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第39回 ニュージーランドトロフィーのデータ [競馬データ]

中山競馬場に開催が変更になった00年以降、11年を除く、昨年までの20年間、連対馬40頭、3着馬20頭からです。


毎年触れていますが、「中山1600m芝」と聞くとノーザンダンサー系絡みの馬が強いというイメージがあります。
さてこのレースはどうなのでしょうか。
連対馬40頭でノーザンダンサー絡みだったのは20頭と、半分が連対していました。

3着馬では、20頭中11頭と半分強となっています。
占有率で見てみますと、ノーザンダンサー系絡みが上位3頭中3頭を占めたのは、01年、07年、08年の3年となっていました。
また、3頭中2頭だったのは00年、02年、09年、13年、16年、17年、18年の7年となっていました。
そして、3頭中1頭だったのは03年、04年、06年、10年、12年、14年、15年、19年の8年となっています。
逆に、1頭も連対しなかった年が2年あって、05年、昨年20年に記録しています。

今回の出走馬16頭では、ノーザンダンサー系絡みの馬は、アヴェラーレ、サトノブラーヴ、シュバルツカイザー、トーセンウォーリア、バスラットレオン、ブルーシンフォニー、ワーズワースの7頭となっています。

それから、ノーザンダンサー系絡みが連対しなかった05年ですが、上位3頭ともミスタープロスペクター系絡みとなっていました。
そのミスタープロスペクター系絡みの馬ですが、連対馬40頭中18頭、3着馬20頭中8頭が入っていました。
また、00年から07年まで毎年少なくとも1頭は上位3着以内に入っていたのですが、08年初めて1頭も入りませんでした。
しかし、09年は再び1着、2着と2頭入り、10年では2着、3着、阪神開催の11年(この年も1着、2着と2頭入っています)を飛ばして、12年では1着、2着、13年では1着、3着と中山開催では4年連続連対、そして2頭ずつ入っていました。
しかし、14年は3着に1頭のみとなって、連対及び2頭ずつの5年連続はなりませんでした。
続く15年は1着馬1頭、16年は2着馬1頭がそれぞれ入っていましたが、17年は3着以内に1頭も入りませんでした。

18年は、2着に1頭、19年は、2着、3着、20年は1着に1頭と入っていました。
いずれにせよ、ノーザンダンサー系絡みとミスタープロスペクター系絡みはそれぞれ似通った結果となっています。
今回の登録馬でミスタープロスペクター系絡みの馬は、アヴェラーレ、ヴィジュネル、ゲンパチミーティア、ゴールドチャリス、タイムトゥヘヴン、トーセンウォーリア、ドゥラモンド、ロンギングバース、ワーズワースの9頭となっています。

また、上位3頭でこの両方の血統が絡んでいたのは、00年3着のアグネスデジタル、01年1着のキタサンチャンネル、02年3着のメジャーカフェ、04年1着のシーキングザダイヤ、07年の3着ワールドハンター、09年2着のテイアップゴールド、10年3着のレト、13年1着のエーシントップ、16年2着のストーミーシーの9頭で、逆に両方とも絡んでいなかったのは、00年2着のマチカネホクシン、03年3着のサクラタイリン、04年2着のナイストップボーイ、04年3着のナムラビッグタイム、06年3着のロジック、10年1着のサンライズプリンス、14年1着のショウナンアチーヴ、16年1着のダンツプリウスの8頭となっています。
ちなみに、今回の登録馬で、ノーザンダンサー系とミスタープロスペクター系の両方が絡んでいる馬は、アヴェラーレ、トーセンウォーリア、ワーズワースの3頭となっています。
またどちらも絡んでいないのは、シティレインボー、スパークル、ワザモノの3頭となっています。


次に当日の人気ですが、1番人気の馬は20年中11年で連対していて、その単勝オッズは、1.9倍、2.0倍、2.0倍、1.4倍、1.9倍、2.6倍、3.4倍、3.7倍、3.1倍、3.0倍、3.2倍と最後の6頭を除けば2倍以下の人気となっていました。
対して、連をはずした1番人気の8頭ですが、その単勝オッズは、
ゴールデンキャスト(03年5着)の2.6倍
ミスターケビン(05年15着)の4.5倍
スズカコーズウェイ(07年4着)の2.4倍
ゴスホークケン(08年12着)の2.3倍
ゴットフリート(13年9着)の2.5倍
アストラエンブレム(16年4着)の3.0倍
クライムメジャー(17年8着)の4.2倍
アガラス(19年4着)の2.4倍
オーロラフラッシュ(20年7着)の4.3倍
となっていました。


次に臨戦過程ですが、まず連対馬の前走では、05年1着マイネルハーティー(前走3番人気8着)、06年2着ファイングレイン(前走10番人気9着)、14年1着のショウナンアチーヴ(前走2番人気6着)、同じく14年2着のショウナンワダチ(前走5番人気8着)、17年1着のジョーストリクトリ(前走4馬人気6着)、メイショウショウブ(前走3番人気9着)の6頭を除きあとの馬はすべて掲示板に載っていました。
その内訳は、前走1着が17頭、2着が5頭、3着が4頭、4着が3頭、5着が5頭となっています。
3着馬では、20頭中、04年3着のナムラビッグタイム(前走2番人気6着)、18年3着のデルタバローズ(前走3番人気13着)、ウイングレイテスト(前走7番人気6着)を除く17頭が前走掲示板に載っていました。


枠順ですが、連対馬では1枠から4枠の内枠が40頭中27頭を占め、内枠有利の結果となっています。(14年では7枠と5枠、20年では6枠と7枠と、内枠は絡みませんでした)
その中で1番連対していたのは2枠で、11頭が連対していました。
3着馬では、1枠から4枠までが10頭、5枠から8枠までが10頭と半々となっています。


毛色は、1着馬では鹿毛が9頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が3頭、青鹿毛が1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が12頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が2頭、芦毛、青鹿毛が各1頭となっていました。
3着馬では、栗毛が7頭、鹿毛が6頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、青毛が1頭となっています。


以上ですが、毎年のことですが、まずは1番人気の馬の取捨選択からですね。
あとは、血統でのノーザンダンサー系絡みの馬と内枠の馬の検討ということになるかと思います。

ここ5年、16年は、3連単の配当が約100万、翌17年も約50万円とかなり荒れましたが、、続く18年、19年は共に2万円台、昨年20年は3万円台と、今年も荒れるのか荒れないのかで、かなり検討で悩むことになりそうですね。
とりあえず今年も人気とオッズが出た時点から検討を始めていきたいと思います。

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