第65回 京成杯のデータ [競馬データ]
99年以降、02年の東京競馬場開催を除く25年、連対馬50頭、3着馬25頭からです。
まず当日の人気からですが、連対馬では、
00年2着のイーグルカフェ(9番人気)
08年2着のベンチャーナイン(12番人気)
11年2着のデボネア(8番人気)
13年1着のフェイムゲーム(7番人気)
16年2着のケルフロイデ(7番人気)
17年2着のガンサリュート(7番人気)
20年1着のクリスタルブラック(7番人気)
22年1着のオニャンコポン(6番人気)
23年2着のオメガリッチマン(9番人気)
の9頭を除く41頭は、1番人気から5番人気までの上位人気となっていました。
また、1番人気は99年と05年~10年、14年、15年、17年、18年、20年、21年の計13年で連に絡み、あとの12年中9年(00年、01年、03年、04年、11年、12年、19年、23年、24年)は、1番人気が連を外した代わりに2番人気が連に絡んでいました。
つまり、25年中22年は、1番人気か2番人気のどちらか、あるいは両方が絡んでいたことになります。
しかしながら、1番人気と2番人気が共に連対して固く決着した年は09年と18年と21年の3回のみとなっています。
また、1番人気と2番人気が絡まなかった残る3回は、「7番人気-5番人気」で決まった13年、「5番人気-7番人気」で決まった16年、「6番人気-5番人気」で決まった22年となっています。
偶然ですが、3回とも5番人気が絡み、ほぼ同じような人気の組み合わせとなっています。
(13年は、12頭出走で1番人気は10着、2番人気は5着、16年は、15頭出走で1番人気は5着、2番人気は3着、22年は、16頭出走で1番人気は4着、2番人気は5着)
さて今年は、13年、16年、22年のように1番人気と2番人気が両方連をはずすのか、1番人気か2番人気のどちらかあるいは両方絡むのか、まずはこの二者択一が大きなポイントになるかと思います。
ただそのうち13年は、積雪のため1週間順延になっていましたので、その影響があったのかも知れません。
3着馬では、1番人気が3頭、2番人気が2頭、3番人気、4番人気が各3頭、5番人気はなしで、6番人気が5頭、7番人気が2頭、8番人気が3頭、9番人気が2頭、10番人気が1頭、13番人気が1頭となっていて、4番人気以上が11頭、それ以下は14頭と、下位人気の来る確率は半分強となっています。
また、それぞれの年の1着から3着までの3頭の人気を見ていきますと、当日1番人気2番人気3番人気のうち2頭以上入っていた年は、25年中13年となっていました。
あと残りの12年ですが、
11年 「2番人気-8番人気-7番人気」
13年 「7番人気-5番人気-9番人気」
16年 「5番人気-7番人気-2番人気」
20年 「7番人気-1番人気-6番人気」
22年 「6番人気-5番人気-8番人気」
24年 「5番人気-2番人気-10番人気」
の6年を除く6年は、1番人気と4番人気の2頭が上位3頭の中に入っていたのがそのうち4年で、2番人気と4番人気の2頭が上位3頭に入っていたのが2年ありました。
ということは、11年、13年、16年、20年、22年、24年という例外を除けば、1番人気から4番人気までの中の2頭を、3連複あるいは3連単の軸2頭にすることがこのレースの基本ということになります。
さて今年はどうでしょうか。
次に臨戦過程の中の前走のレースを見てみます。
連対馬で前走のレースで多かったのは、ラジオたんぱ杯2歳S(ラジオNIKKEI杯2歳S)で6頭いました。
その6頭ですが、いずれもそのレースで3着、5着、3着、4着、5着、4着と掲示板に載っていました。
しかしながら、14年よりこのラジオNIKKEI杯2歳Sそのものがなくなっていますので、今回該当馬はいません。
次に前走のレースで多かったのは5頭のG1の朝日杯FS組となっています。
その着順は、3着、4着、3着、2着、7着となっています。
今回の登録馬で前走朝日杯FSの馬は、10番人気7着だったドラゴンブースト、15番人気8着だったコスモストームがいます。
あと残りの39頭ですが、重賞の東京スポーツ杯3歳Sと重賞の京都2歳Sが各2頭、重賞のホープフルSが1頭、オープン特別が7頭(オープン特別のホープフルSが5頭、萩S、ジュニアCが各1頭)、500万下条件特別(1勝クラス)が11頭、未勝利戦が9頭、新馬戦が7頭(うち2頭は新馬戦2戦目勝ち)となっています。
その39頭の前走の距離を見てみますと、00年2着イーグルカフェ(1600m)、07年2着メイショウレガーロ(1600m)、23年2着オメガリッチマン(1600m)、08年2着のベンチャーナイン(1800m)、09年2着ナカヤマフェスタ(1800m)、12年1着のベストディール(1800m)、16年2着のプロフェット(1800m)、17年2着のガンサリュート(1800m)、19年1着のラストドラフト(1800m)、20年1着のクリスタルブラック(1800m)、23年1着ソールオリエンス(1800m)以外、残り28頭は2000mとなっていました。
今回の登録馬で前走2000mを走っていたのは、15頭中9頭となっています。
それから、前走ラジオたんぱ杯と朝日杯以外の37頭の前走での人気ですが、1番人気が12頭、2番人気が8頭、3番人気が7頭、あと4番人気が3頭(09年1着のアーリーロブスト、16年2着のケルフロイデ、18年1着のジェネラーレウーノ)、6番人気が3頭(08年2着のベンチャーナイン、13年1着のフェイムゲーム、22年1着のオニャンコポン)、7番人気が1頭(23年2着のオメガリッチマン、9番人気が3頭(09年2着のナカヤマフェスタ、15年2着のブラックバゴ、17年1着のコマノインパルス)、10番人気が1頭(07年1着のサンツェペリン)、11番人気(24年1着のダノンデサイル)となっていました。
さらにその34頭(前走デビュー戦の新馬戦勝ち5頭を除く)の前々走の人気ですが、1番人気が10頭、2番人気が8頭、3番人気が6頭、4番人気が6頭、5番人気が2頭、6番人気、7番人気が各1頭となっていました。
3着馬の臨戦過程では、前走のレースの距離は25頭中18頭が2000m芝でした。
残りの7頭は1800m芝(3頭)、1600m芝、1400m芝、1700mダート(2頭)となっています。
また前走のレースですが、重賞は、ラジオたんぱ杯2歳S(現在ラジオNIKKEI杯2歳S)を走った03年のコスモインペリアル(5番人気8着)、東京スポーツ2歳Sを走った09年のレッドスパークル(9番人気3着)、ホープフルSを走った17年のマイネルスフェーン(8番人気2着)、23年のセブンマジシャン(3番人気6着)の4頭だけで、あとはオープン特別が3頭、地方のオープン特別が1頭、500万下(1勝クラス)が8頭、未勝利戦6頭、新馬戦が3頭となっていました。
そして、そのコスモインペリアル、セブンマジシャン以外の前走の着順は、23頭とも掲示板に載っていました。
そのうち15頭が1着となっていました。
次に血統ですが、連対馬でノーザンダンサー系絡みだったのは50頭中22頭いました。
また、父がサンデーサイレンス系だったのは23頭いて、そのうちサンデーサイレンスは5頭、サンデーサイレンスの仔は13頭(ステイゴールド、アグネスタキオン、ハーツクライが各2頭、あとフジキセキ、アドマイヤベガ、マンハッタンカフェ、エイシンサンディ、バブルガムフェロー、ディープインパクト、デュランダル)でそのうち6頭は1着、7頭は2着となっていました。
あと、サンデーサイレンスの孫の産駒が5頭(ダノンシャンティ、キズナ、キタサンブラック、イスラボニータ、スワーヴリチャード)がいます。
あと、血統の系統ではミスタープロスペクター系が9頭、ノーザンダンサー系が6頭、ナスルーラ系が5頭、ロベルト系が4頭、トゥルビョン系、デヴィルズバッグ系、ブランドフォード系が各1頭となっています。
3着馬では、25頭中11頭がノーザンダンサー系絡みでした。
また、父がサンデーサイレンス系は25頭中12頭(ステイゴールド、ディープインパクトが各2頭、サンデーサイレンス、マーベラスサンデー、アドマイヤベガ、ゴールドヘイロー、ニューイングランド、ゼンノロブロイ、ジャスタウェイ、ゴールドシップが各1頭)となっています。
あと、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系、ロベルト系が各3頭、ナスルーラ系が2頭、リボー系、ミスタープロスペクター系以外のレイズアネイティヴが各1頭となっていました。
毛色ですが、1着馬では、鹿毛が12頭、黒鹿毛が7頭、青鹿毛と栗毛が各3頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が13頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が3頭、芦毛が2頭、青毛が1頭となっています。
3着馬では、鹿毛が14頭、黒鹿毛が4頭、栗毛と芦毛が各3頭、青鹿毛が1頭となっていました。
枠番では、連対馬では順に、6-8、2-7、6-8、1-8、6-8、7-8、2-5、6-7、3-6、2-5、4-8、1-5、4-8、5-8、6-8、4-8、2-3、5-6、3-8、5-6、1-8、1-3、5-8、3-4、4-8となっていて、25年中16年で7枠か8枠の外枠が絡んでいました。
3着馬では、4枠が7頭と多く、次に6枠が5頭、1枠と2枠と3枠が各3頭、7枠が2頭、あと5枠と8枠が各1頭ずつとなっています。
連対馬とは違って4枠より内側が強い内容となっていました。
以上ですが、ともかくも、上記で触れましたように、25年中の6年(11年、13年、16年、20年、22年、24年)という例外を除けば、1番人気から4番人気までの中の2頭を、3連複あるいは3連単の軸2頭にすることがこのレースの基本」ということですから、まずはその検討から入りたいと思っています。
あとは今年も、「7枠、8枠」、「血統」などを絡めながら検討して結論を出していこうと思います。
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