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第62回 宝塚記念のデータ [競馬データ]

阪神競馬場の全面改装後の92年以降、95年と06年の京都競馬場開催を除く27年、連対馬54頭、3着馬27頭からです。
途中、日程の変更、馬場の改修等ありますが、それほど影響がないものと見て、昨年までと同様、そのままのデータを使います。


まず臨戦過程からです。

その前走で一番多かったレースですが、天皇賞(春)となっています。
連対馬では54頭中21頭となっていました。
その21頭の前走の天皇賞(春)の着順ですが、
12年の勝ち馬オルフェーヴル(前走1番人気11着)
14年の勝ち馬ゴールドシップ(前走2番人気7着)
15年の2着馬デニムアンドルビー(前走9番人気10着)
17年の2着馬ゴールドアクター(前走5番人気7着)
20年の2着馬キセキ(前走3番人気6着)
の5頭以外の16頭は掲示板に載っていました。
またその21頭の前々走の着順ですが
03年1着のヒシミラクル(前々走大阪杯8番人気7着)
08年2着のメイショウサムソン(前々走大阪杯2番人気6着)
18年1着のミッキーロケット(前々走京都記念7番人気7着)
20年2着のキセキ(前々走阪神大賞典1番人気7着)
以外の17頭はすべて掲示板に載っていました。

それから、前走天皇賞(春)だった3着馬も見てみますと、27頭中、04年の3番人気リンカーン、11年の3番人気エイシンフラッシュ、16年の2番人気キタサンブラック、20年の12番人気モッズベロの4頭のみとなっていました。
その着順は、
リンカーンが1番人気13着で、前々走では阪神大賞典1番人気1着
エイシンフラッシュが3番人気2着、前々走では大阪杯3番人気3着
キタサンブラックが2番人気1着、前々走では大阪杯5番人気2着
モズベッロが5番人気7着、前々走では日経賞2番人気2着
となっていました。

今回の出走馬で前走天皇賞(春)だったのは、
カレンブーケドールが4番人気3着で、前々走では日経賞1番人気2着
アリストテレスが2番人気4着、前々走では阪神大賞典1番人気7着
シロニイが17番人気16着、前々走では阪神大賞典12番人気4着
の3頭となっています。


また、過去該当する27年の中で、前々走が天皇賞(春)だった連対馬は6頭いますので、よって前2走のどちらかで天皇賞(春)を走った連対馬は54頭中26頭になります。
その前々走天皇賞(春)を走った6頭の次走(つまり前走)は、新潟大賞典1着が1頭と安田記念2着が2頭、目黒記念3着が1頭、金鯱賞2着が1頭、鳴尾記念1着が1頭とすべて3着以内に入っていました。
今回これに該当する出走馬は、前々走天皇賞(春)16番人気11着、前走3勝クラス特別5番人気10着だったメロディーレーン1頭がいます。

次に前走で多かったのは金鯱賞で、9頭いました。
その着順の内訳は1着5頭、2着3頭、3着1頭となっていました。
また、その金鯱賞の前走、つまり前々走ですが、そのうち5頭は1着でした。
残りの4頭の前々走は、天皇賞2番人気4着、有馬記念2番人気8着、大阪杯7番人気2着、京都記念1番人気2着となっていました。
同じく3着馬では、4頭が前走金鯱賞となっていて、その4頭の金鯱賞での着順は、それぞれ2着、1着、7着、1着、その前々走はそれぞれ3着、1着、7着、1着となっていました。
12年から16年までは金鯱賞は12月に移行となりましたのでその間はなかなか出走馬はいませんでしたが、17年に3月に移行となってまたその前走での可能性が出てきました。
しかし今回、前走金鯱賞だった出走馬はいません。
しかしながら、前々走でキセキが金鯱賞を走っていて3番人気5着となっています。
また、12年以降、金鯱賞に代わって、阪神で行われている鳴尾記念が同じく日程が変更になってこの6月初めに開催となり、ステップレースの存在となっています。
その変更になった12年では、いきなりその前走鳴尾記念組の中の1番人気2着だったショウナンマイティが6番人気で3着となり、翌13年も鳴尾記念3番人気3着だったダノンバラードが5番人気で2着に入りました。
さらに14年も鳴尾記念2番人気4着だったカレンミロティックが9番人気で2着となっています。
そして15年も鳴尾記念2番人気1着だったラブリーディは、見事宝塚記念で6番人気で1着となりました。
結局、前走鳴尾記念だった馬は、12年以降、連対馬18頭中3頭、3着馬は9頭中1頭と計4頭が3着以内に入ったことになります。
その4頭の前々走ですが、ショウナンマイティは大阪杯で6番人気1着、ダノンバラードは日経賞で6番人気7着、カレンミロティックは大阪杯5番人気4着、ラブリーディは天皇賞(春)8番人気8着となっていました。
今回の前走鳴尾記念の出走馬ですが、8番人気1着のユニコーンライオン(前々走は3勝クラス5番人気1着)、12番人気5着のワイプティアーズの1頭がいます。

次に多かったのは安田記念で、54頭中5頭いました。
その5頭ですが、その安田記念での着順はすべて2着となっていました。
同じく3着馬では、27頭中2頭(96年のダンスパートナー、09年のディープスカイ)となっていて、その着順はそれぞれ7番人気6着と2番人気2着、そして前々走はそれぞれ京阪杯1番人気1着と大阪杯1番人気2着となっていました。
今回の出走馬で前走安田記念の馬は、14番人気6着だったカデナ(前々走大阪杯11番人気6着)の1頭がいます。

あと残りの連対馬16頭の前走は、
新潟大賞典7番人気1着
メイS2番人気1着
鳴尾記念(97年)2番人気1着
目黒記念1番人気2着、同じく3番人気3着
香港のクイーンエリザベス2世C1番人気3着、同じく3番人気1着、同じく2番人気3着
メトロポリタンS3番人気1着
ヴィクトリアマイル1番人気1着、同じくヴィクトリアマイル1番人気2着
ドバイのドバイシーマクラシック3番人気2着
大阪杯3番人気6着、同じく2番人気2着、同じく4番人気2着
香港(シャティ)のライオンロックトロフィー3番人気6着(海外馬)
となっていて、1着が6頭、2着が4頭、3着が2頭、6着が2頭と、16頭中14頭は3着以内となっていました。
外した2頭は共に3番人気6着でした。
またその前々走ですが、16頭のうち8頭がG1(海外も含む)で、その着順は7着、13着、2着、1着、2着、8着、2着、5着となっていました。
また残りのG1以外の8頭ですが、その前々走の着順は1着、13着、3着、3着、1着、1着、2着、1着でした。
今回の出走馬の中で、天皇賞(春)、安田記念、金鯱賞(鳴尾記念も含む)を除いたレースで、前走3着以上だった馬は、前走目黒記念15番人気3着のアドマイヤアルバ、ドバイシーマークラシック1番人気2着のクロノジェネシス、前走大阪杯6番人気2着のモッズベロ、前走大阪杯4番人気1着のレイパパレの4頭となっています。

それから3着馬の残り27頭中17頭の前走ですが、鳴尾記念(現在と違う施行での3頭も含む)が4頭(3着、2着、3着、2着)、ヴィクトリアマイル3頭(1着、8着、7着)、目黒記念が3頭(1着、1着、2着)、大阪杯2頭(1着、8着)、オーストラリアT(1着)、駒草賞(1着)、有馬記念(1着)、海外のドバイシーマ(2着、3着)、となっていて、大阪杯の8着馬とヴィクトリアマイルの中の7着馬、8着馬の3頭を除き14頭が3着以内に入っていました。
またその前々走ですが、今度は人気で見ていきますと、前々走で海外を走った2頭を除く15頭の内訳は、1番人気が5頭、2番人気が1頭、3番人気が4頭、4番人気(4着)、5番人気(11着)、6番人気(1着)が各1頭、7番人気(2着、9着)が2頭と15頭中10頭が3番人気までの上位人気となっていました。
今回の出走馬で、前走天皇賞(春)、安田記念、金鯱賞、以外で3着以内だったのは、アドマイヤアルバ、クロノジェネシス、モッズベロ、ユニコーンライオン、レイパパレの5頭で、その5頭共、前々走で7番人気以上となっています。
また、上記の例外として前走、天皇賞(春)、安田記念以外のG1で前走3着以内を外した登録馬は、前走安田記念で6着だったカデナ、前走香港クイーンエリザベス2世C4着だったキセキの2頭となっています。
その2頭のうち前々走の人気が7番人気以上だったのは、3番人気のキセキとなっています。


次に父の血統ですが、連対馬では、サンデーサイレンス系が22頭(そのうちサンデーサイレンス産駒が7頭、サンデーサイレンスの仔の産駒は15頭(ステイゴールド産駒が5頭、ディープインパクト産駒が3頭、ダンスインザダーク産駒、スペシャルウイーク産駒、ハーツクライ産駒が各のべ2頭、マーベラスサンデー産駒が1頭)、ブライアンズタイム産駒とグラスワンダー産駒が各2頭、シルヴァーホーク産駒が1頭、スクリーンヒーロー産駒が1頭とヘイルトゥリーズン系が54頭中計28頭占めていました。
続いてノーザンダンサー系で、のべ10頭(そのうちサドラーズウエルズ系産駒のテイエムオペラオー、トライマイベスト系産駒のメイショウドトウが各2回ずつ連対)で、あと、ミスタープロスペクター系が8頭、トゥルビョン系、サンクタス系、ナスルーラ系(グレイソブリン系、レッドゴッド系)が各2頭、リボー系、トゥルビョン系が各1頭となっています。
3着馬は、27頭中16頭がサンデーサイレンス系産駒(そのうち6頭がサンデーサイレンス産駒、あとサンデーサイレンスの仔のディープインパクト(4頭)、スペシャルウイーク、アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ブラックタイド、ハーツクライ(以上各1頭)、サンデーサイレンスの孫の産駒が1頭(ディープインパクトの仔ディープブリランテ産駒)で、4頭がノーザンダンサー系産駒(サドラーズウエルズ系が2頭、リファール系、フェアリーキング系が各1頭)、あと、ナスルーラ系(グレイソブリン系)が2頭、ハイペリオン系、プリンスローズ系、リボー系、ヘイルトゥリーズン系(グラスワンダー)、ミスタープロスペクター系が各1頭となっていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が24頭、栗毛、黒鹿毛が各11頭、芦毛が6頭、栃栗毛と青鹿毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が17頭、黒鹿毛と栗毛が各4頭、青鹿毛、青毛が各1頭となっています。


年齢ですが、連対馬では4歳馬が23頭、5歳馬が21頭とこの年齢が拮抗していて、続いて6歳馬が8頭、7歳馬が2頭となっていました。
3着馬では、同じく4歳馬、5歳馬が各11頭、続いて6歳馬が4頭、3歳馬が1頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬では8枠が13頭、5枠が9頭、4枠が8頭、6枠が7頭、3枠が5頭、1枠と2枠と7枠が各4頭となっていました。
3着馬では、1枠が8頭、4枠と5枠と8枠が各4頭、2枠と3枠と7枠が各2頭、6枠が1頭となっています。


当日の人気ですが、1番人気は京都開催を除いて92年から02年まで10年連続で連対するなど、27年中18年で連に絡んでいました。
連対しなかった年(8年)は、

03年(シンボリクリスエスの5着)
05年(タップダンスシチーの7着)
07年(ウオッカの8着)
09年(ディープスカイの3着)
13年(ジェンティルドンナの3着)
15年(ゴールドシップの15着)
17年(キタサンブラックの9着)
18年(サトノダイヤモンドの6着)
20年(サートゥルナーリアの4着)
となっています。
また、その1番人気の単勝オッズで見てみますと、1倍台が11頭いて、05年のタップダンスシチー(1.9倍で7着)、09年のディープスカイ(1.6倍で3着)、15年のゴールドシップ(1.9倍で15着)、17年のキタサンブラック(1.4倍で9着)、20年のサートゥルナーリア(2.4倍で4着)以外の6頭は連対していました。
それから2倍台は11頭いて、03年のシンボリクリスエス(2.1倍で5着)、13年のジェンティルドンナ(2.4倍で3着)以外の9頭は連対していました。
あと残り3倍台は5頭いて、その内訳は、12年のオルフェーヴル(3.2倍で1着)、04年のタップダンスシチー(3.5倍で1着)、07年のウオッカ(3.5倍で8着)、18年のサトノダイヤモンド(3.9倍で6着)、キセキ(3.6倍で2着)と、3頭が連対(1着2頭、2着1頭)という結果になっていました。

それから、1番人気が連に絡んだ18年のその連の相手の人気も見てみますと、5番人気以上の上位は8年(2番人気3頭、3番人気2頭、4番人気2頭、5番人気1頭)で、あと残りの10年は6番人気以下(6番人気3頭、8番人気4頭、9番人気3頭)となっていました。
一応1番人気馬を中心とするならば、ひも穴にも要注意ということになります。

あと、1番人気が絡まなかった9年の人気の組み合わせは、
「6番人気-8番人気」(03年)
「11番人気-3番人気」(05年)
「3番人気-2番人気」(07年)
「2番人気-3番人気」(09年)
「2番人気-5番人気」(13年)
「6番人気-10番人気」(15年)
「3番人気-5番人気」(17年)
「7番人気-10番人気」(18年)
「2番人気-6番人気」(20年)
となっていました。

3着馬では、1番人気が2頭、2番人気は2頭、3番人気は7頭、4番人気は4頭でここまでが15頭となっていて、あと6番人気が3頭、7番人気が1頭、8番人気が2頭、9番人気、10番人気が各1頭、11番人気が2頭、12番人気が2頭と、結構人気薄馬も3着に入っていました。


それから、これまでの牝馬の成績を挙げておきますと、92年以降の該当する過去27年では40頭が出走していて、1着4頭(05年11番人気のスイープトウショウ、16年8番人気のマリアライト、19年3番人気のリスグラシュー、20年2番人気のクロノジェネシス)、2着4頭(93年8番人気のイクノディクタス、10年と11年の共に1番人気のブエナビスタ、15年10番人気のデニムアンドルビー)、3着6頭(96年3番人気、97年4番人気で2年連続のダンスパートナー、98年3番人気のエアグルーヴ、13年1番人気のジェンティルドンナ、14年8番人気ヴィルシーナ、17年4番人気ミッキークイーン)の14頭が3着以上、あと4着以下が26頭となっています。


また、05年から3連単が始まって06年の京都開催も含めた15年間は、上位3番人気以内の組み合わせで決まった09年も含めてすべて3連単は万馬券になっています。
そのうち、05年は17万円台、14年は25万円台、15年は52万円台、18年は49万円台、20年は18万円台と、その5年が10万円以上の配当となっています。


以上ですが、今年も難解ですね。
とりあえずは、1番人気馬の取捨選択から始めて、あと、上記のデータを一つ一つ丁寧に検討しながら、結論を出していこうと思います.。


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