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第38回 中山牝馬ステークスのデータ [競馬データ]

89年以降、11年の阪神での開催を除く30年、連対馬61頭、3着馬29頭からです。
(14年の2着同着を含む)


かつては「京都牝馬S」を走った馬の連対が目立っていました。
全体的に見てみますと、連対馬では、前走で京都牝馬Sを走った馬が20頭、前々走で走った馬が3頭で、計23頭となっていました。
前走京都牝馬Sを走った20頭のうち、掲示板に載っていたのは16頭となっていました。
あと掲示板に載らなかった4頭の着順は、6着、7着、8着、14着でした。
その掲示板に載らなかった4頭のうち3頭は、その前のレース(前々走で)は3着以上の上位着順となっていました。
あと1頭の前々走は、G1のエリザベス女王杯で17着でした。
また、前々走京都牝馬Sを走った3頭はそれぞれ13着、9着、3着となっていました。
3着馬では、前走京都牝馬Sを走ったのは29頭中9頭となっています。
しかしながら、04年から07年まで4年連続、前走か前々走(04年のみ)で京都牝馬Sを走った馬が連対していましたが、08年以降昨年までの11年間(11年は除く)では12年の1着馬の1頭のみで、3着馬は、08年、10年、15年と3頭となっています。
結局、この11年間、3着以上33頭では4頭のみということで、かつて目立ったこのデータは、もう過去のものになってしまった感がいたします。
今回の出走馬で前走京都牝馬Sを走った馬ですが、13番人気3着のメイショウグロッケ1頭で、前々走で走った馬はいません。

それから、前走も前々走も「京都牝馬S」を走っていない残りの連対馬38頭の傾向ですが、そのうち前々走で掲示板に載った馬は25頭いました。
残りの載らなかった13頭のその前々走の着順はそれぞれ6着、8着、8着、9着、13着、16着、10着、16着、7着、10着、7着、8着、7着で、その次のレース(前走)は、まず13頭中3頭がダート戦で、6着、11着、3着となっていました。
そして、あと10頭の次のレース(前走)は3着、10着、15着、5着、6着、8着、5着、8着、1着、4着となっていましたが、その10頭のうち、中山を走ったことのなかった2頭(13年2着のスマートシルエット、17年1着のトーセンビクトリー)を除く8頭は過去に中山で連対した経験がありました。(15年2着のアイスフォーリス、16年1着のシュドルボンの2頭以外の6頭は中山で勝った経験がありました)
今回の出走馬で、近2走「京都牝馬S」を走っていなくて、前々走掲示板に載っていた馬は、16頭中6頭となっています。
また、前々走掲示板に載っていなくて、過去に中山で連対の経験のある馬は、ウラヌスチャーム(1着1回、2着3回)、コントラチェック(1着3回、2着1回)、フェアリーポルカ(2着1回)、モルフェオルフェ(1着3回)、レッドアネモス(1着1回)の5頭となっています。
また前々走掲示板に載っていなくて、過去に中山を走ったことのなかった馬は、レッドランディーニ1頭となっています。
それから、3着馬の臨戦過程で京都牝馬Sを走っていない馬は、29頭中20頭いました。
そのうち12頭がその前走で掲示板に載っていました。


次に父の主な血統では、ヘイルトゥリーズン系が61頭中22頭と最も多く、続いてノーザンダンサー系が14頭いました。
しかしながらノーザンダンサー系は、ここ17年では5頭の連対馬にとどまっています。
次に、ナスルーラー系とミスタープロスペクター系が各7頭と続いていました。
3着馬では、ナスルーラー系とヘイルトゥリーズン系が各8頭、ノーザンダンサー系が7頭となっています。


年齢は、1着馬では、5歳が12頭、4歳が10頭、6歳が7頭、7歳が1頭となっていました。
2着馬では、5歳が14頭、4歳が10頭、6歳が7頭となっていました。
3着馬では、5歳が12頭、4歳と6歳が各7頭、7歳が3頭となっています。


毛色は、1着馬では、鹿毛が16頭、黒鹿毛が6頭、栗毛と青鹿毛が各3頭、芦毛が2頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が13頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が6頭、芦毛が4頭、青鹿毛が1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が15頭、黒鹿毛が6頭、青鹿毛が3頭、栗毛と芦毛が各2頭、栃栗毛が1頭となっていました。
結構、鹿毛馬以外の黒鹿毛馬や栗毛馬、青鹿毛馬が健闘しています。
しかしながら、ここ10年の3着以上の30頭では、そのうち22頭が鹿毛で占められていました。
今回の出走馬で鹿毛馬は、16頭中7頭となっています。


枠順は、連対馬では1枠が5頭、2枠が9頭、3枠が4頭、4枠が6頭、5枠が13頭、6枠が9頭、7枠が7頭、8枠が8頭と、5枠、2枠、6枠、8枠が特に目立っています。
3着馬では、1枠が3頭、2枠が4頭、3枠が6頭、4枠が1頭、5枠が1頭、6枠が6頭、7枠が3頭、8枠が5頭となっています。


人気では、1番人気が30年中10連対とあまりよくありません。
特に6番人気以下の人気薄の連対馬が61頭中24頭もいますので、基本的には荒れる傾向になっています。
ちなみに、3着馬29頭では、1番人気6頭、2番人気3頭、3番人気4頭、4番人気1頭、5番人気3頭で、6番人気以下は12頭となっています。


連対馬のハンデですが、53kgが15頭、54kgが14頭、56kgが10頭、55kgが8頭とこのあたりが基本になっています。
ただ、一番重いハンデが58.5kgで2頭、一番軽いハンデの50kgも2頭いますので、ハンデに関してはやはりつかみどころがありません。
ちなみに今回の出走馬で、ハンデ重量53kgは5頭、54kgはなし、55kgは2頭、56kgは1頭となっています。


以上ですが、今年もまたまた難解になりそうですね。
ともかくも、ひとつひとつ整理しながら検討して結論を出していこうと思います。

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