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第56回 小倉大賞典のデータ [競馬データ]

小倉競馬場全面リニューアルの2000年以降、10年の中京競馬場開催を除く21年間、連対馬42頭、3着馬21頭からです。
ただし、開催日の日程ですが、13年にそれまでより2週間遅くなり、さらに14年はさらに1週間遅くなっています。


まず連対馬の当日の人気の組み合わせですが、順に「2-3」「2-7」「13-2」「11-3」「3-7」「1-4」「11-1」「10-2」「6-1」「7-1」「6-9」「5-10」「6-2」「1-8」「3-6」「2-6」「4-8」「1-15」「3-1」「4-10」「11-1」となっていて、11年、12年、17年、20年の4年を除く17年間では、少なくとも片方は1番人気、2番人気、3番人気の上位人気いずれかの馬が、両方か(1年)片方か(14年)で連対していました。
その11年(「6-9」)、12年(「5-10」)の3着馬ですが、いずれも偶然のようにクビ差で1番人気の馬が入っていました。
20年(「4-10」)も3着馬は2番人気の馬が入っていました。
しかし、もう一つの17年(「4-8」)の3着馬は5番人気で、初めて3着以内に3番人気以上の上位人気の馬が入らなかった年となりました。
その17年を例外とすれば、とりあえずは、軸馬は1番人気、2番人気、3番人気のいずれかの馬から選ぶのがセオリーのようです。
またその反面荒れる要素も高く、21年中半分強の11年の1着馬の単勝オッズは二桁で、そのうち5年は人気も2桁人気となっていました。
3着馬の人気も見てみますと、1番人気が4頭、2番人気が2頭、3番人気が2頭、4番人気が2頭、5番人気が5頭、6番人気が1頭、7番人気が2頭、11番人気、12番人気、14番人気が各1頭となっていました。
しかしながら、その3着馬の単勝オッズも見てみますと、21年中二桁オッズとなっていたのは7年、三桁オッズとなっていたのは1年(19年の14番人気、127.5倍)で、そのうち二桁オッズの中で一番高かったのが21年の35.0倍(12番人気)となっていました。
19年の三桁オッズ、15年、21年の二桁人気をそれぞれ例外ととらえると、連対馬に比べると上位人気の馬が中心となっています。
ただ、その19年の三桁オッズで3着に入った馬は、逃げて最後粘って3着に入った馬でということで、ダイヤモンドSでも触れましたが、このように人気薄の逃げ馬が展開に恵まれて上位に残ることがあるので、逃げる馬を予想するのは難しいですけれど、この展開の検討は一応必要かと思います。


年齢は、連対馬では5歳が11頭、6歳が10頭、続いて4歳が9頭、7歳が8頭となっていて、4歳から7歳まで拮抗しています。
あと残りは、8歳が2頭、9歳、10歳が各1頭と、高齢馬もがんばっている年もありました。
その7歳も含め、8歳、9歳、10歳までの高齢馬の内訳ですが、
06年7歳馬が1着(メジロマイヤー)11番人気
07年9歳馬が1着(アサカディフィート)10番人気
08年10歳馬が1着(アサカデフィート)6番人気
11年7歳馬が1着(サンライズベガ)6番人気
11年7歳馬が2着(バトルバニヤン)9番人気
12年7歳馬が1着(エーシンジーライン)5番人気
12年7歳馬が2着(スマートギア)10番人気
15年7歳馬が2着(コスモサンパーク)6番人気
16年8歳馬が2着(ダコール)6番人気
17年8歳馬が2着(ヒストリカル)8番人気
20年7歳馬が2着(ドゥーモ)10番人気
21年7歳馬が1着(テリトーリアル)11番人気
となっていて、06年から08年の3年連続と11年、12年の2年連続、15年、16年、17年の3年連続、そして20年21年と連続で連対と、06年以降ここ15年(中京開催の10年を除く)中、09年、13年、14年、18年、19年を除いた計10年で連対していたことになります。

3着馬の年齢は5歳馬が7頭、6歳馬が6頭、7歳馬が4頭、4歳馬が3頭、9歳馬が1頭となっています。
その7歳馬3頭が3着に入った年は、
00年(ドラゴンライト)7番人気
06年(メイショウカイドウ)2番人気
15年(ダコール)11番人気
18年(スズカデヴィアス)4番人気
9歳馬が3着に入った年は
19年サイモンラムセス(14番人気)

となっています。
15年以降、ここ7年連続で7歳馬以上が少なくとも1頭、3着以内に入っていたことになります。


毛色ですが、連対馬では栗毛が14頭と最も多く、黒鹿毛が13頭、鹿毛が12頭と僅差で続いています。
あと、青鹿毛が3頭となっていました。
勝ち馬だけを見てみますと、鹿毛と黒鹿毛が8頭と拮抗しています。
あと、栗毛が4頭、青鹿毛が1頭となっていました。
つまり、2着馬が21頭中半分弱の10頭、栗毛馬で占められていたことになります。
3着馬の毛色では、逆に鹿毛が21頭中10頭と多く、栗毛と黒鹿毛が各5頭、芦毛が1頭となっていました。


枠番の出目ですが、連対馬では、2枠が8頭、1枠と3枠と7枠と8枠が各6頭、4枠と6枠が各4頭、5枠が2頭となっていました。
3着馬では、1枠と6枠が各5頭、4枠が3頭、2枠と3枠と7枠と8枠が各2頭、5枠がなしとなっています。


以上ですが、上記で書きましたけれど、とりあえずは、4番人気-8番人気-5番人気の順で決まった17年を除けば、基本的には、1番人気、2番人気、3番人気の3頭が3着以内に入っているので、とりあえずは、この中から1頭ないし2頭(00年、01年、02年、05年、06年、07年、19年)を軸に選んで、そこから4番人気以下の下位人気の馬に、ワイド、さらに3連複、3連単に流すのがセオリーのようですね。
また、過去から見て、3連複の2頭軸で勝負するのであれば、同じく1番人気から6番人気の6頭の中から2頭選んであと1頭を7番人気以下に流すか(これが21年中18年)、その6番人気以内から3頭選ぶか(21年中1年)、1番人気から4番人気の中から3頭選ぶか(21年中1年)、1番人気(か2番人気、3番人気)と二桁人気から2頭選ぶか(21年中1年)のいずれかになっています。
あくまで昨年までの傾向が今年も続けばという条件は付きますが、21年中18年も占めるのであれば前者の方をやっぱり選択してしまいますね。
ただ、これはかなり難解かと思います。
それと、毛色については、まずは黒鹿毛馬の取捨選択、そして上記で「2着馬で栗毛馬が21頭中10頭」と書いたとおり、この栗毛馬には今年も特に注意が必要のようですね。
ともかく、上記のデータを丁寧に検討しながら、まずは本命馬を決めていこうと思います。

タグ:小倉大賞典
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