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第17回 ヴィクトリアマイルのデータ [競馬データ]

第1回の06年から21年までの16年間、連対馬32頭、3着馬16頭からです。


まず血統ですが、着順別で見てみます。
1着馬16頭では、ヘイロー系のサンデーサイレンス系が11頭(フジキセキ、ディープインパクトが各4頭、サンデーサイレンス、スペシャルウィーク、ステイゴールドが各1頭)、ノーザンダンサー系が2頭(クロフネ、ハービンジャー)、ミスタープロスペクター系も2頭(キングカメハメハ、ロードカナロア)、ロベルト系が1頭(タニノギムレット)となっていました。
2着馬16頭では、ヘイロー系のサンデーサイレンス系が11頭(ディープインパクトが5頭、サンデーサイレンス、ロイヤルタッチ、アグネスタキオン、スペシャルウィーク、スズカマンボ、ハーツクライが各1頭)、ノーザンダンサー系が3頭(クロフネが2頭、メイショウサムソン)、ロベルト系が1頭(タニノギムレット)、ミスタープロスペクター系が1頭(キングカメハメハ)となっていました。
3着馬16頭では、ヘイロー系のサンデーサイレンス系が11頭(ディープインパクトが5頭、サンデーサイレンスが2頭、アドマイヤベガ、フジキセキ、スズカマンボ、ステイゴールドが各1頭)、ノーザンダンサー系が2頭(フレンチデピュティ、ハービンジャー)、ロベルト系が1頭(タニノギムレット)、ミスタープロスペクター系が1頭(キングカメハメハ)、ナスルーラ系も1頭(グレイソブリン系のテレグノシス)となっていました。

この16年間の父の血統をまとめてみますと、1着から3着までの計48頭では、ヘイルトゥリーズン系(ヘイロー系、ロベルト系)が36頭で圧倒的に多く、その内訳は、サンデーサイレンス系が33頭(ディープインパクトが14頭、フジキセキが5頭、サンデーサイレンスが4頭、スペシャルウイーク、スズカマンボ、ステイゴールドが各2頭、ロイヤルタッチ、アドマイヤベガ、アグネスタキオン、ハーツクライが各1頭)、ロベルト系のタニノギムレットが3頭となっています。
ちなみに、サンデーサイレンス系ですが、昨年までではその孫産駒の3着以内はまだありません。
今年の出走馬18頭では、キズナ産駒が4頭、オルフェーヴル産駒が1頭と、サンデーサイレンスの孫産駒が5頭していますが、初の3着以内に産駒が現れるかどうかも検討の必要になるかと思います。
また、サンデーサイレンス系以外のヘイルトゥリーズン系産駒では、ロベルト系のタニノギムレット産駒の3頭のみが3着以内に入っていますが、今回、ロベルト系のエピファネイア産駒のデアリングタクト、同じくロベルト系のモーリス産駒ディヴィーナのまた違う系統の2頭が出走していますので、こちらも初の3着以内の産駒が現れるかどうかの検討も必要になるかと思います。

あと残りの12頭では、ノーザンダンサー系が7頭(クロフネが3頭、ハービンジャーが2頭、メイショウサムソン、フレンチデピュティが各1頭)、ミスタープロスペクター系が4頭(キングカメハメハが3頭、ロードカナロアが1頭)、ナスルーラ系が1頭(グレイソブリン系のテレグノシス)となっています。

もう少し掘り下げてみますと、特にディープインパクト産駒は、登場した12年以降10年間で、15年以外の9年で少なくとも1頭が3着以内に入っていました。
その内訳は、
12年 7番人気2着 ドナウブルー
     3番人気3着 マルセリーナ
13年 1番人気1着 ヴィルシーナ
14年 11番人気1着 ヴィルシーナ
16年 1番人気2着 ミッキークイーン
     2番人気3着 ショウナンパンドラ
17年 7番人気3着 ジュールポレール
18年 8番人気1着 ジュールポエール
     1番人気3着 レッドアヴァンセ
19年 4番人気2着 プリモシーン
20年 4番人気2着 サウンドキアラ
21年 1番人気1着 グランアレグリア
    10番人気2着 ランブリングアレー
     5番人気 マジックキャッスル
となっています。
ちなみに3着以内に入らなかった15年は2頭出走していましたが、
15年 7番人気8着 ショウナンパンドラ
     6番人気10着 スマートレイヤー
となっていました。
今回の出走馬18頭では、テルツェット、デゼル、マジックキャッスル、レイパパレの4頭のディープインパクト産駒が出走しています。

結局、上位3頭ともヘイルトゥリーズン系で占めた年は、15年中、06年~08年、10年、14年、16年、18年、21年の8年となっています。
ちなみに、それぞれの年の、父がヘイルトゥリーズン系の馬の出走馬数を見てみますと

06年では18頭中13頭(そのうちサンデーサイレンスが10頭、その仔が2頭、もう1頭はディアプロ《10着》)
07年も18頭中13頭(そのうちサンデーサイレンスが4頭、その仔が8頭、もう1頭はブライアンズタイム《17着》)
08年では18頭中10頭(そのうちサンデーサイレンスの仔が8頭、ブラインズタイムが1頭《12着》、ブライアンズタイムの仔タニノギムレットが1頭《2着》)
09年では18頭中10頭(そのうちサンデーサイレンスの仔が9頭、ブライアンズタイムの仔タニノギムレットが1頭《1着》)
10年では18頭中12頭(そのうちサンデーサイレンスの仔が10頭、ブライアンズタイムの仔タニボギムレットが1頭《3着》、もう1頭はシンボリクリスエス《13着》)
11年では17頭中6頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
12年では18頭中10頭(サンデーサイレンスの仔が8頭、ブライアンズタイム系が2頭)
13年では18頭中7頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
14年では18頭中12頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
15年では18頭中11頭(サンデーサイレンスの仔が10頭、ブライアンズタイム系が1頭)
16年では18頭中15頭(サンデーサイレンスの仔が14頭、ブライアンズタイム系が1頭)
17年では17頭中13頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
18年では18年中11頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
19年では18頭中12頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
20年では16頭中11頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
21年では16頭中15頭(すべてサンデーサイレンスの仔)
となっていました。
ともかくもまずはヘイルトゥリーズン系のサンデーサイレンス系を中心に検討していくのが常套手段のようですね。
今回のヘイルトゥリーズン系の出走馬を見てみますと、18頭中15頭(そのうちサンデーサイレンス系が13頭、ロベルト系が2頭)となっています。

それから、ヘイルトゥリーズン系以外で、特にノーザンダンサー系のこのレースでの戦績も挙げておきます。
06年では18頭中1頭出走して14番人気で14着(リファール系)
07年では18頭中前述したカワカミプリンセス1頭が出走して1番人気10着(リファール系)
08年では18頭中4頭出走して、それぞれ9番人気6着(ヴァイスリージェント系)、14番人気10着(ヴァイスリージェント系)、17番人気16着(ニジンスキー系)、16番人気17着(ダンチヒ系)
09年では7頭出走して、それぞれ11番人気2着(ヴァイスリージェント系)、7番人気3着(ヴァイスリージェント系)、14番人気7着(リファール系)、2番人気8着(リファール系)、9番人気12着(ヌレイフ系)、16番人気13着(リファール系)、5番人気16着(ヴァイスリージェント系)
10年では18頭中6頭出走して、それぞれ13番人気7着(フェアリーキング系)、9番人気8着(ヴァイスリージェント系)、5番人気9着(ヴァイスリージェント系)、15番人気11着(リファール系)、12番人気15着(ヴァイスリージェント系)、18番人気16着(リファール系)
11年では17頭中3頭出走して、それぞれ12番人気6着(ヴァイスリージェント系)、8番人気8着(フェアリーキング系)、16番人気16着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
12年では18頭中2頭出走して、それぞれ4番人気1着(ヴァイスリージェント系)、15番人気13着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
13年は18頭中6頭出走して、それぞれ12番人気2着(ヴァイスリージェント系)、18番人気7着(ストームバード系)、11番人気8着(フェアリーキング系)、15番人気9着(サドラーズウェルズ系)、13番人気16着(ヴァイスリージェント系)、14番人気17着(リファール系)となっています。
14年は18頭中2頭のノーザンダンサー系が出走して、2番人気4着(ヴァイスリージェント系)、8番人気14着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
15年は18頭中1頭のノーザンダンサー系が出走して、13番人気18着(ヌレイフ系)となっていました。
16年はノーザンダンサー系の出走はありませんでした。
17年は、17頭中2頭のノーザンダンサー系が出走して、11番人気2着(サドラーズウェルズ系)、12番人気8着(サドラーズウェルズ系)となっていました。
18年は、18頭中3頭のノーザンダンサー系が出走して、3番人気4着(ヴァイスリージェント系)、5番人気7着(サドラーズウェルズ系)、11番人気12着(サドラーズウェルズ系)となっていました。
19年は、18頭中5頭のノーザンダンサー系が出走して、5番人気1着(ダンチヒ系)、2番人気5着(ヴァイスリージェント系)、8番人気9着(サドラーズウェルズ系)、10番人気12着(サドラーズウェルズ系)、9番人気15着(サドラーズウェルズ系)となっていました。
20年は、18頭中2頭のノーザンダンサー系が出走して、5番人気3着(ダンチヒ系)、9番人気9着(ヴァイスリージェント系)となっていました。
21年は、16年に続いて、2回目のノーザンダンサー系の登録馬が1頭も無しとなっていました。
今年は、出走馬18頭中、クロフネ(ヴァイスリージェント系)産駒のソダシが1頭出走しています。

あと、残りの出走馬2頭ですが、ミスタープロスペクター系のキンフカメハメハ産駒のアンドヴァラナウト、同じくミスタープロスペクター系のキングズベスト産駒のミスニューヨークとなっています。


また、複数年連続で3着以内に入っていた馬は6頭いました。
その内訳は、
ウォッカ(タニノギムレット産駒) 08年3着、09年1着
ブエナビスタ(スペシャルウィーク産駒) 10年1着、11年2着
ホエールキャプチャー(クロフネ産駒) 12年1着、13年2着
ヴィルシーナ(ディープインパクト産駒) 13年1着、14年1着
ストレイトガール(フジキセキ産駒) 14年3着、15年1着、16年1着
ノームコア(ハービンジャー産駒) 19年1着、20年3着
となっています。
今回の出走馬では、昨年5番人気3着だったマジックキャッスルが連続出走しています。



次に各年の1着から3着までの人気を見てみますと、
06年「2番人気-3番人気-4番人気」
07年「12番人気-9番人気-8番人気」
08年「5番人気-1番人気-4番人気」
09年「1番人気-11番人気-7番人気」
10年「1番人気-8番人気-11番人気」
11年「2番人気-1番人気-3番人気」
12年「4番人気-7番人気-3番人気」
13年「1番人気-12番人気-5番人気」
14年「11番人気-3番人気-6番人気」
15年「5番人気-12番人気-18番人気」
16年「7番人気-1番人気-2番人気」
17年「6番人気-11番人気-7番人気」
18年「8番人気-1番人気-7番人気」
19年「5番人気-4番人気-11番人気」
20年「1番人気-4番人気-5番人気」
21年「1番人気-10番人気-5番人気」
となっていました。
16年中9年で3着以内に二桁人気の馬が1頭(7年)ないし2頭(1年)入っていたのに対し、5番人気以上の上位人気3頭で決まった年が4年あるなど、荒れるのか荒れないのかの予想はなかなか難しそうですね。
全体的には、07年、12年、15年、17年、19年以外の11年の連対馬で、1番人気、2番人気、3番人気の中から1頭ないし2頭入っていました。

それから、二桁人気の馬ですが、16年と18年を除く14年で4着以内に1頭(15年は2頭)入っていました。(3着以内では、16年中8年)
その内訳は
06年16番人気4着
07年12番人気1着
08年13番人気4着
09年11番人気2着
10年11番人気3着
11年14番人気4着
12年11番人気4着
13年12番人気2着
14年11番人気1着
15年12番人気2着、18番人気3着
17年11番人気2着
19年11番人気3着
20年12番人気4着
21年10番人気2着
となっていました。
11番人気が6頭もいるのが面白いところです。
除く2年では
16年は、二桁人気の最高位は、15番人気ウキヨノカゼの7着
18年は、二桁人気の最高位は、14番人気ワントゥワンの9着
となっています。


次に枠の出目ですが、順に、
06年「1枠-8枠-7枠」
07年「2枠-2枠-8枠」
08年「3枠-5枠-1枠」
09年「3枠-1枠-1枠」
10年「6枠-1枠-5枠」
11年「8枠-7枠-2枠」
12年「6枠-8枠-1枠」
13年「6枠-3枠-1枠」
14年「7枠-2枠-1枠」
15年「3枠-4枠-8枠」
16年「7枠-5枠-7枠」
17年「3枠-5枠-2枠」
18年「2枠-8枠-3枠」
19年「2枠-5枠-2枠」
20年「6枠-8枠-8枠」
21年「3枠-4枠-1枠」
となっていて、16年と20年を除いて1枠から3枠までの内枠から3着以内に、1頭(5年)ないし2頭(8年)、3頭(1頭)入っていました。(16年は1枠が4着に入っています)
また、さらに06年から14年までの9年連続と17年、18年、19年、21年に1枠か2枠が3着以内に入り、そのうち14年では「1枠と2枠」両方が3着以内に入りました。
1枠、2枠が入らなかった15年は2枠が4着、16年は1枠が4着にそれぞれ入っています。(20年は、2枠の6着が最高位でした)
とりあえずは、「1枠」「2枠」に入った馬の検討から始めるのがセオリーのようですね。
また、11年、12年、16年を除いて1枠から3枠までの内枠が片方か両方連に絡み、また、前半の4年間と15年、17年、18年、19年、21年の計9年の1着馬は3枠から内枠、それ以外の7年の1着馬は6枠から外枠となっていました。


それから毛色ですが、同じく順に、
06年「青鹿毛-鹿毛-栗毛」
07年「栃栗毛-鹿毛-栃栗毛」
08年「鹿毛-鹿毛-黒鹿毛」
09年「鹿毛-芦毛-栗毛」
10年「黒鹿毛-栗毛-鹿毛」
11年「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
12年「芦毛-鹿毛-鹿毛」
13年「青毛-芦毛-鹿毛」
14年「青毛-鹿毛-鹿毛」
15年「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
16年「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
17年「青鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
18年「鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
19年「芦毛-青鹿毛-黒鹿毛」
20年「鹿毛-鹿毛-芦毛」
21年「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
となっていました。
トータルで見てみますと、連対馬32頭では、鹿毛が15頭と最も多く、続いて黒鹿毛が6頭、芦毛と青鹿毛が各3頭、青毛が2頭、栃栗毛、栗毛が各1頭となっていました。
3着馬16頭では、鹿毛が9頭、黒鹿毛が3頭、栗毛が2頭、栃栗毛と芦毛が各1頭となっています。
19年を除けば、毎年少なくとも1頭、鹿毛馬が3着以内に入っていて、10年以降17年まで8年連続鹿毛馬が3着に入っています。


年齢も見てみますと、同じく順に、
06年「5歳-4歳-4歳」
07年「4歳-4歳-5歳」
08年「4歳-4歳-5歳」
09年「5歳-4歳-6歳」
10年「4歳-4歳-6歳」
11年「4歳-5歳-4歳」
12年「4歳-4歳-4歳」
13年「4歳-5歳-5歳」
14年「5歳-4歳-5歳」
15年「6歳-6歳-5歳」
16年「7歳-4歳-5歳」
17年「4歳-4歳-4歳」
18年「5歳-4歳-5歳」
19年「4歳-4歳-6歳」
20年「5歳-5歳-5歳」
21年「5歳-5歳-4歳」
となっていて、15年と20年と21年を除いて4歳馬が、片方か両方連に絡んでいて、4歳馬の活躍が特に目立っています。(15年は4着、20年は5着、21年は3着がそれぞれ4歳馬)
今回の出走馬18頭中では5頭の4歳馬が出走しています。


次に臨戦過程ですが、この16年間の連対馬と3着馬の計48頭のうち、
08年2着、09年1着のウオッカと、10年1着と11年2着のブエナビスタの2頭(のべ4頭)がそれぞれ前走外国(ドバイ)であった以外の前走は、
阪神牝馬Sが18頭
中山牝馬Sが6頭
福島牝馬S、大阪杯が各4頭
マイラーズC、ダービー卿C、高松宮記念が各3頭
有馬記念、京都牝馬S、準オープン特別が各1頭となっていました。

そのそれぞれの人気と着順の内訳は、
阪神牝馬Sの18頭では、2番人気2着、2番人気8着、5番人気1着、1番人気2着、3番人気13着、2番人気2着、6番人気14着、5番人気11着、3番人気9着、1番人気2着、3番人気2着、4番人気3着、5番人気5着、1番人気3着、11番人気2着、6番人気5着、2番人気1着、2番人気2着
中山牝馬S6頭では、4番人気1着、10番人気1着、2番人気5着、4番人気11着、1番人気7着、7番人気1着
福島牝馬S4頭では、7番人気1着、3番人気2着、14番人気5着、8番人気4着
大阪杯4頭では、4番人気6着、3番人気7着、4番人気3着、2番人気4着
マイラーズC3頭では、2番人気2着、4番人気3着、4番人気4着
ダービー卿C3頭では、9番人気2着、6番人気6着、3番人気2着
高松宮記念3頭では、1番人気3着、1番人気13着、8番人気15着
有馬記念では、1番人気9着
京都牝馬Sでは、9番人気1着
準オープン特別1頭では、10番人気1着となっています。


それから1番人気の馬ですが、順に9着、10着、2着、1着、1着、2着、5着、1着、8着、6着、2着、7着、2着、4着、1着、1着となっていました。
この連対をはずした7頭、まず9着馬はミスタープロスペクター系エンドスィープ産駒のラインクラフト、10着馬はノーザンダンサー系キングヘイロー産駒のカワカミプリンセス、5着馬はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ産駒のアパパネ、8着馬はヘイルトゥリーズン系ディープインパクト産駒スマートレイアー、6着馬はヘイルトゥリーズン系ハーツクライ産駒のヌーヴォレコルト、7着馬はヘイルトゥリーズン系ディープインパクト産駒のミッキークイーン、4着馬はヘイルトゥリーズン系オルフェーヴル産駒のラッキーライラックとなっていました。
対して連対した9頭は、そのうち8頭がヘイルトゥリーズン系、1頭がミスタープロスペクター系のロードカナロア産駒(アーモンドアイ)となっていました。
その連対した9頭中4頭は、ウオッカとブエナビスタがそれぞれ2回ずつ連対したもので、延べの頭数としては、その辺り後押しするデータとしては何とも言えないものがあります。
また、連対をはずした7頭の中の4頭のヘイルトゥリーズン系産駒ですが、スマートレイアーは、直線スムーズさを欠いての消化不良のレース、ヌーヴォレコルトは久々のマイルに戸惑ったような感じであったこと、ミッキークイーンは、位置取り、コース取りに問題があったようで、ラッキーライラックはゴール前、馬群から一気に伸びて先頭までは来たものの、ゴール寸前一緒に伸びて来た馬と接戦になり惜しくも4着となったものでした。
ラッキーライラックを除けば、結果的にそれぞれレースそのものに対応ができなかったことに敗因があったようです。


以上ですが、今年は、前述した、牝馬3冠のデアリングタクト、同じくG1を2勝した経験のあるソダシ、他にも、G1勝ちのあるレイパパレ、レシステンシア、アカイイト、G1で2着の経験のあるソングライン、ファインルージュ、マジックキャッスルなど、目移りする馬たちが出走しています。
かなり予想は難解になりそうですね。
考えれば考えるほど勝負目が増えそうです。
それから、15年に3連単の配当が2千万円を超えたように、かなり荒れる要素を持っているレースですので、その目移りする馬の中で、上記で挙げたデータで挙げた、16年中14年で4着以内に絡んでいる二桁人気の馬を取り上げて入れるのもまた、至難の業ですね。
それも、その馬が実際上位に来たとして、それが「3着以内」と「4着」ではエライ違いなので、そのあたりは勝負運にまかせるしかないですね。
それと、上記にも書きました通り、「1枠」「2枠」の馬の取捨選択も同時に必要ですね。
と、ああだこうだ予想言い訳が多そうなレース、とにもかくにも、上記のデータを丁寧になぞらえながらしっかり検討して、結論を出していこうと思います。

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