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第56回 シンザン記念のデータ [競馬データ]

このシンザン記念も、京都競馬場が大規模整備工事のため、今年も中京競馬場で行われます。
こちらも、過去の京都競馬場施行のデータは参考にならないかも知れませんが、とりあえず昨年までの京都競馬場でのレースの傾向を挙げて、それぞれのデータの後に昨年の中京で行われたシンザン記念の結果を載せていきたいと思います。
京都競馬場での、混合戦となった95年以降26年、連対馬52頭、3着馬26頭からです。


まず臨戦過程の前走からですが、前走で重賞を含むオープン戦を経た馬は52頭中26頭いました。
そのうち18頭が前走掲示板に載っていました。
あと前走掲示板に載らなかった残り8頭ですが、それぞれの前走での人気と着順は、
99年の9番人気2着馬マルシゲファイターの1番人気8着(中京3歳S
04年の1番人気1着馬グレイトジャーニーの2番人気7着(朝日杯FS
06年の6番人気2着馬グロリアスウィークの7番人気12着(ラジオたんぱ杯2歳S
08年の5番人気2着馬ドリームガードナーの11番人気12着(朝日杯FS
11年の3番人気2着馬オルフェーヴルの1番人気10着(京王杯2歳S)
13年の1番人気1着馬エーシントップの2番人気8着(朝日杯FS)
15年の2番人気1着馬グアンチャーレの7番人気7着(東京スポーツ杯2歳S)
17年の4番人気2着馬タイセイスターリーの1番人気8着(デイリー杯2歳S)
となっていました。
あと残りの前走が重賞を含むオープン戦を経た馬以外の26頭ですが、連対馬では500万下条件(特別)戦が15頭、未勝利戦が6頭、新馬戦が5頭となっていました。
その26頭ですが、
11年、前走500万下条件戦で2番人気1着から降着で10着となったシンザン記念1着のレッドディヴィス
12年、前走500万下特別で8番人気4着だったマイネルアクト
15年、前走500万下特別6番人気5着だったロードフリーチェ
16年、前走500万下特別1番人気4着のロジクライ
の4頭以外の22頭の前走は連対していました。(前走新馬戦と未勝利戦の馬はすべて1着、500万下条件特別戦は1着が7頭、2着が4頭)

続いて3着馬の前走ですが、まず前走G1の朝日杯FS(朝日杯3歳S)だったのは26頭中6頭いました。
その6頭の前走朝日杯FSでの人気と着順は、9番人気13着、10番人気15着、9番人気9着、7番人気2着、5番人気11着、10番人気7着となっています。
あと前走が、他の重賞及びオープン特別だったのは10頭いました。
そのうち5頭はラジオたんぱ杯2歳SもしくはラジオNIKKEI杯(4着、10着、6着、10着、5着)で、残り4頭は、デイリー杯2歳ステークスが1頭(8着)、オープン特別が3頭(連対2頭、1頭は3着)でした。
結局、3着馬26頭中16頭の前走が重賞かオープン特別だったことになります。
そして、3着馬の残り10頭ですが、500万下条件戦が7頭(2着、1着、4着、6着、1着、1着、1着)、未勝利戦1頭(1着)、新馬戦2頭(共に1着)となっていました。
ちなみに昨年の上位3頭の前走は、1着馬が前走アルテミスS2番人気1着、2着馬が朝日杯FS15番人気5着、3着馬が前走デイリー杯2歳S9番人気8着となっていました。

昨年の中京競馬場で行われたシンザン記念の上位3頭の前走ですが、
1着馬 前走1勝クラス(500万下) 1番人気3着
2着馬 前走未勝利戦 5番人気1着
3着馬 朝日杯FS(G1) 8番人気4着
となっていました。


次に父の血統ですが、連対馬では、サンデーサイレンス系が26頭で、その内訳は、サンデーサイレンスの仔が18頭(アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ディープインパクトが各3頭、フジキセキ、スペシャルウイークが各2頭、ダンスインザダーク、ステイゴールド、アドマイヤマックス、ネオユニヴァース、ハーツクライ)、サンデーサイレンスの孫が3頭(ヴィクトワールピサが2頭、リーチザクラウン)、サンデーサイレンスが5頭となっています。

あと、ブライアンズタイム、ストロングリターン(シンボリクリスエスの仔)が各2頭、スクリーンヒーロー(グラスワンダーの仔)が1頭で、結局ヘイルトゥリーズン系が52頭中計31頭を占めていました。
それから続いて、ノーザンダンサー系(ダンチヒ系が3頭、リファール系が2頭、トップサイダー系、トライマイベスト系、ストームバード系が各1頭)とミスタープロスペクター系が各8頭(マイネルラヴ、ロードカナロアが各2頭、シーキングザゴールド、ガルチ、アグネスデジタル、トワイニング)、ナスルーラ系が3頭(グレイソブリン系が2頭、ネヴァーベンド系が1頭)、マンノウオー系、トゥルビョン系が各1頭となっていました。

それから3着馬ですが、サンデーサイレンス系が10頭(サンデーサイレンス2頭、アグネスタキオン、ゴールドアリュール、ディープインパクト、サムライハート、フジキセキ、ハーツクライ、キンシャサノキセキ、ディープブリランテが各1頭)、ノーザンダンサー系が9頭(ダンチヒ系が2頭、ノーザンダンサー系、ニジンスキー系、サドラーズウエルズ系、ノーザンベイビー系、ヌレイエフ系、リファール系、エルグランセニョール系が各1頭)、ミスータープロスペクター系が2頭(プリサイズエンド、キングカメハメハ)、ブライアンアンズタイム系(マヤノトップガン)、シンボリクリスエス、トゥルビョン系、マンノウォー系、ヒムヤー系が各1頭となっています。

昨年の中京での上位3頭の父の血統ですが、
1着馬 モーリス(グラスワンダー系 ヘイルトゥリーズン系)
2着馬 モーリス(グラスワンダー系 ヘイルトゥリーズン系)
3着馬 キズナ(サンデーサイレンス系 ヘイルトゥリーズン系)
となっています。


続いて毛色ですが、1着馬では鹿毛が12頭と最も多く、続いて栗毛と黒鹿毛が各5頭、青鹿毛が2頭、芦毛、青毛が各1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が13頭と最も多く、続いて栗毛と黒鹿毛が各6頭、青鹿毛が1頭となっています。

3着馬では鹿毛が10頭と最も多く、続いて黒鹿毛が7頭、栗毛が5頭、青鹿毛が2頭、芦毛、青毛が各1頭となっていました。

昨年の中京での施行での上位3頭の毛色ですが、
1着馬 鹿毛
2着馬 鹿毛
3着馬 鹿毛
と鹿毛馬で占められていました。


それから枠番の出目ですが、連対馬では6枠が9頭、1枠と2枠が各8頭、8枠が7頭、続いて3枠と4枠と7枠が各6頭、5枠が2頭となっています。
3着馬では、3枠が6頭、6枠が5頭、5枠が4頭、7枠が3頭、1枠と2枠と4枠と8枠が各2頭となっています。

昨年の中京でのシンザン記念の上位3頭の枠番の組み合わせですが、
「7枠-2枠-6枠」

となっています。


1番人気ですが、26年中13頭が連対し、その最低単勝オッズは1.4倍(98年2着)、最高オッズは3.5倍(13年1着)となっていました。
あと、1番人気が3着になったのは3回で、その単勝オッズは、1.9倍(95年)、3.4倍(01年)、2.4倍(17年)となっていました。
それから、3着以上をはずした1番人気残り10頭ですが、
その内訳は、99年8着で単勝オッズは2.2倍、06年4着で2.3倍、09年4着で2.7倍、10年11着で3.3倍、11年5着で2.2倍、12年4着で3.5倍、14年4着で2.9倍、15年14着で3.6倍、19年8着で2.8倍、20年7着で1.6倍となっていて、5頭が4着、5着と掲示板に載っていました。
その3着以上をはずした1番人気の10頭の父の血統ですが、そのうち6頭はサンデーサイレンス系のダンスインザダーク、アグネスタキオン、ディープインパクト(2頭)、ゴールドヘイロー、ジャスタウェイで、3頭はミスタープロスペクター系のキングマンボ系統、1頭がノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系統となっていました。
逆に、3着以上に入った1番人気16頭の父の血統ですが、サンデーサイレンス系が7頭(サンデーサイレンスが4頭、フジキセキ、アグネスタキオン、ディープインパクトが各1頭)、ノーザンダンサー系が5頭(ダンチヒ系が3頭、ノーザンテースト、ストームバード系が各1頭)、ミスタープロスペクター系が3頭(シーキングザゴールド、アグネスデジタル、ロードカナロア)、ブライアンズタイムズが1頭となっています。

昨年、中京でのシンザン記念の1番人気馬はククナでしたが、単勝オッズは2.4倍で、着順は4着でした。
父の血統は、キングカメハメハ産駒でミスタープロスペクター系となっていました。


そして連対馬の組み合わせですが、5番人気以上の上位人気同士で決まったのが26年中12年、そのうち1番人気が10年で絡んでいます。
そのうち、1番人気と2番人気が両方3着以内に入ったのは5回となっています。
その反面あと残りの、6番人気以下の馬が絡んだ14年は、(  )内は3着馬の人気
2番人気と9番人気(3番人気)
1番人気と9番人気(6番人気)
14番人気と7番人気(1番人気)
8番人気と6番人気(2番人気)
2番人気と12番人気(10番人気)
4番人気と9番人気(10番人気)
7番人気と3番人気(6番人気)
2番人気と9番人気(11番人気)
1番人気と9番人気(3番人気)、
2番人気と9番人気(3番人気)
8番人気と2番人気(11番人気)
8番人気と4番人気(1番人気)
1番人気と7番人気(4番人気)
4番人気と10番人気(2番人気)
という組み合わせで決まっており、荒れた決着となっています。
そのうち連対で、1番人気が絡んだのが3年、2番人気が絡んだのが5年となっています。
また、この14年のうち12年で、「9番人気」が6年で、「7番人気」と「8番人気」が各3年で、7番人気、8番人気、9番人気のどれかがが絡んでいるのは面白いですね。
(残り2年は。10番人気と12番人気)
ということで、基本的には固いレースなのに時々荒れるというやっかいなレースとなっています。
ただ、1番人気が26年中16年で3着以内に入っていますし、1番人気が3着以内に入らなった10年中8年では代わりに2番人気馬が3着以内に入っていますので、まずは上位人気2頭の検討から入るのがセオリーのようですね。


昨年の中京での上位3頭の人気の組み合わせですが、
「4番人気-8番人気-2番人気」

となっていて、馬連の配当は11,980円の万馬券、3連単の配当は、118,210円の10万馬券となっています。


以上ですが、毎年書いていますが、ともかく固く収まるのか荒れるのかの二者選択がなり難しいです。
京都競馬場でのここ6年の連対馬は、( )内は馬連の配当
15年「2番人気と9番人気」 (4,080円)
16年「8番人気と2番人気」 (5,360円)
17年「8番人気と4番人気」 (18,950円)
18年「1番人気と7番人気」 (2,620円)
19年「4番人気と10番人気」 (11,220円)
20年「2番人気と5番人気」 (3,190円)
という組み合わせで、ちょっと荒れた決着となっていました。
昨年の中京でも上記で載せたように、

21年「4番人気と8番人気」 (11,980円)
と、中京での施行でも荒れた決着となっていました。
しかし、その前の年の14年は1番人気と2番人気という固い決着でした。
ともかく、1番人気と2番人気が共に3着以内をはずしてかなり荒れるのか、逆に1番人気と2番人気が両方あるいは片方が3着以内に来て比較的平穏またはそこそこ荒れるのか、今年もこの「1番人気、2番人気」の難しい取捨選択から始めたいと思います。

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