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第15回 キーンランドカップのデータ [競馬データ]

01年から05年までオープン特別として行われた「札幌日刊スポーツ杯」の5年間と、06年に創設されたこの「キーンランドC」の函館競馬場代替の13年を除く過去13年間と、その計18年、連対馬36頭、3着馬18頭から見ていきます。


まず人気ですが、連対馬計36頭中、
08年1着のタニノマティーニ(16番人気、単勝オッズ161.4倍)
09年2着のドラゴンウエルズ(13番人気、単勝オッズ36.8倍)
10年2着のジェイケイセラヴィ(6番人気、単勝オッズ15.3倍)
11年2着のビービーガルダン(6番人気、単勝20.7倍)
15年1着のウキヨノカゼ(8番人気、29.1倍)
15年2着のトーホウアマポーラ(9番人気、30.4倍)
17年1着のエポワス(12番人気、21.2倍)
の7頭を除く29頭は、1番人気から4番人気の中の上位人気で、その29頭の単勝オッズは、06年のキーンランドCの勝ち馬チアフルスマイル(4番人気単勝オッズ12.5倍)を除く28頭が全部一桁台でした。

続いて3着馬の人気ですが、
単純に順番に挙げていきますと、5、5、4、6、9、2、3、1、1、8、4、4、5、1、3、5、9、3(番人気)と、半分近くが5番人気以下となっていて、連対馬のような上位人気馬ばかりではありませんでした。


次に毛色ですが、連対馬36頭中20頭が鹿毛で、あと黒鹿毛が5頭、栗毛、青鹿毛が各4頭、芦毛が2頭、青毛が1頭でした。
3着馬では、18頭中7頭が鹿毛で、栗毛が5頭、青鹿毛と黒鹿毛が各2頭、栃栗毛、芦毛が各1頭となっていました。


年齢は、連対馬では5歳が10頭と最も多く、続いて4歳が9頭、3歳と6歳が各7頭、7歳と8歳と9歳が各1頭となっていました。
3着馬でも、5歳が8頭と最も多く、続いて4歳が6頭、3歳が2頭、6歳と7歳が各1頭と続いています。


次に前走ですが、
03年1着のハッピーパス(前走関屋記念5番人気12着)
05年の1着ベニーホイッスル(前走桜花賞8番人気11着)
06年1着のチアフルスマイル(前走クイーンS5番人気5着)
07年1着のクーヴェルチュール(前走アイビスサマーダッシュ5番人気3着)
08年1着のタニノマティーニ(前走UHB杯6番人気5着)
09年1着のビービーガルダン(前走マイラーズカップ9番人気8着
09年2着のドラゴンウエルズ(前走UHB賞9番人気5着)
11年2着のビービーガルダン(前走安田記念17番人気15着)
12年1着のパドトロワ(前走アイビスサマーD7番人気1着)
14年1着のローブティサージュ(前走函館SS6番人気2着)
15年1着のウキヨノカゼ(前走準オープン特別10番人気1着)
15年2着のトーホウアマポーラ(前走CBC賞9番人気7着)
16年1着のブランボヌール(前走NHKマイル15番人気6着)
17年2着のソルヴェイグ(前走ヴィクトリアマイル9番人気5着)
の14頭を除く22頭が前走3番人気以上の上位人気でした。

重賞になってからのキーンランドCの1着馬のみで見てみますと、10年(2番人気のワンカラット、前走も2番人気)、11年(1番人気のカレンチャン、前走も1番人気)、17年(12番人気のエポワス、前走は1番人気)、18年(1番人気のナックビーナス、前走も1番人気)、19年(1番人気のダノンスマッシュ、前走も1番人気)を除く8頭はすべて前走5番人気以下の下位人気となっていました。

続いて3着馬の前走ですが、前半札幌日刊スポーツ杯5レースでは、2頭が3番人気以上の上位人気で、あと3頭は4番人気、7番人気、13番人気となっていました。
あとのキーンランドCの12頭の3着馬の前走ですが、
10年(前走CBC賞2番人気14着)
11年(前走オープン特別1番人気1着)
12年(前走準オープン特別1番人気1着)
14年(前走高松宮記念10番人気18着)
17年(前走高松宮記念12番人気8着)
18年(前走アイビスサマーダッシュ3番人気11着)
19年(前走UHB賞1番人気1着)
を除く6頭は前走函館スプリントSで、その人気は順に13番人気(1着)、7番人気(4着)、1番人気(1着)、1番人気(1着)、4番人気(1着)、7番人気(3着)となっていました。


父の血統ですが、連対馬では、ノーザンダンサー系がのべ11頭、サンデーサイレンス系が10頭(サンデーサイレンス4頭、ディープインパクトが2頭、オンファイヤ、フジキセキ、キンシャサノキセキ、ダイワメジャーが各1頭)、ミスタープロスペクター系が8頭、プリンスリーギフト系が5頭(サクラバクシンオー4頭含む)、マンノウオー系、ロベルト系が各1頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系5頭含む)が7頭、ナスルーラ系(サクラバクシンオー2頭含む)が4頭、ミスタープロスペクター系も4頭(アグネスデジタル、フォティナイナー系、マキャベリアン系、キングカメハメハ)、ノーザンダンサー系が3頭(ダンツィヒ系、ヴァイスリージェント系、リファール系)となっていました。


以上ですが、まずは、過去連対馬36頭中29頭が4番人気以上の上位人気馬でしたので、その4番人気以上の馬の検討からですね。
その上で、過去7頭入っている人気薄の馬にも目を移していこうと思います。
いずれにしても、G1のスプリンターズSの前哨戦としてのこのレースからは、その着順に関係なく、1頭ないし2頭本番で3着以内に入る年もあるので(昨年は3着馬タワーオブロンドンが1着、1着馬ダノンスマッシュが3着)、しっかり見ていきたいと思います。

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