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第57回 弥生賞のデータ [競馬データ]

89年以降31年、連対馬62頭、3着馬31頭からです。


13年、馬連の配当が5万円台と荒れましたが、基本的には、連対馬はほぼ上位人気同士の決着で決まっています。
特に、93年以降05年までの13年間は1番人気から4番人気以内の組み合わせで決まっていました。
しかし、06年に1番人気と6番人気の組み合わせで決まってその連続していたデータは途切れてしまいました。
その翌年の07年も続けて1番人気と6番人気との組み合わせで決まり、05年までの固い決着での傾向は変わってきたのかと思われましたが、08年はまた戻って、2番人気と1番人気の固い組み合わせで決まりました。
その後は、09年は1番人気と5番人気の組み合わせ、10年は1番人気と2番人気の組み合わせ、11年は1番人気と7番人気との組み合わせとなって、ひも穴との組み合わせ、固い決着という風に交互に決まっていました。
ところが、連続していたデータが途切れた06年以降11年までの6年間、4番人気以内の決着がなかった年も含めてすべて1番人気が絡んでいましたが、12年では、9番人気と3番人気での組み合わせとなり、1番人気が絡まなかったどころか、このレースにしては初めて荒れた結果となりました。
さらに翌13年は、6番人気と10番人気という組み合わせで決まり、大荒れとなってしまいました。
しかしながら、翌14年は1番人気と4番人気での組み合わせ、続く15年は2番人気と4番人気、16年は2番人気と1番人気での組み合わせで決まり、かつての4番人気以内での決着となっています。
ただ、17年は1番人気と8番人気での組み合わせとなり、06年、07年、09年、11年の時のように、1番人気とひも穴との組み合わせで決着しました。
しかし昨年19年は、8番人気と6番人気の組み合わせで、馬連の配当は3万円台と、13年に続いて万馬券となりました。
さて今年はどうでしょうか。

この連対馬の人気での組み合わせを全体的にまとめてみますと、1番人気から4番人気以内での組み合わせで決まらなかった年は、31年間で、89年と90年(両方とも2番人気と7番人気)、そして92年(6番人気と4番人気)と、上記の06年、07年、09年、11年、12年、13年、17年、19年の8年を加えた計11回となっていました。
特に06年から昨年までの14年間では、その11回中8回も占めています。
さらに人気別の内訳を全体的にまとめてみますと、1番人気が17頭、2番人気が18頭、3番人気が6頭、4番人気が8頭、5番人気が1頭、6番人気が5頭、7番人気が3頭、8番人気が2頭、9番人気が1頭、10番人気が1頭となっていました。
あと、連対馬が4番人気以上の上位人気内で決まった20年間の3着馬ですが、9頭が5番人気以下の下位人気、11頭が同じ4番人気以上の上位人気とほぼ半々で分かれていました。
また、1着馬から3着馬までを全体的に過去31年で見てみますと、1着から3着まで4番人気以上の上位3頭で決まったのは31年中11年となっていました。
つまり、あとの20年は、5番人気以下の下位人気が1頭(うち11年)ないし2頭(うち9年)が3着以上の着順に入っていたことになります。
ということで、一応は3連複3連単では荒れる要素も含んでいると考えて検討した方がよさそうです。
また、97年(3番人気-4番人気-5番人気)と12年(9番人気-3番人気-5番人気)と19年(8番人気-6番人気-4番人気)以外の28年は、1番人気か2番人気の片方かその両方が3着以上の上位に入っていました。
ちなみに6番人気-10番人気で連が決まって大荒れとなった13年ですが、3着馬は2番人気、4着は1番人気ときっちり上位人気の馬は上位の着順に来ています。
ただ、昨年19年は、連対が8番人気-6番人気と同じく大荒れで決まりましたが、3着馬は4番人気と、過去31年で初めて3着以内に初めて3番人気以上の上位人気馬が入りませんでした。
ちなみに、この13年と19年の3連単の配当は、40万円台と大荒れとなっています。


次に連対馬の前走の着順ですが、施行、芝ダート等問わず、ただ着順の内訳をあげれば、1着43頭、2着9頭、3着1頭、4着が5頭、5着が2頭、7着が2頭と、62頭中52頭が前走連対していましたので、ほぼ連対が条件となっています。(ただし12年の上位3頭の前走は、5着、4着、4着と、どの馬も連対していませんでした)
ちなみに、その前走連対以外の、3着、4着(5頭)、5着(2頭)、7着(2頭)の10頭の前走は、阪神3歳S、朝日杯FS(3頭)、きさらぎ賞(3頭)、共同通信杯(1頭)、ラジオNIKKEI賞(1頭)、若駒S(1頭)となっていました。
3着馬の前走の着順も見てみますと、1着が11頭、2着が8頭、3着が3頭、4着が1頭、5着が2頭、6着が4頭、7着が1頭、10着も1頭となっていました。


毛色は、1着馬では、鹿毛が17頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が4頭、青鹿毛が3頭、芦毛が1頭となっていました。
2着馬では、鹿毛が15頭、黒鹿毛が7頭、栗毛が4頭、青鹿毛が3頭、芦毛が2頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が16頭、黒鹿毛が8頭、栗毛が3頭、青鹿毛、芦毛が各2頭となっていました。


主な父の血統ですが、連対馬では、ヘイルトゥリーズン系が33頭(そのうちサンデーサイレンスが11頭)、ノーザンダンサー系が13頭、ナスルーラ系が4頭となっていました。

3着馬の父の主なところでは、ヘイルトゥリーズン系が15頭、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各4頭となっています。
母の父(BMS)の主なところでは、まず連対馬はノーザンダンサー系が21頭、ナスルーラ系が13頭、ミスタープロスペクター系が7頭、サンデーサイレンンスが5頭となっていました。
3着馬の母の父(BMS)の主なところでは、ノーザンダンサー系が10頭、ナスルーラ系は6頭、サンデーサイレンスが5頭、ミスタープロスペクター系が2頭となっています。


それから、連対馬の前走の施行別での組み合わせですが、前走が重賞であった同士の組み合わせは31年中10回。
同じく、重賞とオープン同士が10回。
500万下と重賞もしくはオープン同士が6回。
重賞と新馬戦同士が2回。
共にオープン、重賞と未勝利戦、オープンと500万下戦の各同士がそれぞれ1回となっていました。


連対馬の枠の出目ですが、8枠が15頭と最も多く、次に7枠が13頭、4枠が9頭、3枠が8頭、5枠が5頭、1枠と2枠と6枠が各4頭となっていました。
3着馬では、3枠と7枠が各6頭、1枠が5頭、4枠と8枠が各4頭、2枠が3頭、5枠が2頭、あと残り6枠は1頭となっていました。


以上ですが、かつてほぼ固いレースでしたけど、最近荒れる傾向となってきていますので、一昔前に比べて難解なレースになってしまいましたね。
まずは、荒れるのか荒れないのかの二者択一から始めなければならなくなってしまいました。
でも、過去31年中28年は1番人気か2番人気のどちらか、もしくは両方が3着以内に入っていたことから、まずは1番人気と2番人気のそれぞれの馬の取捨選択からとなりますね。
あと残り3年のうち2年も、97年(3番人気-4番人気-5番人気)と12年(9番人気-3番人気-5番人気)という組み合わせで、代わりに3番人気が連対していましたので、ともかく今年も上位人気3頭の検討から始めていこうと思います。

タグ:弥生賞
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