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第60回 きさらぎ賞のデータ [競馬データ]

1800mに変更になった91年以降、94年の阪神競馬場開催を除く過去28年、連対馬56頭、3着馬28頭からです。


だいたい平穏な結果で決まっているレースです。
その中で荒れた年は、
91年の「3番人気と5番人気」
93年の「10番人気と5番人気」
08年の「8番人気と5番人気」
11年の「3番人気と8番人気」
13年の「5番人気と6番人気」
19年の「3番人気と6番人気」
との組み合わせでそれぞれ決まった6年で、それ以外の22年は、1番人気か2番人気の片方か、両方の馬が絡んでいました。
その連対馬の全体的な人気の内訳ですが、28年中、1番人気が16頭、2番人気が14頭、3番人気が7頭、4番人気が4頭、5番人気が6頭、6番人気が6頭、8番人気が2頭、10番人気が1頭となっていました。
この連対した6番人気以下の下位人気計9頭の前走ですが、
93年10番人気(単勝オッズ38.9倍)1着のツジユートピアンの前走が500万下特別3番人気11着
97年6番人気(7.3倍)1着のヒコウキグモの前走が新馬戦1番人気1着
02年6番人気(9.5倍)1着のメジロマイヤーの前走が500万下特別6番人気1着
05年6番人気(32.4倍)2着のマキハタサーメットの前走がオープン特別4番人気1着
08年8番人気(21.2倍)1着のレインボーペガサスの前走が地方の重賞1番人気3着
11年8番人気(43.3倍)2着のリキサンマックスの前走が未勝利戦9番人気1着
13年6番人気(8.3倍)1着のタマモベストプレイの前走がシンザン記念3番人気3着
17年6番人気(17.2倍)1着のアメリカズカップの前走が朝日FS9番人気9着
となっていました。
19年6番人気(35.5)2着のタガノディアマンテ前走500万下5番人気3着

前走の傾向としては、前走の着順が1着だったのは9頭中4頭で、1着をはずしていた残り5頭は、その人気は、前走G1の朝日FSだった1頭を除いて、上位人気(1番人気3着、3番人気11着、3番人気3着、5番人気3着)となっていました。
当日人気が6番人気以下となった馬にもちょっとは気を止めた方がいいかも知れませんね。

3着馬も見てみますと、人気に関係なく当日の単勝オッズが一桁台だったのは28頭中13頭で、残り15頭が10倍以上になっていたことから、連対馬としては平穏なレースの傾向が強くても、3連複、3連単としては波乱の目を含んでいることになります。
その3着馬の当日人気ですが、28年中、1番人気が3頭、2番人気が4頭、3番人気が4頭、4番人気が3頭、5番人気が3頭、6番人気が3頭、7番人気が5頭、8番人気が1頭、10番人気が2頭となっています。
そのうち6番人気以下の下位人気11頭の前走ですが、1着だったのは4頭(500万下特別1番人気1着1頭、未勝利戦1番人気1着2頭、新馬戦3番人気1着1頭)で、それ以外の1着をはずした7頭の前走の人気は、1番人気が1頭いる以外4番人気から10番人気で、連対馬とは違った傾向となっています。


臨戦過程ですが、まず連対馬の前走の着順を見てみますと、56頭中1着が29頭と最も多く、続いて2着が8頭、3着が9頭、4着が3頭、5着が3頭と56頭中52頭までが前走掲示板に載っていました。
あと残り4頭ですが、8着、9着(2頭)、11着となっていました。
その前走1着馬29頭の傾向ですが、500万下条件戦が15頭と最も多く、次にオープン特別の6頭、続いて重賞の3頭、未勝利戦の3頭、そして新馬戦が2頭となっていました。
その前走での人気ですが、11年2着のリキサンマックス(前走未勝利戦9番人気1着)を除いてすべて4番人気以上の上位人気でした。
今回の登録馬で前走1着だったのは、10頭中6頭います。
そのうち前走重賞及びオープン特別で1着だった馬はいませんが、前走新馬戦で1着だったのは4頭いました。
あとの2頭は未勝利戦となっています。

あと残りの前走1着を逃した連対馬27頭ですが、朝日杯、ラジオたんぱ杯などや、地方の全日本2歳優駿を含めた重賞を走ったのは13頭いました。
今回の登録馬で前走重賞を走って1着を外した馬はアルジャンナ(東京スポーツ杯2歳S2番人気2着)、グランレイ(朝日FS14番人気3着)、コルテジア(シンザン記念9番人気3着)の3頭となっています。
次に前走1着を逃した馬で多かったのは前走オープン特別で6頭いました。
そのうち5頭が若駒Sとなっています。
しかしながら今回の登録馬で前走オープン特別を走った馬の登録はありません。
あと残り8頭は500万下の条件戦で、そのうち4頭の前々走は新馬戦1番人気1着でした。(あと4頭の前々走は、東京スポーツ杯2歳S5番人気3着、500万下特別(エリカ賞3番人気3着、500万下特別(エリカ賞)1番人気5着、未勝利戦2番人気1着)
今回の登録馬で、前走500万下戦(1勝クラス)を走った馬はいません。


3着馬では、前走施行条件に関係なく連対していたのは、28頭中18頭、3着から5着まで2頭、あと掲示板をはずしたのは8頭で、そのうち7頭は前走重賞かオープン特別でした。


あと父の血統では、連対馬ではサンデーサイレンスなどのヘイルトゥリーズン系が33頭と一番多く、あとノーザンダンサー系が11頭、ナスルーラー系が5頭、ミスタープロスペクター系が3頭と続いています。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が12頭(01年から06年まで6年連続と09年から12年まで4年連続と15年16年と2年連続)、あとミスタープロスペクター系が6頭、ノーザンダンサー系が5頭、ナスルーラー系が3頭、ハイペリオン系、マンノウォー系が各1頭となっています。


毛色は、連対馬では鹿毛が27頭と最も多く、あと黒鹿毛が15頭、栗毛が6頭、青鹿毛が5頭、芦毛が3頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が16頭と最も多く、あと栗毛が5頭、黒鹿毛が4頭、芦毛が2頭、青鹿毛が1頭となっていました。


枠番の出目ですが、連対馬では7枠が10頭と最も多く、続いて3枠が9頭、5枠と6枠と8枠が各7頭、あと1枠と4枠が各6頭、2枠が4頭となっています。
3着馬では、8枠が6頭が最も多く、5枠が5頭、4枠と6枠が各4頭、2枠と7枠が各3頭、3枠が2頭、1枠が1頭となっていました。


それから、1着馬(28頭)の当日の人気は、1番人気が8頭、2番人気が6頭、3番人気が6頭、4番人気が1頭、5番人気が2頭、6番人気が3頭、8番人気が1頭、10番人気が1頭となっていました。
同じく1着馬の前走の人気ですが、1番人気が16頭、2番人気が4頭、3番人気が5頭、4番人気が2頭、9番人気が1頭となっていました。
また1着馬の前々走は、1番人気が18頭、2番人気が6頭、3番人気が3頭となっていました。(あと1頭は、前走新馬戦1着馬)
そして、1着馬の前走の着順ですが、1着が15頭、2着が5頭、3着が4頭、4着、5着、9着、11着が各1頭となっていました。
同じく1着馬の前々走の着順は、1着が18頭、2着が3頭、3着が5頭、4着が1頭となっていました。(あと1頭は、前走新馬戦1着馬)
また、一昨年まで前走新馬戦勝ちでこのきさらぎ賞も勝った馬はいませんでしたが、18年初めて1着となりました。


1番人気ですが、91年以降、94年を除く過去28年、1番人気28頭中15頭が連対していました。
内訳は1着が8頭で、そのオッズは1.0倍~1.9倍、2着が7頭で、そのオッズは1.3倍~3.6倍となっていました。
3着には3頭入っていて、オッズは、2.2倍、2.5倍、2.5倍となっていました。
あと、3着以内を外した残り10頭のオッズを見てみますと、1頭だけ1.3倍(4着)が合った以外は2.0倍~3.8倍となっていました。


以上ですが、今年もとりあえず1番人気馬あるいは2番人気馬の取捨選択からですね。
あと、下位人気の馬は、上記のデータとにらめっこしながら決めていきたいと思います。

タグ:きさらぎ賞
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