデータから厳しいと見て気にはなったのですが、「2着」というところを重視して勝負目に入れた次第です。
でも、面白かったのはその当日の人気と単勝オッズで、最初は3番人気で始まり当日の昼前には2番人気、そして昼過ぎには1番人気に踊り出ていました。
ただ、上位人気3頭とも当時は4倍台前半。
過去で、4倍台で1番人気で連対したのはいないどころか、4倍台での1番人気そのものが皆無でした。
3倍台でも84年以降4頭いましたが、そのうち1頭のみ連対(1着)と厳しいものがありました。
その連対(1着)した馬は04年のゼンノロブロイ。
その単勝オッズは3.4倍でした。
他の連対をはずした3頭はそれ以上のオッズでしたので、その3.4倍が一つの目安となっていました。
ところが、レース10分前、いきなり下がってそのオッズが「3.4倍」。
ちょっとした驚きがありました。
結局そのまま推移して最終的にも「3.4倍」。
そして「2着」。
とにかくこの流れは面白かったです。
これがレース前にヒラメキとなって確信になればいいのですけど、やっぱり振り返っても難しいですね。
過去のデータに反してフェノーメノを入れながら馬券は負けましたけど、こんな感じで結構楽しめて今日はよかったと思います。
負け惜しみですけど。


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第146回 天皇賞(秋)と1番人気の馬  [競馬雑感]

今年も、昨年載せたものとまったく同じ内容のものに昨年のデータを足して、追記しておこう思います。

さて、データのところでは取り上げましたが、1番人気の馬はそれほど連対していません。
2000m芝になった84年以降、02年の中山競馬場開催を含めて昨年までの28年のうち、1番人気が連対したのは15年でした。
しかしながら、その連対にもむらがあって、まず80年代、84年から89年の6年間ではそのうち5年で1番人気は連対していました。
残り1年の1番人気の馬も3着と、結構信頼性がありました。
ところが、90年代になると一変します。
90年から99年までの10年のうち、1番人気が連対したのは、97年2着になった1回のみ。
中には、91年のメジロマックイーンの降着や98年のサイレンススズカの不幸な出来事などあって、ホントに1番人気の馬は、90年代では祟られたように不振でした。
ところが、2000年代になってまた一変します。
00年以降昨年までの12年間、1番人気の馬はそのうち8年も連対しました。
はずした4年のうち1年は、代替で行われた02年の中山競馬場での開催の時で、3番人気と2番人気の組み合わせで決まりました。
ただこの時の1番人気の馬は13着と大きく負けていました。
残り3年は06年と09年と11年で、それぞれ4番人気と7番人気、5番人気と7番人気、7番人気と2番人気の組み合わせで決まっています。
その時の1番人気の馬は、それぞれ5着と3着と4着で、それほど大きく負けてはいませんでした。
さて今年、昨年までの流れの通り、1番人気の馬はがんばって連対してくれるのでしょうか。
または、若干負けて3着~5着あたりで終わってしまうのでしょうか。
はたまた、どうも10年周期で1番人気の傾向が変わっているようなので、今年から90年代のように不振を極めるのでしょうか。
今年もすごく悩むところです。


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データからのつぶやき  さらに菊花賞馬を探る [競馬雑感]

84年以降28年の菊花賞馬28頭のうち、三冠馬は4頭、皐月賞と菊花賞の二冠を取った馬は4頭、ダービーと菊花賞の二冠を取った馬はなしということは先日書きました。
その皐月賞と菊花賞の二冠を取った馬ですが、84年以降、85年のミホシンザン、87年のサクラスターオー、98年のセイウンスカイ、00年のエアシャカールとなっていました。
そのうちミホシンザンとサクラスターオーの2頭はダービーは未出走、セイウンスカイはダービー3番人気4着、エアシャカールはダービー1番人気2着となっていました。
今回の皐月賞馬ゴールドシップはダービーでは2番人気5着で、十分84年以降での5頭目の菊花賞馬の可能性はあります。
また、特に、28頭いた皐月賞馬はそのうち12頭が菊花賞未出走、残り菊花賞出走の16頭中三冠馬4頭を含む半数の8頭が菊花賞優勝と確率的には高いものがあります。

では、逆に皐月賞馬が菊花賞を取れなかった20年(未出走時も含む)ではどうなのでしょうか。
いわゆる第3の馬を探ってみようということです。
そのうち、皐月賞とダービーの両方を走った経験を持つ馬は5頭(ライスシャワー、ビワハヤヒデ、ナリタトップロード、サッツザプレンティ、アサクサキングス)で、いずれも菊花賞当日は5番人気以上でした。
そして、ダービー未出走で皐月賞のみ走った馬はなしで、皐月賞未出走でダービーのみ走った馬は3頭(レオダーバン、ダンスインザダーク、マチカネフクキタル)で、こちらも当日の人気は3番人気以上の上位人気でした。
よって、3歳クラシック2レースのうち少なくとも1回は走った経験を持つ、皐月賞馬、ダービー馬を除く菊花賞馬は全部で8頭ということになります。
ということは、皐月賞、ダービの両方未出走で菊花賞を制したのは12頭ということになります。
その12頭の前走を見てみることにします。
阪神が新コースになってからの2400m施行の神戸新聞杯が2頭、それ以前の神戸新聞杯が2頭、秋のトライアルとなっていた京都新聞杯が3頭、セントライト記念が1頭と、前走重賞はその12頭中8頭も占めていました。
そのうち6頭がその前走で掲示板に載っていました。(残り2頭は6着)
そして残り4頭は、前走1000万下特別レースだったのが2頭、1500万下特別レースだったのが1頭、1400万下特別レースっだったのも1頭で、1着が3頭、2着が1頭となっていました。
また、その12頭中前々走が1000万下(900万下)のレースだったのは8頭で、その着順は1着が6頭、5着が2頭でした。
あと残り4頭の前々走は重賞で、2着3頭、3着1頭でした。

以上、細かくいろいろ書いてみましたが、ともかく出走馬と丁寧に照らし合わせながらさらに検討を重ねていきたいと思っています。


《追記》 まだ人気とオッズがわからないですけど、前々走500万下のレースだった馬を除けば、今の段階で今回の菊花賞馬と目されるのは、ゴールドシップ、マウントシャスタ、ユウキソルジャーの3頭のうち1頭ということになりますが、さてどうでしょう。結論早過ぎ^^;


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データからのつぶやき 皐月賞馬、ダービー馬の菊花賞での成績 [競馬雑感]

昨日に続き、よく知られた表題のデータをまとめて載せようと思ったのですが、ダービー馬のディープブリランテが残念ながら出走回避してしまったので、ダービー馬のデータを載せる意味がなくなってしまいました。
でも、せっかくまとめたので、また来年のこともありますので、まずダービー馬の菊花賞での成績を先に載せておこうと思います。
データでの期間と同じ、84年以降、28年間、ダービー馬28頭のうち、出走馬17頭(未出走にはノーリーズンも含む)で見ていきます。
1着 4頭(いずれも三冠馬)
2着 3頭
3着 3頭
4着 2頭
5着 1頭
6着以下 4頭
となっていました。
勝率は、23.5%
連対率は、41.1%
複勝率は、58.8%
となっています。

皐月賞も同じく28頭で、菊花賞出走馬は16頭。
1着 8頭(うち4頭が三冠馬)
2着 2頭
3着 1頭
4着 1頭
5着 0頭
6着以下 4頭
となっていました。
勝率は、50%
連対率は、62.5%
複勝率は、68.7%
となっていました。

こう見てみますと全体的には皐月賞馬の方が勝っているように見えますが、2着3着の方はダービー馬の方が勝っているように見えます。

いずれにせよ今年はダービー馬で悩むことはなくなりました。
あとは、皐月賞馬ゴールドシップを本命にするのか、相手にするのか、まったく入れないのかの三者択一の検討ということになりましたね。
でも、上記のデータからは、まったく入れないというのは想定しづらいので、実際は本命にするのか相手にするのかの二者択一ということになると思います。
これは、簡単そうで難解ですね。
ともかく、早急に結論を出さずに、第三の馬も検討しながら本命馬を探っていこうと思っています。

データからのつぶやき 菊花賞と二冠馬 [競馬雑感]

今回、皐月賞馬とダービー馬が出てきて、焦点はどちらが勝つのか、または第三の馬が勝つのか、この三者択一となってきました。
言わずと知れたことですが、データで出した期間、84年以降28年間で三冠馬は4頭。二冠馬は9頭いてます。
そしてこれも知れた話ですが、二冠馬のうち、皐月賞と菊花賞を制したのは4頭。ダービーと菊花賞皐月賞を制したのは5頭。
そして、ダービーと菊花賞を制したのはいません。
さあ困った^^;
たかがデータ、されどデータ。
その上に、残り15年は、3レースとも違う勝ち馬ということになります。
さらに悩みますね。
ともかく、勘にも頼ってじっくり検討したいと思います。