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第55回 京都牝馬ステークスのデータ [競馬データ]

16年から、それまでの距離1600mから1400mに短縮、さらに日程もそれまでより1ヶ月遅れの開催になりました。
とりあえず昨年までと同様、まずは95年以降、1600mだった15年までの21年、連対馬43頭(06年の2着同着の2頭を含む)、3着馬20頭のデータを挙げ、それからここ4年間の1400m芝で行われた結果を載せていきたいと思います。


まず前走ですが、15年までのこのレースと同じ距離の1600m芝を走った馬は連対馬43頭中22頭いました。
そのうち16頭が掲示板に載り11頭が連対していました。
ちなみに、16年に1400m芝で初めて行われた京都牝馬ステークスでは、出走馬の中で前走1600m芝を走って連対していたのは2頭(前走準オープン1番人気1着、前走京都金杯3番人気1着)のみでしたが、その2頭はそれぞれ6番人気2着、3番人気3着と上位に入りました。
残りの1着馬(1番人気)の前走は、エリザベス女王杯の2200m芝(5番人気8着)でした。
17年では、前走1600m芝を走って連対していたのは、レッツゴードンキ(前走オープン特別6番人気2着)の1頭でしたが、1番人気1着で勝っています。
残りの2着馬(7番人気)、3着馬(5番人気)の前走は、それぞれ、1200m芝(準オープン1番人気1着)、1400m芝(準オープン3番人気1着)となっていました。
18年では、前走1600m芝を走った馬は3頭(前走ターコイズS(G3)5番人気1着、前走準オープン5番人気1着、前走準オープン9番人気1着とすべて1着)いましたが、それぞれ1番人気1着、4番人気2着、9番人気4着と3頭とも上位に入っていました。
残りの3着馬(5番人気)の前走は、1400m芝(準オープン8番人気2着)となっています。
昨年19年では、前走1600m芝を走って連対した馬は3頭(前走準オープン1番人気1着、前走ターコイズ5番人気1着、前走ターコイズS10番人気2着)でしたが、その3頭はそれぞれ2番人気4着、1番人気5着、4番人気9着と、前走連対した馬が初めて1頭も上位に入ることができませんでした。
逆に前走連対を外した馬は3頭、そのうち前走ターコイズS9番人気7着だった1頭が7番人気2着と連対していました。
残りの1着馬(9番人気)、3着馬(13番人気)の前走は、両馬とも1400mとなっています。
今回の登録馬で前走1600m芝を走って連対していたのは、サウンドキアラ(前走京都金杯3番人気1着)の1頭となっています。

あと前走1600m芝を走って3着以下だった登録馬は、アルーシャ(前走オープン特別2番人気3着)、シゲルピンクダイヤ(前走ターコイズS1番人気3着)、メイショウグロッケ(前走ターコイズS9番人気3着)、ディメンシオン(前走ターコイズS7番人気11着)、ネリッサ(前走準オープン特別6番人気16着)、メイショウショウブ(前走京都金杯7番人気16着)、モアナ(前走ターコイズS6番人気15着)、リバティハイツ(前走ターコイズS10番人気7着)の8頭となっています。

あと、15年までで、過去に前走1600m芝を走って掲示板に載らなかった残りの6頭ですが、すべて過去に重賞で連対経験を持っていて、そのうち4頭は勝っていました。

今回前走1600m芝を走って掲示板に載らなかった登録馬は5頭いますが、その中で重賞で連対経験のあった馬は、ディメンション、メイショウショウブ、リバティハイツの3頭となっています。

次に前走1600m芝以外の残りの21頭ですが、その前走の着順は順に、4着、9着、4着、2着、1着、4着、14着、3着、1着、7着、3着、2着、7着、4着、1着、3着、1着、1着、1着、13着、5着となっていて、21頭中16頭は5着以上でした。
あと前走1600m芝以外を走って前走掲示板をはずした5頭は、前走札幌記念8番人気9着のショウリノメガミ(96年5番人気1着)、前走ジャパンC10番人気14着のスティンガー(00年1番人気1着)、前走海外の香港C7着のディアデラノビア(07年1番人気1着)、前走愛知杯2番人気7着のレインダンス(09年7番人気2着)、そして前走中山金杯17番人気13着のケイアイエレガント(15年9番人気1着)で、その5頭の前走はすべて重賞でした。

1400m芝に施行が変わってからでは、前走1600m芝ではなかった上位馬は上記で触れましたが、16年1着だったクイーンズリングの前走は、2200m芝のエリザベス女王杯で5番人気8着、17年2着だったワンスインナムーンの前走は、1200m芝の準オープン特別1番人気1着、17年3着だったスナッチマインドの前走は、1400m芝の準オープン特別3番人気1着となっていました。
18年3着だったエスティタートの前走は、1400m芝の準オープン8番人気2着。
19年1着だったデアレガーロの前走は、1400m芝のスワンS5番人気6着、19年3着だったアマルフィコーストの前走は、1400m芝の準オープン3番人気8着。
3着馬では、前走1600m芝を走っていたのは20頭中11頭とこちらも連対馬同様多く、そのうち8頭が掲示板に載り6頭が連対していました。
あと前走が1600m芝以外だった残り9頭ですが、2000m芝が2頭(3番人気3着、14番人気5着)、1200m芝が2頭(1番人気1着、1番人気6着)、1400m芝が5頭(1番人気1着、9番人気9着、8番人気1着、9番人気3着、1番人気1着)となっていました。
ちなみに、1400m芝に施行が変わってから以降では、上記で触れましたように、16年の3着馬ウインプリメーラの前走は、1600m芝の京都金杯3番人気1着で、17年の3着馬だったスナッチマインドの前走は、1400m芝の準オープン特別3番人気1着、18年の3着馬エスティタートの前走は、1400m芝の準オープン8番人気2着となっていました。
19年3着馬アマルフィコーストの前走は、1400m芝の準オープン3番人気8着となっていました。


年齢ですが、連対馬では、4歳が15頭、5歳が18頭、6歳10頭となっていました。

3着馬では、4歳が5頭、5歳が7頭、6歳が6頭、7歳が2頭となっていました。
全体的には4歳馬と5歳馬がしのぎを削っていました。
ちなみに、1400m芝に変わってからは、
16年の1着馬~3着馬の年齢は、4歳、5歳、6歳
17年の1着馬~3着馬の年齢は、5歳、4歳、6歳
18年の1着馬~3着馬の年齢は、4歳、4歳、5歳
19年の1着馬~3着馬の年齢は、5歳、5歳、4歳
参考までに、6歳馬に関して、16年は18頭中5頭、17年は18頭中7頭、18年は12頭中1頭、19年は17頭中5頭の出走となっていました。


毛色は、連対馬では、鹿毛が19頭、栗毛が12頭、黒鹿毛が5頭、青鹿毛が3頭、芦毛が2頭、栃栗毛、青毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が11頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が3頭、芦毛が2頭となっています。
ちなみに、1400m芝に変わってからは、
16年の1着馬~3着馬の毛色は、3頭とも黒鹿毛
17年の1着馬~3着馬の毛色は、栗毛、鹿毛、鹿毛
18年の1着馬~3着馬の毛色は、3頭とも鹿毛
19年の1着馬~3着馬の毛色は、鹿毛、黒鹿毛、黒鹿毛
となっていました。


父の血統は、連対馬では、サンデーサイレンス10頭を含むヘイルトゥリーズン系が24頭、ノーザンダンサー系が9頭、ナスルーラ系、ミスタープロスペクター系が各4頭、マンノウォー系、トゥルビョン系が各1頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が8頭(サンデーサイレンスが3頭、ダンスインザダークがのべ2頭、アドマイヤベガ、アドマイヤボス、スズカマンボが1頭)、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラ系が4頭、エルバジェ系とアクアク系、ミスタープロスペクター系が各1頭となっていました。
ちなみに、1400m芝に変わってからは、
16年の1着馬~3着馬の父の血統は、3頭ともヘイルトゥリーズン系の中のサンデーサイレンス系(マンハッタンカフェ、ハーツクライ、ステイゴールド)
17年の1着馬~3着馬の父の血統は、連対馬2頭共ミスタープロスペクター系(キングカメハメハ、アドマイヤムーン)、3着馬はヘイルトゥリーズン系の中のサンデーサイレンス系(ディープインパクト)
18年の1着馬~3着馬の父の血統は、3頭ともヘイルトゥリーズン系の中のサンデーサイレンス系(ダイワメジャー、マンハッタンカフェ、ドリームジャーニー)
19年の1着馬~3着馬の父の血統は、3頭ともヘイルトゥリーズン系の中のサンデーサイレンス系(マンハッタンカフェ、ステイゴールド、ダイワメジャー)
となっていました。


それから、枠番の出目ですが、連対馬では、4枠が8頭と最も多く、続いて7枠が7頭、2枠と5枠が各6頭、3枠と6枠が各5頭、6枠が4頭、それから1枠が2頭となっています。
3着馬では、6枠が6頭と最も多く、続いて4枠が4頭、1枠5枠が各3頭、2枠が2頭、3枠と8枠が各1頭で、7枠はなしとなっていました。
ちなみに、1400m芝に変更以降は、
16年の1着馬~3着馬の枠番はそれぞれ、「7枠」「5枠」「6枠」
17年の1着馬~3着馬の枠番はそれぞれ、「5枠」「7枠」「3枠」
18年の1着馬~3着馬の枠番はそれぞれ、「6枠」「7枠」「8枠」
19年の1着馬~3着馬の枠番はそれぞれ、「5枠」「7枠」「7枠」
となっていました。


それから、05年以降の重量のデータも合わせて載せておきます。
このレースはハンデ戦ではないものの、下記のとおり、昨年も含めて過去11年で見てみますと、毎年「54kg」の重量の馬が少なくとも1頭、3着以内に入っていたのがわかります。
過去11年の出走馬中、「54kg」の馬の数とその中で3着以内に入った馬のその着順
05年 15頭中4頭  1着、3着
06年 16頭中5頭  2着
07年 16頭中7頭  1着、3着
08年 13頭中6頭  2着
09年 14頭中10頭 2着、3着
10年 15頭中8頭  2着
11年 16頭中3頭  2着
12年 16頭中9頭  2着、3着
13年 14頭中7頭  1着
14年 16頭中6頭  3着
15年 18頭中9頭  2着、3着
16年 18頭中12頭 2着
17年 18頭中13頭 2着、3着
18年 12頭中7頭  2着
19年 17頭中12頭 1着、2着


この3着以内に入っていた22頭の前走を見てみますと、1着かあるいは1着をはずした馬でも勝ち馬との着差は、19年の1着馬(0.7秒)以外の21頭は「0.5秒以内」となっていました。
ちなみに、13年前の04年は、出走馬10頭中3頭いて3着以内に1頭も入らなかったのですが、その出走馬3頭はいずれも前走の勝ち馬との着差は、「0.6秒」以上でした。

今回の登録馬で、重量「54kg」の馬は、18頭中9頭となっています。
その9頭中、前走が1着あるいは勝ち馬から着差「0.5秒」以内の馬は、アマルフィコースト、ドナウデルタ、プリディカメントの3頭となっています。


以上ですが、今年も上記のデータを一つ一つ丁寧にひも解きながら検討して結論を出していこうと思っています。

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