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第65回 京成杯オータムハンデのデータ [競馬データ]

94年以降、02年、14年の新潟競馬場開催を除く過去24年、連対馬48頭、3着馬24頭からです。


毎年触れていますが、血統でノーザンダンサー系絡みの馬の連対が目立っています。
連対馬48頭中29頭がノーザンダンサー系絡みでした。
特に、94年と、97年から99年までの3年間連続、01年、03年、それから06年から08年までの3年連続、16年、そして18年と、1着2着共にノーザンダンサー系絡みの馬が連を占めていました。
(このレースが新潟で行われた年の02年、その年の10月に行われた富士Sは、東京ではなく中山で同じ施行で行われたのですが、その連対馬2頭ともノーザンダンサー系絡みでした)
ただ逆に、1着2着共にノーザンダンサー系絡みではなかった年が、95年、05年、09年、11年、15年、17年と6回ありますので、このあたり注意が必要かと思います。
ちなみに、この時の連対馬の当日人気は、95年が4番人気と1番人気、05年が3番人気と4番人気、09年が2番人気と14番人気、11年が2番人気と7番人気、15年が13番人気と11番人気、17年が1番人気と11番人気となっていて、09年の2着馬(アップドラフト)と11年の2着馬(アプリコットフィズ)、15年の1着馬(フラアンジェリコ)、15年の2着馬(エキストラエンド)、17年の2着馬(ガリバルディ)の5頭を除く12頭中7頭は4番人気以上の上位人気でした。
それから、さらに広げて見ても、ノーザンダンサー系絡みではなかった19頭の当日人気は、09年の14番人気2着馬(アップドラフト)、10年の7番人気2着馬(キョウエイストーム)、11年の7番人気2着馬(アプリコットフィズ)、12年の6番人気2着(スマイルジャック)、15年の13番人気1着馬(フラアンジェリコ)、15年の11番人気2着馬(エキストラエンド)、17年の11番人気2着馬(ガリバルディ)の7頭以外の12頭は1番人気から5番人気の中の上位人気となっていました。
ただ、15年、連対馬2頭ともノーザンダンサー系絡みではなく、さらに2頭とも二桁人気と大荒れとなりましたので、このデータの取捨選択も悩むところですね。

同じく3着馬も見てみますと、24頭中ノーザンダンサー系絡みの馬は17頭となっていました。
あと残りのノーザンダンサー系絡みではなかった7頭の当日人気は、2番人気、6番人気、7番人気、2番人気、3番人気、2番人気、2番人気と、7頭中5頭が3番人気以上の上位人気でした。
ちなみに、今回の出走馬16頭でノーザンダンサー系絡みなのは、シゲルピンクダイヤ、ジャンダルム、ストーミーシー、ミッキーブリランテ、メイケイダイハードの5頭となっています。


次に毛色ですが、連対馬では鹿毛が26頭、黒鹿毛が11頭、栗毛が6頭、青鹿毛が5頭となっています。
また、連対馬の毛色の組み合わせですが、鹿毛同士で決まった年は6年で、逆に鹿毛と黒鹿毛あるいは青鹿毛のいわゆる濃い毛色との組み合わせは10年となっていました。
あと8年は、青鹿毛と栗毛、黒鹿毛と黒鹿毛、栗毛と黒鹿毛、青鹿毛と黒鹿毛が各1回、そして栗毛と鹿毛が4回となっています。
つまり、24年中14年は少なくとも1頭は黒鹿毛あるいは青鹿毛の濃い毛色が絡んでいたことになります。
ちなみに、今回の出走馬で濃い毛色の馬は、黒鹿毛は、アンドラステ、シゲルピンクダイヤ、ジャンダルム、スイープセレリタスの4頭、青鹿毛馬は、無しとなっています。
それから3着馬では、鹿毛が12頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が3頭、青鹿毛、芦毛が各1頭となっていました。



臨戦過程で前走の傾向ですが、連対馬では、02年に行われた中山競馬場改装以前は前走着順がすべて掲示板に載った馬ばかりでしたが、それに対して改装以降の03年~17年(14年の新潟開催は除く)では、(4着、9着)(7着、10着)(4着、14着)(12着、1着)(1着、4着)、(7着、13着)、(2着、7着)、(2着、7着)、(1着、12着)、(1着、6着)、(1着、3着)、(11着、9着)、(11着、15着)、(2着、9着)、(1着、2着)、(1着、4着)と、32頭中16頭、掲示板を外した馬となっていて、明らかに傾向が変わってきています。
この16年間、07年、14年、18年、19年を除く12年で、少なくとも1頭、前走掲示板を外した馬が連対していました。
2頭共では、そのうち4年となっています。
前々走の着順でも、32頭中掲示板を外したのは17頭と、前走と似通っています。
その16年間の前々走の着順ですが、05年、13年、16年、17年、18年を除いて少なくとも掲示板を外した馬が1頭入っていました。
2頭共では、そのうち7年にもなっています。

3着馬では、その中山開催での過去16年では、16頭中12頭が前走、掲示板に載っていました。
また前々走では、16頭中9頭が掲示板に載っていました。
この辺り、連対馬とは違う傾向を見せています。


年齢では、連対馬では、5歳が17頭と最も多く、続いて4歳が11頭、6歳が7頭、3歳と7歳が各6頭、8歳が1頭となっていました。
3着馬では、4歳が7頭、5歳が6頭、3歳が5頭、6歳、7歳が各3頭となっています。


それから当日の1番人気ですが、1着が6頭、2着が2頭と、24年間8連対であまり良い成績ではありません。
あと、3着が3頭、5着も3頭、6着が2頭、7着が2頭、9着が3頭、10着と11着と14着が各1頭となっています。


それからこのレースはハンデ戦ですが、過去24年間を見てみますと、56kg以上の重量を背負った馬が、10年と19年を除いて毎年3着以上の上位に1頭ないし2頭は入っていました。
(初めてこのデータが途絶えた10年の重量の組み合わせは、55kg-54kg-54kg、2回目の19年の組み合わせは、52kg-53kg-55kgとなっていました)
今回の出走馬で56kg以上の重量の馬は、57kgアストラエンブレム、ストーミーシー、56kgのエントシャイデン、ジャンダルムの計4頭となっています。
重量56kg以上の馬が3着以内に少なくとも1頭入る確率的にかなり高いですが、さて今年はこの4頭の中から1頭ないし2頭、入るのでしょうか。
ちなみに、1頭も3着以内に入らなかった10年ですが、14頭中56kg以上の重量の馬は4頭の出走で、最高位は57kgの重量の3番人気のサンカルロの5着でした。
また、昨年19年は、16頭中56kg以上の重量の馬は3頭の出走で、最高位は56kgの重量のストーミーシーの6着でした。


以上ですが、今年も人気とオッズが出てから、まずはノーザンダンサー系絡みの馬の取捨選択、黒鹿毛馬4頭の取捨選択、1番人気馬の取捨選択、そして重量56kg以上の4頭の取捨選択と、このそれぞれの難解な取捨選択を一つ一つ検証しながら結論を出していこうと思います。

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