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第57回 中日新聞杯のデータ [競馬データ]

かつては、この中日新聞杯は12月に行われたレースでしたが、中京競馬場リニューアル後の12年から時期も条件も変わって、3月に4歳以上の古馬のレースとして生まれ変わっておりました。
その代わり、この12月では、それまで5月に行われていた金鯱賞がこちらに移り、16年まで行われていました。
しかしその金鯱賞は、翌17年から3月に移って、いわゆる4月の大阪杯の前哨戦に位置づけられる形で行われています。
そういうことで、その代わりと言えばいいのでしょうか、この中日新聞杯も、3月からこの12月に再び戻ってきました。
でも、かつて12月に行われていた中日新聞杯は、リニューアル前の旧中京競馬場での施行でしたので、もう参考にはならないかと思います。
また、金鯱賞はG2の別定戦、中日新聞杯はG3のハンデ戦と違いを感じますので、17年以降、昨年20年までの4年間の中日新聞杯の傾向で見ていきたいと思います。


まず1着から2着までの人気の組み合わせですが、
17年 「2番人気-1番人気-5番人気」
18年 「1番人気-12番人気-7番人気」
19年 「8番人気-3番人気-2番人気」
20年 「2番人気-9番人気-1番人気」
となっていて、毎年上位人気3頭から2頭(17年、19年、20年)、ないし1頭(18年)、3着以内に入っていました。
その上位人気3頭以外では、17年を除く残り3年で、7番人気から12番人気の人気薄馬が入っていました。
その17年も、4着にハナ差で9番人気の馬が来ていました。
とりあえず、人気薄の馬にも要注意かと思います。


次に1番人気の馬ですが、
17年の1番人気はミッキーロケットで、単勝オッズは4.0倍、着順は2着でした。
18年の1番人気はギベオンで、単勝オッズは3.7倍、着順は1着でした。
19年の1番人気はアイスバブルで、単勝オッズは4.6倍、着順は9着でした。
20年の1番人気はヴェロックスで、単勝オッズは3.7倍、結果は3着でした。
19年以外では3着以内に入っています。


それから3連単の配当ですが、
17年は23260円と、15年とほぼ同じでそれほど高配当にはなりませんでした。
18年は264000円と、かなり荒れた結果となりました。
19年は105620円と、前年に続き、10万円以上の配当となりました。
20年は47130円と、一昨年昨年のように10万円以上にはなりませんでしたけれど、それなりの配当となりました。
配当に関しては、今年も荒れるのか荒れないのかの判断が難しいところですね。


次に臨戦過程ですが、連対馬のその前走と臨戦過程を見てみますと、
17年の連対馬の前走は、それぞれ関屋記念1番人気12着、天皇賞(秋)14番人気12着で、その前の5走はそれぞれ4回掲示板に載り2連対、2回掲示板に載り(あとの3走はいずれもG1)連対はなしとなっていました。
18年の連対馬の前走は、それぞれセントライト記念3番人気13着、オープン特別3番人気11着で、その前の5走は、それぞれ4回掲示板に載り4連対(デビューから4走)、2回掲示板に載り(あとの3走はオープン特別2走、G21走)連対はなしとなっていました。
19年の連対馬の前走は、それぞれエリザベス女王杯12番人気9着、オープン特別1番人気8着で、その前の5走はそれぞれ、1着馬は条件特別2走1着のあと、G3,G2,G1が6着、8着、2着馬はデビューから2回1着と掲示板に載ったあとの3走はG1、G2各7着、オープン特別8着となっていました。
20年の連対馬の前走は、それぞれオープン特別1番人気2着、府中牝馬5番人気2着で、その前の5走はそれぞれ、1着馬は条件特別4走オープン特別で1走で、すべて4着以内で3連対、2着馬は逆に、前の5走はすべて重賞で、掲示板が2回(共に3着)となっていました。
結局、この中日新聞杯の4年の連対馬計8頭中、20年の1着馬以外の7頭の前走は、すべて掲示板を外していました。

3着馬の前走と臨戦過程も見てみますと、
17年の3着馬の前走は、天皇賞(秋)18番人気14着となっていました。
その前の5走は、5走中2回掲示板に載り1連対でした。
18年の3着馬の前走は、小倉記念4番人気12着となっていました。
その前の5走は、5走中2回掲示板に載り2連対でした。
19年の3着馬の前走は、オープン特別3番人気5着となっていました。
その前の5走は、5走中4回掲示板に載り2連対でした。
20年の3着馬の前走は、小倉大賞典1番人気9着となっていました。
その前の5走は、5走中4回掲示板に載り2連対でした。


次に毛色ですが、
17年の上位3頭は、「鹿毛-鹿毛-栗毛」
18年の上位3頭は、「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
19年の上位3頭は、「黒鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
20年の上位3頭は、「栗毛-黒鹿毛-鹿毛」
となっていました。


次に年齢ですが、
17年は、「4歳-4歳-4歳」
18年は、「3歳-7歳-5歳」
19年は、「4歳-3歳-4歳」
20年は、「4歳-4歳-4歳」
となっています。


それから血統を見てみますと、
17年は、父は
1着馬はサンデーサイレンス系のダイワメジャー
2着馬はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ
3着馬はサンデーサイレンス系のダイワメジャー
BMSは
1着馬がロベルト系のシルバーホーク
2着馬がノーザンダンサー系のヌレイエフ系
3着馬がノーザンダンサー系のストームバード系
となっています。
18年は、父は
1着馬はサンデーサイレンス系のディープインパクト
2着馬はサンデーサイレンス系のステイゴールド
3着馬はミスタープロスペクター系のリーガルランサム
BMSは
1着馬がノーザンダンサー系のヴァイスリージェント系
2着馬がナスルーラ系のプリンスギフト系
3着馬がマンノウォー系となっています。
となっています。
19年は、父は
1着馬はサンデーサイレンス系のディープインパクト
2着馬はブランドフォード系のノヴェリスト
3着馬はミスタープロスペクター系のストーミングホーム
BMSは
1着馬がノーザンダンサー系のフェアリーキング系
2着馬がサンデーサイレンス系のディープインパクト
3着馬がロベルト系のレッドランサム
となっています。
20年は、父は
1着馬はミスタープロスペクター系のキングカメハメハ
2着馬はサンデーサイレンス系のダイワメジャー
3着馬はサンデーサイレンス系のジャスタウェイ
BMSは
1着馬がサンデーサイレンス系のダンスインザダーク
2着馬がノーザンダンサー系のサドラーズウェルズ系
3着馬がブランドフォード系のモンズーン
となっています。


ハンデ重量ですが、
17年 55kg-57.5kg-56kg
18年 56kg-54kg-57kg
19年 53kg-55kg-54kg
20年 55kg-54kg-57kg


以上ですが、今年も手探り状態になりそうですね。
とりあえず今年も1番人気の取捨選択から始めていこうと思います。

タグ:中日新聞杯
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