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第37回 フェブラリーステークスのデータ [競馬データ]

G1になった97年以降、03年の中山競馬場開催を除く22年、連対馬44頭、3着馬22頭からです。


まず、当日の人気からですが、98年の「6番人気と8番人気」、09年の「6番人気と3番人気」、12年の「7番人気と4番人気」、そして13年の「3番人気と9番人気」の組み合わせで決まった4年以外は、1番人気か2番人気のどちらかもしくは両方(06年と16年と19年)が絡んでいました。
そのうち1番人気は、22年中12年で連に絡み、その単勝オッズは最低で1.3倍、最高で3.5倍でした。
ちなみに、1番人気で連をはずした10頭の単勝オッズですが、最低で1.5倍(12年7着のトランセンド)、最高で5.1倍となっていました。

それから当日の単勝オッズですが、44頭中29頭が一桁台となっていました。
残りの二桁台の15頭は、10頭が10倍台で、あと5頭は20.6倍(09年1着のサクセスブロッケン)、21.5倍(98年2着のメイショウモトナリ)、24.3倍(12年1着のテスタマッタ)、26.3倍(13年2着のエスポワールシチー)、272.1倍(14年1着のコパノリッキー)となっています。

3着馬では、1番人気が3頭、2番人気が4頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭と、以上上位人気は22頭中12頭となっていました。
その12頭の単勝オッズは一桁台でした。
残り10頭ですが、人気は6番人気が2頭、7番人気が3頭、8番人気が1頭、9番人気が2頭、10番人気、11番人気が各1頭となっていて、その10頭とも単勝オッズは二桁台で、最低が10.2倍、最高が45.1倍となっていました。


次に血統ですが、連対馬の父では、ヘイルトゥリーズン系が15頭と最も多く連対していました。
そのヘイルトゥリーズン系の内訳は、ゴールドアリュールがのべ8頭、ブライアンズタイムが2頭、あとサンデーサイレンス、タイキシャトル、フジキセキ、シンボリクリスエス、マンハッタンカフェが各1頭となっていました。
続いて、ノーザンダンサー系が11頭連対と続いています。
そのノーザンダンサー系の内訳は、トップサイダー系延べ4頭、ストームバード系も延べ4頭、ニジンスキー系3頭となっていました。
続いてミスタープロスペクター系が9頭、ナスルーラ系が5頭(いずれもボールドルーラ系)、トゥルビョン系、アクアク系、リボー系、アイスカペード系(ワイルドラッシュ)が各1頭となっていました。

3着馬の父の血統では、ミスタープロスペクター系が10頭と最も多く、続いてヘイルトゥリーズン系が5頭(ブライアンズタイムが2頭、サンデーサイレンス、フジキセキ、シンボリクリスエスが各1頭)、あとノーザンダンサー系(ストームバード系)、ナスルーラ系(ボールドルーラ系)が各のべ2頭、テディ系、エルバジェ系、アクアク系が各1頭となっていました。

BMS(母の父)では、ナスルーラ系の馬が44頭中11頭連対していました。
特に最初の7年は片方か両方で絡んでいました。
その後6年の連対馬では1頭も絡んでいませんでしたが、11年に1着で7年ぶりに連に絡みました。(3着馬では07年に来ています)
その後半の15年の連対馬30頭のBMSを見てみますと、ヘイルトゥリーズン系が9頭、ミスタープロスペクター系が9頭、ノーザンダンサー系が7頭、ナスルーラ系が3頭、アクアク系がのべ2頭となっています。

3着馬のBMSですが、ノーザンダンサー系が7頭、あと、ミスタープロスペクター系、サンデーサイレンス系が各4頭、ナスルーラ系、リボー系が各3頭、アリダー系が1頭となっていました。


年齢は、1着馬では5歳馬が11頭と最も多く、続いて4歳馬が7頭、6歳馬が4頭となっていました。
2着馬では4歳馬が9頭と最も多く、続いて5歳馬と7歳馬が各4頭、6歳馬が3頭、8歳馬が2頭となっています。
3着馬では5歳馬が8頭と最も多く、6歳馬が7頭、7歳馬が4頭、4歳馬が2頭、8歳馬が1頭となっていました。


毛色は、1着馬では栗毛が9頭、鹿毛が7頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛と栃栗毛が各1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が13頭と最も多く、続いて栗毛が6頭、黒鹿毛と芦毛と栃栗毛が各1頭となっています。
3着馬では栗毛が8頭、鹿毛が7頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛が3頭となっています。


次に臨戦過程ですが、前走の人気では、まず連対馬では1番人気が18頭、2番人気が5頭、3番人気が12頭、4番人気が5頭と、42頭中38頭が着順とは関係なく、1番人気から4番人気の上位人気でした。
それ以下の人気の4頭は、そのうち3頭が前走根岸ステークスで、それぞれ8番人気1着、5番人気3着、6番人気1着となっていました。
またその3頭の前々走の着順は、それぞれ準オープン7番人気1着、東京大賞典4番人気3着、チャンピオンズカップ6番人気9着となっていました。
ちなみに今回の登録馬で、前走根岸ステークス、5番人気以下の下位人気、3着以上で該当する馬は、9番人気3着だったスマートアヴァロンがいます。
その前々走は、オープン特別5番人気3着となっています。
あと1頭は、前走チャンピオンズカップ8番人気1着で、前々走は南部杯2番人気5着となっていました。
今回の登録馬では、それに該当する馬はいません。

3着馬の前走の人気では、1番人気が7頭、2番人気が2頭、3番人気が4頭と、4番人気3頭と、1番人気から4番人気までの上位人気が計16頭で、連対馬に比べて少なくなっています。
残り6頭ですが、5番人気2着、6番人気5着(東京大賞典)、8番人気2着、11番人気1着、5番人気3着(東京大賞典)、9番人気11着(チャンピオンズC)と3頭を除くといずれも連対していました。
これに該当する登録馬は、ノンコノユメ(東京大賞典5番人気2着)、タイムフライヤー(前走チャンピオンC8番人気8着)の2頭となっています。

続けて連対馬の前々走の人気も挙げておきますと、連対馬では1番人気が14頭、2番人気は16頭、3番人気が5頭、4番人気が5頭と、42頭中38頭が1番人気から4番人気でした。
あと残り4頭ですが、7番人気1着(準オープン)と10番人気7着(ジャパンカップダート)、11番人気5着(ジャパンカップダート)、6番人気9着(チャンピオンズカップ)となっています。

それから3着馬の前々走の人気ですが、22頭中14頭が1番人気から4番人気でした。
あと残りの8頭は06年から08年までの3年連続と11年、12年、15年、18年の3着馬で、それぞれ8番人気8着(ジャパンカップダート)、8番人気5着(ジャパンカップダート)、12番人気14着(芝の京都金杯)、10番人気4着(ジャパンカップダート)、5番人気2着(ジャパンカップダート)、5番人気5着(JBクラシック)、11番人気4着(チャンピオンズカップ)、6番人気1着(武蔵野ステークス)となっていました。
ちなみに今回の登録馬24頭では、前走も前々走も1番人気から4番人気の上位人気だった馬は8頭います。
こう見ますと、今年も、過去の臨戦過程からのデータからでも、登録馬のほとんどが連対あるいは3着になる可能性があることがわかります。


次に、前走のレース別で見てみます。
まず連対馬ですが、前走で多く連対馬を出したレースは地方のG1レース東京大賞典の8頭となっています。
その人気は1番人気が3頭、2番人気、3番人気が各2頭、4番人気が1頭となっていました。
今回、前走東京大賞典で4番人気以上の上位人気だった登録馬は、4番人気(3着)のゴモジアナフレーバー1頭となっています。

続いて前走で多かったのは平安ステークスと地方の川崎記念の各6頭で、平安Sの前走の着順は、6頭とも掲示板に載っていて、その人気は1番人気1頭、3番人気5頭となっていました。
しかしながら、16年から平安Sは1月から施行が変わって5月に変更になりましたので、今回も前走平安Sの馬の登録馬はいません。
それから前走川崎記念の連対馬6頭ですが、そのうち2頭は同一馬(シーキングザダイヤ)で2回とも2着でした。
そしてその前々走は2回とも地方交流重賞で連対していました。
あと4頭のうち1頭は、09年の勝ち馬サクセスブロッケンで前走2番人気3着、前々走は3番人気3着でした。
あと1頭は10年2着のテスタマッタで、前走は4番人気3着、前々走は3番人気3着となっていました。
もう1頭は、11年2着のフリオーソで、前走は1番人気1着、前々走は2番人気2着となっていました。
そしてもう1頭は、14年2着のホッコータルマエで、前走も前々走も1番人気1着でした。
今回の登録馬で前走川崎記念で3着以上だった馬は、3番人気3着だったデルマルーヴル1頭となっています。
次に前走のレースで多かったのは、G1のジャパンカップダートでした。
その前走も前々走も連対していました。
ただし、16年からジャパンカップダートはなくなって、代わって競馬場も施行も変わったチャンピオンズCとして生まれ変わっています。
そのチャンピオンズCからは、16年にノンコノユメが3番人気2着からこのフェブラリーで1番人気2着と連対、17年にゴールドドリームが2番人気11着からこのレース2番人気1着、18年に同じくゴールドドリームが8番人気1着からこのレース1番人気2着となっています。

その前々走は、16年のノンコノユメ、17年のゴールドドリームとも前々走は武蔵野Sで、それぞれ1着、2着と連対していました。
18年のゴールドドリームの前々走はマイルCS南部杯で2番人気5着となっています。
しかしながら、今回の登録馬で前走チャンピオンズCだった馬の登録はありません。
続いて前走根岸Sが7頭いました。
その内訳は、そのうち1着が5頭、2着、3着が各1頭でした。
またその前々走ですが、2着、3着が各3頭、9着(チャンピオンズカップ)となっていました。
今回9頭の前走根岸Sだった馬が登録していますが、その中でこのデータに該当するのは、9番人気3着だったスマートアヴァロン(前々走5番人気3着)の1頭となっています。
あと、準じる形で、3番人気1着だったモズアスコット(前々走マイルCS(1600m芝のG1)7番人気14着)にも要注意です。
それから、前走東海Sだった馬が3頭いました。
まずは15年の連対馬で、その前走東海Sでの人気着順は、1番人気1着、3番人気3着となっていました。

前々走はそれぞれ、東京大賞典2番人気2着、チャンピオンズカップ4番人気10着となっています。
もう1頭は19年1着馬で、その前走は1番人気1着、前々走も準オープン特別1番人気1着となっていました。

今回の登録馬では、前走東海S3番人気2着のヴェンジェンス(前々走チャンピオンC10番人気7着)、3番人気3着だったインティ(前々走チャンピオンC3番人気3着)の2頭が登録しています。
続いて前走芝のレースだった連対馬が2頭いました。
まず1頭は、98年6番人気で1着となったグルメフロンティアで、前走は中山金杯1番人気1着、前走も愛知杯2番人気2着と好走していました。
それまでのダート経験は、7戦して3勝2着1回と条件戦ではありましたけれど、そこそこ好走していました。
あともう一頭は、02年1番人気で1着となったアグネスデジタルで、前走は海外重賞の香港C(2000m芝)で1着、前々走も天皇賞(秋)で1着となっていました。
それまでのダート経験も、12戦して7勝2着3回3着1回と素晴らしい戦績を収めていました。
今回の登録馬で前走芝のレースを走った馬は、前走東京新聞杯(1600m芝)5番人気3着だったクリノガウディ1頭がいますが、過去にダートを走った経験はありません。
あと残り2頭は、まず前走ガーネットSの1頭で、こちらも前走1着、前々走も1着でした。

しかし、今回はこれに該当する馬の出走はありません。
もう1頭は、16年、16番人気と最低人気で勝ったコパノリッキーで、前走は中山のオープン特別で3番人気9着、前々走は東京のオープン特別で1番人気10着となっていました。

次に3着馬の前走のレースも見ていきますと、地方交流重賞が9頭(1着、3着、5着、1着、1着、3着、2着、2着、7着)と最も多く、続いて根岸Sが6頭(そのうち5頭が連対し、あと1頭は2番人気11着)、それから、ジャパンカップダート(3番人気1着)、シリウスS(8番人気2着)、平安S(4番人気1着)、銀嶺S(1番人気1着)、芝の阪神牝馬S(3番人気1着)、チャンピオンズC(9番人気11着)、東海S(4番人気1着)が各1頭となっています。
ちなみにこの前走阪神牝馬Sだったのは、01年4番人気3着だったトゥザヴィクトリーで、このフェブラリーSが初ダートでした。


最後に枠番の出目ですが、
1着馬では8枠が5頭と最も多く、続いて7枠が4頭、2枠と5枠と6枠が各3頭、4枠が1頭、1枠と3枠が各1頭となっていました。
2着馬では3枠と7枠が各4頭と最も多く、続いて4枠と5枠と6枠が各3頭、1枠と2枠が各2頭、8枠が1頭となっていました。
3着馬では5枠が5頭と最も多く、続いて8枠が4頭、1枠と2枠と3枠が各3頭、6枠が2頭、4枠7枠がそれぞれ1頭となっています。


以上ですが、今年も難解ですね。
とりあえず当日の人気が出てからの検討となるかと思います。
まずは、21年中17年で1番人気か2番人気のどちらか、あるいは両方連対していたことから、ここからの取捨選択からとなりますね。
それを基に、上記のデータを一つ一つ検証しながら、まずは本命馬を決めていこうと思っています。

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