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第26回 NHKマイルカップのデータ [競馬データ]

96年の第1回から過去25年間、連対馬50頭、3着馬25頭からです。


まずは過去25年間の出走馬449頭の父の血統からです。(中止、失格も含む)
まず連対馬50頭のうち、一番連対馬を出したのは父がヘイルトゥリーズン系の馬でした。
計156頭が出走し、そのうちヘイルトゥリーズン系が22頭連対、連対率は約0.141と健闘しています。
その連対馬22頭の父の血統の内訳ですが、そのうちヘイロー系のサンデーサイレンス系が19頭(アグネスタキオン、ディープインパクト、ダイワメジャーが各4頭、フジキセキ、マンッハッタンカフェが各2頭、サンデーサイレンス、スズカフェニックス、マツリダゴッホ、リアルインパクトが各1頭)、ロベルト系が2頭(シンボリクリスエス、リアファン)、ヘイロー系のデヴィルズバッグ系が1頭(タイキシャトル)となっています。
その22頭の前走、前々走の人気ですが、それぞれ1番人気から最低では11番人気となっていて、人気の幅がありました。
それから前走、前々走の着順ですが、13年10番人気の1着馬マイネルホウオウ(スズカフェニックス産駒、前走7着、前々走3着)、16年2番人気の2着馬ロードクエスト(マツリダゴッホ産駒、前走8着、前々走3着)の2頭を除く20頭が、両方か片方で連対していました。

3着馬では、25頭中11頭がヘイルトゥリーズン系でした。(ヘイロー系のサンデーサイレンス系が9頭(ダイワメジャーが2頭、フジキセキ、アグネスタキオン、ディープインパクト、ダンスインザダーク、ステイゴールド、ハーツクライ、オルフェーヴルが各1頭、ロベルト系が1頭(ブライアンズタイム)、ヘイロー系のデヴィルズバッグ系が1頭(タイキシャトル))
その11頭の当日人気はそれぞれ1番人気、3番人気(2頭)、4番人気、6番人気(3頭)、7番人気、8番人気、12番人気、15番人気となっていました。
またその前走、前々走の人気はそのうち2頭が共に1番人気、あと残り9頭のぞれぞれの前走、前々走の人気は、「6番人気(皐月賞)、3番人気」、「5番人気(皐月賞)、2番人気」、「4番人気、4番人気」、「2番人気(朝日杯FS)、11番人気」、「1番人気(京成杯)、5番人気(朝日杯FS)」「4番人気、4番人気」、「5番人気、2番人気」、「7番人気(アーリントンC)、5番人気(京成杯)」「4番人気(アーリントンC)、1番人気」となっていました。
その11頭中6頭が前々走で連対していました。

また、その上位3着馬までの33頭の3着以内の詳細ですが、
「アグネスタキオン」産駒は6頭の出走で3頭(1着2頭、3着が1頭)
「タイキシャトル」産駒は8頭の出走で3頭(1着1頭、2着1頭、3着が1頭)
「リアファン」産駒は2頭の出走で1頭(2着)
「サンデーサイレンス」産駒は6頭の出走で1頭(2着)
「フジキセキ」産駒は10頭の出走で3頭(1着1頭、2着1頭、3着1頭)
「マンハッタンカフェ」産駒は6頭の出走で2頭(1着1頭、2着1頭)
「ディープインパクト」産駒は18頭の出走で5頭(1着2頭、2着2頭、3着1頭)
「ダイワメジャー」産駒は16頭の出走で6頭(1着3頭、2着1頭、3着2頭)
「ダンスインザダーク」産駒は3頭の出走で1頭(3着)
「スズカフェニックス」産駒は2頭の出走で1頭(1着)
「マツリダゴッホ」産駒は5頭の出走で1頭(2着)
「ステイゴールド」産駒は5頭の出走で1頭(3着)
「シンボリクリスエス」産駒は5頭出走で1頭(2着)
「ブライアンズタイム」産駒は7頭出走して1頭(3着)
「ハーツクライ」産駒は3頭出走して1頭(3着)
「リアルインパクト」産駒は2頭出走して1頭(1着)
「オルフェーヴル」産駒は3頭出走して1頭(3着)

今回の登録馬25頭で、ヘイルトゥリーズン系は14頭の登録があります。

そのうち前走か前々走で連対していたのは、グレイイングリーン、スペシャルドラマ、ソングライン、バスラットレオン、ピクシーナイト、ルークズネスト、レイモンドバローズ、ワザモノ、ヴィアルークスの9頭となっています。

また、父が「ヘイルトゥリーズン」系の連対馬22頭のBMS(母の父)は、
06年3番人気1着のロジック(BMSはプリンスリーギフト系)
10年1番人気1着のダノンシャンティ(BMSはナスルーラ系のネヴァーベンド系)
10年5番人気2着のダイワバーバリアン(BMSはミスタープロスペクター系のキングマンボ)
11年2番人気2着のコティリオン(BMSはナスルーラ系のグレイソブリン系)
12年1番人気1着のカレンブラックヒル(BMSはミスタープロスペクター系のファピアノ系)
12年3番人気2着のアルフレード(BMSはサンデーサイレンス)
18年6番人気1着のケイアイノーテック(BMSはミスタープロスペクター系のゴーンウェスト系)
19年2番人気1着のアドマイヤマーズ(BMSはミスタープロスペクター系のゴーンウェスト系のメディシアン)
20年9番人気1着のラウダシオン(BMSはミスタープロスペクター系のファピアノ系)

の9頭以外の13頭はノーザンダンサー系となっていました。
このBMSの違いのデータとしては、そのBMSがノーザンダンサー系ではなかった9頭は、上記の通り3頭(5番人気、6番人気、9番人気)を除く6頭の当日人気は3番人気以上の上位人気となっていました。
対して、BMSがノーザンダンサー系の連対馬13頭のうち7頭が5番人気以下(5番人気、6番人気が各1頭、9番人気が2頭、10番人気が3頭)となっています。

ちなみに、BMSがノーザンダンサー系で当日3番人気以上だった6頭は、()内はBMS系
08年1番人気1着ディープスカイ(ダンチヒ系)
14年1番人気1着ミッキーアイル(ダンチヒ系)
16年1番人気1着メジャーエンブレム(サドラーズウェルズ系)
16年2番人気2着ロードクエスト(ダンチヒ系)
18年2番人気2着ギベオン(ヴァイスリージェント系)
20年1番人気2着レスシテンシア(ダンチヒ系)
となっています。

3着馬の9頭のBMSですが、ノーザンダンサー系が4頭、ナスルーラ系が2頭、リボー系、ミスタープロスペクター系、メドウレイク(プリンスローズ系)、ブライアンズタイム、マンノウォー系が各1頭となっていました。
そしてその当日人気は、1番人気が1頭、3番人気が2頭、4番人気が1頭、6番人気が3頭、7番人気、8番人気、12番人気、15番人気が各1頭となっていました。

ちなみに、今回のヘイルトゥリーズン系の登録馬でBMSがノーザンダンサー系なのは、ダディーズビビッド(ヴァイスリージェント系)、ニシノアジャスト(ダンチヒ系)、バスラットレオン(サドラーズウェルズ系)、ピクシーナイト(リファール系)、レイモンドバローズ(サドラーズウェルズ系)、ヴィアルークス(サドラーズウェルズ系)の6頭で、他の8頭のBMSはノーザンダンサー系以外となっています。
いずれにせよ、当日人気には注目です。

さて、毎年触れていますが、G1でサンデーサイレンス産駒が優勝していないレースは、07年初めて安田記念で優勝した時点では、このNHKマイルCとジャパンカップダートの2レースのみとなっていました。
しかし、07年からNHKマイルCはその出走がなくなったため、サンデーサイレンス産駒で優勝馬が出ていないG1レースとして永遠に記録に残ることになりました。(同じくジャパンカップダートの方も優勝馬が出ませんでした。)
しかし、サンデーサイレンスの孫が06年、10年、16年で1着から3着までを占めましたし(06年はアグネスタキオン産駒が優勝、フジキセキ産駒が2着3着、10年はフジキセキ産駒が優勝、マンハッタンカフェ産駒が2着、アグネスタキオン産駒が3着、16年はダイワメジャー産駒が1着、マツリダゴッホ産駒が2着、ステイゴールド産駒が3着)、他の年も、08年アグネスタキオン産駒、09年マンハッタンカフェ産駒がそれぞれ優勝、11年では2着、3着にディープインパクト産駒が入っていますし、12年では1着にダイワメジャー産駒、3着にダンスインザダーク産駒、13年では1着にスズカフェニックス産駒、3着にダイワメジャー産駒がそれぞれ入り、14年はディープインパクト産駒が優勝、17年の3着にはダイワメジャー産駒、18年1着、2着はディプインパクト産駒が占め、19年はダイワメジャーが1着、ハーツクライ産駒が3着など、06年以降15年、3着以上45頭中24頭サンデーサイレンスの仔の産駒が入っており、そのサンデーサイレンスの仔たちはそのリベンジをすでに果たしています。
また、安田記念とジャパンCダートでサンデーサイレンスの孫がすでに優勝していますので、06年NHKマイルでも優勝を果したことにより、すべてのG1でサンデーサイレンス系統が優勝を果たしていることになりました。
ただ、15年は、サンデーサイレンスの仔も含めてヘイルトゥリーズン産駒は7頭出走しましたが、4着、5着、9着、10着、11着、14着、17着という結果で、96年、97年、99年、00年、01年、07年に続いて20回目にして7回目の3着以内に入らなかった年になりました。
その後、翌年の16年は1着から3着までサンデーサイレンス系が占め、17年は3着、18年は1着、2着、19年は1着、3着とここ4年は連続で3着以内に入っています。
そして続く昨年20年、1着にリアルインパクト産駒、3着にオルフェーヴル産駒と、初めてNHKマイルでサンデーサイレンスのひ孫が3着以内に入りました。
2着に孫のダイワメジャー産駒が入っていますので、この年も1着から3着までサンデーサイレンス系が占めたことになり、これで16年以降5年連続でサンデーサイレンス系が少なくとも1頭3着以上に入ったこととなりました。

では話を戻しまして、次に多かったのはノーザンダンサー系で14頭連対していました。
その「ノーザンダンサー系」ですが、計100頭出走し連対馬は前述通り14頭ですから、連対率は約0.140となります。
そのノーザンダンサー系の連対馬の中で一番目立っていたのは「ヴァイスリージェント」系でした。
20頭出走してその成績は、1着、2着、2着、6着、18着、6着、1着、7着、2着、14着、14着、12着、中止、2着、14着、18着、1着、1着、6着、9着と、1着4回、2着4回と8頭が連対しています。
人気は、1番人気1頭、2番人気1頭、3番人気2頭、5番人気1頭、6番人気1頭、12番人気、13番人気1頭、17番人気1頭となっています。
あとの6頭は、「ストームバード系」が2頭(4番人気2着、17番人気2着)、「ニジンスキー系」(4番人気1着)、「ダンチヒ系」(2番人気2着)、「ヌレイエフ系」(4番人気2着)、「リファール系」(1番人気2着)が各1頭ずつとなっていました。
また、その連対したノーザンダンサー系の馬の前走、前々走の人気を見てみますと、07年1着となったピンクカメオの前走桜花賞の8番人気(前々走は3番人気)、同じく2着のローレルゲレイロの前走皐月賞での9番人気(前々走は1番人気)、15年1着となったクラリティスカイの前走皐月賞10番人気5着(前々走は5番人気)の3頭を除き、残り11頭は前走と前々走とも6番人気以上の上位人気となっていました。
また着順ですが、前走か前々走の両方かどちらかで掲示板に載っていました。

3着馬では、ノーザンダンサー系は25頭中3頭でした。(ダンチヒ系(7番人気)、ニジンスキー系(12番人気)、リファール系(18番人気))
3着になったのは、96年、01年、07年となっていて、08年以降は3着になっていません。
また、その3頭の前走、前々走の人気には共通性はありませんでしたが、血統でBMSは3頭ともミスタープロスペクター系となっていました。
今回の登録馬で父がノーザンダンサー系なのは、エリザベスタワー(ダンチヒ系)、グラナディアガーズ(サドラーズウェルズ系)、シュネルマイスター(サドラーズウェルズ系)、ショックアクション(サドラーズウェルズ系)の4頭となっています。
グラナディアガーズ、シュネルマイスターの2頭は前走、前々走とも掲示板(連対)に載っていました。

また、3頭のうち、グラナディアガーズのBMSはミスタープロスペクター系、あと3頭は、同じノーザンダンサー系となっています。
ノーザンダンサー系産駒の当日の人気も見てみますと、連対馬14頭では、そのうち10頭が5番人気以上の上位人気で(1番人気2頭、2番人気2頭、3番人気2頭、4番人気3頭、5番人気1頭)、あと4頭は二桁人気が3頭(13番人気、17番人気、17番人気)、6番人気が1頭となっていて、3着馬3頭では、7番人気、12番人気、18番人気と、ここでも2頭二桁人気が入っていました。

続いて多かったのは、ミスタープロスペクター系の10頭となっています
その連対率は103頭が出走しそのうち10頭連対ですから、約0.097になります。
そのミスタープロスペクター系のうち、一番率が高かったのは「ガルチ」系で、4頭が出走しそのうち2頭が連対していました。
次は「キングマンボ」系で、19頭出走中、1着が2頭、2着が1頭、3着が2頭となっています。
続いて目立つのが「ファピアノ」系で、6頭が出走し、2着が1頭、3着が1頭となっていました。
続いてゴーンウエスト系が6頭出走し、2着に2頭入っていました。
ちなみに、連対した父がミスタープロスペクター系10頭のうち、8頭のBMS(母の父)がノーザンダンサー系となっていました。
あと2頭のBMSは、ボールドルーラー系とサンデーサイレンスとなっています。
また、この10頭の前走、前々走は、そのうち9頭が両方とも4番人気以上の上位人気で、残り1頭、19年2着となったケイデンスコールは、前走7番人気、前々走4番人気となっていました。
さらに当日の人気は、17年13番人気2着のリエノテソーロ、19年14番人気2着のケイデンスコール以外の8頭は5番人気以上の上位人気となっていました。(1番人気3頭、2番人気4頭、5番人気1頭)
そして、さらに着順ですが、少なくとも前走か前々走の両方か片方で連対していました。

それから3着馬も見てみますと、25頭中7頭がこのミスタープロスペクター系でした。
その内訳は、キングマンボ系が3頭、ジェイドロバリー系、ファピアノ系、アルデバランⅡ、アグネスデジタルが各1頭となっています。
またその7頭のBMSですが、連対馬とは逆の傾向で、15年2番人気3着だったミュゼスルタン、18年9番人気3着だったレッドヴェイロン以外の5頭はいずれもノーザンダンサー系ではありませんでした。
それと前走、前々走の人気はそのうち4頭が両方4番人気以上となっていました。(あと3頭の前走の人気は6番人気が1頭、二桁人気が2頭)
さらに当日の人気は、そのうち3頭が二桁人気(13番人気1頭、14番人気2頭)でした。(あと4頭は2番人気、3番人気、4番人気、9番人気)
それから、ミスタープロスペクター系ではないですが、同じレイズアネイティブ系としてマジェスティックプリンス系1頭が3着に入っています。
ちなみにそのBMSはノーザンダンサー系ではなく、また前走、前々走はそれぞれ3番人気1番人気、当日は5番人気となっていました。
今回の登録馬でミスタープロスペクター系産駒は、アナザーリリック(キングマンボ系、BMSはナスルーラ系)、ゴールドチャリス(キングマンボ系、BMSはナスルーラ系)、タイムトゥヘヴン(キングマンボ系、BMSはサンデーサイレンス系)、ホウオウアマゾン(キングマンボ系、BMSはサンデーサイレンス系)、リッケンバッカー(キングマンボ系、BMSはミスタープロスペクター系)、ヴィジュネル(シーキングザゴールド系、BMSはサンデーサイレンス系)、ヴェイルネヴュラ(キングマンボ系、BMSはサンデーサイレンス系)の7頭

となっています。
この7頭のうち、連対馬10頭中9頭、3着馬7頭中4頭の傾向であった前走、前々走とも4番人気以上だったのは、ホウアマゾンの1頭となっています。

あと連対馬残り4頭の父ですが、「ナスルーラ」系となっていました。
そのナスルーラ系は70頭が出走し4頭が連対ですから、連対率は約0.057となります。
その内訳は、「ボールドルーラー」系が12頭出走し1着が1頭、「プリンスリーギフト」系が21頭出走し、1着が1頭、2着も1頭(いずれもサクラバクシンオー産駒)、「グレイソブリン」系が11頭出走し1着が1頭(3着が1頭)となっていました。
この連対馬4頭の前走の人気は8番人気以上で、また前々走は5番人気以上となっていました。
その前走のレースはオープン特別か重賞で、11年1着のグランプリボス(前走ニュージーランドT1番人気3着)以外の3頭は連対していました。
そして前々走は4頭とも掲示板に載っていました。

また3着馬で、その父がナスルーラ系の馬は3頭いました。
3着馬のうち2頭は「レッドゴッド」系で、当日はそれぞれ1番人気、6番人気、前走、前々走の人気は8番人気以上となっていました。
そして前走は2頭とも連対していました。(前々走は5着、6着)

もう1頭は「グレイソブリン系」で、当日の人気は12番人気、前走の人気は皐月賞11番人気(15着)、前々走の人気は弥生賞3番人気(5着)でした。
しかしながら、今回のナスルーラ系産駒の登録はありません。

それから血統を全体的に見てみますと、毎年取り上げていますが、連対馬50頭中36頭が、父あるいは母の父(BMS)のどちらかが「ノーザンダンサー」系絡みでした。
特に、10年、11年、12年、19年の4年を除く21年で連対していました。
あとの残りのノーザンダンサー系絡みではない14頭ですが、父もBMSもヘイルトゥリーズン系だった12年の2着馬アルフレード1頭を除いて、父あるいはBMSが「ミスタープロスペクター」系が9頭、同じく父あるいはBMSが「ナスルーラ」系が6頭とどちらかの血統が絡んでいるか、あるいは両方重なっているか、そのどちらかとなっていました。
またその13頭の前走ですが、その前走スプリングS2番人気12着だったアルフレードを除いて、1着が5頭、2着が4頭、3着、4着が各2頭となっていて、そのレースはすべて重賞で、G1の桜花賞、皐月賞か、G2のニュージーランドTか、そしてG3の毎日杯、ファルコンSかのどれかとなっていました。
このノーザンダンサー系絡みではない馬登録馬で、前走重賞で4着以上か前走2番人気以上だった馬は、前走ニュージーランドT2着のタイムトゥヘヴン(父はミスタープロスペクター系、BMSはサンデーサイレンス系)、前走アーリントンC1着のホウオウアマゾン(父はミスタープロスペクター系、BMSはサンデーサイレンス系)、前走アーリントンC2着のリッケンバッカー(父、BMSとも、ミスタープロスペクター系)、前走ファルコンS1着のルークズネスト(父はヘイルトゥリーズン系ロベルト系、BMSはサンデーサイレンス系)、前走ニュージーランドT4着のヴィジュネル(父はミスタープロスペクター系、BMSはサンデーサイレンス系)の5頭となっています。

対して3着馬では、ノーザンダンサー系絡みは25頭中9頭と連対馬に比べれば少なくなっています。



あとは、いつものデータを挙げていこうと思います。

毛色は、連対馬では鹿毛が27頭、黒鹿毛と栗毛が各8頭、青鹿毛と芦毛が各3頭、栃栗毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が13頭、栗毛が6頭、黒鹿毛が3頭、芦毛が2頭、栃栗毛が1頭となっています。


それから、臨戦過程で前走のレース別では、連対馬ではニュージーランドTが16頭と最も多く、続いて毎日杯が9頭、皐月賞、桜花賞が各6頭、スプリングSが4頭、オープン特別が3頭、ファルコンSが2頭、弥生賞、アーリントンC、フラワーC、そして500万下条件戦が各1頭ずつとなっていました。
さらに細かく見ていきますと、前走ニュージーランドT以外の34頭は、04年2着のコスモサンンビーム(前走皐月賞4着、前々走スプリングS5着)、15年1着クラリティスカイ(前走皐月賞5着、前々走弥生賞6着)、16年2着のロードクエスト(前走皐月賞8着、前々走スプリングS3着)、19年2着ケイデンスコール(前走毎日杯4着、前々走朝日杯FS13着)の4頭以外の30頭は前走か前々走のどちらか両方かで連対経験がありました。
今回の登録馬で、これに該当する馬は25頭中16頭もいますが、この該当馬以外の4頭に相当する馬で、そのうち前走皐月賞を走った馬は今回いません。

3着馬でも、前走のレース別ではニュージーランドTが8頭と最も多く、続いて皐月賞が5頭、オープン特別が4頭(マーガレットS2頭、ベンジャミンS、橘Sが各1頭)、アーリントンCが3頭、それから、弥生賞、京成杯、フラワーC、スプリングS、500万下条件戦が各1頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬では7枠が10頭、2枠と3枠と8枠が各7頭、5枠が6頭、1枠が5頭、4枠と6枠が各4頭となっていました。
3着馬では、5枠が5頭、3枠と6枠が各4頭、1枠、8枠が各3頭、2枠、4枠、7枠が各2頭となっています。


人気の内訳ですが、
1着馬は、1番人気10頭、2番人気4頭、3番人気2頭、4番人気2頭、6番人気2頭、9番人気2頭、10番人気2頭、17番人気1頭。
2着馬は、1番人気2頭、2番人気6頭、3番人気2頭、4番人気2頭、5番人気5頭、6番人気2頭、9番人気1頭、10番人気1頭、13番人気2頭、14番人気1頭、17番人気1頭。
3着馬は、1番人気2頭、2番人気1頭、3番人気3頭、4番人気2頭、5番人気1頭、6番人気4頭、7番人気2頭、8番人気1頭、9番人気1頭、12番人気3頭、13番人気1頭、14番人気2頭、15番人気1頭、18番人気1頭。
となっていました。
それぞれの出走数ですが、1レースで17頭以外はすべて18頭でした。(ただし、出走取消や競争中止はあり、その中で17番人気が入ったレースは出走馬18頭でした。)
全体的に見てみますと
1番人気は25年中10勝、12連対、14頭3着以内でとなっていました。
1番人気と2番人気が共に連対したのは25回中3回、3着以内に入ったのは4回。
1番人気と3番人気が共に連対したのは2回、3着以内に入ったのは4回。
2番人気と3番人気が共に連対したのは無し、3着以内に入ったのは2回。
1番人気と2番人気と3番人気の3頭ともが3着以内に入ったのは無し。
二桁人気は、1着馬3頭、2着馬5頭、3着馬8頭で、計16頭入っていました。
そのうち、二桁人気が2頭、ともに3着以内に入っていたのが、
07年「17番人気-1番人気-18番人気」(3連単の配当、約973万円)
09年「10番人気-5番人気-13番人気」(3連単の配当、約238万円)
14年「1番人気-17番人気-12番人気」(3連単の配当、約68万円)
の3回ありました。
3連単が始まって15年、その配当が、100万円以上が3年(上記以外では、13年「10番人気-6番人気-8番人気」(3連単の配当、約123万円))、10万円台が6年と、高配当が15年中10年も占めています。
あとの5年は、6万円台が1年、3万円台が2年、1万円台が1年、7千円台が1年となっていました。


以上ですが、ともかく今年も上記のデータを一つ一つ丁寧に検討しながら結論を出していこうと思います。

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kousaku

いかがでしたか天皇賞は?やはり来るべき馬が来ましたね、配当も安かったです。
by kousaku (2021-05-04 11:37) 

bigonon

kousakuさん、いつもコメントありがとうございます。
予想の結果で挙げましたとおりダメでした(^^;
1頭軸馬連3頭流しはなかなか難しいですね。
レースでは、牝馬のカレンブーケドールの頑張りに感動しました(^^ゞ
by bigonon (2021-05-04 17:07) 

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