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第29回 ファンタジーステークスのデータ [競馬データ]

96年以降、阪神競馬場開催の20年、21年、22年を除く25年、連対馬50頭、3着馬25頭からです。


まず連対馬の当日の人気の組み合わせですが、19年までの24年では、うち、97年、00年、01年~07年、12年、17年、18年の半分の12年の連対馬は1番人気から5番人気の中で決まり、残る半分の12年(96年、98年、99年、08年~11年、13年~16年、19年)は、「1番人気から5番人気」の中の1頭と「6番人気以下」の中の1頭との組み合わせとなっていました。
しかしながら、昨年23年の組み合わせは、「15番人気-9番人気」と下位人気同士の組み合わせとなりました。
また、3着馬まで広げますと、その昨年23年を除くと、13年(4番人気-7番人気-15番人気)を除いて3着以内に1番人気から5番人気までの馬が毎年少なくとも2頭が入っていました。(13年では、4着に1番人気が入っていました)
昨年23年は、3着まで含めますと、「15番人気-9番人気-12番人気」とすべて下位人気での組み合わせとなり、3連単の配当が230万円台と大荒れとなっています。(4着には1番人気が入っていました)
そのうち、3着までに1番人気から5番人気までの中から3頭入っていたのは、
97年「1番人気-5番人気-3番人気」
02年「1番人気-5番人気-4番人気」
04年「2番人気-4番人気-3番人気」
06年「3番人気-2番人気-1番人気」
07年「4番人気-1番人気-2番人気」
17年「5番人気-3番人気-1馬人気」
の6回となっています。


次に臨戦過程ですが、前走新馬戦を勝ってこのレースに挑んで連対した馬は11頭いました。
その新馬戦での人気は、1番人気が7頭、2番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気1頭となっています。
また、その11頭の前走の新馬戦での上がりですが、ダート芝関係なくそのうち7頭が1番上がりの速い競馬をしていて、あと4頭のうち2頭は、ほぼ1番に近い2番目の上がりを記録していました。
その11頭のこのファンタジーステークスでの当日の人気ですが、6番人気、4番人気、2番人気、2番人気、7番人気、4番人気、1番人気、5番人気、4番人気、6番人気、15番人気となっていました。
また3着馬では、前走新馬戦だったのは25頭中2頭(両馬とも新馬戦では1番人気)となっています。
その2頭の前走の新馬戦での上がりは、1頭がダート戦で2番目の時計でした。
そしてもう1頭は1番時計の上がりをマークしています。
また、その2頭のファンタジーステークスでの当日人気は、4番人気、8番人気となっていました。
今回の登録馬で、前走新馬戦勝ちで4番人気以上だったのは、3番人気1着のゴージャス、同じく3番人気1着のメラヴェンデルの2頭となっています。
そのうち、ゴージャスが2番時計となっていました。

それから、連対馬で前走1勝クラス(500万下)のレースから挑んだ馬は12頭いました。
その前走の着順ですが、1着が5頭、2着が5頭、3着が2頭となっていました。
その中の3着の2頭の前々走ですが、オープン特別か重賞でした。
また3着馬で前走1勝クラス(500万下)のレースだったのは、4頭(3頭がサフラン賞1番人気1着、1頭がりんどう賞3番人気2着)となっていました。
今回の登録馬で、前走1勝クラス(500万下)で3着以上だった馬は、りんどう賞3番人気1着だったヴーレヴー、同じくりんどう賞1番人気3着だったダンツエランの2頭がいます。

それから、連対馬で前走重賞だった馬は12頭いました。
内訳は、函館2歳(3歳)S 3頭(3着、2着2頭)、小倉2歳S 3頭(1着、2着、13着)、札幌2歳S 1頭(3着)、デイリー杯2歳S 3頭(6着が2頭、7着が1頭)、ディリー杯2歳S 1頭(6着)、新潟2歳S 1頭(2着)となっています。
また、前走重賞以外の他の連対馬で、前走より前に重賞を経験していたのは4頭で、それを含めて結局全体的に連対馬50頭中重賞経験馬は計16頭と意外に少ないものとなっています。
3着馬で前走重賞だったのは25頭中7頭(札幌3歳S3着(2頭)、函館2歳S1着(2頭)と2着、新潟2歳S4着(2頭))となっていました。
今回の登録馬で前走重賞だった馬は、函館2歳S4番人気5着のカルプスペルシュ、小倉2歳S7番人気9着のタマモテイーカップの2頭となっています。
あと、前走が重賞以外で、前々走までで重賞を走っていた登録馬は、前々走新潟2歳S10番人気7着スリールミニョンがいます。

それから連対馬の残り15頭の前走ですが、10頭がオープン特別、5頭が未勝利戦となっていました。
その連対馬の前走オープン戦の10頭ですが、08年13番人気で1着となったイナズマアマリリス、16年12番人気で2着となったショーウェイ以外の8頭は、当日人気では4番人気以上の上位人気となっていました。
3着馬の前走オープン特別は7頭(そのうち6頭が前走1着、1頭が前走3着、当日人気は、1番人気4頭、4番人気、5番人気、11番人気が各1頭)
今回の登録馬で前走オープン特別だった馬は、前走シンガポールTC賞1番人気1着のカワキタマナレア、前走ききょう賞5番人気1着のスリールミニョン、前走カンナS4番人気2着のモズナナスターの3頭となっています。

また、連対馬の前走未勝利戦の5頭は、09年5番人気2着のベストクルーズ(前走未勝利戦は1番人気1着)、10年4番人気1着馬のマルモセーラ(前走未勝利戦は3番人気1着)、11年4番人気2着のアンチュラス(前走未勝利戦1番人気1着)、15年5番人気1着馬キャンディバローズ(前走未勝利戦1番人気1着)、18年1番人気1着のダノンファンタジー(前走未勝利戦1番人気1着)となっていました。
3着馬の前走未勝利戦は6頭(前走は4頭が1番人気1着、あと2番人気1着と4番人気1着、当日は2番人気が1頭、3番人気が2頭、10番人気が2頭、15番人気が1頭)となっていました。
このように、09年から3年連続で連対、そして、続く13年、14年でも3着馬で前走未勝利戦の馬が入り、さらに15年は1着、また16年は3着、18年は1着に、それぞれ前走未勝利戦の馬が入るなど、前走未勝利戦の馬にも一応は要チェックかと思います。


次に血統ですが、父もしくは母の父(BMS)でノーザンダンサー系絡みの馬の活躍が目立っています。
連対馬50頭中30頭がノーザンダンサー系絡みでした。
また、3着馬25頭中14頭がノーザンダンサー系絡みでした。
特に、96年から01年までの6年連続で父かBMSのどちらか、もしくは両方でノーザンダンサー系が連に絡んでいました。
また、05年、それから08年から10年までの3年連続、そして12年でも同じく1着、2着両方で絡んでいました。
ただし、04年、06年、14年の3年は、上位3着以内にノーザンダンサー系絡みの馬は入りませんでした。
ちなみに今回の登録馬でノーザンダンサー系絡みの馬は、カワキタマナレア、ヴーレヴー、スリールミニョン、ラヴェンデル、モズナナスター、ニシノクードクール、タマモテイーカップの7頭となっています。

あと、連対馬でノーザンダンサー系が絡まなかった18頭ですが、すべて02年以降で、
02年2着のシーイズトウショウ(5番人気)
03年2着のロイヤルセランガー(3番人気)
04年1着のラインクラフト(2番人気)
04年2着のモンローブロンド(4番人気)
06年1着のアストンマーチャン(3番人気)
06年2着のイクスキューズ(2番人気)
07年2着のエイミアットピップ(1番人気)
11年2着のアンチュラス(4番人気)
13年1着のベルカント(4番人気)
14年1着のクールホタルビ(14番人気)

14年2着のダノングラシアス(1番人気)
15年1着のキャンディバローズ(5番人気)
16年2着のショーウェイ(12番人気)
17年1着のベルーガ(5番人気)
17年2着のコーディエライト(3番人気)
18年1着のダノンファンタジー(1番人気)
18年2着のベルスール(4番人気)
19年1着のマジックキャッスル(1番人気)
23年1着のカルチャーデイ(15番人気)
23年2着のドナベティ(9番人気)
と、クールホタルビ、ショーウェイの2頭を除く残り16頭はすべて5番人気以上の上位人気となっていました。


あと毛色ですが、
1着馬では鹿毛が13頭と最も多く、続いて栗毛が6頭、黒鹿毛が4頭、芦毛、青毛が各1頭となっていました。
2着馬では、同じく鹿毛が11頭と最も多く、続いて黒鹿毛が5頭、栗毛が3頭、芦毛、青毛が各2頭、青鹿毛、芦毛が各1頭となっています。
3着馬では、鹿毛が9頭と最も多く、続いて黒鹿毛が8頭、栗毛と芦毛が各4頭となっていました。


以上ですが、25回中1番人気馬が3着以内に入ったのは13回となっていますので、まずは1番人気の取捨選択からですね。
ちなみに、1番人気が3着以内に入らなかった残りの12回での1番人気に代わる最高位人気ですが、2番人気が6頭、3番人気が3頭、4番人気が2頭、あと9番人気となっていました。
今年も、人気が出てから 上記のデータと照らし合わせながら検討し、結論を出していこうと思います。

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