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第82回 オークスのデータ [競馬データ]

86年以降35年、連対馬70頭、3着馬35頭からです。


毎年最初に触れていますが、このオークスは当日の馬体重の軽い馬の連対が目立っています。
過去35年の450kgより小さい馬の連対ですが、70頭中半分弱の34頭となっています。
また逆に、その35年の中で、連対馬2頭共、馬体重が450kg以上となったのは、
96年のエアグルーヴ(460kg)とファイトガリバー(474kg)
05年のシーザリオ(460kg)とエアメサイア(470kg)
06年のカワカミプリンセス(484kg)とフサイチパンドラ(494kg)
10年の1着同着となったアパパネ(470kg)とサンテミリオン(460kg)
13年のメイショウマンボ(478kg)とエバーブロッサム(460kg)
17年のソウルスターリング(474kg)とモズカッチャン(468kg)
18年のアーモンドアイ(466kg)とリリーノーブル(496kg)
19年のラヴズオンリーユー(456kg)とカレンブーケドール(460kg)
20年のデアリングタクト(466kg)とウインマリリン(452kg)

のこの9年のみとなっていました。
ただ、そのうちここ4年連続で記録しているところは気になるところです。
ちなみに、そのうち1着~3着すべて450kg以上の馬が占めたのは、
06年、10年、17年、18年、20年の5年となっています。
さらに、掲示板すべて450kg以上の馬が占めたのは、10年の1年のみとなっています。
つまり、連対馬では、35年中26年で必ず連対馬のどちらか1頭かまたは両方の2頭が、450kgより小さい馬となっていたということになります。
その26年の内訳ですが、450kgより軽い馬同士の組み合わせは8年、450kg以上の馬と450kgより小さい馬との組み合わせは18年となっていました。

このデータを3着馬で見てみますと、過去35年の3着馬35頭のうち、450kgより小さい馬は17頭、450kg以上は18頭とこちらもほぼ半々となっています。
また、3着以内の馬全部で見ていきますと、35年中30年で必ず1頭以上が450kgより小さい馬だったということになります。
ちなみに、1着~3着馬まで450kgより小さい馬が全部占めてしまったのは、35年中6年(89年、92年、98年、01年、03年、04年)となっていました。
こう見ると、05年以降昨年まで16年連続、逆に450kg以上の馬が少なくとも1頭、3着以内に入っていたことになります。
あと、1着~3着までに450kgより小さな馬が2頭入ったのは9年、1頭だったのは15年、1頭も入らなかったのは前述したとおり5年(06年、10年、17年、18年、20年)となっています。

さて、この馬体重のデータの中でかつて毎年取り上げていた傾向があります。
この馬体重の傾向として「450kg以上の連対馬はすべて当日5番人気以上の上位人気である」というものでした。
86年から10年までの25年間、ずっと続いていたデータでしたが、11年のオークス馬となったエリンコートの当日の馬体重は456kg、そして人気は7番人気、26年目にして初めてこのデータが崩れた瞬間でした。
そしてその翌年の12年、当日馬体重460kgで連対した(1着)ジェンティルドンナの当日人気は3番人気で、かつてのデータに戻った感がいたしましたが、13年、1着となったメイショウマンボの当日馬体重は478kg、人気は9番人気。
エリンコートに次いでこのデータを崩した2頭目の馬となりました。
もちろんこの年、このデータ通りで勝負しましたので裏目に出たことは言うまでもありません。
ちなみに、メイショウマンボが勝った時の2着馬エバーブロッサムは、当日馬体重は460kgでしたが、人気は5番人気でした。
その後、14年、2着に入った474kgの馬体重だったハープスターは1番人気、15年、2着に入った450kgのルージュバックは1番人気、16年、2着に入ったチェッキーノは2番人気と、この3年間はかつてのデータ通りとなりました。
しかし17年の2着馬モズカッチャンは468kgで6番人気と、3頭目の450kg以上の6番人気以下の馬となりました。

そして、翌18年は1着馬アーモンドアイは466kgで1番人気、2着馬リリーノーブルは496kgで4番人気と、かつてのデータ通りに戻りましたが、翌19年の2着馬カレンブーケドールが460kgで12番人気、20年の2着馬ウインマリリンが452kgで7番人気と4頭目、5頭目が2年連続で、かつてのデータに外れた馬が連対いたしました。
結局まとめますと、86年から10年までの25年間一度も連対しなかった当日6番人気以下の450kg以上の馬ですが、11年以降昨年20年までの間では、
11年 7番人気1着 エリンコート(456kg)
13年 9番人気1着 メイショウマンボ(478kg)
17年 6番人気2着 モズカッチャン(468kg)
19年12番人気2着 カレンブーケドール(460kg)
20年 7番人気2着 ウインマリリン(452kg)
の5頭が6番人気以下で連対したことになりました。
いずれにしても、昨年までの35年間で450kg以上の連対馬は70頭中36頭いたわけですが、その36頭中31頭が5番人気以上の上位人気となっていましたので、今年はこのデータを採用するかどうかは悩むところですけれども、とりあえずは参考的なデータであることには違いないようです。
その5番人気以内の上位人気だった馬体重450kg以上の31頭の単勝オッズですが、そのうち27頭のオッズは一桁台でした。
あと残り二桁台となる残り4頭ですが、
5番人気「11.4」(95年2着ユウキビバーチェ)
5番人気「12.8」(06年2着フサイチパンドラ)
5番人気「11.7」(07年1着ローブデコルテ)
4番人気「12.3」(18年2着リリーノーブル)
となっていました。
ちなみに、6番人気以下の5頭の単勝オッズは、
7番人気「37.2倍」(11年1着エリンコート)
9番人気「28.5倍」(13年1着メイショウマンボ)
6番人気「15.0倍」(17年2着モズカッチャン)
12番人気「94.1倍」(19年2着カレンブーケドール)
7番人気「28.5倍」(20年2着ウインマリリン)
となっていました。

もし、このエリンコート、メイショウマンボ、モズカッチャン、カレンブーケドール、ウインマリリンの5頭を例外とみなすならば、6番人気以下の下位人気の450kg以上の馬はまず「消し」ということになりますが、さて今年どういたしましょうか。

では、3着馬の450kg以上の馬はどうなのかを調べてみますと、35頭中全部で18頭いて、その内訳は2番人気6頭、3番人気3頭、4番人気3頭と5番人気以上は12頭占めていました。
あと残り6頭は、
6番人気が1頭(15年クルミナル)
7番人気が2頭(95年ワンダーパヒューム、06年アサヒライジング)
8番人気が1頭(10年アグネスワルツ)
9番人気も1頭(12年アイスフォリス)
13番人気が1頭(20年ウインマイティー)
となっていて、450kg以上で6番人気以下の下位人気は、連対馬では5頭(6番人気、7番人気(2頭)、9番人気、12番人気)いたことに対して3着馬は5頭(6番人気、7番人気(2頭)、8番人気、9番人気、13番人気)いたことになります。

それから、逆に450kgより小さい馬の人気も見てみますと、連対馬の中の該当する34頭では、1番人気~5番人気は19頭、6番人気以下は15頭とほぼ半々という結果となっています。
3着馬でも、該当馬17頭中1番人気~5番人気は10頭、6番人気以下は7頭とほぼ半々の結果となっていました。

次に、この馬体重の傾向のデータを基に、450kg以上の馬と450kgより小さい馬とに分けてそれぞれの臨戦過程を見ていきたいと思います。
まず、450kg以上の連対馬36頭の臨戦過程ですが、その前走は36頭中23頭が桜花賞でした。

その桜花賞での着順ですが、
06年の2着フサイチパンドラ(前走桜花賞2番人気14着)
08年1着のトールポピー(前走桜花賞1番人気8着)
13年1着のメイショウマンボ(前走桜花賞4番人気10着)
15年2着のルージュバック(前走桜花賞1番人気9着)

の4頭を除く19頭はすべて掲示板に載っていました。
その4頭の前走桜花賞での人気は、1番人気2頭、2番人気1頭、4番人気1頭と、4番人気以上の上位人気となっていました。
あとの前走掲示板に載っていた19頭の前走桜花賞での人気の内訳は、1番人気が6頭、2番人気が4頭、3番人気が2頭、4番人気が2頭と4番人気以上の上位人気の馬は、19頭中14頭となっていました。
あとの5頭は、5番人気が2頭(2着、3着)、6番人気が1頭(1着)、9番人気が1頭(4着)、10番人気が1頭(1着)となっていました。

ちなみに、今回の登録馬で、前走桜花賞450kg以上で、掲示板に載っていた馬ですが、2番人気1着のソダシ、8番人気3着のファインルージュの2頭となっています。
また、上記で除かれた4頭のように、前走450kg以上で、桜花賞4番人気以上の上位人気で下位着順に沈んだ登録馬ですが、今回該当するメイケイエールの登録はありません。

あとの桜花賞以外の残り13頭の前走ですが、「4歳牝馬特別」の頃の2頭を含めて「フローラステークス」が合わせて7頭、「忘れな草賞」が3頭、「スイートピーS」が2頭、「チューリップ賞」が1頭となっていて、その13頭のその前走の着順は、13年2着だったエバーブロッサムの前走2番人気2着(フローラS)を除くと他の馬はすべて「1着」、その前走1着だった12頭の人気は、1番人気が6頭、2番人気が3頭、3番人気が1頭、4番人気が1頭、12番人気が1頭(17年2着の前走フローラステークス12番人気1着モズカッチャン)と、1頭を除いてすべて4番人気以上の上位人気となっていました。
今回の前走450kg以上の登録馬で、上記のデータに当てはまる馬は、前走フローラS5番人気1着のクールキャット、前走忘れな草賞2番人気1着のステラリア、前走スイートピーS5番人気1着のタガノパッションとなっています。
さらに前々走も見てみますと、その人気は36頭中33頭が4番人気以上の上位人気で、あとの3頭は、9番人気1着、6番人気1着、6番人気1着という成績でした。
またその33頭の前々走の着順ですが、
00年2着のチアズグレイス(チューリップ賞1番人気10着)
07年1着のローブデコルテ(チューリップ賞3番人気5着)
12年1着のジェンティルドンナ(チューリップ賞2番人気4着)
の3頭以外は、3着以上の上位着順となっていました。
上記で挙げた登録馬の中でで、前々走4番人気以上で3着以上だったのは、ソダシ、ファインルージュ、タガノパッションの3頭となっています。

それから、450kg以上3着馬18頭の前走も見てみますと、まず桜花賞が11頭で、そのうち9頭が4着以上の上位着順、あと2頭は5番人気8着、2番人気12着となっていました。
これに該当する前走桜花賞の馬は、連対馬と同じソダシとファインルージュとなっています。
あと残り7頭ですが、皐月賞が1頭(12番人気11着)、忘れな草賞が3頭で共に1着(2番人気1頭と3番人気2頭)、そして4歳牝馬特別の1頭を含むフローラSが合わせて3頭で、それぞれ4番人気3着、4番人気2着、2番人気2着となっていました。
これに該当する登録馬は、忘れな草賞2番人気1着のステラリア、フローラS2番人気3着のユーバーレーベンの2頭となっています。
それからその前々走ですが、18頭のうち、15年の3着馬クルミナル(前々走1番人気11着)を除いて他の馬は、5番人気以上の上位人気かつ5着以上の上位着順となっていました。
上記の挙げた登録馬の中該当するのは、ソダシ、ファインルージュ、ユーバーレーベンとなっています。


対して、450kgより小さい連対馬34頭ではどうでしょう。
まず当日人気ですが、5番人気以上の上位だったのは19頭、6番人気から9番人気が7頭、10番人気以下の二桁人気が8頭となっていました。
また、当日の単勝オッズですが、10倍以上の二桁だった馬は34頭中21頭もいました。
前走ですが、やはり桜花賞が抜き出ていて、34頭中21頭にもなります。
そのうち1着4頭、2着5頭、3着3頭、4着1頭、5着2頭と15頭が前走桜花賞で掲示板に載っていました。
4着のアカイトリノムスメ(前走444kg)、5着のアールドヴィーヴル(前走422kg)が該当します。
あと掲示板に載っていない6頭は、6着2頭(4番人気、8番人気)、7着3頭(2番人気1頭、5番人気2頭)、12着1頭(9番人気)となっていました。
この6頭の前々走は、牡馬と混合の弥生賞5番人気6着だった92年2着のサンエイサンキューを除いて、牝馬限定重賞で3番人気以上3着以上となっていました。
今回の前走桜花賞9番人気以上の人気で掲示板を外した馬の中で、前々走が該当する登録馬は、9番人気6着だったククナの1頭となっています。
全体的の前走桜花賞21頭の前々走の着順ですが、1着が13頭、2着が5頭、3着が1頭と、上位3着までで19頭も占めています。
あと残り2頭ですが、1頭は前述した92年2着のサンエイサンキューで、前走桜花賞は2番人気7着、前々走は牡牝混合レースである弥生賞で5番人気6着となっていました。
あともう1頭は、08年2着のエフティマイアで、前走桜花賞は15番人気2着、前々走はクイーンC10番人気6着となっていました。
また、21頭の前走の人気ですが、1番人気が4頭、2番人気が4頭、3番人気が3頭、4番人気が2頭、5番人気が4頭と、ここまでの上位人気が21頭中17頭となっています。
あとの4頭の前走の人気は、6番人気(2着)、8番人気(6着)、9番人気(12着)、15番人気(2着)となっていました。
前々走の人気ですが、1番人気が8頭、2番人気が5頭、3番人気が3頭、4番人気が2頭、5番人気、6番人気、10番人気が各1頭となっていました。

あと残りの当日馬体重450kg以下の前走桜花賞以外の13頭ですが、フローラS(4歳牝馬特別も含む)が8頭、忘れな草賞が3頭、400万下条件戦が2頭となっていて、88年マルシゲアトラスの7着、89年のライトカラーの5着(両馬とも4歳牝馬特別)以外の11頭は3着以上の上位着順でした。(このマルシゲアトラスとライトカラーの前々走は桜花賞)
その13頭の前々走の着順ですが、13頭中6頭が連対、残り7頭は5着以下の下位着順となっています。
その5着以下の下位着順の7頭のうち前述したマルシゲアトラスとライトカラーを除く5頭の次走(つまり前走に当たる)は1着が3頭、2着、3着が各1頭となっています。
また、前走桜花賞以外の13頭のその前走の人気も、6頭が3番人気以上の上位であったのに対して、残り7頭は6番人気以下の下位人気となっていました。
今回の登録馬で、前走馬体重で450kgを下回る前走桜花賞以外の馬で、3着以上だった馬は、前走フローラS14番人気2着のスライリー(前走422kg)、1勝クラス1番人気1着のスルーセブンシーズ(前走434kg、前々走1勝クラス3番人気3着)の1頭となっています。

同じく450kgより小さい3着馬のデータを見てみましょう。
過去3年で450kgより小さい馬の3着馬17頭を見てみますと、当日の人気は、1番人気が3頭、2番人気が3頭、3番人気、4番人気が各1頭、5番人気が2頭、7番人気が1頭、8番人気が2頭、9番人気が1頭、11番人気が2頭、16番人気が1頭となっていました。
450kg以上の馬体重の3着馬の当日6番人気以下の下位人気が18頭中6頭であったのに対して、450kgより小さい馬体重の3着馬は17頭中7頭となっています。
3着馬で穴狙いするのであれば、馬体重の軽い馬が狙いどころとなりそうです。

それから前走のレースですが、まず桜花賞は8頭で、その着順は1着が3頭、3着が1頭、9着が3頭、10着が1頭となっていました。
また、その前々走は1着が4頭、2着が2頭、3着が1頭、4着が1頭となっていました。
450kgより小さい登録馬で、前々走4着以上の前走桜花賞だった馬は、4着のアカイトリノムスメ(前々走1着)、5着のアールドヴィーヴル(前々走2着)、6着のククナ(前々走3着)、8着のエンスージアズム(前々走2着)、9着のホウオウエクセル(前々走1着)の5頭となっています。
あと桜花賞以外の残り9頭ですが、まず前走フローラS(4歳牝馬特別)が7頭で、16年5番人気3着だったビッシュ(前走1番人気5着)以外の6頭はいずれも連対していました。
今回の前走450kgより小さい登録馬でフローラSで連対したのは、14番人気2着のスライリーがいます。
それから、残る2頭の前走は、フラワーカップ(4番人気11着)、前走スイートピーS(7番人気2着)の各1頭ずつで、いずれも前々走では連対していました。
前走フローラS以外のオープン以上で、前々走連対していた450kgより小さい登録馬は、前走スイートピーS3番人気4着のスイートブルーム(前走426kg)1頭がいます。


あと、他のデータもあげておきます。
父の血統ですが、連対馬で1番多かったのはヘイルトゥリーズン系で、70頭中33頭いました。
そのうちサンデーサイレンス系が25頭となっています。
それから、ノーザンダンサー系は13頭(その内訳は、ノーザンテースト系が5頭、リファール系が3頭、ニジンスキー系が2頭、エルグランセニョール系、サドラーズウェルズ系、ダンチヒ系が各1頭)となっていました。
その13頭ですが、そのうち7頭の母の父(BMS)はナスルーラ系となっています。
続いて、ナスルーラー系は12頭(その内訳はグレイソブリン系が6頭、プリンスリーギフト系が3頭、ネヴァーベンド系が2頭、ボールドルーラ系が1頭)。
それからミスタープロスペクター系が6頭、サンクタス系、セイントサイモン系が各2頭、ハイペリオン系、ブランドフォード系が各1頭となっていました。
過去11年(連対馬22頭)に限ってみますと、サンデーサイレンス系が15頭(ディープインパクトが8頭、マンハッタンカフェが2頭、スペシャルウイーク、ゼンノロブロイ、デュランダル、スズカマンボ、ハーツクライが各1頭)、ミスタープロスペクター系が4頭(いずれもキングカメハメハ系)、ノーザンダンサー系が2頭(サドラーズウェルズ系、ダンチヒ系)、ロベルト系が2頭(エピファネイア、スクリーンヒーロー)、ブランドフォード系(モンズーン)が1頭となっています。

3着馬の父の血統ですが、ヘイルトゥリーズン系が14頭と最も多く、そのうち12頭はサンデーサイレンス系でした。(ディープインパクトが3頭、ゼンノロブロイが2頭、サンデーサイレンス、ロイヤルタッチ、アグネスタキオン、ステイゴールド、ハーツクライ、オルファーブル、ゴールドシップが各1頭)
続いて、ナスルーラ系が8頭、ノーザンダンサー系が7頭、トゥルビョン系が2頭、ブランドフォード系、リボ-系、ハイペリオン系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっています。
過去11年(3着馬11頭)で見てみますと、そのうち9頭がサンデーサイレンス系(ディープインパクトが3頭、ゼンノロブロイが2頭、アグネスタキオン、ステイゴールド、ハーツクライ、オルフェーブル、ゴールドシップが各1頭)、あと、ノーザンダンサー系のヴァイスリージェント系、ナスルーラ系のレッドゴッド系が各1頭となっています。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が37頭と最も多く、次に栗毛が17頭、そして黒鹿毛が7頭、青鹿毛が4頭、青毛が3頭、芦毛が2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が20頭とこちらも最も多く、次いで芦毛が7頭、栗毛が4頭、青鹿毛、黒鹿毛が各2頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬ではまず7枠が16頭と最も多く、続いて1枠と2枠と3枠と8枠が各10頭、8枠が9頭、4枠が3頭、6枠が2頭となっています。
その中の4枠ですが、1番人気だった3頭しか連対していません。
それから、98年から09年まで12年連続で少なくとも片方で1枠2枠3枠の内枠が絡んでいましたが、10年は「8-8」で決まり連続記録は途絶えました。(ただし3着は1枠)
その後は、
11年は「2-8」
12年は「5-7」
13年は「2-7」
14年は「5-5」
15年は「5-7」
16年は「2-7」
17年は「1-1」
18年は「1-7」
19年は「5-7」
20年は「2-8」
となっています。
ただし、10年以降内枠が絡まなかった年の3着馬ですが、10年は1枠が、12年は2枠が、14年は3枠、19年は1枠がそれぞれ入っていました。(15年の3着は8枠と、この年だけ3着以内に内枠は入りませんでした。)
3着以内に広げるととりあえずは内枠には要注意ですね。
全体的に過去35年で見てみますと、1枠2枠3枠が両方か片方で連に絡んでいたのは28年にもなります。
3着馬ですが、3枠が7頭、8枠が6頭、6枠が5頭、4枠と5枠が各4頭、1枠と2枠と7枠が各3頭となっていました。


それから1番人気に関してですが、過去35年の連対馬で1番人気が入ったのは20頭(3着馬は3頭)、1番低い単勝オッズは14年2着ハープスターの「1.3倍」、1番高い単勝オッズは19年1着ラヴズオンリーユーの「4.0倍」となっていました。


最後に、昨年まで出していた「追い切り」のデータを参考までに挙げておきます。
記録している95年以降26年連対馬52頭からですが、栗東「坂路」で追われていたのは全部で17頭いました。
800mは、57秒台が1頭、55秒台が3頭、54秒台が8頭、53秒台が4頭、52秒台が1頭でした。
最後の1ハロンですが、最高が11.7秒、一番かかったのは14.3秒で、栗東「坂路」で追われた馬としては、全体的にいわゆる普通か平凡といったところです。

それから、「栗東CWコース」で追われていたのは、全部で10頭。
1200mでは、最高が79.0秒、一番かかったのは86.1秒。
最後の1ハロンでは、最高が11.6秒、一番かかったのは12.7秒。

「栗東DW(DP)コース」で追われていたのは、全部で7頭。
1200mでは、最高が79.5秒、一番かかったのは85.1秒。
最後の1ハロンでは、最高が11.5秒、一番かかったのは12.5秒。

美浦南のWコースと美浦南Pコースでは、全部で16頭追われていました。
1000mでは、最高が63.8秒、一番かかったのは69.3秒。
最後の1ハロンでは、最高が11.7秒、一番かかったのは13.7秒。

あと2頭は、美浦の坂路で追われ、1頭は数字として最後の1Fの12.5だけが残っていて、あと1頭は、800mが50.2秒、最後の1Fは12.7秒でした。


以上ですが、今年もまずは人気が出てきた時点で、「450kg以上の連対馬36頭中31頭は当日5番人気以上の上位人気である」というデータを重視するかしないかの取捨選択から始めていこうと思います。
まずは、連対馬としては、前走450kg以上だった馬で、桜花賞上位馬、2番人気1着のソダシ、8番人気3着のファインルージュ、桜花賞以外で、スイートピーS5番人気1着のタガノパッションのこの3頭の当日の人気を見てのそれぞれの取捨選択から始めたいと思います。
あと、3着候補の筆頭としては、上記の3頭に加えて前走フローラS2番人気3着のユーバーレーベンも気になるところです。
また、ここ4年連続、連対馬は馬体重450kgとなりましたが、今年こそは450kgより小さい馬が今年は絡みそうなので、その該当馬もしっかり検討していきたいと思っています。
特に、「35年中30年、少なくとも1頭、3着以内に450kgより小さい馬が入っていた」というデータは強力ですので、まずは、過去のそのデータに該当しそうな前走桜花賞4番人気4着のアカイトリノムスメ、同じく5番人気5着のアールドヴィーヴル、同じく9番人気6着のククナ、そして前走フローラS14番人気2着のスライリー、前走1勝クラス1番人気1着のスルーセブンシーズ辺りの取捨選択もしていきたいと思います。

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