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第55回 北九州記念のデータ [競馬データ]

06年に日程(7月から8月へ)と距離(1800mから1200mへ)がそれぞれ変更になり、さらに別定からハンデ戦となるなど、大きく様変わりいたしました。
今年、その施行が変わって15回目となります。
06年から昨年19年までの過去14年、連対馬28頭、3着馬14頭から見ていきます。


まず、1着2着3着の人気の組み合わせを順にあげていきますと、
06年 (11-4-2)
07年 (11-6-10)
08年 (1-3-4)
09年 (8-2-1)
10年 (5-3-6)
11年 (8-2-1)
12年 (8-12-6)
13年 (6-5-2)
14年 (8-13-17)
15年 (2-1-4)
16年 (8-1-3)
17年 (3-14-15)
18年 (6-4-7)
19年 (9-3-5)
となっていて、1番人気はわずか3連対(08年1着スリープレスナイト、15年2着ビッグアーサー、16年2着ベルカント)、3着は2回となっています。
人気の組み合わせを見てもわかる通り、08年と15年以外は、6番人気以下の人気薄の馬が少なくとも1頭3着以内に入るなどかなり荒れた年もあるレースとなっています。
特に1着馬に関しては、その08年の1番人気、15年の2番人気、17年の3番人気以外はすべて5番人気以下の人気薄の馬が来ていました。
また、3連単の配当ですが、07年は約157万円、12年が約99万円、14年が約395万円、17年が約107万円と、過去14年中4年でかなりの大きな配当が出ています。
あと、06年、19年が10万円台、10年が20万円台、あと残りの7年は、3万円台が4年、7万円台と5万円台と1万円台が各1年となっていました。
この結果を見ても、かなり難解なレースだということがわかります。


次に父の血統ですが、連対馬28頭では、ナスルーラ-系、ヘイルトゥリーズン系、ノーザンダンサー系がそれぞれ同じく各8頭で、その内訳は、まずナスルーラ-系はすべてサクラバクシンオー系で、サクラバクシンオー7頭、サクラバクシンオーの仔ショウナンカンプが1頭となっています。
そして、ヘイルトゥリーズン系は、サンデーサイレンス系が5頭、タイキシャトル、ブライアンズタイム、グラスワンダーが各1頭、ノーザンダンサー系はヴァイスリージェント系とリファール系が各4頭となっています。
あと残り4頭は、ミスタープロスペクター系が3頭、マンノウオー系が1頭となっていました。
3着馬14頭では、ヘイルトゥリーズン系が5頭(いずれもサンデーサイレンス系)、サクラバクシンオー系が3頭(サクラバクシンオー2頭、ショウナンカンプ1頭)、ミスタープロスペクター系も3頭、ノーザンダンサー系(フェアリーキング系)、エタン系が各1頭となっていました。


性別ですが、連対馬では、牡馬が15頭、牝馬が13頭となっていました。
3着馬では、牡馬が6頭、牝馬が8頭となっていました。
特に牝馬の健闘が目立っています。


年齢ですが、連対馬では、3歳が3頭、4歳が11頭、5歳が7頭、6歳が6頭、7歳が1頭。
3着馬では、3歳が2頭、4歳が7頭、5歳が2頭、6歳が2頭、7歳が1頭となっていて、どちらも4歳馬が目立っています。


ハンデ戦としての傾向ですが、1着から3着までの重量の組み合わせを見ていきますと
06年 (52-58-56)
07年 (52-52-51)
08年 (56-54-51)
09年 (54-50-56)
10年 (52-52-56)
11年 (52-53-55.5)
12年 (55-52-52)
13年 (55-53-53)
14年 (53-52-54)
15年 (55-55-53)
16年 (54-56-54)
17年 (53-55-56)
18年 (56-55-51)
19年 (55-52-54)
となっていました。
15年、18年を除いた13年間で、54kg以下の馬が連に絡んでいました。
また、16年を除いた他の年では、3着以内に53kg以下の馬が少なくとも1頭入っていました。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が13頭と最も多く、次いで栗毛と黒鹿毛が各6頭、芦毛が2頭、青鹿毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が5頭、栗毛と黒鹿毛が各3頭、青鹿毛、栃栗毛が各1頭となっています。


枠の出目ですが、連対馬では、2枠と4枠と8枠が各5頭、3枠が4頭、5枠と6枠が各3頭、7枠が2頭、1枠が1頭となっています。
3着馬では、6枠と7枠と8枠が各3頭、3枠が2頭、2枠、4枠、5枠が各1頭、1枠がなしとなっていました。


以上ですが、まずは昨年までと同様、大荒れになるのか、普通に荒れるかの二者択一の選択からですね。
でもこの選択はかなり難しいですね。
とりあえずは、14年中3連対しかない1番人気馬の取捨選択からでしょうか。
続いて、上記で触れましたように、重量54kg以下、または53kg以下の馬の検討になるかと思います。
これもなかなか難しいですね。
今年も難解づくしですが、ともかくも、上記のデータと照らし合わせながら、一つ一つ丁寧に検討して結論を出していこうと思います。

タグ:北九州記念
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