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第71回 毎日王冠のデータ [競馬データ]

90年以降、02年の中山競馬場開催を除く過去29年、連対馬58頭、3着馬29頭からです。


まずは年齢ですが、1着馬29頭では、4歳馬が15頭と圧倒的に多く、5歳馬が8頭、3歳馬が3頭、6歳馬、7歳馬、8歳馬が各1頭となっていました。
その中で6歳馬ですが、90年以降のデータでは12年まで1着馬が出ていませんでしたが、13年に初めて6歳馬エイシンフラッシュが1着(4番人気)となりました。
ただし、2002年の中山開催では6歳馬のマグナーテンが1着になっています。
また、それ以前では、唯一80年に6歳馬のカネミノブが1着になっていました。
しかしながら、この80年も中山開催。
第1回から数えると、昨年67回まで6歳馬で1着になったのは3頭のみ、そのうち2頭は中山開催で、つまり東京開催では、エイシンフラッシュが初の6歳馬の1着馬ということになります。
ちなみに、エイシンフラッシュが1着となった13年では、出走馬11頭中3頭の6歳馬が出走していました。(残り2頭は、3番人気5着、10番人気8着)
今年の6歳馬の出走ですが、カデナ、ダイワキャグニー.、ワンダープチュックの3頭が出走しています。

2着馬29頭では、こちらも4歳馬が12頭と抜けていて、次に、5歳が7頭、6歳が5頭、3歳が5頭となっていました。
昨年までのところ7歳以上の2着馬はまだ出ていません。

しかしながら、今年も7歳馬の出走はありません。

また3着馬29頭では、こちらも4歳馬が11頭と最も多く、続いて6歳馬が7頭、5歳馬が4頭、7歳馬が3頭、3歳馬、8歳馬が各2頭となっていました。

4歳馬が90年以降連対しなかったのは、92年と04年05年06年の3年連続、09年、10年の2年連続、そして12年、14年、17年の計9回で、そのうち92年、04年、05年の3着馬は4歳馬となっていました。
その連対しなかったうちの06年ですが、4歳馬自体が1頭しか出走がなく、結果10番人気8着でした。
しかし、その翌年の07年は、06年と同じく4歳馬はアグネスアーク1頭しか出走はありませんでしたが、こちらは結果5番人気2着と連対を果しました。
また、09年では、アタマ差で4歳馬が4着に来ています。(4歳馬4頭出走)
そして10年の4歳馬の出走は1頭で5番人気8着という結果でした。
12年では、4歳馬の出走は4頭でしたが、そのうち3頭は4着、5着、6着となっていました。
14年では、4歳馬の出走は6番人気のロゴタイプの1頭で、6着という結果でした。
17年では、4歳馬の出走は12頭中2頭で、結果は、2番人気マカヒキが6着、6番人気アストラエンブレムは11着と両馬とも奮いませんでした。
今回の出走馬で4歳馬は、コントラチェック、ザダル、トーラスジェミニの3頭となっています。

それから、10年にアリゼオ(6番人気)が勝ったことで、88年のオグリキャップ以来22年ぶりの1着となった「3歳馬」ですが、さらに同じく2着にもその3歳馬が来て(8番人気のエイシンアポロン)、ワンツーフィニッシュを果たし、それまでの3歳馬の不振を吹き飛ばしてくれました。
そして11年にも、2着に2番人気の3歳馬リアルインパクト、12年も、1着に1番人気の3歳馬カレンブラックヒル、2着に12番人気の3歳馬ジャスタウェイがそれぞれ入り、10年以降3年間の間で連対馬6頭中5頭も3歳馬が占めてしまいました。
しかしながら、13年の3歳馬は、2番人気コディーノ1頭のみの出走となって、11頭立てで7着。
14年の3歳馬は、15頭立てで2頭出走して、3番人気ロサギガンティアは7着、10番人気ウインマーレライは11着という結果。
15年の3歳馬は、13頭立てで1頭出走、2番人気アンビシャスは6着。
16年の3歳馬は、11頭立てで1頭出走、2番人気コディーノは7着。
17年の3歳馬は、12頭立てで3頭も出走、結果、1番人気ソウルスターリングは8着、7番人気ダイワキャグニーは4着、9番人気ウインブライトは10着。
18年の3歳馬は、13頭立てで同じく3頭の出走、結果、3番人気ステルヴィオが2着と12年以来の連対、あと、4番人気ケイアイノーテックが5着、9番人気カツジが12着という結果でした。
昨年19年の3着馬は、1着に見事1番人気のダノンキングリーが入りました。
これで、90年以降昨年までの3歳馬の成績は、1着3頭、2着5頭、3着2頭、4着以下24頭となりました。
ちなみに、10年6番人気1着となったアリゼオの前走は日本ダービー6番人気13着、2着になった5頭の前走は、98年3番人気2着のエルコンドルパサーの前走はNHKマイルを1番人気1着、10年8番人気2着のエイシンアポロンがNHKマイル4番人気9着、11年2番人気2着のリアルインパクトは前走9番人気1着、12年に2着になったジャスタウェイの前走は日本ダービー15番人気11着、18年に2着になったステルヴィオの前走は日本ダービー6番人気8着、19年に1着となったダノンキングリーの前走は日本ダービー3番人気2着となっています。


次に当日の1番人気ですが、連対した年は、93年、94年の2年連続、97年、98年、99年の3年連続、04年の1年、08年、09年の2年連続、11年12年の2年連続、そして15年、16年の2年連続、18年、19年の2年連続の計14回となっていました。

その14頭のうち、08年09年と連続で2着となったウオッカを除いていずれも1着となっていました。
その連対した1番人気の単勝オッズを順番に挙げていきますと、2.3倍、4.4倍、2.0倍、1.4倍、1.2倍、3.0倍、1.5倍、1.3倍、2.0倍、3.5倍、4.9倍、3.3倍、2.3倍、1.6倍となっていました。
あと連をはずした15頭のうち、91年92年と07年の3頭は3着で、あと残り12頭は4着以下となっていました。
よって、1番人気の連対率は29分の14で0.48となります。

また、3着までのワイド、3連単、3連複の中に入る率は29分の17で約0.59と、このレースでは1番人気はあまり信頼がおけない率となっています。
今年は、3歳馬のサリオスが圧倒的1番人気になりそうですが、さてどうでしょうか。


次に臨戦過程ですが、前走のレース施行を見ていきますと、前走がG1(海外G1も含む)だったのは連対馬58頭中30頭いました。
3着馬では、同じく海外G1を含めて29頭中11頭いました。
これを過去19年で見ますと、連対馬38頭中24頭、3着馬19頭中7頭になります。
ということは、最近に限って言うと前走G1を走った馬は特に要注意となっています。

話を戻して、過去29年の連対した30頭の前走G1組ですが、そのうち10頭は前走宝塚記念でした。
その10頭の宝塚記念の着順ですが、02年優勝馬の前走11着のバランスオブゲーム、16年2着馬の前走16着のアンビシャス以外の8頭は、掲示板に載っていました。
3着馬の前走G1だった11頭では、そのうち5頭が宝塚記念で、その着順は2着、12着、6着、5着、8着でした。
しかしながら、今回前走宝塚記念だった出走馬はありません。
続いて連対馬で前走G1だった30頭のうち11頭は前走安田記念でした。
3着馬11頭では、4頭が前走安田記念でした。
その安田記念での着順は、連対馬では8着、5着、2着、6着、8着、1着、1着、1着、1着、2着、1着でしたが、11頭のうち11年の2着馬リアルインパクト(安田記念9番人気1着)、17年の2着馬サトノアラジン(安田記念7番人気1着)を除く9頭の人気は5番人気以上の上位人気でした。
同じく3着馬の3頭の安田記念の着順は、それぞれ3番人気3着、6番人気4着、7番人気1着、4番人気1着でとなっています。
しかしながら、今回の出走馬で前走安田記念を走っていた馬の出走はありません。

あと、連対馬の前走G1組残り9頭は、天皇賞(春)3番人気10着の1頭、日本ダービー6番人気13着、15番人気11着、6番人気8着の3頭、そしてNHKマイルの1番人気1着(2頭)と4番人気9着の計3頭、海外G1(香港)4番人気3着の1頭で、3着馬の残り2頭は、有馬記念の2番人気3着と海外(香港)G1の1番人気1着となっていました。
今回の出走馬で前走が宝塚記念、安田記念以外のG1だった馬は、ダービー2番人気2着のサリオス、ダービー9番人気4着のサトノインプレッサの1頭となっています。

続いて、前走G1以外の馬も見ていきます。

前走G1以外の連対馬残り28頭では、その前走の着順は、1着が18頭と圧倒的に多く、あと2着が4頭、3着が2頭、5着が2頭、7着、8着が各1頭と最後の方の2頭を除けば掲示板に載っていました。
3着馬残り18頭では、その前走の着順は、1着が7頭、2着が1頭、3着が2頭、4着が3頭、5着が1頭、6着が1頭、7着が1頭、8着が2頭と18頭中14頭が掲示板に載っていました。
その前走時の人気ですが、1番人気が8頭、2番人気が1頭、3番人気が3頭、4番人気が2頭、5番人気が1頭、8番人気が1頭、9番人気、14番人気が各1頭と、8番人気(6着)、9番人気(2着)、14番人気(8着)の3頭を除く15頭が5番人気以上の上位人気となっていました。
今回の出走馬で、前走G1以外で1着だった馬は、前走オープン特別1番人気1着のザダル、前走エプソムカップ9番人気1着のダイワキャグニー、前走3勝クラス7番人気1着のワンダープチュックの3頭となっています。
あと、前走1着以外で掲示板に載っていたのは、サンレイポケット(新潟記念5番人気3着)1頭となっていました。
また、前走掲示板に載っていなくて人気が5番人気以上だった出走馬は、前走クイーンS3番人気10着だったコントラチェック1頭となっています。


それから父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が連対馬58頭中26頭、ノーザンダンサー系が13頭、ナスルーラ系が9頭、ミスタープロスペクター系とトゥルビョン系が各3頭、マンノウオー系、が各2頭、ハイペリオン系、ディクタス系が各1頭となっていました。

3着馬の主なところでは、ヘイルトゥリーズン系が13頭、ノーザンダンサー系が7頭、ミスタープロスペクター系が3頭、ナスルーラ系が2頭となっていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が28頭、栗毛と黒鹿毛が各12頭、芦毛が4頭、青鹿毛が2頭となっています。
3着馬では、鹿毛が11頭、栗毛、黒鹿毛が各7頭、黒鹿毛が6頭、芦毛と青鹿毛が各2頭となっていました。


あと、毎年補足で載せているデータ、東京競馬場改装後の03年以降、昨年19年までの17年間の、3着以内に入った単勝二桁以上のオッズだった馬の頭数を最後に挙げておきます。
03年 2頭(ともに10倍台)
04年 0頭
05年 2頭(10倍台1頭、70倍台1頭)
06年 1頭(10倍台)
07年 2頭(10倍台1頭、40倍台1頭)
08年 1頭(10倍台)
09年 2頭(10倍台1頭、110倍台1頭)
10年 3頭(いずれも10倍台)
11年 1頭(10倍台)
12年 2頭(20倍台1頭、60倍台1頭)
13年 0頭
14年 2頭(10倍台1頭、40倍台1頭)
15年 0頭
16年 1頭(70倍台1頭)

17年 0頭
18年 1頭(10倍台1頭)
19年 0頭


以上ですが、毎年書いていますけれども、ともかくも難儀なレースですね。
過去にも、データ的にクリアとなって自信を持って予想しても、その裏をかかれて大敗することがたびたびありました。
さて今年は昨年よりマシな予想ができるでしょうか。
ともかく、今年もまずは1番人気馬の取捨選択から始めていこうと思っています。

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