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第36回 エプソムカップのデータ [競馬データ]

ハンデ戦から別定戦になった96年以降23年間、連対馬46頭、3着馬23頭からです。


まず血統からですが、父あるいは母の父(BMS)にノーザンダンサー系が絡んでいたのは連対馬46頭中33頭いました。
その内訳は、父のみが14頭、BMSのみが16頭、両方共が3頭となっています。
また、11年を除いて、毎年少なくとも片方はノーザンダンサー系絡みの馬が必ず連対していました。
あと残りのノーザンダンサー系が絡んでいない13頭ですが、
98年2番人気2着のビッグサンデー
01年5番人気1着のアドマイアカイザー
03年3番人気2着のローマンエンパイア
05年4番人気1着のスズノマーチ
06年7番人気1着のトップガンジョー
08年4番人気1着のサンライズマックス
09年1番人気2着のヒカルアオゾラ
10年1番人気1着のセイウンワンダー
11年1番人気1着のダークシャドウ
11年6番人気2着のエーブチェアマン
13年3番人気2着のジャスタウェイ
14年2番人気1着のディサイファ
17年1番人気2着のアストラエンブレム
となっていました。
その13頭のその当日の人気をまとめてみますと、1番人気が4頭、2番人気が1頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭、5番人気、6番人気、7番人気が各1頭となっていて、比較的上位人気となっています。
今回の出走馬15頭でノーザンダンサー系絡みの馬は、アップクォーク、カラビナ、サラキア、ソウルスターリング、ハクサンルドルフ、プロディガルサンの6頭となっています。

3着馬では、ノーザンダンサー系絡みだったのは23頭中10頭で、内訳は、父が5頭、BMSも5頭、両方共はなしとなっていました。

上記の通り、11年を除く他の年は少なくとも片方は1頭ノーザンダンサー系絡みの馬が連対していたことから、その3着にノーザンダンサー系絡みが入った10年は、結局3着以内に2頭ないし3頭がノーザンダンサー系絡みの馬が入っていたことになります。(3頭ともが6年、2頭が4年)
また、唯一ノーザンダンサー系絡みの馬が連対しなかった11年ですが、3着もノーザンダンサー系絡みの馬ではなかったことから、この年のみ3着以内に1頭も入らなかった年となっています。
その3着に入ったノーザンダンサー系絡みの10頭の人気の内訳は、1番人気が3頭、5番人気、6番人気が各1頭、7番人気が2頭、10番人気、12番人気、14番人気が各1頭と、10頭中7頭が5番人気以下の下位人気となっていました。
また3着馬はナスルーラ系絡みも多く、ノーザンダンサー系絡みより多い12頭となっています。
今回の出走馬でナスルーラ系絡みの馬は、ショウナンバッハ、ミッキースワローの2頭となっています。


次に臨戦過程を見てみます。
前走掲示板に載ったのは連対馬46頭中27頭。
前走5番人気以上人気していた馬は46頭中40頭。
前々走で掲示板に載ったのは46頭中38頭。
同じく前々走5番人気以上人気していた馬は46頭中35頭でした。

毎年行なっていることですが、上記の色分け、「前走5着以上」「前走5番人気以上」「前々走5着以上」「前々走5番人気以上」というこの4つをファクターで見ていきますと、過去22年の連対馬46頭では、この4つをクリアしていた馬は14頭、3つは19頭、2つは8頭、1つは5頭、クリアなしは0頭でした。
ちなみに3着馬では、4つクリアは23頭中8頭、3つは5頭、2つは5頭、1つは2頭で、クリアなしが3頭いました。
これを過去の連対馬の組み合わせで見てみますと、3つ以上クリアした同士が連対したのは、23年中12年と一概に臨戦過程が良ければいいというものではなさそうです。

さて、これをまず上記のノーザンダンサー系絡みの8頭で見ていきますと、4つはダノンキングダム、カラビナ、プロディガルサンの3頭、3つはアップクォークの1頭、後は、2つはなし、1つはソウルスターリング、ハクサンルドルフの2頭、クリアなしはいません。
それから反対に、ノーザンダンサー系絡みではない出走馬残り8頭で見てみますと、そのうち4つはなし、3つはアンノートル、ソーグリッターリング、プレスジャーニーの3頭、あと2つはストーンウェア、ミッキースワロー、レイエンダの3頭、1つはショウナンバッハの1頭、クリアなしがキョウヘイの1頭となっています。

このノーザンダンサー系絡みでないところをもう少し掘り下げてみますと、過去の該当する連対馬13頭では4つクリアが5頭、3つクリアが4頭、2つクリアが4頭となっていました。
また13頭中、11年の1着馬ダークシャドウ(前走8番人気2着)を除く12頭の前走の人気は5番人気以上の上位人気でした。
さらに、13頭中6頭が「ナスルーラ系」絡みとなっていました。
今回のノーザンダンサー系絡みではない出走馬の中では、上記の通り2つ以上クリアした馬は、上記の通り5頭となっていますが、そのうち前走の人気が5番人気以上だったのは、アンノートル、ソーグリッタリング、プレスジャーニー、ミッキースワローの4頭となっています。
そのうちナスルーラ系絡みはミッキースワロー1頭となっています。

同じく3着馬で見てみますと、まずノーザンダンサー系絡み10頭では、そのうち4つクリアが4頭、3つクリアが2頭、2頭クリアが4頭となっていて、1つとクリアなしは該当馬はいませんでした。
その10頭の前走の人気ですが、10頭中6頭が5番人気以上の上位人気(4頭が前走1番人気、あと2頭が4番人気、5番人気)でした。(あと4頭の前走は8番人気が2頭、9番人気、14番人気が各1頭)
その10頭のうち5頭はナスルーラ絡みでした。
ノーザンダンサー系絡みではない12頭では、4つクリアが3頭、あと、3つが3頭、2つは1頭、1つは2頭、クリアなしが3頭となっていました。
その12頭の前走の人気ですが、12頭中7頭が5番人気以上の上位人気(3頭が前走1番人気、2頭が2番人気)でした。(あと5頭の前走は9番人気、12番人気、13番人気、6番人気、14番人気)
また、連対馬と同じく、ナスルーラ系絡みが12頭中7頭と多く見られました。


枠の出目では、連対馬では1枠と6枠と8枠が各8頭、次いで7枠が6頭、4枠が5頭、2枠と3枠が各4頭、5枠が3頭となっています。

3着馬は、6枠と7枠が各4頭、2枠と3枠と4枠が各3頭、1枠、5枠、8枠が各2頭となっていました。


毛色は、連対馬では、鹿毛が19頭、黒鹿毛が10頭、栗毛が9頭、青毛と青鹿毛が各3頭、栃栗毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が10頭、栗毛が7頭、黒鹿毛が5頭、芦毛が1頭となっています。


人気は、連対馬では1番人気が12頭、2番人気が8頭、3番人気が8頭、4番人気が6頭、5番人気が3頭とここまでで35頭となっています。
そして、6番人気以下が11番人気、12番人気の2桁人気各1頭を含む9頭ということで、荒れやすい傾向となっています。
3着馬では、1番人気が4頭、2番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気が2頭、5番人気が2頭、6番人気が2頭、7番人気が2頭、8番人気、9番人気が各1頭で、あと残り6頭は二桁人気(10番人気1頭、12番人気1頭、14番人気2頭、15番人気1頭、18番人気1頭)となっていました。
結局1番人気は、23年中16年で3着以内圏内に入っていて、複勝、ワイド、3連単、3連複圏内にとってはそれなりに信用性がありそうです。


年齢は、連対馬では、4歳が22頭と最も多く、続いて5歳が16頭、6歳が5頭、7歳が3頭となっていました。
3着馬では、4歳が7頭、6歳が6頭、5歳と7歳が各4頭、8歳が2頭となっています。


以上ですが、今年も人気とオッズが出てからですね。
まずは、昨年までと同じく1番人気の取捨選択から始め、あと、ノーザンダンサー系絡みの馬、またナスルーラ系絡みの馬のそれぞれの検討、それから上記のように、前走、前々走のクリア度を絡めての検討などをやって、結論を出していこうと思います。

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