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データからのつぶやき 第61回宝塚記念 宝塚記念に複数回出走した馬 [競馬データ]

表題の通り、宝塚記念に連続や数年を隔ててなど複数回出走した馬は結構います。
今回の出走馬では、昨年の1番人気2着のキセキ、8番人気7着のステイッフェリオ、一昨年5番人気5着だったダンビュライトが出走してきました。

さてこの3頭はデータ的にどうでしょうか。

まず、その宝塚記念で複数回出走した馬で1度や2度(3度以上は今のところなし)連対の経験のある馬は、91年以降京都開催も含めての28年で23頭(今年も出走してきた昨年2着のキセキも含む)いました。
その23頭の中で2度連対経験のあった馬は7頭。
その内訳は、
メジロマックイーン(91年1番人気2着、93年1番人気1着)
テイエムオペラオー(00年1番人気1着、01年1番人気2着)
メイショウドトウ(00年6番人気2着、01年2番人気1着)
ツルマルボーイ(02年4番人気2着、03年8番人気2着)
メイショウサムソン(07年2番人気2着、08年1番人気2着)
ブエナビスタ(10年1番人気2着、11年1番人気2着)
ゴールドシップ(13年2番人気1着、14年1番人気1着)
となっていて、メジロマックイーンを除く6頭は2年連続となっています。
この7頭の共通点ですが、宝塚記念で連対した時の前走は、最後のゴールドシップを除き、天皇賞(春)か金鯱賞かヴィクトリアマイルの3つのレースのどれかで連対していました。(ゴールドシップは、13年は前走天皇賞(春)1番人気5着、14年は前走天皇賞(春)2番人気7着)
今年の該当する出走馬3頭で、前年、あるいはそれまでに宝塚記念で連対した馬は、昨年1番人気1着だったキセキの1頭となりますが、今年のキセキの前走は天皇賞(春)3番人気6着、前々走は阪神大賞典1番人気7着で、データ的には微妙となっています。

さて、残りの中で、複数回数出走して1回のみの連対に留まった15頭(あともう1頭、例外として2回連対して3回目は連対を外したゴールドシップは除く)を見てみることにします。
その中で、前年に宝塚記念を走って連対をはずし、続く2年目で宝塚記念を走って初めて連対を果たしたのは7頭いました。
つまりあと残る8頭はすべて初めて宝塚記念を出走した時に連対を果たし、その後再び走った宝塚記念(2回目の宝塚記念は9頭すべて翌年)では連対をはずしていた(3着をもはずしていて最高着順は4着(4頭))ことになります。
まず、その2年目にして宝塚記念で連対を果たした7頭ですが、その内訳は、
アイルトンシンボリ(93年5番人気5着、94年8番人気2着、95年12番人気5着)
タップダンスシチー(03年4番人気3着、04年1番人気1着、05年1番人気7着)
サクラメガワンダー(08年12番人気4着、09年3番人気2着)
アーネストリー(10年3番人気3着、11年6番人気1着、12年8番人気7着)
デニムアンドルビー(14年6番人気5着、15年10番人気2着)
ミッキーロケット(17年8番人気6着、18年7番人気1着)
キセキ(18年2番人気8着、19年1番人気2着)
となっています。
こ7頭の連対をはずした初めての宝塚記念では、3着、4着、5着、6着、8着となっていました。
今回の昨年の7着馬ステイッフェリオ、一昨年の5着馬ダンビュライトはどうでしょうか。

では3着の可能性はどうでしょうか。
宝塚記念で掲示板をはずし、その翌年あるいは数年後3着になったのは2頭います。
その内訳は、
バランスオブゲーム(03年11番人気11着、06年9番人気3着)
インティライミ(07年9番人気7着、08年11番人気3着、09年10番人気12着)
となっています。
また、96年、97年と連続で3着になったダンスパートナーの例もあります。
昨年7着と掲示板を外したステイッフェリオは3着の可能性はあるということになります。

さて、宝塚記念で最高着順として3着を経験した馬ですが、12頭いました。
その12頭のうち2回目の宝塚記念で3着になったのは、先ほど挙げたバランスオブゲームとインティライミの2頭と、オースミロッチ(92年12番人気4着、93年10番人気3着)、ゼンノロブロイ(04年2番人気4着、05年2番人気3着)の2頭を含めて計4頭となっていました。
あと7頭は初めての出走で3着を記録したことになります。
以上を見る限りでは、どの馬も3着になる可能性があるということですね。
ということで、3着馬に関しては、今年もかなり悩むことになりそうです。

タグ:宝塚記念
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