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データからのつぶやき 第61回宝塚記念 臨戦過程で、「天皇賞(春)」を走った馬 [競馬データ]

先日のデータのところで、前走「天皇賞(春)」の馬が、92年以降、95年、06年の京都競馬場開催を除く26年で、連対馬52頭中20頭(1着馬12頭、2着馬8頭)いると書きましたが、もう少し掘り下げて見ていきたいと思います。

前走天皇賞(春)を走った馬は20頭でしたが、前々走が天皇賞(春)を走った馬は6頭いましたので、臨戦過程で、前走、または前々走で天皇賞(春)を走った馬は全部で26頭と半分以上いたということになります。

また3着馬では、連対馬と違って、前走天皇賞(春)を走った馬は26頭中3頭と少ないものとなっています。
また3着馬では前々走天皇賞(春)を走った馬は1頭もいませんでした。

前走天皇賞(春)を走った馬が連対した年ですが、92年以降、95年、06年の京都競馬場開催を除く26年では、92年、98年、02年、10年、11年、16年、19年を除く19年で連対していました。
その除いた7年中、92年、98年は前々走で天皇賞(春)を走っていましたので、結局26年中21年で、少なくとも1頭、連対馬の前走か前々走で天皇賞(春)を走っていたことになります。
また、残りの中で11年、16年は、3着馬の前走が天皇賞(春)でしたので、26年中23年で、前走または前々走で天皇賞(春)を走った馬が少なくとも3着以内に入っていたことになります。
ちなみに、京都開催の95年は3着馬の前走が天皇賞(春)、06年は1着馬、2着馬の前走が天皇賞(春)となっており、結局、92年以降、95年と06年も加えた過去28年中、02年と10年、19年以外の25年の上位3頭の中では、前走、または前々走で天皇賞(春)を少なくとも1頭が走っていたことになります。
またその中で、3着以内に2頭、前走、または前々走で天皇賞(春)走っていた年は、93年、03年、15年の3年となっていました。

さて、その臨戦過程で天皇賞(春)走っていた馬の傾向を探ってみてみます。
まず、前走天皇賞(春)を走っていた、92年以降、95年、06年を除く26年中19年、連対馬20頭をまず見てみます。
前走の天皇賞(春)の着順ですが、1着が7頭、2着が3頭、3着が2頭、4着が1頭、5着が3頭、7着が2頭、10着が1頭、11着が1頭となっています。
その前々走では、1着が11頭、2着が4頭、4着が1頭、5着が1頭、6着が1頭、7着が2頭となっていました。
前々走が天皇賞(春)だった連対馬6頭では、前々走の天皇賞(春)の着順ですが、2着が2頭、4着、7着、8着、9着が各1頭となっています。
その6頭のそれぞれのその後の前走の着順は、1着2頭、2着3頭、3着1頭となっています。

今回の出走馬で前走天皇賞(春)を走っていたのは6頭。(前々走はなし)
ステイッフェリオ  11番人気2着で、前々走では日経賞9番人気3着
トーセンカンビーナ 7番人気5着、前々走、阪神大賞典5番人気2着
キセキ         3番人気6着、前々走、阪神大賞典1番人気7着
モズベッロ       5番人気7着、前々走、日経賞2番人気2着
メイショウテンゲン 10番人気8着、前々走、阪神大賞典4番人気3着
ダンビュライトが   8番人気9着、前々走、ジャパンカップ10番人気14着
となっています。
データ的には、過去前走天皇賞(春)を走って宝塚記念で3着以内には入った23頭(連対20頭、3着3頭)で見てみますと
前走二桁人気で3着以内に入った馬はなし
前々走阪神大賞典を走った馬は8頭、その着順は1着5頭、2着3頭とすべて連対
前走、前々走とも掲示板に載ったのは23頭中15頭、前走掲示板に載っていて前々走は掲示板に載らなかったのは23頭中3頭、前走は掲示板に載らなくて前々走掲示板に載っていたのは23頭中5頭。
よって、前走、前々走とも掲示板に載らなかった馬は今のところなしとなっています。
過去のデータから、3着以内に入る確率を見てみますと、
ステイッフェリオ・・・前走二桁人気で23分の0
トーセンカンビーナ・・・前走、前々走とも掲示板に載る23分の15
キセキ、ダンビュライト・・・前走、前々走とも掲示板に載らず23分の0
モズベッロ、メイショウテンゲン・・・前々走のみ載る23分の5


前走天皇賞(春)を走った馬のこの宝塚記念での当日人気ですが、
1番人気  12頭
2番人気   4頭
3番人気   1頭
4番人気   なし
5番人気   1頭
6番人気   2頭
7番人気   1頭

10番人気  1頭(牝馬のデニムアンドルビー、天皇賞(春)は9番人気10着)
となっています。


次に、前走天皇賞(春)を走って連対した20頭の年齢の内訳ですが
4歳馬 9頭
5歳馬 9頭
6歳馬 2頭
同じく3着になった3頭の内訳は、
3頭とも4歳でした。
ちなみに、前々走天皇賞(春)を走った6頭の内訳は、
4歳馬 1頭
5歳馬 4頭
6歳馬 1頭
となっています。


以上、あくまでこれまでのデータですが、参考までに触れさせていただきました。
ともかくも、92年以降、京都開催も含めて28年中02年、10年、19年を除く25年に前走か前々走で天皇賞(春)を走った馬が少なくとも1頭3着以内に(連対馬では26年中21年、3着のみでは26年中3年)いたことから、今年も前走天皇賞(春)を走った馬が3着以内に絡む確率は高いかと思うのですが、今年は別路線の馬が強烈ですので、ここは悩むところです。

タグ:宝塚記念
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