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第63回 アメリカジョッキークラブカップのデータ [競馬データ]

92年以降、96年と02年の東京競馬場開催を除く28年、連対馬56頭、3着馬28頭からです。


まず当日の人気ですが、1番人気から3番人気の上位人気3頭からの連対馬は、56頭中36頭いました。
残りの4番人気以下の20頭の内訳は、
4番人気が3頭
5番人気が7頭
6番人気が4頭
7番人気が3頭
9番人気が2頭
11番人気が1頭
となっています。
また、連対馬が3番人気以内同士で決まった年は、28年中10年ありました。
また5番人気以内になりますと、28年中18年になります。
あと残りの10年ですが、そのうち3年が93年~95年でいずれも6番人気が絡み(93年が6番人気と1番人気、94年が4番人気と6番人気、95年が2番人気と6番人気という組み合わせとなっています)、残り7年は08年、10年、11年、14年、15年、17年、19年で、それぞれ2番人気と9番人気、5番人気と9番人気、1番人気と6番人気、2番人気と11番人気、4番人気と7番人気、7番人気と1番人気、7番人気と1番人気という組み合わせとなっていました。
つまり96年以降(96年は東京開催ですので97年以降)その08年、10年、11年、14年、15年、17年、19年の7年を除く17年間(東京開催の02年も除く)では、1番人気から5番人気の間の上位人気同士で連対馬が決まったことになります。
全体的に見ても、連対馬はほぼ比較的上位人気同士の決着となっていると言えます。
ただ、ここ14年中7年がその上位人気同士の組み合わせをはずしていますので、その上位人気同士の傾向が崩れ始めているのかも知れません。

3着馬も見てみますと、こちらの当日人気は連対馬ほど上位人気ではありませんでした。
その内訳は、まず1番人気から3番人気の上位人気馬は、28頭中9頭のみとなっています。
あとの19頭の内訳は
4番人気が5頭
5番人気が3頭
6番人気が4頭
7番人気が3頭
8番人気が3頭
9番人気が1頭
となっていました。
こう見てみますと、二桁人気の馬は、14年に11番人気で2着となったサクラアルディート1頭のみとなっています。


次に臨戦過程ですが、前走で掲示板に載っていた馬は連対馬56頭中37頭いました。
前走で掲示板をはずした馬は残り19頭ですが、そのうち8頭が有馬記念でした。
その有馬記念でのそれぞれの着順は10着、6着、10着、6着、12着、9着、10着、6着となっていました。
あと有馬記念以外の前走掲示板をはずした10頭は、
06年 5番人気1着のシルクフェイマス(前走京都金杯7番人気8着)
07年 5番人気2着インテレット(菊花賞15番人気6着)
08年 9番人気2着のトウショウナイト(前走中山金杯10番人気11着)
11年 6番人気2着のミヤビランンベリ(前走中日新聞杯8番人気18着)
13年 3番人気1着のダノンバラード(前走金鯱賞2番人気8着)
13年 5番人気2着のトランスワープ(前走天皇賞(秋)9番人気17着)
14年11番人気2着のサクラアルディート(前走中山金杯4番人気9着)
18年 1番人気2着のミッキースワロー(前走菊花賞3番人気6着)
20年 1番人気1着のブラストワンピース(前走凱旋門賞5番人気11着)
20年 5番人気2着のステイフーリッシュ(前走チャレンジカップ4番人気10着)
21年 3番人気2着のヴェルトライゼンデ(前走菊花賞2番人気7着)
となっています。

3着馬では、前走掲示板に載っていたのは28頭中17頭となっていました。
その前走で掲示板をはずした11頭の前走と着順ですが
有馬記念11着、中山金杯6着、京都金杯12着、有馬記念6着、中山金杯11着、ニューイヤーS11着、ジャパンCダート9着、有馬記念8着、ディセンバーS6着、ジャパンカップ12着、中山金杯11着
となっていました。
また前走掲示板に載った17頭中6頭は1着となっていました。

それから、前走のレース別で見ていきますと、連対馬の前走のレースで目立つのは、56頭中13頭の有馬記念、12頭の中山金杯となっていました。
また、3着馬では、中山金杯は4頭、有馬記念は3頭となっていました。
まず前走有馬記念だった連対馬13頭の着順ですが、上記で挙げましたようにそのうち7頭は10着、6着、10着、6着、12着、9着、10着、6着と掲示板をはずしていましたが、あと5頭は2着、4着、3着、5着、4着となっていました。
そして3着馬の3頭は、11着、6着、8着となっています。
今回の出走馬で前走有馬記念だった馬は、10番人気16着だったアサマノイタズラ1頭がいます。
前走中山金杯は、その連対した12頭中10頭は掲示板に載っていました。(あと2頭は08年2着のトウショウナイト、前走中山金杯では11着、14年2着のサクラアルディート、前走中山金杯では9着)
そして、3着馬で前走中山での金杯を走っていたのは28頭中4頭となっていましたが、その着順は1着、6着、11着、11着となっています。
しかしながら、今回の出走馬で前走中山金杯を走った馬は、残念ながらいません。
あと前走のレースで目立つところを挙げていきますと、前走が条件戦だったのは、連対馬で4頭、3着馬は4頭いました。
いずれもその前走で勝っていました。
今回の出走馬で前走条件特別を走った馬は、3勝クラス6番人気で勝ったエヒト、同じく3勝クラス4番人気で勝ったスマイルの2頭がいます。


年齢では、まず連対馬では、4歳馬が18頭、5歳馬が14頭、6歳馬が12頭、7歳馬が8頭、8歳馬が4頭となっていました。
3着馬では、5歳馬が10頭、6歳馬が8頭、4歳馬が4頭、7歳馬と8歳馬が各3頭となっています。


血統では、片方か両方でノーザンダンサー系だった馬は、連対馬56頭中30頭となっていました。
ただし、92年、00年、07年、12年、17年、18年、21年の7回、連対馬の両方ともノーザンダンサー系絡みではありませんでした。
しかしながら、そのうち92年、00年、18年の3着馬はノーザンダンサー系絡みでした。
今回の出走馬14頭中、アサマノイタズラ、キングオブコージ、クレッシェンドラヴ、ポタジェの4頭がノーザンダンサー系絡みとなっています。
ちなみに3着馬ではノーザンダンサー系絡みの馬は28頭中10頭となっています。
その10頭中5頭がノーザンテースト系統でした。
しかしながら、今回の出走馬でノーザンテースト系絡みの馬はいません。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が24頭、黒鹿毛が15頭、栗毛が14頭、青鹿毛が2頭、芦毛が1頭となっていました。
3着馬では、黒鹿毛が10頭、鹿毛が8頭、青鹿毛、栗毛が各4頭、芦毛が2頭となっていました。


枠番の出目ですが、連対馬では、7枠が11頭、5枠と6枠が各9頭、3枠が8頭と僅差で続き、あと4枠と8枠が各6頭、1枠が4頭、2枠が3頭となっていました。
3着馬は、2枠が6頭、5枠が5頭、1枠と4枠と7枠と8枠が各4頭、3枠が1頭、6枠がなしとなっています。


レース間隔ですが、一番開いていたのは、19年1着馬のシャケトラで、前々年の有馬記念以来1年1か月振りの出走でした。
続いて、17年の1着馬タンタアレグリアで、天皇賞(春)からの8ヶ月半、20年1着馬ブラストワンピースが凱旋門賞から3か月半、06年の2着馬フサイチアウステル、07年の2着馬インテレット、18年1着馬ダンビュライト、19年1着馬フィエールマン、21年1着馬アリストテレス、21年2着馬ヴェルトライゼンデがそれぞれ前走菊花賞から3ヵ月、また13年2着のトランスワープも前走天皇賞(秋)で同じく3ヶ月近く開いていました。
あとの45頭は長くて2ヶ月で、ほとんどが前走で12月か1月に走っていました。
同じく3着馬も同じ傾向でした。
今回の出走馬で、前走から一番長い期間となっている馬は、前走の七夕賞14着から6約か月振りのクレッシェンドラヴ、続いて菊花賞2着から3か月のオーソクレース、同じく前走天皇賞(秋)6着から3か月近くのポタジェとなっています。


以上ですが、今年もまずは、人気とオッズがほぼ出てからの検討ということになりそうですね。
その上で、上記のデータとにらめっこしながら結論を出していこうと思います。


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