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第113回 京都記念のデータ [競馬データ]

95年以降25年、連対馬50頭、3着馬25頭からです。
11年からそれまでより1週早い開催となっています。


まず父の血統ですが、連対馬50頭中最も多かったのはヘイルトゥリーズン系の21頭でした。
内訳は、サンデーサイレンスの仔が14頭(ディープインパクト(6頭)、マーベラスサンデー、アグネスタキオン、アドマイヤベガ、スペシャルウイーク、ゼンノロブロイ、ダンスインザダーク、ネオユニヴァース、ステイゴールド)、サンデーサイレンスが5頭、サンデーサイレンスの孫が1頭(ディープスカイ)、グラスワンダーが1頭と、圧倒的にサンデーサイレンス系が多くなっています。
そのサンデーサイレンスの仔の14頭のうち13頭は、08年からの19年までの11年間のものとなっています。(あと1頭は、05年1着馬のシルクフェイマス)

サンデーサイレンス系の中のディープインパクト産駒ですが、13年に1着2着、14年に2着、16年に2着、17年に2着、18年に2着と、昨年19年までの7年間で6頭連対していました。(そのうちトーセンラーが13年1着、14年2着)
続いて多かったのは、ナスルーラ系の13頭(グレイソブリン系が6頭、レッドゴッド系が4頭、ネヴァーベンド系が2頭、ボールドルーラ系が1頭)でした。
そのうち8頭が1着となっています。
またそのうち12頭は95年から06年までの12年間のものとなっています。(あと1頭は、10年の2着馬ジャガーメイル)
続いてノーザンダンサー系が8頭、ミスタープロスペクター系が6頭、サッカーボーイが2頭となっていました。
そのうち、15年の連対馬の父はスタープロスペクター系のキングカメハメハ産駒のワンツーとなっています。

3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が13頭(サンデーサイレンスの仔が9頭、サンデーサイレンスが2頭、リアルシャダイとブライアンズタイムが各1頭)と最も多く、続いてネイティヴダンサー系が4頭(そのうちミスタープロスペクター系が3頭)、ナスルーラ系が3頭、ノーザンダンサー系(チーフベアハート、ジャイアンツコーズウェイ)、サッカーボーイが各2頭、トゥルビョン系(トウカイテイオー)が1頭となっています。


年齢は、連対馬では4歳馬が22頭と最も多く、続いて5歳馬と6歳馬が各12頭、7歳馬が4頭となっていました。
特に4歳馬は、95年、04年、09年、12年、14年、17年を除く、25年中19年で連に絡んでいます。(その除いた6年中09年を除く5年の4着馬は4歳馬)

3着馬では、5歳馬が9頭と最も多く、続いて6歳馬が8頭、4歳馬が5頭、7歳馬が2頭、9歳馬が1頭となっていました。
連対馬で目立っていた4歳馬の3着以内の計27頭ですが、そのうち連対した4歳馬22頭の当日の人気は、1番人気が9頭、2番人気が4頭、3番人気が2頭、4番人気が2頭、6番人気が2頭、8番人気が1頭、11番人気が1頭となっていました。
その中で、人気薄の4頭ですが、01年11番人気1着となったマックロウ、03年8番人気1着となったマイソールサウンド、05年6番人気2着となったトウショウナイト、16年6番人気1着となったサトノクラウンでした。
前2頭ですが、父がグレイソブリン系となっていました。(トウショウナイトの父はミスタープロスペクター系のデインバーカントリー、サトノクラウンの父はノーザンダンサー系のマルジュ)

3着馬の4歳馬5頭では、当日人気は2番人気、3番人気、6番人気、1番人気(2頭)となっていました。
その6番人気馬は、02年6番人気3着となったテンザンンセイザで、父がグレイソブリン系となっています。

逆に、4歳馬で1番人気から3番人気で上位人気になっていたにもかかわらず4着以下で複勝圏内に入らなかったのは、95年以降17頭いました。
また、その複勝圏内を逃したうちの4着の4歳馬ですが、過去25年中約半分近くの12頭を占めていました。
その12頭の人気は、2番人気が4頭、3番人気が1頭、4番人気が3頭、6番人気が1頭、9番人気が2頭、10番人気が1頭となっています。
ちなみに今回の登録馬では、4歳馬はカレンブーケドール、クラージュゲルエ、クロノジェネシスの3頭となっています。


毛色ですが、1着馬では鹿毛が14頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が4頭、青毛が1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が10頭、栗毛が8頭、黒鹿毛が5頭、芦毛が2頭となっていました。
そのうち栗毛は97年以降05年まで9年連続連に絡んでいました。
あと栗毛が連対しなかった95年、96年、06年、07年、08年、10年、11年、13年、14年、15年、16年、17年、18年、19年の14年のうち、96年、06年、07年、16年の4年の3着馬は栗毛となっていました。(10年は栗毛馬の出走はなし)

3着馬では鹿毛が14頭、栗毛が6頭、青鹿毛が2頭、黒鹿毛、芦毛、青毛が各1頭となっています。
この中で栗毛馬ですが、06年以降、ここ14年中9年は栗毛馬の連対はありませんし、3着馬も14年中8年は栗毛馬が入っていないところを見ると、この栗毛馬強しのデータも過去のものになってきたのかも知れません。
(12年は、2着に唯一1頭出走していた栗毛馬の1番人気ダークシャドウが入りましたが、翌年13年は、同じく唯一出走していた栗毛馬9番人気ヤマニンファラオはしんがり負けの11着、17年と18年に、唯一出走していた栗毛馬アクションスターは、共に9着(それぞれ7番人気と10番人気)でした。)
ちなみに、今回登録している栗毛馬は、ドレッドノータス、ノーブルマーズの2頭となっています。


次に、当日の連対馬の人気の組み合わせですが、「8番人気と7番人気」の組み合わせで決まった03年以外は、片方か両方で1番人気から3番人気の上位の馬が絡んでいました。
その中の1番人気ですが、25年中14年で連に絡み、3着馬は2頭となっていました。
その連に絡んだ1番人気の単勝オッズですが、2頭(3.3倍と3.4倍)を除いて12頭が1倍台(7頭)もしくは2倍台前半(5頭)となっていました。
ただ連をはずした1番人気の11頭はそれぞれ、2.3倍(3着)、2.7倍(6着)、2.5倍(7着)、1.9倍(10着)、3.3倍(13着)、3.5倍(5着)、1.6倍(6着)、1.8倍(5着)、3.9倍(12着)、1.7倍(3着)、1.6倍(3着)となっていて、単勝オッズから取捨選択が一見可能なようですが、シルクフェイマス、ジェンティルドンナ、ハープスターのように1倍台でも大きく負けたこと(シルクフェイマス05年10着)がありますので、全面的に信用できるデータではないようです。


それから臨戦過程での主な前走のレースですが、連対馬では有馬記念が12頭と最も多く、次いで京都の金杯が5頭(いずれも京都記念で1着)、日経新春杯が4頭(同じくいずれも1着)、アメリカJCCも4頭(同じく1着が1頭、2着が3頭)となっていました。
今回の登録馬では、前走で一番多かった有馬記念を走った馬の登録はありません。
あと、前走京都金杯を走った馬の登録もありません。
それから前走日経新春杯を走った馬ですが、10番人気5着だったプリンスオブペスカ1頭が登録しています。
それから、前走で上記の4レース以外のレースを走った連対馬は、海外を走った馬と15年の2着馬スズカデヴィアス(前走ステイヤーズS6番人気4着)、18年1着馬クリンチャー(前走菊花賞10番人気2着)を除いてその前走の人気が着順に関係なく4番人気以上の上位人気になっていました。
今回の登録馬で前走4番人気以上の上位人気の馬は、前走エリザベス女王杯2番人気5着だったクロノジェネシス1頭となっています。
中山金杯2番人気5着のタイムフライヤーの1頭が該当します。
あと、前走海外だった登録馬は、今回登録はありません。

3着馬の前走のレースも、有馬記念が8頭(1着、6着、7着(3頭)、9着、10着、14着)、日経新春杯が5頭(2着2頭、4着2頭、14着)、アメリカJCCが4頭(2着3頭、10着)とほぼこの3レースで分け合っていました。
残り8頭の前走は、ジャパンC(2着、8着)、宝塚記念(3着)、天皇賞(春)(4着)、京阪杯(1800m芝時で1着)、京都金杯(15着)、佐賀記念(12着)、海外の凱旋門賞(14着)となっています。


次に枠番の出目ですが、連対馬では6枠が10頭と最も多く、続いて7枠と8枠が各8頭、4枠が7頭、次に1枠が6頭、5枠が5頭、続いて2枠と3枠が各3頭となっていました。
3着馬では、8枠が7頭と最も多く、次いで4枠が5頭、3枠と5枠と6枠が各3頭、続いて2枠と7枠が各2頭、1枠がなしとなっています。


以上ですが、とりあえずは、上記の4歳馬3頭の取捨選択から検討を始めたいと思います。
それから、人気とオッズが出てから上記のデータを基に検討して結論を出していこうと思います。

タグ:京都記念
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