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第56回 クイーンカップのデータ [競馬データ]

この2月に施行が変更になった98年以降、中山競馬場開催の03年を除く22年、連対馬44頭、3着馬23頭(13年の同着を含む)からです。
ただし、11年からは、それまでより1週早い開催となっています。


まず、連対馬では3勝馬が強いレースとなっています。
過去の該当年数の3勝馬の出走数計10頭(地方馬1頭も含む)のうち5頭が連対していました。
しかしながら、今回の登録馬では3勝した馬の登録はありません。
あと、3勝以外では2勝馬は19頭連対、1勝馬は20頭連対となっています。
また3着馬では、3勝馬はなしで、2勝馬が9頭(地方馬1頭も含む)、1勝馬が14頭となっています。


それから、東西の連対の状況ですが、東が31頭、西が13頭と、東が圧倒的に連対しています。(ただし、08年と19年は西と西で決着しています。特に19年は9頭中2頭の西の馬が連対しました)
3着馬では、東が15頭、西が7頭、地方が1頭とこちらも東の方が多くなっています。


次に、当日の人気ですが、連対馬では、片方か両方で1番人気から3番人気の上位人気の馬が毎年連に絡んでいました。
人気別では、1番人気は12頭、2番人気は10頭、3番人気は7頭、4番人気は4頭と4番人気までの上位で44頭中33頭を占めていました。
あと残り11頭の単勝オッズは、17年5番人気2着のアエロリット(8.8倍)を除く9頭はいずれも二桁で、5番人気が3頭、6番人気が2頭、7番人気が1頭、8番人気が1頭、10番人気が3頭、11番人気が1頭となっていました。
その5番人気以下の11頭の前走ですが、重賞が3頭(京成杯10番人気5着、阪神JF6番人気6着、フェアリーS1番人気2着)、オープン特別が3頭(いずれも前々走は重賞)、500万下特別が1頭(7番人気1着)、新馬戦勝ちが4頭となっていました。
3着馬では、一桁オッズが9頭(1番人気から5番人気)、二桁オッズは12頭(4番人気1頭、5番人気2頭、6番人気2頭、7番人気が4頭、8番人気が2頭、11番人気が1頭)、三桁オッズ(240.4倍)が1頭(15番人気)と半分以上の馬が人気薄となっています。


それから当日の馬体重ですが、450kg以下の馬が連対馬44頭中20頭と半分近くが連対していて、結構軽い馬の活躍が目立ちます。
特に、06年の2着に512kgの馬体重の馬が連対するまでは、最高馬体重はその前年の05年2着馬が記録した474kgが最高でした。
その後、07年~09年の連対馬6頭のうち450kg以下は1頭、逆に480kg以上が2頭と、傾向が変わってきたのかなという印象がありました。
しかし10年の連対馬は、430kgと394kgとまた軽い馬が連に絡み、11年は460kgと444kg、12年は連対馬両馬とも偶然438kgと、この3年それなりに軽い馬が絡み続けました。
しかし、13年は、484kgと464kgとの組み合わせ、14年は460kgと458kgとの組み合わせで、450kg以下の馬は絡みませんでした。
しかしながら、翌15年は440kgと424kgと軽い馬同士の組み合わせとなっています。
あと、16年は、498kgと444kgと両方での組み合わせ、17年は、480kgと486kgと重めの馬同士の組み合わせ、そして、18年は、462kgと426kg、19年は438kgと476kg、昨年20年は464kgと430kgと両方での組み合わせとなっていました。
結局、98年以降(03年の中山開催を除く)22年では、馬体重480kg以上の馬が連対した年は、06年(6番人気)、08年(8番人気)、09年(4番人気)、13年(4番人気)、16年(1番人気)、17年(1番人気と5番人気)の6年(7頭)ですが、06年以降ここ15年に限れば、半分近くの年で連対していることがわかります。
また、1着馬のみ見ていても、08年までは最高460kgで、450kgを割る馬が7頭も1着となっているなど比較的軽い馬で占められていたのですが、09年の1着馬が480kgと最高馬体重を更新したことから、1着馬の傾向も変化しているのかなとも思いました。
しかし前掲しましたように、10年の1着馬は430kg、11年の1着馬は460kg、12年の1着馬は438kgと、また前の傾向に戻った感もいたしました。
しかし、13年の1着馬は前走からマイナス10kgながらも484kgという馬体重で、最高馬体重を更新、その後の1着馬は、14年460kg、15年440kgで、16年は498kgと更新、翌17年は480kg、18年は462kg、19年は438kg、昨年20年は464kgとなっています。

その連対した450kg以下の馬の人気ですが、1番人気が5頭、2番人気が4頭、3番人気が3頭、4番人気が3頭とほとんどが上位人気を示している反面、あと残り5頭は、5番人気、7番人気が各1頭、10番人気が2頭、11番人気が1頭と、5頭中3頭が二桁人気の下位人気となっており両極端な傾向となっています。

また、3着馬の馬体重では、518kg(98年)と516kg(06年)と2頭の大型馬がいる一方、450kg以下の馬が8頭いました。
ちなみにその450kg以下の7頭の人気は、2番人気1頭、5番人気2頭、6番人気が各1頭、7番人気が2頭、12番人気と15番人気が各1頭となっていました。

さて、その当日の馬体重の予想ですが、結構この時期馬体重の変動が大きい馬が多いので、前走の馬体重の数値からでは意外にも難しいものとなっています。
14年の2着馬マジックタイムの当日の馬体重は458kgでしたが、前走の馬体重は446kgと450kg以下で、12kg体重が増えたものとなっていました。
また、15年の2着馬ミッキークイーンの当日の馬体重は424kgでしたが、前走の馬体重は444kgで、20kgもの体重を減らしていました。
ちなみに、今回の登録馬で前走450kg以下の馬は、23頭中10頭となっています。


次に前走の着順ですが、連対馬では1着が17頭、2着が11頭、3着が5頭、4着が2頭、5着が4頭と掲示板に載ったのは44頭中39頭になります。
あと残りの前走掲示板をはずした5頭の前走ですが、オープン特別の菜花賞が2頭で3番人気7着と1番人気9着、G1の阪神3歳牝馬S(阪神JF)が3頭で8番人気6着、6番人気6着、6番人気6着となっていました。
また、前走での人気では、1番人気から5番人気の上位が連対馬44頭中36頭も占めていました。
3着馬も、23頭中10頭が前走1着となっていて、あと2着(2頭)、3着(1頭)、4着(2頭)、6着(2頭)、8着(3頭)、9着(1頭、フェアリーS)、10着(1頭、阪神JF)、16着(1頭、阪神JF)となっていました。
同じく前走の人気も23頭中16頭が4番人気以上の上位人気で、残り7頭は前走6番人気1着(新馬戦)、5番人気10着(阪神JF)、9番人気6着(京王杯2歳S)、8番人気3着(菜の花賞500万下特別)、8番人気3着(阪神JF)、11番人気16着(阪神JF)、12番人気9着(フェアリーS)となっていました。
また、前走「菜の花賞」(08年まではオープン、09年からは500万下へ条件が変更)の馬が、過去23年で8頭の連対馬を出しています。
今回の登録馬で前走「菜の花賞」の馬は、8番人気1着だったスライリー、4番人気4着だったミヤビハイディの2頭となっています。


毛色は、1着馬では、芦毛が6頭、鹿毛が5頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が各3頭、青鹿毛が2頭、栃栗毛、青毛が各1頭となっていました。
2着馬では鹿毛が10頭、芦毛が5頭、栗毛が4頭、黒鹿毛が3頭となっていました。

3着馬では鹿毛が10頭、栗毛が5頭、黒鹿毛が4頭、青鹿毛が3頭、芦毛が1頭となっています。


父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が24頭(サンデーサイレンスが5頭、サンデーサイレンスの仔18頭、タニノギムレットが1頭)、ナスルーラ系、ノーザンダンサー系が各6頭、ミスタープロスペクター系が5頭、トウルビョン系が2頭、テディ系が1頭となっています。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が13頭、ノーザンダンサー系が5頭、ミスタープロスペクター系が3頭、ナスルーラ系が2頭となっていました。


枠番の出目ですが、連対馬では、1枠と3枠と5枠と6枠が各8頭、2枠と7枠と8枠が各4頭、4枠がなしとなっていました。

3着馬では、5枠が6頭、7枠が4頭、2枠と3枠と4枠が各3頭、1枠が2頭、6枠と8枠が各1頭となっています。


以上ですが、過去のデータが今年も繰り返されるならば、まずは、今年も上位人気3頭の中から本命馬を1頭、選択ということになりますね。
その後のあと1頭、あるいはあと2頭の選択がかなり難解です。
ともかく今年も、人気が落ち着いた時点で、上記のデータをじっくり検証しながら結論を導き出していこうと思います。

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