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第36回 フェアリーステークスのデータ [競馬データ]

フェアリーアリーステークスですが、長年12月に2歳牝馬限定として中山1200m芝で行なわれていました。
しかし、桜花賞を見据えてか、09年に1月に日程が変わり、また距離も1600m芝と、施行内容を新たにリスタートいたしました。
ということで、今年も、データ的には09年から19年までの11回分と、この時期の1月第4週に3歳牝馬限定のオープン特別として行なわれていた「菜の花賞」の06年から08年までの3年分と、合計14レースで見ていくことになります。
まず、その1着~3着までの人気の組み合わせですが、まず06年から08年までの菜の花賞では、
06年 「5番人気-4番人気-6番人気」
07年 「3番人気-4番人気-1番人気」
08年 「10番人気-1番人気-2番人気」
となっていました。
そしてフェアリーステークスの11年間では、
09年 「1番人気-4番人気-10番人気」
10年 「11番人気-2番人気-1番人気」
11年 「1番人気-7番人気-2番人気」
12年 「3番人気-14番人気-5番人気」
13年 「10番人気-5番人気-2番人気」
14年 「1番人気-10番人気-4番人気」
15年 「11番人気-8番人気-3番人気」
16年 「3番人気-10番人気-7番人気」
17年 「10番人気-1番人気-7番人気」
18年 「2番人気-6番人気-7番人気」
19年 「3番人気-4番人気-5番人気」
となっていました。
菜の花賞の07年、フェアリーステークスの19年以外14レース中12レースで、上位3着以内に6番人気以下の人気薄の馬が1頭(8年)ないし2頭(4年)入っていました。
さらに、14年中06年、07年、11年、18年、19年を除く9年に、二桁人気の馬が1頭入っていました。
(入らなかったうち、06年では4着に12番人気が、また11年と18年では、それぞれ5着、4着に14番人気が、19年では、6着に15番人気の馬が来ていました。)
ともかく、基本的には、3着以内に、13レース中7レースで1番人気が絡んでいるものの、そのうち5レースで7番人気以下の下位人気が絡んでいますので、1番人気が入っても荒れる要素も含んだレースとなっています。
一応、14年間を通して見てみますと、そのうち、まず06年から14年まで9年間の3着以内の組み合わせの構図は、1番人気から5番人気までの5頭の中から、3頭入った07年を除く残り8年は2頭が入っていて、あと1頭は6番人気以下の下位人気馬(6番人気1頭、7番人気1頭、10番人気4頭、11番人気1頭、14番人気1頭)となっていました。

15年から昨年19年までの5年間は、19年を除く残り4年で、1番人気から3番人気までの3頭から1頭と、あと2頭は、6番人気以下の下位人気馬(6番人気1頭、7番人気3頭、8番人気1頭、10番人気2頭、11番人気1頭)という3頭の組み合わせとなっています。
ということで、3連単の配当は高配当になることが多く、そのうち09年、12年~15年、17年の6年で10万円以上の配当となっています。
毎年、このデータから人気薄の馬を絡めるのですが、いつもその人気薄で選んだ馬が来ず、違う人気薄馬が来て毎年落ち込んでおります。


次に父の血統ですが、3着以上計42頭で見てみると、サンデーサイレンス系が25頭《サンデーサイレンスの仔が24頭(アグネスタキオン、ディープインパクトが各4頭、ダイワメジャー、ネオユニヴァースが各3頭、フジキセキ、ゼンノロブロイ、スペシャルウイーク、マンハッタンカフェ、ロサード、オンファイア、ゼンノロブロイ、ブラックタイド、ヴィクトワールピサ、マツリダゴッホが各1頭)、サンデーサイレンスの孫が1頭(ディープブリランテ)》、ナスルーラ系が6頭(ボストンハーバーとジャングルポケットが各2頭、スウェイン、パイロが各1頭)、ノーザンダンサー系も7頭(ファルブラウ、クロフネが各2頭、フレンチデピュティ、オペラハウス、ハービンジャーが各1頭)、ミスタープロスペクター系が4頭(キングカメハメハが2頭、ヴァーミリアン、ワークフォースが各1頭、その馬もキングマンボ系)となっていました。


前走のレースですが、同じく42頭で見てみますと、
G1
の「阪神JF」が7頭(3番人気6着、8番人気8着、5番人気5着、2番人気6着、2番人気9着、9番人気10着、2番人気8着)
500万下条件戦が13頭(1200mダートの呉竹賞3番人気11着、1600m芝の500万下戦2番人気1着、1400m芝のサフラン賞3番人気3着、2000m芝のエリカ賞1番人気7着、1200m芝の黒竹賞1番人気2着、1600m芝のベゴニア賞10番人気11着、1600m芝の赤松賞6番人気8着、同じく3番人気2着、同じく4番人気3着、2000m芝の葉牡丹賞12番人気9着、1600m芝のサフラン賞1番人気2着、1600m芝の白菊賞6番人気2着、1200m芝の黒松賞1番人気1着)
新馬戦が9頭(6頭が1番人気1着、1頭が3番人気1着、2頭が共に10番人気1着)
未勝利戦が9頭(1番人気1着が6頭、6番人気1着、3番人気1着、4番人気1着)

あと、重賞のアルテミスSが1頭(12番人気13着)、以前のフェアリーS(2番人気2着)、ジュニアC(3番人気3着)、ホープフルS(10番人気11着)のオープン特別が各1頭となっていました。
これを見てみると面白いことに、前走、新馬戦、未勝利戦だった馬計18頭は、もちろんすべて連対。
他のレースの前走を走った24頭中連対したのは8頭で、それを除く16頭は、前走連対をはずした馬ばかりでした。


毛色は3着以上42頭中鹿毛が19頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が7頭、青鹿毛が5頭、芦毛が2頭(共に17年)、栃栗毛が1頭となっています。


それから、過去14年で、3着以内に入った下位人気の馬(計16頭のその人気を年の順番に並べると、「6番人気、10番人気、10番人気、11番人気、7番人気、14番人気、10番人気、10番人気、(11番人気、8番人気)、(10番人気、7番人気)、(10番人気、7番人気)、(6番人気、7番人気)」となっていました。

その下位人気の馬の共通項ですが、08年(菜の花賞)の10番人気1着馬のナスルーラ系×ナスルーラ系、16年の7番人気3着馬のミスタープロスペクター系×ノーザンダンサー系の2頭を除いた他の馬14頭は、父かBMS(母の父)でサンデーサイレンス系が入っていました。
ただ、その中の16年ですが、そのデータからもちろん下位人気のサンデーサイレンス系絡みの馬を狙いましたが、挙げましたとおり、サンデーサイレンス絡みではない下位人気の馬が来て、踏んだり蹴ったりとなりました。
でも今年も、一応人気がほぼ出た時点で6番人気以下の下位人気の馬の中でサンデーサイレンス系絡みの馬には、とりあえず要注意です。
特に、14年中8年で3着以内にサンデーサイレンス系絡みの二桁人気の馬が1頭入っていたので、一か八か狙うのであれば、サンデーサイレンス系絡みの二桁人気の馬かと思います。
ちなみに、今回の登録馬27頭中22頭がサンデーサイレンス系絡みの馬となっています。
これだけいると選択が難しいですね。


以上ですが、ともかくも上記で触れたとおり、フェアリーSになってから11年中6年の3連単の配当が10万円を越えていますので、予想も難解なレースとなっています。
今年も、とりあえず二桁人気の馬の中からの検討ですね。
でも昨年は、二桁人気の馬を検討して予想しながら結果は」あざ笑うかのように、「3番人気-4番人気-5番人気」の順で決まってしまいました。
今年はさらにかなり悩むことになりそう。
とにかく上記のデータを一つ一つひも解きながら結論を出していこうと思います。


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