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第34回 根岸ステークスのデータ [競馬データ]

今年も、同じ日程と施行で行われた00年の銀嶺Sと、01年以降03年中山開催を除いた根岸Sの過去18回、合わせて19年の連対馬38頭、3着馬19頭から見ていきます。


毎年ここの予想で書いていますが、馬連の配当が順に、
00年4060円(6番人気-3番人気)
01年4850円(8番人気-3番人気)
02年4380円(6番人気-5番人気)
04年17560円(7番人気-10番人気)
05年2620円(1番人気-9番人気)
06年3450円(6番人気-3番人気)
07年4050円(11番人気-1番人気)
08年2400円(1番人気-5番人気)
09年4150円(4番人気-5番人気)
10年5960円(11番人気-1番人気)
と10年までは堅く収まった年はありませんでした。
しかし11年以降の配当は、
11年640円(2番人気-3番人気)
12年15660円(4番人気-9番人気)
13年1380円(5番人気-1番人気)
14年6380円(4番人気-8番人気)
15年710円(1番人気-2番人気)
16年1330円(1番人気-6番人気)
17年860円(1番人気-3番人気)
18年2010円(6番人気-1番人気)
19年1250円(2番人気-3番人気)
と、それまでと比べて、荒れない時と荒れる時が交互に現れるようになりました。
しかし、固く納まった11年の3着馬は10番人気、ほぼ固く収まった13年の3着馬も10番人気、固く収まった15年の3着馬は15番人気、さらにほぼ固く収まった16年の3着馬は10番人気と、荒れる傾向は残っていました。

さて、その荒れる顕著な例ですが、1着馬の人気とオッズに現れています。
この該当する過去19年間では、05年に1番人気(単勝オッズ1.8倍)で1着となったメイショウボーラ、08年に1番人気(単勝オッズが2.5倍)で1着となったワイルドワンダー、11年に2番人気(単勝オッズ3.6倍)で1着となったセイクリムズン、15年に1番人気(単勝オッズ3.4倍)で1着となったエアハリファ、16年に1番人気(単勝オッズ2.2倍)で1着となったモーニン、17年に1番人気(単勝オッズ3.0倍)で1着となったカフジテイク、19年に2番人気(単勝オッズ4.3倍)で1着となったコパノキッキングの7頭以外の12頭は、人気が4番人気以下の下位人気で、単勝オッズは最高で7倍、最低で55.7倍となっていて、その12頭中9頭は二桁オッズとなっていました。
それから、1着から3着馬までのそれぞれの上位3頭を見てみますと、一桁台オッズの馬が1頭だったのは7年、2頭だったのは10年、3頭共だったのは2年(17年と19年)となっていました。
その中で上位の3番人気以上の馬は、1番人気は11回、2番人気は4回、3番人気は8回それぞれ入っていました。
一応上位人気の馬にも注意が必要になるかと思います。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が14頭、黒鹿毛と栗毛が各9頭、芦毛と栃栗毛が各2頭、青毛、青鹿毛が各1頭と一応は鹿毛が多い結果となってはいます。
しかしここ16年では、順に、栗毛-栃栗毛、黒鹿毛-鹿毛、栗毛-芦毛、鹿毛-黒鹿毛、黒鹿毛-鹿毛、鹿毛-青毛、黒鹿毛-栗毛、黒鹿毛-黒鹿毛、鹿毛-鹿毛、黒鹿毛-栗毛、黒鹿毛-鹿毛、鹿毛-鹿毛、栗毛-芦毛、青鹿毛-栗毛、栃栗-栗、黒鹿毛-栗毛という組み合わせになっていて、鹿毛の連対は32頭中10頭にとどまっています。(ただし、12年、15年は上位3頭とも鹿毛馬で占められています)
その15年より前の00年、01年、02年の3年が、6頭中5頭が鹿毛であったことから、これはかなりの傾向の変わりようとなっています。
東京新聞杯でも同じような傾向が見られることから、もしかしたら2002年での東京競馬場の改装と関係があるのかも知れません。
しかし、出走馬の内容にもよりますので、これは一概には言えないかと思います。
例えば、12年は16頭中9頭、15年は16頭中11頭と鹿毛馬が出走して、それぞれ1着から3着まで鹿毛馬が占めてしまいました。
ちなみに今年は、出走馬16頭では7頭の鹿毛馬が出走しています。
あと3着馬の毛色ですが、3着馬19頭中鹿毛が9頭、黒鹿毛が5頭、芦毛が3頭、青鹿毛が2頭となっています。


年齢ですが、連対馬では、5歳が15頭と最も多く、続いて6歳が12頭、4歳が7頭、7歳が3頭、8歳が1頭となっていました。
3着馬では、8歳が6頭と最も多く、続いて5歳と6歳が各4頭、4歳と7歳が各2頭、9歳が1頭となっていて、比較的高齢馬ががんばっています。
ちなみに、今回の出走馬での7歳以上の高齢馬は、7歳馬がダノンフェイス、ヨシオ、ワンダーリーデルの3頭、8歳馬がカフジテイク、スマートアヴァロン、テーオーヘリオス、ドリームキラリ、ノボバカラの6頭、9歳馬がサングラスの1頭となっています。


前走の施行ですが、まず連対馬では、1200mダートを使われた馬が13頭となっていました。
そのうち7頭がガーネットS(着順は順に、5着、2着、3着、6着、1着、1着、1着)で、あと6頭は、重賞のカペラSが3頭(3番人気1着、6番人気1着、1番人気1着)、オープン特別のジャニュアリーSで5番人気1着、準オープン特別が2頭(7番人気1着、1番人気1着)となっていました。
ただ、ガーネットSが09年からなくなりましたので、残念ながらこれは参考にはならなくなりました。


今回の出走馬で前走1200mダートを走っていて、重賞かオープン特別、あるいは準オープンで勝っていた馬は、前走G3のカペラSで1番人気1着だったコパノキッキング、前走オープン特別5番人気1着だったヨシオの2頭となっています。
前走1200mダートを走っていて、1着を逃して6着以上だった出走馬は、前走G3のカペラS3番人気2着だったテーオージーニアスの1頭がいます。

あと、前走1200mダート以外の25頭ですが、まずは1400mダートが10頭(いずれもオープン特別が9頭(1着が5頭、2着が2頭、3着が2頭)、重賞(地方のG1のJBスプリント)が1頭、そして2100mダート(ジャパンカップダート)が3頭(2着、8着、5着)、1600mダート(武蔵野S)が3頭(4着、2着、3着)、それから1600m芝が2頭(3着、14着)、1800mダートが5頭(オープン特別1着、2着、チャンピオンズC 4着、6着、9着)、1700mダート(重賞のエルムS)が1頭(1着)、1800mダート(オープン特別)が1頭(1着)、2000mダート(東京大賞典)が1頭(9着)、この前走1600m芝の馬の2頭のうち1頭は、00年銀嶺S2着のシンコウスプレンダで、前々走では、その前の年の銀嶺Sで勝っていました。
またもう1頭は、07年1着馬のビッググラスで、前走京都金杯では14着で大敗していましたが、前々走までの7走中6走で、条件戦でしたがダート戦で連対していました。
このように、前走芝のレースを走っていても、それ以前でダートを好走している馬には要注意かと思います。

あと、3着馬19頭の前走ですが、連対馬と同じく1400mダートのオープン特別が5頭(2着、1着、1着、1着。2着)、1200mダートのガーネットSも4頭(2着、3着、4着、3着)、地方の重賞が3頭(園田1400mダート2着と5着、大井2000mダート(G1)3着)、1800mダートが4頭(チャンピオンズC8着、4着、オープン特別9着、3着)、前走スプリンターズS(1200m芝5着)で初ダートだった馬が1頭、1400mダートの準オープン特別が1頭(1着)、1600mダートの武蔵野Sが1頭(14着)となっていました。


枠の出目は、連対馬では、3枠が7頭、4枠と5枠が各6頭、2枠と6枠が各5頭、1枠と7枠と8枠が各3頭となっていました。
3着馬の出目ですが、7枠が17頭中9頭と目立っていて、あと1枠と6枠が各3頭、2枠と4枠が各2頭となっていました。


以上ですが、今年も昨年までと同様、まずは過去19年中12回荒れたように今年も荒れるのか、固く収まった11年、15年、17年、19年、またほぼ固く収まった13年、16年、18年のように平穏に終わるのか、まずはその二者択一から始めようと思っています。
その上で、上記のデータと照らし合わせながら結論を出していこうと思います。

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