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第70回 京都新聞杯のデータ [競馬データ]

京都競馬場が大規模整備工事のため、今年も代替で、中京競馬場で行われます。
よって、過去の従来行われる京都競馬場施行のデータは使えないことになります。

でもとりあえず、データは参考にならないかも知れませんが、今年も毎年と同じように、一昨年までの京都競馬場でのレースの傾向を挙げていきたいと思います。
その後に、昨年中京競馬場で行われた「京都新聞杯」の結果をそれぞれのデータの後に載せておきます。
その前に、これも参考になるかわかりませんが、一昨年と昨年の9月に中京競馬場で行われた、同じ2200m芝施行の3歳重賞「神戸新聞杯」を先に挙げておきます。

20年 第68回 神戸新聞杯
1着 コントレイル      1番人気(1.1倍)
2着 ヴェルトライゼンデ  2番人気(20.3倍)
3着 ロバートソンキー  14番人気(112.7倍)
21年 第69回 神戸新聞杯
1着 ステラヴェローチェ  2番人気(3.0倍)
2着 レッドジェネシス    5番人気(26.5倍)
3着 モンテディオ      8番人気(41.1倍)

父の血統-BMS(母の父)の血統 
20年
ディープインパクト(サンデーサイレンス系)-アンブライドルズソング(ミスタープロスペクター系)
ドリームジャーニー(サンデーサイレンス系)-アカテナンゴ(ハンプトン系)
ルーラーシップ(ミスタープロスペクター系)-サンデーサイレンス
21年
バゴ(ナスルーラ系)-ディープインパクト(サンデーサイレンス系)
ディープインパクト(サンデーサイレンス系)-ストームキャット(ノーザンダンサー系)
ジャスタウェイ(サンデーサイレンス系)-テハノラン(ナスルーラ系)

前走
20年ダービー1番人気1着-ダービー10番人気3着-1勝クラス1番人気2着
21年ダービー9番人気3着-ダービー13番人気11着-1勝クラス2番人気1着

枠番
20年「1枠-8枠-3枠」
21年「5枠-7枠-4枠」

毛色
20年「青鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
21年「黒鹿毛-鹿毛-鹿毛」


過去上がり1番時計回数
20年 6戦3回-5戦3回-3戦3回
21年 6戦3回-8戦5回-10戦0回



では、一昨年20年までの京都開催でのデータを挙げていきたいと思います。
この「京都新聞杯」ですが、かつては秋に菊花賞のトライアルレースとして行われていました。
それが、00年より菊花賞の施行日程の変更により神戸新聞杯に取って代わったことにより、京都新聞杯はその年からそれまでこの5月初旬に行われていた「京都4歳特別」を引き継ぐ形で、2000m芝施行で日本ダービーの前哨戦として行われることになりました。
そして02年からは、距離が2000m芝から元々秋に行われていた施行と同じ2200m芝に変更されています。
その京都新聞杯として引き継がれた00年以降21年、距離変更に関係なく連対馬42頭、3着馬21頭から見ていくことにいたします。


まず毎年取り上げていますが、出目としてかつては「5枠」がよく連に絡んでいました。
前身の京都4歳特別の時は、97年以前はまったく絡まなかったのですが、98年99年と連に絡み、さらに00年に京都新聞杯に名前が変わってからも、その00年、そして01年、それから2200m芝に変わった02年と次々に5枠が連に絡みました。
その後、03年は「3-6」となって6年連続は果たせませんでしたが、04年からは05年06年と3年連続5枠が絡み、その時点で京都新聞杯と名称変更になって7年のうち6年絡んだことになりました。
この00年以降06年までの7年の連対馬の枠の出目をまとめてみますと、14頭中、5枠が7頭と半分を占め、あとは、8枠が2頭、1枠、3枠、4枠、6枠、7枠が各1頭、2枠は無しとなっています。
しかしそれ以降は、
07年「2-3」
08年「3-6」
09年「3-4」
10年「4-6」
11年「3-6」
12年「2-7」
13年「3-4」
14年「2-6」
15年「1-2」
16年「2-7」
17年「3-8」
18年「4-7」
19年「3-6」
20年「5-7」
と、07年から19年までの13年は5枠は連に絡みませんでしたが、昨年06年以来14年ぶりに絡みました。
この間ですが、むしろ、2枠(5頭)、3枠(7頭)、4枠(4頭)、6枠(5頭)、7枠(4頭)が特に目立っていて、連対馬28頭中この5つの枠で25頭も占めています。
もう「5枠」が強かった京都新聞杯は過去のものになってしまったのかも知れませんね。
ちなみに、この14年の連対馬の他の枠の出目ですが、1枠、5枠、8枠が各1頭となっています。

3着馬では、ここは00年から20年まで通して、21頭中、6枠と8枠が各4頭と最も多く、続いて2枠と3枠が各3頭、4枠と5枠と7枠が各2頭で、1枠が1頭ずつとなっています。

昨年の中京製馬場施行での上位3着までの枠番ですが、
21年「8-4-7」
となっていました。


次に臨戦過程の前走ですが、まず連対馬42頭中、一番多かったのは500万下条件戦(1勝クラス)で23頭いました。
そのうち17頭が1着、あと6頭は1番人気2着が3頭、1番人気6着、4番人気3着、5番人気6着が各1頭となっていました。
それから、前走オープン特別戦は3頭で、3番人気1着、1番人気4着、1番人気4着となっていました。
あと残り16頭は重賞で、内訳は、皐月賞が6頭(5番人気5着、13番人気7着、5番人気14着、12番人気15着、15番人気17着、18番人気10着)、毎日杯が4頭(1番人気1着、1番人気1着、5番人気8着、12番人気9着)、スプリングSが3頭(10番人気2着、5番人気4着、3番人気10着)、ニュージーランドTが1頭(7番人気6着)、ラジオNIKKEI賞が1頭(2番人気2着)、共同通信杯が1頭(2番人気10着)となっていました。

あと、3着馬21頭の前走ですが、未勝利戦が2頭(共に2番人気1着)、1勝クラス(500万下条件)戦が7頭(1番人気1着、4番人気1着、3番人気1着、13番人気1着、5番人気2着、2番人気2着、1番人気7着)、オープン特別が3頭(若草Sが2頭(7番人気5着と6番人気2着)、すみれSが1頭(2番人気5着))、重賞が9頭(皐月賞が3頭(8番人気5着、8番人気5着、9番人気9着)、毎日杯が3頭(7番人気5着、6番人気4着、4番人気7着)、弥生賞が1頭(6番人気5着)、きさらぎ賞が1頭(2番人気3着)、スプリングS

(3番人気4着))となっていました。

昨年中京競馬場開催での前走ですが、
21年1勝クラス1番人気1着-毎日杯3番人気4着-1勝クラス1番人気1着
 

それから前々走も見てみますと、連対馬42頭のうち37頭が掲示板に載っていました。
この37頭の前々走のレースですが、05年2着のコメディアデラルテ(前々走毎日杯9番人気5着)、10年1着のゲシュタルト(前々走スプリングS10番人気2着)、11年2着のユニバーサルバンク(前々走共同通信杯6番人気2着)、13年1着のキズナ(前々走弥生賞3番人気5着)、15年2着のポルトドートウィユ(きさらぎ賞2番人気2着)、17年1着のプラチナムバレット(前々走毎日杯5番人気4着)、18年1着のステイフーリッシュ(前々走ホープレスS8番人気3着)の7頭を除く30頭は重賞以外のレースでした。
あと残りの前々走掲示板をはずした5頭(00年1着、01年2着、07年1着2着、16年1着)のうち4頭の前々走は重賞(3番人気6着、3番人気7着、5番人気10着、2番人気6着)で、もう1頭はオープン特別(2番人気12着)となっていました。
3着馬の前々走は、前々走のない新馬戦1戦のみを除く20頭中17頭が掲示板に載っていて、残り3頭は重賞で掲示板をはずしていました。

昨年中京競馬場開催での前々走ですが、
21年1勝クラス2番人気6着-未勝利戦1番人気1着-1勝クラス3番人気2着
となっていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が20頭、栗毛が12頭、黒鹿毛が7頭、青鹿毛が2頭と芦毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が13頭、黒鹿毛、栗毛が各3頭、芦毛が2頭となっています。

昨年の中京競馬場開催での上位3頭の毛色は、
21年「鹿毛-鹿毛-芦毛」
となっていました。


父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が30頭(そのうち3頭がダンスインザダーク)、続いてナスルーラ系、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系が各4頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が16頭(そのうちアドマイヤベガが3頭)、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系が各2頭、リボー系が1頭となっています。

昨年の中京競馬場開催での上位3頭の血統ですが、
21年
ディープインパクト(サンデーサイレンス系)-ストームキャット(サンデーサイレンス系)
モーリス(ロベルト系)-スペシャルウィーク(サンデーサイレンス系)
ゴールドシップ(サンデーサイレンス系)-ダルシャーン(ナスルーラ系)


それから、重なる部分があるかも知れませんが、京都競馬場施行時の「1着馬」のデータも一緒に載せておきます。
これに関しては、02年距離が2200mに変更になってからの過去19年、19頭からのデータでいきます。
枠順では、2枠が5頭、3枠と5枠が各3頭、4枠、6枠、7枠、8枠が各2頭となっていました。
当日の人気は、1番人気が4頭、2番人気が5頭、3番人気が4頭、4番人気、5番人気、6番人気、7番人気、10番人気、11番人気が各1頭となっています。
前走のレースでは、皐月賞が5頭、毎日杯が3頭、スプリングS、共同通信杯が各1頭、あと1勝クラス(500万下条件戦(特別戦も含む))が9頭となっていて、その9頭のうち8頭の前走はいずれも1着(残り1頭は4着)となっていました。
父の血統は、ヘイルトゥリーズン系が19頭中16頭。
そのヘイルトゥリーズン系16頭の内訳は、サンデーサイレンスが1頭、サンデーサイレンスの仔が12頭(マンハッタンカフェ、ディープインパクトが各4頭、ダンスインザダークが2頭、スペシャルウイーク、ステイゴールドが各1頭)、サンデーサイレンスの孫が1頭(ダノンシャンティ)、ブライアンズタイムの仔タニノギムレットが2頭となっていて、あとそれ以外の3頭は、チーフベアハート(ノーザンダンサー系)、ジャングルポケット(ナスルーラ系)、ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ)が各1頭となっていました。


以上ですが、とにもかくにも今年は中京競馬場での開催ですので、上記の京都競馬場施行での血統、臨戦過程を参考にしつつ、一昨年、昨年の神戸新聞杯とその他の中京2200m芝の傾向も調べて、それも加味しながら検討し、何とか結論を出していこうと思います。


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