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第67回 オールカマーのデータ [競馬データ]

このレースでツインターボが勝った93年以降、02年、14年の新潟競馬場開催を除く過去26年、連対馬52頭、3着馬26頭からです。


まず、毎年取り上げていたことですが、季節柄かどうか、前走、あるいは前々走で「~記念」のついたレースを走った馬が目立っています。
02年と14年の新潟開催も含めて、93年以降過去28年、連対馬56頭、3着馬28頭で見ていきますと、前走もしくは前々走で、「~記念」のついたレースを走った経験のある連対馬は、56頭中40頭にもなります。
そのうち前走のみ取り上げてみますと、前走で「~記念」のついたレースを走った経験のある連対馬は56頭中35頭でした。
その内訳ですが、「宝塚記念」が12頭と最も多く、その時の人気着順はそれぞれ、1番人気1着、4番人気4着、6番人気2着、9番人気3着、13番人気9着、2番人気1着、6番人気1着、13番人気8着、11番人気3着、3番人気5着、10番人気8着、8番人気7着、続いて「新潟記念」が8頭で、人気では1番人気~6番人気、着順では1着~7着となっていました。
次に多かったのは、「札幌記念」の7頭で、その人気は1番人気~10番人気、着順は1着~9着となっていました。
続いて「関屋記念」「小倉記念」が各2頭で、「関屋記念」では1番人気1着、2番人気3着、「小倉記念」では1番人気5着、3番人気1着となっていました。
あとは、有馬記念(12番人気8着)、地方のG1「大井記念」(2番人気1着)、安田記念(4番人気7着)、京都記念(2番人気2着)が各1頭と続いています。

3着馬では、連対馬ほどではなく、前走もしくは前々走で、「~記念」のついたレースを走った経験のある3着馬は28頭中15頭で、前走だけに絞ると、28頭中12頭(札幌記念が4頭、新潟記念、宝塚記念が各3頭、目黒記念が2頭)となっています。

ちなみに今回の出走馬16頭中、前走、「~記念」のついたレースを走って、着順が一桁台だった馬は、ウインキートス(札幌記念5番人気9着)、ゴールドギア(目黒記念9番人気5着)、サトノソルタス(鳴尾記念3番人気7着)、レイパパレ(宝塚記念2番人気3着)の4頭となっています。
番外として、昨年このレース3着馬のステイフーリッシュが前走札幌記念で心房細動を起こし6番人気で競争中止、その前々走は京都記念11番人気2着でした。
あと、出走馬で前々走で~記念を走ったのは、上記で挙げたウインキートスが前々走目黒記念8番人気1着、前走宝塚記念12番人気12着だったアドマイヤアルバが前々走目黒記念で15番人気3着、キングオブコージが前々走昨年の目黒記念1番人気1着の以上3頭となっています。

ここからは、また新潟開催を除く、過去25年で見ていきます。
当日の1番人気ですが、26年で15年連対していました。
その15頭ですが、まず前半の93年から00年までの8年間で5頭連対していました。
そして、後半01年以降の02年と14年を除く17年間では、03年と、07年から11年までの5年連続、そして15年から18年までの4年連続の計9頭となっていました。
前半に比べて後半では一時連対率が低下していた1番人気でしたが、18年まで4年連続連対と、最近、またかなり信用度が高くなってきました。
対して、その連をはずした1番人気の11頭の着順ですが、順に、3着(単勝オッズ1.8倍)、4着(1.8倍)、3着(1.8倍)、4着(2.2倍)、4着(2.8倍)、5着(3.4倍)、5着(4.0倍)、4着(2.4倍)、3着(3.0倍)、4着(2.2倍)、5着(2.9倍)とすべて掲示板に載っていて、さほど負けてはいませんでした。
ちなみに、連対した15頭の単勝オッズを同じく順に挙げていきますと、1.2倍、2.0倍、2.1倍、2.4倍、1.9倍、1.4倍、2.3倍、1.4倍、2.6倍、2.4倍、1.4倍、2.8倍、2.0倍、3.8倍、2.0倍となっています。
ということで、まずはこの1番人気の取捨選択がやはり大きな鍵になるかと思いますが、これがなかなか難解ですね。


次に血統ですが、父か母の父(BMS)でノーザンダンサー系絡みだった連対馬は、52頭中26頭となっていました。
3着馬では、26頭中14頭となっていました。
今回の出走馬でノーザンダンサー系絡みの馬ですが、16頭中、アドマイヤアルバ、キングオブコージ、レイパパレ、ロザムールの4頭となっています。

ちなみにここ10年でのノーザンダンサー系絡みの馬ですが、11年では、9頭立てと少頭数でそのうち5頭がノーザンダンサー絡みであったにもかかわらず、1着から3着まで1頭も入りませんでした。
その11年の上位3頭の人気の組み合わせは、「1番人気-6番人気-2番人気」となっていました。
12年は16頭立てでそのうちノーザンダンサー系絡みは2頭でしたが、(13番人気)7着、(11番人気)8着という結果でした。
13年は、16頭立てで、そのうちノーザンダンサー系絡みは6頭、そのうち(2番人気)2着に1頭は入りました。
ということで、この3年の結果を見て(14年は新潟開催の為省いています)、15年でのデータでは、「もうかつてのような目立つデータではないのかも知れませんね。」と書きました。
ところがどっこい、その15年はノーザンダンサー系絡みの馬が15頭中6頭出走、そのうち(3番人気)1着、(1番人気)2着と連対馬を占めました。(あとは、4着、6着、11着、12着)
16年は12頭中4頭で、連対はなし、(6番人気)3着に1頭入りました。(あとは4着、10着、11着)
17年は17頭中7頭で、その中で(5番人気)1着、(1番人気)2着と連対馬を占めました。(あとは、4着、12着、14着、15着、16着)
18年は12頭中2頭でしたが、3着以内には入りませんでした。(4番人気7着、10番人気12着)
19年は10頭中4頭で、連対はなし、(6番人気)3着に1頭入りました。(あとは、5着、6着、8着)
20年は9頭中5頭も占めましたが、(2番人気)2着と1頭連対しました。(あとは、4着、7着、8着、9着)
よって、10年中4年で連対、3着のみ2年となっています。


毛色ですが、連対馬52頭では、鹿毛が34頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が6頭、芦毛が2頭、栃栗毛、青鹿毛が各1頭となっていて圧倒的に鹿毛が連対しています。
3着馬26頭では、黒鹿毛が11頭、鹿毛が8頭、栗毛が6頭、芦毛が1頭と連対馬ほど鹿毛馬は目立っていませんでした。


枠の出目ですが、連対馬では8枠が9頭と最も多く、差がなく続いて3枠と5枠と7枠が各7頭、4枠と6枠が各6頭、1枠と2枠が各5頭と続いています。
3着馬では、5枠が7頭、2枠と4枠が各5頭、6枠と8枠が各3頭、3枠が2頭、7枠が1頭、1枠がなしとなっていました。
多さでは8枠が目立ちますが、むしろ1枠が1着から3着の中に5頭しかいないということの方が気になります。(ただ、1枠の5頭が連対したのは、05年、11年、16年、18年、19年と、最近目立ち始めてきています。ちなみに昨年20年は4着でした。)


年齢ですが、1着馬で最も多かったのは、5歳馬が10頭、4歳馬が8頭で、続いて6歳馬が4頭、7歳馬が3頭、3歳馬が1頭となっていました。
2着馬で最も多かったのも5歳馬で12頭、あと4歳馬が8頭、5歳馬が6頭となっていました。
3着馬では、4歳馬が10頭と最も多く、あと5歳馬が7頭、6歳馬が5頭、7歳馬が3頭、8歳馬が1頭と続いていました。


それから牝馬のデータですが、93年以降、新潟開催も含めて過去28年、そのうち牝馬の出走がなかった11年を除く17年間、9年で3着以内に少なくとも1頭入っていました。
内訳は、95年、97年、15年、17年、20年で1着、95年、96年、14年(新潟)、15年、20年で2着、96年、05年、06年で3着となっています。

その当日人気は、1番人気が3頭、2番人気が2頭、5番人気が3頭、6番人気が2頭、7番人気が1頭(新潟)となっていました。
今回の出走馬で牝馬は、ウインキートス、ウインマリリン、ランブリングアレー、レイパパレ、ロザムールの5頭となっています。


以上ですが、今年もまずは1番人気馬の取捨選択からですね。
今年はレイパパレが1番人気になりそうですね。
あと、そのレイパパレを含めた牝馬の取捨選択など、上記のデータとにらめっこしながら丁寧に検討して結論を出していこうと思います。

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