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データからのつぶやき 第63回宝塚記念 臨戦過程で、「天皇賞(春)」を走った馬  [競馬データ]

先日のデータのところで、前走「天皇賞(春)」の馬が、92年以降、95年、06年の京都競馬場開催を除く28年で、連対馬56頭中21頭(1着馬12頭、2着馬9頭)いると書きましたが、もう少し掘り下げて見ていきたいと思います。

連対馬で前走天皇賞(春)を走った馬は21頭でしたが、前々走が天皇賞(春)を走った馬は6頭いましたので、臨戦過程で、前走、または前々走で天皇賞(春)を走った馬は全部で27頭と半分いたということになります。

また3着馬では、連対馬と違って、前走天皇賞(春)を走った馬は28頭中4頭と少ないものとなっています。
また3着馬では前々走天皇賞(春)を走った馬は1頭もいませんでした。

前走天皇賞(春)を走った馬が連対した年ですが、92年以降、95年、06年の京都競馬場開催を除く28年では、92年、98年、02年、10年、11年、16年、19年、21年を除く20年で連対していました。
その除いた8年中、92年、98年は前々走で天皇賞(春)を走っていましたので、結局28年中22年で、少なくとも1頭、連対馬の前走か前々走で天皇賞(春)を走っていたことになります。
また、残りの中で11年、16年は、3着馬の前走が天皇賞(春)でしたので、28年中24年で、前走または前々走で天皇賞(春)を走った馬が少なくとも3着以内に入っていたことになります。
ちなみに、京都開催の95年は3着馬の前走が天皇賞(春)、06年は1着馬、2着馬の前走が天皇賞(春)となっており、結局、92年以降、95年と06年も加えた過去30年中、02年、10年、19年、21年以外の26年の上位3頭の中では、前走、または前々走で天皇賞(春)を少なくとも1頭が走っていたことになります。
またその中で、3着以内に2頭、前走、または前々走で天皇賞(春)走っていた年は、93年、03年、15年、20年の4年となっていました。

さて、その臨戦過程で天皇賞(春)走っていた馬の傾向を探ってみてみます。
まず、前走天皇賞(春)を走っていた、92年以降、95年、06年を除く28年中20年、連対馬21頭をまず見てみます。
前走の天皇賞(春)の着順ですが、1着が7頭、2着が3頭、3着が2頭、4着が1頭、5着が3頭、6着が1頭、7着が2頭、10着が1頭、11着が1頭となっています。
その前々走では、1着が11頭、2着が4頭、4着が1頭、5着が1頭、6着が1頭、7着が3頭となっていました。
前々走が天皇賞(春)だった連対馬6頭では、前々走の天皇賞(春)の着順ですが、2着が2頭、4着、7着、8着、9着が各1頭となっています。
その6頭のそれぞれのその後の前走の着順は、1着2頭、2着3頭、3着1頭となっています。
3着となった4頭の前走の天皇賞(春)の着順ですが、1着、2着、7着、13着(1番人気)
ぞの前々走では、1着、2着(2頭)、3着となっています。

今回の出走馬で前走天皇賞(春)を走っていたのは3頭
タイトルホルダー 2番人気1着 前々走、日経賞1番人気1着
ディープポンド    1番人気2着 前々走、阪神大賞典1番人気1着
ヒートオンビート  5番人気4着 前々走、日経賞2番人気3着
アイアンバローズ 3番人気5着 前々走、阪神大賞典5番人気2着
マイネルファンロン 14番人気6着 前々走、AJCC11番人気2着
メロディーレーン  16番人気9着 前々走、ダイヤモンドS7番人気13着
となっています。
前々走で天皇賞(春)を走っていたのは今回はいません。
データ的には、過去前走天皇賞(春)を走って宝塚記念で3着以内には入った25頭(連対21頭、3着4頭)で見てみますと
前走二桁人気で3着以内に入った馬はなし
前々走阪神大賞典を走った馬は9頭、その着順は1着5頭、2着3頭、7着1頭と、9頭中8頭が連対しています。
1頭、7着だった馬(キセキ)がいますが、その時の人気は1番人気でした。

前走、前々走とも掲示板に載ったのは25頭中15頭、前走掲示板に載っていて前々走は掲示板に載らなかったのは25頭中3頭、前走は掲示板に載らなくて前々走掲示板に載っていたのは25頭中6頭、前走、前々走とも掲示板に載らなかった馬は、昨年2着のキセキ(前走天皇賞(春)3番人気6着、前々走阪神大賞典1番人気7着)の1頭となっています。
過去のデータから、3着以内に入る確率を見てみますと、
タイトルホルダー、ディープポンド、ヒートオンビート、アイアンバローズ
・・・前走、前々走とも掲示板に載る25分の15
アイアンバローズ・・・前々走のみ載る25分の6
メロディレーン・・・前走、前々走とも掲示板に載らないで25分の1


前走天皇賞(春)を走った連対馬のこの宝塚記念での当日人気ですが、
1番人気  10頭
2番人気   4頭
3番人気   1頭
4番人気   なし
5番人気   1頭
6番人気   3頭
7番人気   1頭
10番人気  1頭(15年デニムアンドルビー、天皇賞(春)は9番人気10着)
となっています。
3着馬4頭では
2番人気   1頭
3番人気   2頭
12番人気  1頭(20年のモズッベロ、天皇賞(春)は5番人気7着)

次に、前走天皇賞(春)を走って連対した21頭の年齢の内訳ですが
4歳馬 9頭
5歳馬 9頭
6歳馬 3頭
同じく3着になった3頭の内訳は、
4頭とも4歳でした。
ちなみに、前々走天皇賞(春)を走った6頭の内訳は、
4歳馬 1頭
5歳馬 4頭
6歳馬 1頭
となっています。


以上、あくまでこれまでのデータですが、参考までに触れさせていただきました。
ともかくも、92年以降、京都開催も含めて30年中02年、10年、19年、21年を除く26年に前走か前々走で天皇賞(春)を走った馬が少なくとも1頭3着以内に(連対馬では30年中22年、3着のみでは30年中4年)いたことから、今年も前走天皇賞(春)を走った馬が3着以内に絡む確率は高いかと思うのですが、今年も別路線の馬が強烈ですので、ここは悩むところです。

タグ:宝塚記念
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