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第69回 府中牝馬ステークスのデータ [競馬データ]

1800m芝に施行が変わった96年から、02年の中山競馬場開催を除く24年、連対馬48頭、3着馬24頭からです。


ともかくも、比較的上位人気同士の決着となっています。
連対馬48頭中39頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
残りの下位人気の9頭ですが、そのうち4頭はいずれも7番人気で
00年7番人気2着のハイフレンドコード(単賞オッズ36.3倍)
05年7番人気2着のマイネサマンサ(同17.4倍)
09年7番人気1着のムードインディゴ(同18.5倍)
20年7番人気1着のサラキア(同20.2倍)
となっていました。
そして残り3頭は、
10年14番人気で2着となったセラフィックロンプ(同61.7倍)
12年10番人気で1着となったマイネイサベル(同31.8倍)
15年11番人気で1着となったノボリディアーナ(同32.0倍)
19年9番人気で2着となったフロンテアクイーン(同23.6倍)
20年6番人気で2着となったシャドウディヴァ(同18.1倍)
となっています。
ちなみに、その下位人気の9頭のうち7頭のそれぞれの連対の相手の人気は、順に1番人気、1番人気、3番人気、4番人気、5番人気、1番人気、4番人気となっていました。
残る2頭ですが、昨年20年の連対馬で、「7番人気-6番人気」と初めて6番人気以下の下位人気同士での決着となっています。
9頭のうちの二桁人気3頭ですが、10年から15年までの6年間のうち半分の3年で連に絡んでいるところは気になりますね。
その後、16年は「3番人気-2番人気-1番人気」、17年は「5番人気-1番人気-2番人気」とこの2年間は固く収まっていましたが、偶然か、どちらの年の4着は「7番人気」となっています。
そして18年は「1番人気-2番人気」と連対馬は固い決着でしたが、3着に「7番人気」が来ていました。(ちなみに4着馬は4番人気)
続く19年は「4番人気-9番人気」と、15年以来の下位人気が絡みました。
その4着には「7番人気」が来ています。
そして昨年20年は、前述しました通り7番人気が1着となりました。
いずれにせよ、偶然にしてもとりあえずは「7番人気」の馬には要注意ですね。


また、当日の1番人気ですが、24年中13年で連に絡んでいました。
連をはずした11頭のうち4頭は3着(04年のスティルインラブ、06年のディアデラノビア、12年のドナウブルー、16年のスマートレイヤー)で、残り7頭は7着(01年のヤマカツスズラン)、6着(09年のカワカミプリンセス)、9着(10年のニシノブルームーン)、14着(11年のアパパネ)、7着同着(13年のアロマティコ)、15着(19年のプリモシーン)、5着(20年のラヴズオンリーユー)となっていました。
09年以降12年では、14年、15年、17年の3年は2着、18年は1着と連対しましたが、それ以外の8年では、09年から13年までの5年連続と16年、19年、20年と連をはずしていました。
(12年の1番人気ドナウブルー、16年1番人気のスマートレイヤーは各3着)


それから、5番人気以上の上位人気の連対馬38頭のうち単勝オッズが10倍以上であったのは、
97年2着のグロリーシャルマン(12.1倍、5番人気)
04年1着のオースミハルカ(11.4倍、5番人気)
06年2着のサンレイジャスパー(10.1倍、4番人気)
12年2着のスマートシルエット(10.0倍、5番人気)
17年1着のクロコスミア(10.4倍、5番人気)
の5頭となっています。
ということは、あとの32頭の当日の単勝オッズは一桁ということになりますので、まずは上位人気の単勝オッズ一桁台の馬から検討することがこのレースのセオリーのようです
ただ反面、昨年20年の上位3頭共単勝オッズ二桁台だったのが気になるところです。


3着馬では、24頭中17頭が5番人気以上の上位人気で、あとの7頭は、6番人気が2頭、7番人気が2頭、8番人気、11番人気、12番人気が各1頭となっていました。
しかし、当日単勝オッズ一桁台だったのは、24頭中14頭と連対馬ほどではありませんでした。


次に臨戦過程での前走ですが、まずそのレースの施行内容は、連対馬48頭中35頭が重賞で、あと残り13頭は、そのうち10頭がオープン特別、3頭が準オープン特別(1番人気1着2頭、2番人気1着1頭)となっていました。
ただし、この残りの13頭のうち6頭はいずれも01年以前のもので、03年以降(02年の中山開催は除く)では、連対馬34頭のうち、
09年2着馬ベッラレイア(前走オープン特別1番人気4着)
10年1着馬テイエムオーロラ(前走準オープン特別2番人気1着)
15年1着馬ノボリディアーナ(前走オープン特別4番人気2着)
15年2着馬スマートレイヤー(前走オープン特別1番人気1着)
16年1着のクイーンズリング(前走オープン特別1番人気2着)
17年1着のクロコスミア(前走準オープン特別1馬人気1着)
20年2着のサラキア(前走オープン特別3番人気1着)
の7頭以外の27頭は前走重賞となっていました。

3着馬で前走重賞だったのは24頭中17頭、オープン特別だったのは2頭、条件戦だったのは4頭(1600万下条件特別4番人気5着、1000万下条件特別4番人気1着、1000万下条件特別1番人気1着、1600万下条件特別3番人気1着)となっています。
この3着馬での前走重賞以外の6頭のうち
09年3着馬レジネッタ(前走オープン特別6番人気11着)
10年3着馬スマートシルエット(前走1000万下条件特別1番人気1着)
13年3着馬スイートサルサ(前走1600万下特別3番人気1着)
を除く3頭は連対馬と同じく01年以前のものでした。

さらに前走の人気だけを見てみますと、連対馬では1番人気が11頭、2番人気が6頭、3番人気が5頭、4番人気が13頭、5番人気が6頭、6番人気が1頭、9番人気が3頭、14番人気が1頭となっていました。
3着馬では、1番人気が8頭、2番人気が1頭、3番人気が4頭、4番人気が3頭、5番人気が1頭、6番人気、7番人気が各2頭、8番人気、10番人気が各1頭となっていました。

ちなみに今回の出走馬で前走の5番人気以上の上位人気馬を挙げますと、
前走1番人気は、アカイイト(前走3勝クラス1番人気1着)、マジックキャッスル(前走クイーンS1番人気2着)、ミスニューヨーク(オープン特別1番人気3着)
前走2番人気は、サトノダムゼル(前走中山牝馬SS2番人気8着)、シャドウディーヴァ(前走関屋記念2番人気8着)、ドナアトラエンテ(前走クイーンS2番人気11着)、
前走3番人気は、アンドラステ(前走関屋記念3番人気8着)、セラピア(前走オープン特別3番人気10着)
前走4番人気は、サンクテュエール(マーメイドS4番人気11着)、シゲルピンクダイヤ(前走クイーンS4番人気10着)、デゼル(前走ヴィクトリアルマイル4番人気8着)、マルターズディオサ(前走京成杯AH4番人気8着)
前走5番人気は無し


次に前走での1着との着差(1着馬も含む)を見てみますと、連対馬で1秒以上あった馬は、
99年3番人気1着エリモエクセル(1.2秒差(札幌記念4番人気6着))
05年7番人気2着マイネサマンサ(1.0秒差(関屋記念5番人気9着))
12年10番人気1着マイネイサベル(1.4秒差(新潟記念9番人気17着))
13年4番人気1着ホエールキャプチャ(5.4秒差(札幌記念9番人気14着))
の4頭で、あとの44頭はすべて1秒未満(1着馬も含む)でした。

3着馬で前走着差1秒未満だったのは、24頭中18頭でした。
1秒以上あった馬は、
03年5番人気3着スマイルトゥモロー(2.1秒差(マーメイドS1番人気7着))
04年1番人気3着スティルインラブ(1.2秒差(北九州記念(1800m芝)4番人気12着))
08年3番人気3着ベッラレイア(1.6秒差(マーメイドS1番人気5着))
09年11番人気3着レジネッタ(1.0秒差(オープン特別6番人気11着))
の4頭で、あとの18頭はすべて1秒未満(1着馬も含む)でした。

今回の登録馬21頭中、サンクテュエール、ドナアトラエンテ、レッドベルディエスの3頭を除いた他は、前走の1着との着差が1秒未満(1着馬も含む)となっています。

同じくこの1着との着差を前々走で見てみますと、1秒以上あった馬は、
03年2着ローズバド(1.0秒差(関屋記念5番人気9着))
10年2着セラフィックロンプ(1.3秒差(オープン特別5着)
15年1着ノボリディアーナ(1.1秒(小倉記念11着))
15年2着スマートレイアー(1.1秒(ヴィクトリアマイル10着))
16年1着のクイーンズリング(1.0秒差(ヴィクトリアマイル8着))
20年1着のサラキア(2.2秒差(エプソムカップ13着)
20年2着のシャドウディーヴァ(3.3秒差(エプソムカップ16着)
の7頭で、あとの41頭は1秒未満でした。
つまり、前走、前々走とも、1着馬との着差が1秒以上あった馬はいなかったことになります。

3着馬では24頭中17頭の前々走が1秒未満となっていました。
ただ、04年1番人気3着馬のスティルインラブは、前々走が1.5秒差(宝塚記念10番人気8着)で、前走、前々走とも着差が1秒以上ありました。
今回の登録馬21頭で前々走着差1.0秒以上あったのは、フィリアプーラが前々走1.3秒差(マーメイドS13番人気14着)、リアアメリアが前々走1.4秒差(ヴィクトリアマイル8番人気13着)、レッドベルディエスが1.4秒差(ヴィクトリアマイル7番人気16着)となっています。


毛色は、1着馬では鹿毛が10頭で、黒鹿毛が4頭、青鹿毛、栗毛が各3頭、芦毛、栃栗毛が各2頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が13頭と圧倒的で、黒鹿毛が3頭、栗毛、芦毛、青毛が各2頭、栃栗毛、青鹿毛が各1頭となっています。
3着馬では、鹿毛が10頭、栗毛が7頭、黒鹿毛が3頭、芦毛が2頭、青毛と青鹿毛が各1頭となっていました。
しかしながら、12年に上位3頭とも鹿毛馬が占めた後、13年、14年は鹿毛馬は3着以内に1頭、15年、16年、17年は1頭も3着以内に鹿毛馬は入りませんでした。
ただ、18年、19年の2年間は、3着以内に鹿毛馬は2頭ずつ、昨年20年は1頭入っています。


年齢は、1着馬では4歳が16頭と最も多く、残り8頭は5歳となっていました。
2着馬では同じく、4歳が12頭、5歳が9頭とこの二つの年齢が突出していて、あと6歳が2頭、7歳が1頭となっています。
3着馬ではこちらも4歳が13頭と最も多く、あと5歳が6頭、6歳が3頭、3歳が2頭となっていました。


枠の出目では、連対馬は、一番多かったのは8枠の12頭、続いて4枠が8頭、7枠が7頭、1枠と2枠と5枠が各5頭、 そして6枠が4頭、3枠が3頭と続いています。
3着馬は、6枠の5頭が一番多く、8枠が4頭、続いて1枠と2枠と3枠と5枠の各3頭、そして、4枠、7枠の各1頭となっています。
また、24年中14年で、3着以上に「1枠」か「2枠」が絡んでいました。(そのうち1年は両方)


以上ですが、今年も難解ですね。
とりあえずは、今年も人気とオッズが出てからの検討となりますね。
その上で、過去のデータから、単勝オッズ一桁の馬の中で決まるのか、または二桁オッズの馬が入って来るのか、この二者択一で検討していこうと思っています。

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