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第4回 葵ステークスのデータ [競馬データ]

89年からこの5月に3歳(00年以前は4歳)オープン特別として親しまれて来たレースです。
89年から95年までは1400m芝、96年から01年までは1200m芝、02年から09年までは1400m芝、そして10年以降はまた1200m芝で施行されてきています。
そのレースが18年から新設重賞として昇格されました。
今年で4年目ですが、今年は京都競馬場が大規模整備工事のため、今年は代替で、中京競馬場で行われます。
よって、過去の従来行われる京都競馬場施行のデータは使えないことになります。
しかし、12年のリニューアル後の中京競馬場での3歳馬の1200m芝のオープン以上のレースはなく、1勝クラス(500万下)が2レース、未勝利戦が26レースがあるだけとなっています。
とりあえず、データは参考にならないかも知れませんが、今年も毎年と同じように、昨年までの京都競馬場でのレースの傾向を挙げていきたいと思います。


では、オープン特別当時の近年で、1200m芝に戻った10年以降、過去8年、連対馬16頭、3着馬8頭のデータを挙げ、その後に第1回、第2回、第3回のそれぞれの結果を載せていきたいと思います。
ただし、第1回の2着は同着となっていました。
また、重賞になってからの施行は、それまでより2週間遅れとなっています。


まずは枠番の出目ですが、連対馬16頭中一番多かったのは2枠で4頭いました。
続いて3枠と6枠が各3頭、1枠と5枠が各2頭、4枠と8枠が各1頭、7枠がなしとなっていました。
12年以外は、1枠、2枠、3枠のどれかが少なくとも1頭連対していましたので、基本的には連対馬は内枠有利のようです。
3着馬では、3枠、5枠、6枠が各2頭、1枠と8枠が各1頭、2枠、4枠、7枠はまだなしとなっています。

重賞になってからの枠番の結果ですが、
第1回 「2枠-(1枠、7枠)」
第2回 「3枠-7枠-4枠」
第3回 「6枠-2枠-3枠」
となっていました。


前走ですが、連対馬16頭のうち前走「橘S」だった馬は7頭と、最も多く連対馬を出しています。
その前走「橘S」での着順は、2着、3着(2頭)、4着、5着(3頭)となっていました。
意外にも、1着となった馬の連対がありません。
続いて、前走重賞と前走500万下戦が各4頭となっていました。
その前走の重賞は、フィリーズレビューが2頭、桜花賞とニュージーランドトロフィーが各1頭となっていました。
500万下戦では、1番人気1着が3頭、3番人気1着が1頭となっています。
あと1頭は、1400mのダート戦のオープン特別、端午S(16番人気16着)となっています。

3着馬8頭では、「橘S」と重賞(桜花賞、ファルコンS)とオープン特別マーガレットSが各2頭、500万下戦(9番人気1着)と1400mのダート戦のオープン特別昇竜Sが各1頭となっています。
特に目立つのは、前走「1400m」だったレースが多数占めていたことでした。
連対馬16頭では、そのうち11頭が前走1400mのレースでした。(ダート1400m1頭も含む)
あと、前走1200m芝が3頭、前走1600m芝が2頭となっています。
3着馬8頭では、そのうち6頭が前走1400のレースでした。(ダート1400m1頭も含む)

あと、1600m芝が2頭となっています。

重賞の第1回の前走ですが、
1着馬の前走 橘S(1400m芝)       6番人気3着
2着馬の前走 アーリントンC(1600m芝) 9番人気13着
2着馬の前走 500万下(1200m芝)    2番人気1着

重賞の第2回の前走ですが、
1着馬の前走 マーガレットS(1200m芝) 1番人気1着
2着馬の前走 橘S(1400m芝)       4番人気13着
3着馬の前走 桜花賞(1600m芝)    11番人気10着

重賞の第3回の前走ですが、
1着馬の前走 ファルコンS(1200m芝)   2番人気9着
2着馬の前走 マーガレットS(1200m芝)  1番人気5着
3着馬の前走 1勝クラス(1200m芝)     1番人気1着


毛色では、連対馬16頭中、鹿毛が7頭、栗毛が5頭、芦毛が2頭、青鹿毛と黒鹿毛が各1頭となっています。
この中で、芦毛2頭は10年の連対馬2頭、黒鹿毛と青鹿毛の各1頭は、その2頭共16年の連対馬となっています。
一貫性はないようですね。
3着馬8頭では、そのうち5頭が鹿毛馬、黒鹿毛が2頭、栗毛が1頭となっていました。

重賞での毛色ですが、
第1回 栗毛-(黒鹿毛、鹿毛)
第2回 黒鹿毛-栗毛-鹿毛
第3回 鹿毛-黒鹿毛-青鹿毛


父の血統ですが、連対馬16頭中ヘイルトゥリーズン系が7頭(いずれもサンデーサイレンス系)、ノーザンダンサー系が5頭(ヴァイスリージェント系(クロフネ)が2頭、ストームバード系、サドラーズウェルズ系、フェアリーキング系(ファルブラウ)が各1頭)、ミスタープロスペクター系が3頭(ストーミングホーム、アドマイヤムーン、キングカメハメハ)、ナスルーラ系が1頭(バイロ)となっています。
3着馬8頭では、ヘイルトゥリーズン系が4頭(サンデーサイレンス系が3頭、タイキシャトルが1頭)、ミスタープロスペクター系が3頭(キングカメハメハが2頭、アドマイヤムーンが1頭)、ナスルーラ系が1頭(バゴ)となっていました。

第1回の父の血統ですが、
ナスルーラ系(シニスターミニスター)-《ナスルーラ系(ショウナンカンプ)、サンデーサイレンス系(ドリームジャーニー)》
第2回の父の血統ですが
ミスタープロスペクター系(ルーラーシップ)-ノーザンダンサー系(ジャイアンツコーズウェイ)、サンデーサイレンス系(ジャスタウェイ)
第3回の父の血統ですが
サンデーサイレンス系(キズナ)-サンデーサイレンス系(キズナ)、ミスタープロスペクター系(スェプトオーヴァーボード)
となっています。


当日の人気ですが、連対馬16頭では、1番人気が3頭、2番人気が2頭、3番人気が1頭、4番人気が3頭、5番人気が1頭、6番人気が2頭、8番人気、9番人気、13番人気、14番人気が各1頭となっています。
3着馬8頭では、2番人気が1頭、6番人気が2頭、9番人気が1頭、10番人気が3頭、14番人気が1頭となっていました。
こう見ますと、3着馬を中心に、人気薄が絡みやすい荒れる傾向が見てとれますね。
上位3頭の人気の組み合わせでもっと突っ込んで見てみますと、
1番人気から5番人気の上位人気5頭内で決まったことは過去8年間ではなし。
1番人気から5番人気の上位人気5頭の中の2頭と、6番人気以下の下位人気の1頭の組合わせで決まったのが8年中3年。
1番人気から5番人気の上位人気5頭の中の1頭と、6番人気以下の下位人気の中の2頭での組み合わせで決まったのが8年中5年となっていました。

重賞での人気の組合わせですが、
第1回 9番人気-(6番人気、2番人気)
第2回 1番人気-13番人気-2番人気
第3回 1番人気-11番人気-5番人気


また、結構牝馬が活躍しているレースでもあります。
連対馬16頭中10頭が牝馬、3着馬8頭中2頭が牝馬となっています。
13年以外、少なくとも1頭は牝馬が3着以内に入っていました。(10年、16年は3頭、17年は2頭、11年、12年、14年、15年は1頭)

重賞での性別の組み合わせですが、
第1回 牝馬-(牝馬、牡馬)
第2回 牝馬-牡馬-牝馬
第3回 牡馬-牝馬-牡馬


京都開催のデータは以上ですが参考になるかどうかは微妙ですね。
予想は今年も難解となりそうです。
ともかくも、一応上記のデータを基に、施行に関係なく中京1200m芝のレースも参考にしながらいろいろ検討して、勝負目の結論を出していこうと思います。

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kousaku

面白い穴馬がいます、ともにロードカナロアです。
レイハリア、ナリタエール、ティエムトッキュウ
これはどうでしょうか?
by kousaku (2021-05-26 21:59) 

bigonon

kousakuさん、いつもありがとうございます。
確かに、中京1200m芝のレースで、高松宮記念も含めてロードカナロア産駒の活躍が目立ちますね。
楽しみです(#^^#)
by bigonon (2021-05-27 21:26) 

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