SSブログ

第57回 新潟記念のデータ [競馬データ]

新潟競馬場が大改装された01年以降20年、連対馬40頭、3着馬20頭からです。


毎年冒頭で触れていますが、3連単が始まった05年以降の3連単の配当が、
05年    49,940円
06年   131,420円
07年   277,430円
08年 1,028,690円
09年   196,790円
10年   134,970円
11年   102,850円
12年   313,130円
13年   558,010円
14年    28,290円
15年   384,550円
16年    59,970円
17年   132,650円
18年    57,170円
19年   105,090円
20年    32,940円
となっていて、05年、14年、16年、18年、20年を除いて、16年中11年、いわゆる10万馬券(1回は100万馬券)が出ているレースとなっています。
特に、06年から13年までの8年連続で出ていたのは特筆すべきことです。
しかしながら、この結果から毎年10万馬券を想定して予想してはいるのですが、きっちり結果は10万円以上の配当が出ているにも関わらず、いつも木っ端微塵に散ってしまっています。
また逆に、16年や18年、20年のように、3連単の配当が10万円以上の中から選んで勝負したにも関わらず、結果は約6万円弱や3万円台と、これでもいい配当なのに、肩すかしを喰らった感の年もありました。
ともかく、わかっていても取れないもどかしさというか難解さというか、それを毎年いつも感じてしまうレースとなっています。
でも、とりあえず今年もまた、10万馬券が出ると想定して検討することでしょうね。


では、いつもの流れで見ていきます。
まずはハンデ戦ですので、そのハンデ頭を見てみますと、10年まではそのハンデ頭の連対馬は出てなかったのですが、11年、ハンデ頭(57.5kg)のナリタクリスタルが1着となって初めてハンデ頭の馬が連対しました。
しかしながらその後、12年から15年までの4年間はハンデ頭の馬は連対していませんでした。
しかし、翌16年の2着に、ハンデ頭(58kg)のアルバートドックが入って、11年に続いて2頭目のハンデ頭の連対馬となりました。
ちなみに昨年のハンデ頭はカデナ(58kg)で、6番人気6着の結果でした。
また、ハンデ重量56kgを超える馬も見てみますと、その連対馬は、
06年6番人気1着のトップガンジョー(57kg)
09年5番人気1着のホッコーパドゥシャ(56.5kg)
11年5番人気1着となったナリタクリスタル(ハンデ頭57.5kg)
13年8番人気2着となったエクスペディション(57kg)
16年1番人気2着と連対したアルバートドック(ハンデ頭58kg)
17年2番人気2着となったアストラエンブレム(56.5kg)
18年6番人気2着メートルダール(57kg)
19年2番人気1着ユーキャンスマイル(57kg)
の8頭となっています。
3着馬でハンデ頭56kgを超える馬だったのは、
05年4番人気3着ヴィータローザ(ハンデ頭57.5kg)
06年9番人気3着ヴィータローザ(ハンデ頭58kg)
11年3番人気3着とセイクリッドバレー(57kg)
19年8番人気3着のカデナ(57kg)
の4頭となっています。
つまり、3着以内にハンデ頭56kgを超える馬が2頭入ったのは、11年と19年の2年のみとなっていました。
ちなみに今回の出走馬18頭では、ハンデ頭は、57.5kgのギベオン、ザダル、トーセンスーリヤの3頭となっています。
また、ハンデ重量が56kgを超える馬は上記の3頭に加えて、57kgのサトノアーサーがいます。


次に臨戦過程ですが、前走、前々走のどちらかで1着になった馬が連対馬40頭中22頭いました。
その1着となったレースの施行ですが、重賞であったトップガンジョー(06年1着)、トランスワープ(12年1着)、マーティンボロ(14年1着)、アルバートドック(16年2着)、タツゴウゲキ(17年1着)、ブラストワンピース(18年1着)、ユーキャンスマイル(19年1着)の7頭を除く15頭は、1000万下か1600万下の条件特別、またはオープン特別となっていました。
今回の登録馬で、前走あるいは前々走で、重賞で1着の経験があったのは、ザダル、トーセンスーリヤ、の1頭、また、1000万下か1600万下の条件特別、あるいはオープン特別で1着を経験していた馬は、アドマイヤポラリス、エフェクトオン、パルティアーモ、ヤシャマル、ラインベックの5頭となっています。
3着馬で前走、あるいは前々走で1着となった馬は、過去20頭中、12年のアスカクリチャン(前々走の七夕賞で1着)、15年のファントムライト(前々走の準オープンで1着)、20年のサンレイポケット(前走3勝クラスで1着)の3頭となっていました。

あと、連対馬の残りの前走、前々走のどちらかで1着になっていない18頭の馬ですが
その前走と当日のハンデ重量をそれぞれ掲げてみますと、
01年2着のエアスマップ(前走函館記念1番人気15着) 56kg
02年2着のアグネススペシャル(前走関屋記念4番人気6着) 54kg
03年1着のダービーレグノ(前走北九州記念5番人気2着) 55kg
06年2着のサンレイジャスパー(前走小倉記念3番人気4着) 51kg
08年1着のアルコセニョーラ(前走七夕賞6番人気12着) 52kg
08年2着のマイネルキッツ(前走七夕賞3番人気3着) 55kg
09年1着のホッコーパドゥシャ(前走小倉記念1番人気2着) 56.5kg
10年2着のトウショウシロッコ(前走七夕賞4番人気5着) 56kg
11年1着のナリタクリスタル(前走小倉記念1番人気5着) 57.5kg
11年2着のサンライズベガ(前走小倉記念7番人気15着) 56kg
12年2着のタッチミーノット(前走七夕賞2番人気12着) 56kg
13年1着のコスモネモシン(前走クイーンS7番人気7着) 52kg
13年2着のエクスペディション(前走小倉記念2番人気6着) 57kg
15年1着のパッションダンス(前走小倉記念4番人気6着) 56kg
17年2着のアストラエンブレム(前走エプソムカップ1番人気2着) 56.5kg
18年2着のメートルダーム(前走大阪杯14番人気10着) 57kg
20年1着のブラヴァス(前走新潟大賞典2番人気4着) 55kg
20年2着のジナンボー(前走七夕賞1番人気9着) 56kg
となっていて、その18頭の共通点は前走の人気が、18年メートルダームの前走がG1だった以外は、重賞で7番人気以上の人気(1番人気5頭、2番人気3頭、3番人気が2頭、4番人気が3頭、5番人気、6番人気が各1頭、7番人気が2頭)となっていたことでした。


今回これに該当する登録馬は、前走G1以外では、クラヴェル(前走中京記念5番人気3着 52kg)、ショウナンバルディ(前走小倉記念3番人気5着 55kg)、マイネルファンロン(前走函館記念7番人気14着 56kg)の3頭となっています。
また、前走G1だったのは、ギベオン(前走安田記念11番人気9着 58kg)、ラーゴム(前走日本ダービー16番人気12着 53kg)、リアアメリア(前走ヴィクトリアマイル8番人気13着)の3頭となっていました。

ちなみに、3着馬で前々走が1着だったアスカクリチャン(12年8番人気3着)、ファントムライト(15年13番人気3着)、前走が1着だったサンレイポケット(20年5番人気3着の3頭)を除く、前走、前々走のどちらかで1着になっていない残り17頭の前走の人気ですが、そのうち8番人気以下の人気薄の馬は8頭いました。


それから、当日の人気ですが、連対馬では1番人気が7頭、2番人気が6頭、3番人気が5頭と、3番人気以上の上位人気の馬は、40頭中18頭となっていました。
それ以下の人気で連対した残りの22頭ですが、
03年2着のカンファーベスト(7番人気、単勝オッズ13.6倍)
05年2着のグラスボンバー(5番人気、単勝オッズ8.8倍)
06年1着のトップガンジョー(6番人気、単勝オッズ9.2倍)
06年2着のサンレイジャスパー(4番人気、単勝オッズ7.4倍)
07年2着のトウショウヴォイス(10番人気、単勝オッズ23.3倍)
08年1着のアルコセニョーラ(16番人気、単勝オッズ49.1倍)
09年1着のホッコーパドゥシャ(5番人気、単勝オッズ9.9倍)
09年2着のサンライズベガ(6番人気、単勝オッズ10.9倍)
10年1着のナリタクリスタル(5番人気、単勝オッズ9.4倍)
10年2着のトウショウシロッコ(10番人気、単勝オッズ28.8倍)
11年1着のナリタクリスタル(5番人気、単勝オッズ8.2倍)
11年2着のサンライズベガ(9番人気、単勝オッズ27.1倍)
12年1着のトランスワープ(7番人気、単勝オッズ14.7倍)
12年2着のタッチミーノット(9番人気、単勝オッズ18.6倍)
13年1着のコスモネモシン(10番人気、単勝オッズ65.3倍)
13年2着のエクスペディション(8番人気、単勝オッズ11.7倍)
14年2着のクランモンタナ(5番人気、単勝オッズ8.8倍)
15年1着のパッションダンス(6番人気、単勝オッズ9.1倍)
15年2着のマイネルミラノ(9番人気、単勝オッズ16.2倍)
17年1着のタツゴウゲキ(6番人気、単勝オッズ12.0倍)
18年2着のメートルダーム(6番人気、単勝オッズ15.4倍)
19年2着のジナンボー(6番人気、単勝オッズ11.1倍)
となっています。

「3番人気-1番人気」で決まった04年、「2番人気-1番人気」で決まった16年、「2番人気-3番人気」で決まった20年の3年以外は、少なくとも1頭、4番人気以下の馬が連対しており、ちなみに2頭とも4番人気以下同士で決まった年は20年中7年になります。
3着馬では、当日人気の最高人気が3番人気(2頭)で、あと4番人気が2頭、5番人気が1頭、6番人気が1頭、7番人気が2頭、8番人気が3頭、9番人気が3頭、10番人気が1頭、12番人気、13番人気が各2頭、14番人気が1頭と人気薄の馬が目立っています。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が16頭、黒鹿毛が13頭、栗毛が7頭、芦毛と青鹿毛が各2頭となっていました。
その中で、20年中15年で同じ毛色同士で決まったことはがないのは特筆すべきところです。
ちなみに、同じ毛色同士で連対が決まったのは、07年と10年と16年と17年と18年で、07年と10年は黒鹿毛同士(各3着馬は芦毛、鹿毛)、16年と17年と18年は鹿毛同士(各3着馬は黒鹿毛、栗毛、鹿毛)となっていました。(よって、上位3頭共同じ毛色だったのは18年のみとなっています。ただしこの年は、黒鹿毛馬の出走はありませんでした)
3着馬では、鹿毛が7頭、栗毛が6頭、黒鹿毛が5頭、芦毛と青鹿毛が各1頭となっていました。
全体的に、黒鹿毛馬が目立っています。
ちなみに、3着以内に少なくとも黒鹿毛馬が1頭入っていた年は、20年中、2年、4年、6年、13年、14年、17年、18年を除く13年となっていました。
今年の出走馬で黒鹿毛馬は、エフェクトオン、ショウナンバルディ、マイネルサーパス、ヤシャマル、ラインベック、リアアメリアの6頭が登録しています。


父の血統ですが、1番多く連対していたのはサンデーサイレンス系で、40頭中23頭連対していました。
続いて、ノーザンダンサー系が6頭、トニービン3頭を含むグレイソブリン系が5頭、ミスタープロスペクター系が3頭(キングカメハメハ2頭、マキアヴェリアン)、ブライアンズタイム系が2頭(マヤノトップガン2頭)、サッカーボーイが各1頭と続いています。
3着馬では、サンデーサイレンス系が10頭と最も多く、続いてノーザンダンサー系、グレイソブリン系が各3頭、ミスタープロスペクター系が2頭、ブライアンズタイム系(タニノギムレット)、シンボリクリスエスが各1頭となっていました。


次に枠番の出目ですが、連対馬では3枠が10頭と最も多く、続いて4枠が7頭、1枠と7枠が各6頭、6枠と8枠が各4頭、5枠が2頭、2枠が1頭となっています。
3着馬では、3枠が5頭、5枠が4頭、4枠が3頭、1枠と6枠と8枠が各2頭、2枠、7枠が各1頭となっていました。


以上ですが、ともかくまずは、上記で書いたように10万円以上の3連単の配当が16年中11年出ているように、今回も10万円以上となるのか、はたまた残り5年のように10万円以下となるのか、この二者択一から始めようと思っています。
と言っても、今年も結果的に取れないもどかしさがあろうとも、高配当を狙っていくことでしょうね。
かなり難解ですが、いろいろ、ああだこうだ考えながら結論を出していこうと思います。


タグ:新潟記念
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント