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第58回 小倉記念のデータ [競馬データ]

ハンデ戦となった00年以降22年間、連対馬44頭、3着馬22頭からです。
06年から2週繰り上がって現在の8月上旬に行われるようになり、20年からはまた繰り下がって8月中旬となりましたが、そのまま通して見ていきたいと思います。


まず人気からですが、連対馬では、1番人気が8頭、2番人気が8頭、3番人気が5頭、4番人気が6頭、5番人気が3頭、6番人気が7頭、7番人気が2頭、あと9番人気(10年1着馬)、10番人気(20年1着馬)、11番人気(16年1着馬)、15番人気(11年2着馬)、16番人気(09年1着馬)が各1頭となっていました。
この1番人気ですが、連対した8頭(03年2着、04年1着、05年1着、08年2着、09年2着、12年2着、18年1着、19年1着)のそれぞれの単勝オッズは、2.8倍、1.7倍、2.0倍、3.0倍、4.2倍、2.7倍、3.3倍、2.6倍となっていました。
4.2倍と3.3倍の2頭を除けば、あとは3倍以下の単勝オッズとなっています。
対して、連対しなかった残り14頭(00年8着、01年5着、02年5着、06年6着、07年7着、10年3着、11年6着、13年3着、14年6着、15年5着、16年4着、17年8着、20年6着、21年6着)の単勝オッズも見てみますと、3.4倍、3.8倍、4.1倍、2.5倍、3.7倍、4.9倍、4.8倍、3.0倍、3.6倍、3.5倍、4.1倍、3.2倍、2.7倍、2.7倍となっていました。
こちらは、2.5倍、2.7倍の計3頭を除けば、あとは3倍以上の単勝オッズとなっています。
この1番人気の単勝オッズが3倍以上か、3倍以下か、とりあえずは、ここが一応取捨選択の一つのポイントと言えるかと思います。

また、連対馬44頭の単勝オッズですが、
06年2着のヴィータローザ(単勝オッズ25.6倍)
07年2着のニホンピロキース(12.7倍)
09年1着のダンスアジョイ(64.7倍)
10年1着のニホンピロレガーロ(19.7倍)
11年2着のキタサンアミーゴ(47.9倍)
16年1着のクランモンタナ(36.6倍)
19年2着のカデナ(16.8倍)
20年1着アールスター(26.3倍)
20年2着サトノガーネット(16.5倍)
の9頭を除いた35頭の単勝オッズは一桁台となっていました。
つまり、22年中14年は連対馬2頭とも単勝オッズが一桁台であったということになります。
また、19年まで連対馬2頭共が二桁オッズになった年はありませんでしたが、20年、初めて連対馬2頭共二桁オッズとなりました。
まずは、連対馬2頭が両方とも一桁台となるのか、一桁台と二桁台との組み合わせとなるのか、また、20年のように2頭とも二桁台となるのか、今年もこのあたりの取捨選択から始めようと思っています。
確率的には、一桁台同士の組み合わせの公算が強いようですが、さてどうでしょうか。

それから3着馬ですが、順に6番人気、5番人気、3番人気、9番人気、8番人気、3番人気、9番人気、10番人気、11番人気、9番人気、1番人気、8番人気、9番人気、1番人気、2番人気、3番人気、6番人気、6番人気、5番人気、5番人気、13番人気、8番人気となっていて、連対馬と比べて下位人気が目立っています。
単勝オッズも、二桁オッズが22頭中半分強の13頭となっていました。
3着以内で見てみますと、3頭とも一桁オッズだったのは22年中8年、1頭二桁オッズを含んでいたのが22年中8年、2頭二桁オッズを含んでいたのが22年中5年、3頭共二桁オッズとなっていたのは20年の1年となっていました。
これを日程が変更になった06年以降で見てみますと、3頭とも一桁オッズだったのは16年中4年、1頭二桁オッズを含んでいたのが16年中6年、2頭二桁オッズを含んでいたのが16年中5年、3頭二桁オッズだったのは16年中1年となっていました。


次にハンデ戦での重量の傾向ですが、1着から3着までの過去の重量の組み合わせを順にあげますと、
53kg-58kg-56.5kg(00年)
57kg-52kg-52kg(01年)
52kg-57kg-53kg(02年)
57kg-54kg-53kg(03年)
56.5kg-54kg-54kg(04年)
58.5kg-54kg-56kg(05年)
55kg-57.5kg-54kg(06年)
53kg-54kg-52kg(07年)
57kg-56kg-52kg(08年)
55kg-56kg-53kg(09年)
56kg-57kg-57kg(10年)
55kg-55kg-55kg(11年)
55kg-57kg-58kg(12年)
53kg-53kg-58kg(13年)
57kg-56kg-57.5kg(14年)
56kg-54kg-53kg(15年)
54kg-56kg-57kg(16年)
52kg-54kg-55kg(17年)
57kg-57kg-54kg(18年)
53kg-58kg-56.5kg(19年)
53kg-55kg-54kg(20年)
53kg-55kg-53kg(21年)
となっていました。
このように、連対馬では08年、10年、14年、18年を除く18年で毎年55kg以下の馬が片方、もしくは両方で絡んでいました。
その除いた4年では、3着、もしくは4着に55kg以下の馬が入って来ていました。
また逆に、07年、11年、13年、17年、20年、21年を除く16年で56kg以上の重量の馬が片方か両方で絡んでいます。
同じく、その除いた6年では、21年を除いて3着、4着、5着に56kg以上の重量の馬が入って来ていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が21頭、黒鹿毛が12頭、栗毛が6頭、芦毛が3頭、青鹿毛が2頭となっていました。
3着馬では、同じく鹿毛が12頭と最も多く、あと黒鹿毛と栗毛が各4頭、芦毛、青毛が各1頭となっています。


それから、臨戦過程での前走の着順別のデータですが、連対馬では、前走1着馬は12頭、2着が7頭、3着が6頭となっていて、44頭中25頭が前走3着以内に入っていました。
ちなみに今回の登録馬20頭中7頭が前走3着以内の馬となっています。

あと残りの前走4着以下の19頭のその着順ですが、5着、10着、11着、12着、16着、13着、8着、8着、7着、8着、4着、12着、13着、9着、6着、12着、6着、9着、6着となっていました。
この前走4着以下の19頭のうち、07年2着のニホンピロキース、09年1着のダンスアジョイ、11年2着のキタサンアミーゴ、12年1着のエクスペディション、13年2着のラブリーデイ、15年1着のアズマシャトル、16年1着のクランモンタナ、同2着のベルーフ、17年1着のタツゴウゲキ、20年1着のアールスター、21年2着のヒュミドール以外の8頭は、このレースから過去1年以内に重賞で優勝の経験がありました。
しかし、今回の登録馬で過去1年以内に重賞で優勝経験があったのは、昨年9月の京成杯オータムハンデで勝ったカテドラル、昨年12月の中日新聞杯で勝ったショウナンバルディ、今年3月の毎日杯に勝ったピースオブエイト、このレースの昨年の勝ち馬モズナガレボシの4頭となっています。
しかしながら、19頭中上記の11頭は過去1年以内で重賞に勝っていないわけですから、逆に言えば、確率的にはこちらの方が連対する可能性が高いということにはなります。
この11頭を見てみますと、そのうち5頭が7番人気以下の下位人気で(そのうち4頭が二桁人気)、単勝オッズは二桁オッズとなっていました。
その5頭ですが、20年の1着馬のアールスターを退く4頭がナスルーラ系のグレイソブリン系が絡んでいました。(1頭が父シービークロス、3頭のBMS(母の父)がトニービン)
また、11頭を見てみますと、ニホンピロキースは1年前のこの小倉記念で3着でしたし、ダンスアジョイも前年のアルゼンチン杯で5着、キタサンアミーゴはその年のダイヤモンドSで3着、エクスペディションは前年の中日新聞杯(小倉で施行)で4着、またその後の中山金杯でも5着、ラブリーデイは前年の京王杯2歳Sで2着、アズマシャトルはこの年の鳴尾記念で3着、クランモンタナは1年前の小倉記念で4着、ベルーフは1年前の小倉記念で2着、ヒュミドールはその年の日経賞4着、ダイヤモンドS5着と、それまで過去重賞1走(6着)のみだったタツゴウゲキと同じくそれまで過去重賞1走(13着)のみだったアールスター以外の8頭は、過去1年以内に重賞で掲示板に載っていました。
今回の前走4着以下の登録馬で、過去1年以内に重賞で掲示板に載っていたのは、カデナ、ショウナンバルディ、スーパーフェザー、タガノディアマンテ、ダブルシャープ、ヒュミドール、モズナガレボシの7頭となっています。
そのうち、ナスルーラ系のグレイソブリン計が絡んでいたのは、ヒュミドールの1頭となっています。
あと、モズナガレボシが、ナスルーラ系のプリンスリーギフト系産駒となっています。
上記のデータから、7番人気以下の下位人気になれば狙っていいかも知れませんね。

3着馬では、22頭中14頭が前走掲示板に載っていました。
掲示板に載らなかった残り8頭の前走は、それぞれ準オープンで6着、関屋記念で6着、宝塚記念で7着、6着、オープン特別で7着、新潟大賞典で7着、エプソムC10着、七夕賞14着と、最後の2頭を除けば掲示板の着順と差はありませんでした。


次に血統ですが、父で一番多かったのは連対馬ではサンデーサイレンス系が23頭(そのうちサンデーサイレンスが5頭)で、続いてノーザンダンサー系が8頭、ナスルーラ系が7頭、ミスタープロスペクター系が5頭(スキャンがのべ2回、キングカメハメハ、ルーラーシップ、ロードカナロアが各1頭)、そしてブライアンズタイムズ系のマヤノトップガンが1頭となっています。
BMS(母の父)ですが、多かったのはノーザンダンサー系の14頭でした。
全体的には、ノーザンダンサー系絡みは、連対馬44頭中22頭となっていました。

3着馬では、父で多かったのはヘイルトゥリーズン系の15頭(そのうちサンデーサイレンス系が10頭)、続いてノーサンダンサー系の5頭で、あと2頭はナスルーラ系(グレイソブリン系)となっていました。
BMSでは、ノーザンダンサー系(そのうちリファールが4頭)が9頭、ナスルーラ系が8頭、ミスタープロスペクター系が3頭、サンデーサイレンスとロベルト系(シルヴァーホーク)が各1頭となっていました。


次に年齢別ですが、1着馬では5歳馬が10頭と最も多く、あと4歳が7頭、7歳が3頭、6歳、8歳が各1頭となっています。
2着馬では、5歳馬が8頭、4歳馬が6頭、6歳馬が5頭、3歳が2頭、7歳が1頭となっています。
3着馬では、5歳馬が11頭で、6歳が7頭、4歳が2頭、7歳と9歳が各1頭となっていました。


そして枠順の出目ですが、連対馬では、6枠と8枠が各8頭、7枠が7頭、3枠、5枠が各6頭、4枠が5頭、2枠が3頭、1枠が1頭となっていました。
3着馬では、8枠が4頭、1枠、2枠、3枠、7枠が各3頭、4枠、5枠、6枠が各2頭となっています。


以上ですが、今年もまずは1番人気馬の取捨選択からですね。
単勝オッズがほぼ落ち着いた時点で、3倍前後での判断をしていこうと思っています。
それから、施行日が早くなった06年以降12年までの7年連続、3着以内に9番人気以下の人気薄の馬が入っていたのですが、13年、14年、15年の3年間は入っていませんでした。
しかし、翌16年の1着馬が11番人気と、久々に9番人気以下の人気薄の馬が3着以内に入りました。
ただ、17年は、「4番人気-2馬人気-6馬人気」、18年は「1番人気-2番人気-5番人気」、19年は「1番人気-6番人気-5番人気」と、この3年は人気薄馬が来ていませんでした。
ところが20年は「10番人気-6番人気-13番人気」と一転、9番人気以下の人気薄の馬が2頭も入り、3連単の配当は100万円を超えました。
昨年21年は「6番人気-5番人気-8番人気」とそこそこ荒れました。

今年もとりあえずは、9番人気以下の人気薄の馬の取捨選択で悩みそうです。
それともう一つ、過去22年、00年と16年以外の20年で少なくとも1頭3着以内に「5歳馬」が入っていましたので、この5歳馬の取捨選択もしていこうと思います。
ちなみに入らなかった00年と16年の5歳馬の出走数ですが、それぞれ2頭、1頭となっていました。
今回の登録馬で5歳馬は、イロゴトシ、プリマヴィスタ、ムジカ、モズナガレボシの4頭となっています。
今年も人気薄も含め、1頭1頭しっかり検証しながら結論を出していこうと思います。


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