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第55回 京都大賞典のデータ [競馬データ]

86年以降、94年の阪神競馬場での開催を除く33年、連対馬66頭、3着馬33頭からです。


かつては、1番人気が強いレースとして有名でした。
全体的には33年中22年で連対していました。
その連対を外したのは残り10頭ですが、
87年タケノコマヨシ(6着)
99年スペシャルウイーク(7着)
06年インティライミ(7着)
08年のアルナスライン(5着)
09年のジャガーメイル(4着)
12年のフミノイマージン(4着)
13年のゴールドシップ(5着)
14年のトーセンラー(3着)
17年のシュヴァルグラン(3着)
18年のシュヴァルグラン(4着)
19年のグローリーヴェイズ(6着)
となっていました。
ただ、これを見てもわかる通り、06年以降昨年までの15年中9年で1番人気馬は連対を外していますので、ここ最近では1番人気馬の強いレースとは言えないようです。
それから、連対した1番人気の22頭の単勝オッズは、09年までは最低が1.1倍、最高が2.3倍となっていましたが、10年に2着になった1番人気オウケンブルースリが3.3倍と、最高オッズが大幅に高くなってしまいました。(翌年11年1番人気1着となったローズキングダムの単勝は1.8倍でした。その後、15年1馬人気1着となったラブリーデイは3.1倍、16年1番人気1着となったキタサンブラックは1.8倍でした。)

あと、連対をはずした10頭の単勝オッズですが、
87年のタケノコマヨシは3.0倍
99年のスペシャルウイークは1.8倍
06年のインティライミは2.4倍
08年のアルナスラインは2.0倍
09年のジャガーメイルは2.8倍
12年のフミノイマージンは2.9倍
13年のゴールドシップは1.2倍
14年のトーセンラーは2.6倍
17年のシュヴァルグランは2.2倍
18年のシュヴァルグランは2.2倍
19年のグローリーヴェイズは2.0倍
これを見ても、10年に連対したオウケンブルースリ、また15年に連対したラブリーデイの単勝オッズが意外に高いことがわかります。
さて今年は、キセキが1番人気になるかと思いますが、まずは、1番人気になった馬の取捨選択から検討を始めることになりそうですね。
ここのところ12年から14年まで、そして17年から19年までのそれぞれ3年連続、連対をはずしていますし、上記で挙げた通り、06年以降15年間でも9年も連対をはずしていますので、この取捨選択は、かつてに比べて難解です。


それから、連対馬では、33年中25年で1番人気か2番人気のどちらか、あるいは両方が連に絡んでいました。
あとどちらも絡まなかった7年のそれぞれの組み合わせですが、
87年は6番人気と7番人気(3着に2番人気)
08年は4番人気と6番人気(3着は7番人気)
09年は3番人気と4番人気(3着は7番人気)
12年は5番人気と7番人気(3着に2番人気)
13年は11番人気と7番人気(3着に2番人気)
14年は3番人気と6番人気(3着は1番人気)
17年は4番人気と6番人気(3着は1番人気)
19年は11番人気と6番人気(3着は5番人気)
となっていました。
(  )に補足しましたけれど、その8年中5年の3着馬は、1番人気(2頭)か2番人気(3頭)で、あと3年は共に5番人気1頭、7番人気2頭でした。
つまり、33年中、08年と09年と19年を除く30年で、3着以内に1番人気か2番人気のどちらか、あるいは両方入っていたことになります。
とりあえずは、1番人気か2番人気のどちらか、あるいは両方で勝負するか、もしくは思い切ってはずすかが最初の選択になるかと思います。


次に毛色ですが、連対馬で1番多かったのは鹿毛の26頭で、次いで栗毛が15頭、黒鹿毛が14頭、芦毛が6頭、栃栗毛、青鹿毛が各2頭、青毛が1頭となっていました。
3着馬では、栗毛が14頭と最も多く、僅差で鹿毛が13頭、あと黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭となっています。
また、連対馬で同じ毛色同士の組み合わせを見てみますと、黒鹿毛同士が87年と15年の2回、鹿毛同士が89年、90年、06年、07年の計4回、栗毛同士が00年と09年の2回となっていました。
ということは、結局、逆に違う毛色同士の組み合わせは33年中25回となり、これはかなりの確率となっています。
15年には、上記で書きました通り、黒鹿毛馬同士が、87年から29年ぶりに連対馬を占めています。


次に父の血統ですが、連対馬で一番多かったのはヘイルトゥリーズン系が22頭で、その後ノーザンダンサー系が17頭と続いています。
続いて、ナスルーラー系が10頭、ミスタープロスペクター系が6頭、マイバブ系が4頭、セントサイモン系、ディクタス系が各3頭、そしてハイペリオン系が1頭となっていました。
3着馬の主なところでは、ヘイルトゥリーズン系が10頭、ナスルーラ系が8頭、ノーザンダンサー系が6頭となっていました。


年齢では、連対馬では4歳馬が26頭と最も多く、次いで5歳馬が22頭、6歳馬が8頭、3歳馬と7歳馬が各5頭となっていました。
3着馬では、5歳馬が10頭、4歳馬と6歳馬が各9頭、3歳馬と7歳馬が各2頭、8歳馬が1頭となっていました。
3着馬の7歳馬は、15年初めて3着に入り、また18年に2頭目が入りました。


次に臨戦過程ですが、その前走のレースの施行を見てみますと、連対馬66頭中前走G1だったのは31頭となっていました。
そのうち、04年1着ナリタセンチュリーの前走天皇賞(春)の13番人気(5着)
03年2着ヒシミラクルの前走宝塚記念の6番人気(1着)
08年2着アドマイヤモナークの前走天皇賞(春)の7番人気(6着)
11年2着ビートブラックの前走宝塚記念12番人気(11着)
13年1着のヒットザターゲットの前走宝塚記念9番人気(11着)
15年1着のラブリーディの前走宝塚記念6番人気(1着)
16年2着のアドマイヤデウスの前走天皇賞(春)の11番人気(9着)
19年2着のダンビュライトの前走大阪杯の11番人気(9着)
の7頭を除く24頭は、着順に関係なく前走人気は4番人気以上の上位人気でした。
今回の登録馬では、前走G1を走ったのは登録馬18頭中4頭いますが、その4頭とも前走4番人気以上ではありませんでした。
しかしながら、上記7頭の例もあり、前走G1で5番人気以下で走った馬も気になるところですので、この4頭の検討も必要ですね。

3着馬で前走G1を走ったのは33頭中10頭で、それぞれ前走は、3番人気5着、4番人気6着、3番人気3着、12番人気10着(11年のオウケンブルースリ)、4番人気5着、4番人気5着、5番人気13着(15年のカレンミロティック)、4番人気4着、6番人気8着(17年のシュヴァルグラン)、15番人気13着(18年のアルバート)となっていて、オウケンブルースリ、カレンミロティック、シュヴァルグラン、アルバートを除く6頭は、大半の連対馬と同じく前走4番人気以上の上位人気となっていました。


それから、前走G1以外の馬35頭では、その京都大賞典での当日の人気を見てみますと、
87年1着トウカイローマン(6番人気)
87年2着ペルシアンパーソ(7番人気)
88年1着メイショウエイカン(6番人気)
95年2着タマモハイウェイ(10番人気)
05年2着コイントス(9番人気)
06年2着ファストタテヤマ(7番人気)
12年1着メイショウカンパク(5番人気)
12年2着オウケンブルースリ(7番人気)
13年2着アンコイルド(7番人気)
14年2着タマモベストプレイ(6番人気)
17年2着トーセンバフル(6番人気)
19年1着ドレッドノータス(11番人気)
の12頭を除いた23頭は、4番人気以上の上位人気でした。

3着馬では前走G1以外23頭中13頭が前走5番人気以上の上位人気となっていました。
結構前走人気薄だった馬が目立っています。
今回の出走馬で、前走G1以外で5番人気以上だったのは、前走ステイヤーズS1番人気2着だったアルバート、前走準オープン1番人気1着だったカセドラルベル、前走目黒記念1番人気1着だったキングオブコージ、前走宝塚記念5番人気17着だったグローリーヴェイズ、前走オールカマー3番人気3着のステイフーリッシュ、オープン特別5番人気10着のノーブルマーズ、函館記念3番人気3着のバイオスパークの7頭がいます。


以上ですが、上記でも書きましたが、今年もまずは当日の1番人気の馬の取捨選択からですね。
その1番人気の馬を本命にして勝負するかしないか、まずはこの選択が大きなポイントになるかと思います。
あとは、昨年までと同じく当日の人気とオッズを見ながら、上記のデータを基に結論を出していこうと思います。




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