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第67回 日経新春杯のデータ [競馬データ]

現在の施行(2400m芝、ハンデ戦)となった95年以降25年、連対馬51頭(95年2着同着2頭含む)、3着馬24頭(同着となった95年はなし)からです。
まず1番人気ですが、成績は、1着が7頭、2着が5頭、3着が3頭で、あと4着以下が10頭となっていました。
連対率は48%、福勝率は60%とそれほどよくありません。
単勝オッズも、1.6倍で勝った馬もいれば、4.5倍で勝った馬もいます。
また逆に、1.6倍で9着という馬もいました。
ただ、ここ10年では、1番人気馬は、1着が4頭、2着が4頭、3着が1頭と、9頭も3着以内に入っていて、結構な連対率、複勝率となっています。
さて今年はどの馬が1番人気になるのでしょうか。
今年もまずは、1番人気の馬の取捨選択が第一の鍵となりそうですね。
次に、その当日の連対馬の人気の組み合わせを全体的に見ていきますと、
95年に7番人気と9番人気(と同着6番人気)
07年に5番人気と4番人気
15年に6番人気と10番人気
の組み合わせで決まった3年以外は、必ず片方か両方で1番人気2番人気3番人気のいずれかの馬が絡んでいました。
その両方絡んでいた年は、
99年、10年、14年、16年、17年の1番人気と2番人気の両方が入った5回
08年と11年の2番人気と3番人気が両方入った2回
12年の1番人気と3番人気が1回
の計8回となっていました。
あとの残り14年は、順に(3番人気-5番人気)(1番人気-7番人気)(2番人気-14番人気)(3番人気-8番人気)(5番人気-2番人気)(4番人気-3番人気)(4番人気-1番人気)(1番人気-8番人気)(2番人気-7番人気)(2番人気-6番人気)(11番人気-3番人気)(10番人気-1番人気)(1番人気-4番人気)(1番人気-5番人気)となっていて、そのほとんどが人気薄との組み合わせとなっています。


次に、このレースはハンデ戦ですのでそのハンデ頭を見ていきますと、25年中ハンデ頭が連対したのは7年、3着までですと10年と、このハンデ頭の成績も今一つの結果となっています。
そのうち、58kg以上のハンデをつけられた馬の成績を見てみますと、25年中13年その年があって、その13年中(計14頭)4年連対、3着2回となっていました。
3着以上に入った計6頭の内訳は、
99年5歳馬のメジロブライトが59.5kgを背負って1番人気の1着
01年7歳馬のステイゴールドが58.5kgを背負って5番人気の1着
02年6歳馬のホットシークレットが58kgを背負って3番人気の2着
10年4歳馬のローズキングダムが58kgを背負って1番人気の3着
12年5歳馬のトゥザグローリーが58.5kgを背負って1番人気の1着
16年6歳馬サトノノブレスが58kg背負って1番人気の3着となっています。
あとの8頭は、
03年3番人気6着(58kg、5歳)
04年2番人気14着(58kg、5歳)
05年5番人気7着(58kg、6歳)
09年2番人気5着(58kg、8歳)
15年1番人気11着(58kg、5歳)
16年9番人気4着(58kg、8歳)
17年6番人気10着(58kg、5歳)
17年10番人気13着(58kg、9歳)
となっていました。
さて、今回の出走馬でトップハンデの56kgを背負う4歳馬のレッドジェニアルはどうでしょうか。
それから反対に、重量55kg以下は50頭中32頭が連に絡んでおり、96年、11年、12年、16年を除く21年で両方か片方に入っていました。
いかにもハンデ戦らしい様相を呈しています。
そして、3着馬の重量55kg以下は、95年、11年、12年、13年、15年、16年、17年を除く25頭中17頭となっています。
11年以降ここ9年では、14年、18年、19年を除く6年で逆に56kg以上の馬が3着に入っています。
1着から3着まで見てみますと、96年、11年、12年、13年、16年、17年を除く19年で55kg以下の馬が2頭ずつ入っていました。
1kg下げて54kg以下で見てみますと、11年、12年、15年、19年を除く21年で少なくとも1頭は入っていました。
今回の出走馬14頭では、重量55kg以下の馬はレッドジュニアル以外13頭もいて、上記の96年、11年、12年、13年、16年、17年を除く19年のデータ、その中の2頭が3着以内に入るのは、今年は間違いないようです。
また、重量54kg以下の馬は8頭で、11年、12年、15年、19年以外の21年のデータが繰り返されるのであれば、この中から少なくとも1頭は入ることになります。


次に枠順の出目ですが、連対馬で一番多かったのは6枠の10頭で、続いて1枠の8頭、3枠4枠の各7頭、2枠の6頭、8枠の5頭、5枠7枠の各4頭となっていました。
3着馬では、5枠7枠が各6頭、2枠3枠が各3頭、4枠と6枠が各2頭、1枠8枠が各1頭となっています。
枠順の出目で特に目立つデータとしては、連対馬で、96年の6-7、10年の6-8、11年の6-7以外の22年は、片方かまたは両方で1枠~4枠の内枠が絡んでいたことがあげられます。
特に25年中16年の1着が内枠でした。
とりあえず1枠~4枠の内枠には要注意です。


続いて年齢ですが、一番多く連対していたのは4歳馬で51頭中22頭連対していました。
続いて5歳馬が51頭中18頭連対となっています。
その中の4歳馬の22頭ですが、4歳馬が1頭も出走しなかった18年を除く、96年、01年、02年、05年、07年、08年、09年の7年以外、25年中17年で片方か両方で連対していて、3着では同着で3着がなかった95年を除く24年中10年が4歳馬でした。
その連対のなかった7年の中で、02年、08年を除く5年の3着馬は4歳馬でした。
今回の4歳の出走馬は、メロディレーン、モズベッロ、レッドジェニアルの3頭が出走しています。
それから5歳馬ですが、5歳馬が1頭も出走しなかった11年を除く、95年、98年、00年、15年、17年、19年の6年以外、25年中19年で片方か両方で4歳馬以上に連対していました。
また、過去の連対した5歳馬の当日人気を見てみますと、1番人気が6頭、2番人気が4頭、3番人気が2頭、4番人気が1頭、5番人気が2頭、6番人気が1頭、7番人気が2頭となっていました。
今回の出走馬14頭で5歳馬は、アフリカンゴールド、サトノガーネット、タイセイトレイル、レッドレオンの4頭となっています。
あと、6歳馬ですが7頭連対していました。
そのうち5頭の当日人気は、1頭が1番人気、3頭が3番人気、1頭が5番人気でした。
あと2頭は、09年人気薄で逃げ切り勝ちしたテイエムプリキュア(11番人気)、もう1頭は15年2着に入ったフーラブイド(10番人気)の両牝馬となっています。
今回の6歳の出走馬は、エーティラッセン、チェスナットコート、プリンスオブペスカ、マスターコードの4頭となっています。
ただし、今回は、6歳の牝馬はいません。
一応6歳馬は当日の人気は要チェックです。
あと残り4頭は7歳馬で、その内訳は、98年2着のメイショウヨシイエ、01年1着のステイゴールド、07年のトウカイエリート、08年のアドマイヤモナークの4頭で、その人気はそれぞれ14番人気、5番人気、9番人気、3番人気となっていました。
その中の3頭、メイショウヨシイエは前年の金鯱賞2着、ステイゴールドは前年の目黒記念1着、アドマイヤモナークは前年の七夕賞2着と、それぞれ前年の重賞で連対の経験がありました。
またトウカイエリートも前年条件戦ながら6回も連対経験がありました。
今回の7歳の出走馬ですが、ロードヴァンドールの1頭となっていますが、前年の重賞で連対経験はありませんでした。
ただ、前年の阪神大賞典と七夕賞でそれぞれ3着の経験がありました。
それから8歳以上の連対ですが、昨年までは出ていません。
今回は8歳馬以上の出走馬は、10歳のサイモンラムセス1頭となっています。

同じく3着馬の年齢もまとめてみますと、4歳馬が上記で挙げたとおり10頭(1番人気~9番人気)と最も多く(ちなみに95年の2着同着の2頭も4歳馬でした)、5歳馬が8頭(5番人気、6番人気、12番人気、12番人気、8番人気、4番人気、4番人気、7番人気)、6歳が5頭(3番人気、4番人気、7番人気、4番人気、3番人気)、7歳が1頭(10番人気)となっていました。


次に臨戦過程ですが、前走重賞だったのは51頭中32頭いました。

その内訳は、有馬記念が9頭、鳴尾記念が7頭、、菊花賞が3頭(5番人気2着、4番人気5着、12番人気5着)、京都金杯(6番人気3着、1番人気2着、13番人気12着)、中日新聞杯(3番人気2着、2番人気3着、5番人気3着)が各3頭、ステイヤーズS(4番人気8着、2番人気3着)、愛知杯(9番人気18着、1番人気3着)が各2頭、アルゼンチン共和国杯、エリザベス女王杯、金鯱賞が各1頭(それぞれ3番人気2着、7番人気6着、2番人気8着)となっていました。
今回の出走馬で前走重賞だったのは14頭中6頭います。
あと残りの19頭ですが、前走オープン特別が4頭(トパーズS6番人気6着、六甲S1番人気11着、万葉Sが2頭)、前走条件特別が15頭となっていました。
その条件特別戦の15頭のうち12頭が準オープンで、あと3頭は1000万下(900万下)特別でした。
また15頭の前走の着順ですが、13頭が1着、2着(3番人気)が1頭、4着(1番人気)が1頭でした。
ちなみに、出走馬で前走オープン特別を走った馬は、スズカディープ、チェスナットコート、プリンスオブペスカの3頭となっています。
前走条件特別で連対している出走馬は、前走準オープンで3番人気1着だったレッドレオンと8番人気2着だったエーティラッセンの2頭となっています。

同じく3着馬の前走ですが、9頭が条件戦で連対していました。(500万下1頭、1000万下3頭、1600万下5頭)
あとオープン特別が4頭、重賞が11頭(有馬記念1頭、鳴尾記念2頭、愛知杯2頭、金鯱賞2頭、日本ダービー1頭、ジャパンカップ1頭、札幌記念1頭、ステイヤーズS1頭)となっています。


血統では、連対馬51頭中30頭が父か母の父(BMS)でノーザンダンサー系絡みの馬となっていました。
ちなみに、ノーザンダンサー系が絡まなかった21頭の馬は、ゴーゴーゼット、ワンダフルタイム(以上95年)、ステイゴールド、サンエムエックス(以上01年)、コイントス(03年)、スイフトカレント(06年)、トウカイワイルド(07年)、トップカミング(10年)、ルーラーシップ(11年)、トゥザグローリー、ダノンバラード(12年)、カポーティスター、ムスカテール(13年)、サトノノブレス、アドマイヤフライト(14年)、アドマイヤデウス、フーラブライド(15年)、レーヴミストラル、シュヴァルグラン(16年)、パフォーマプロミス(18年)、グローリーヴェイズ(19年)となっています。
12年から16年までの5年連続で、連対馬すべてノーザンダンサー系が絡まなかったのですが、17年は、09年以来連対馬2頭共、ノーザンダンサー系絡みとなりました。
18年、19年は、それぞれ2着馬のBMS(母の父)がノーザンダンサー系となっていました。
3着馬の血統では、母の父(BMS)で12頭がノーザンダンサー系となっていました。
しかしながら、3着馬も、09年以降昨年19年までの11年間では、ノーザンダンサー系絡みの馬は12年4番人気3着となったトウカイパラダイス、18年3番人気3着となったガンコ、19年3番人気3着となったシュペールミエールの3頭となっています。
ちなみに、今回の出走馬14頭中ノーザンダンサー系絡みの馬は、サトノガーネット、チェスナットコート、プリンスオブペスカ、マスターコード、メロディーレーン、モズベッロ、ロードヴァンドールの7頭となっています。


毛色は、連対馬では、鹿毛が21頭、黒鹿毛が17頭、栗毛が9頭、青鹿毛が2頭、栃栗毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が8頭、黒鹿毛が6頭、栗毛が4頭、芦毛が3頭、青鹿毛が2頭、栃栗毛が1頭となっていました。
黒鹿毛馬の健闘が目立ちます。


以上ですが、今年の1番人気馬は、戦績面や鞍上からも、レッドジェニアルになりそうですが、他も有力馬がいて、上位拮抗となりそうな感がいたします。
いずれにせよ、まずは1番人気馬の検討からですね。
それから、上記のデータを丁寧に検討して結論を出していこうと思います。

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