SSブログ

第36回 ホープフルステークスのデータ [競馬データ]

13年まで阪神競馬場で行われていた、2歳戦としての最終の重賞、「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」が、14年からは、元々中山競馬場で同じ距離、施行で行われていたオープン特別「ホープフルステークス」に、その回数を引き継がれて、G3からG2へ昇格した2歳戦の新しい重賞となりました。
そして、16年からはさらに「G1」に昇格して行われています。
よって、13年までの阪神での施行のデータは使えないことになります。
ということで、同じ施行となる過去の13年までのオープン特別としてのホープフルステークスの10年間と、14年から18年までの重賞になってからの5年間、計15年、連対馬30頭、3着馬15頭のデータから見ていきたいと思います。


まず当日の人気と単勝オッズですが、連対馬30頭中22頭が5番人気の上位人気となっていました。
内訳は、1番人気は9頭、2番人気は6頭、3番人気は4頭、4番人気は2頭、5番人気は1頭となっています。
その22頭すべての単勝オッズは、一桁オッズでした。
残る、6番人気以下の8頭ですが
04年6番人気(22.7倍)2着のカンペキ
06年10番人気(30.8倍)2着のサンツェッペリン
11年6番人気(11.0倍)2着のミヤビアミュレット
12年7番人気(17.4倍)1着のサトノネプチューン
12年10番人気(32.8倍)2着のマイネルストラーノ
13年8番人気(23.6倍)1着のエアアンセム
14年8番人気(30.5倍)2着のコメート
16年8番人気(47.3倍)2着のマイネルスフェーン
となっています。
特に、最近のここ8年の連対馬16頭中半分近くの6頭が6番人気以下、二桁オッズの馬となっていました。
ちなみに、重賞になってからのここ4年の人気の組み合わせを1着から3着まで挙げてみますと、
14年は「2番人気―8番人気-9番人気」(1番人気は9着)
15年は「3番人気―1番人気-2番人気」
16年は「1番人気-8番人気-2番人気」
17年は「1番人気-4番人気-8番人気」
18年は「1番人気-2番人気-3番近畿」
と、まだとらえどころのない組み合わせとなっています。

3着馬15頭の当日の人気と単勝オッズですが、10頭が5番人気の上位人気となっていました。
内訳は、1番人気はなし、2番人気は5頭、3番人気は2頭、4番人気は2頭、5番人気は1頭となっています。
残る6番人気以下の5頭ですが、
06年12番人気(101.8倍)のコーナーストーン
09年8番人気(15.5倍)のセイウンジャガーズ
11年12番人気(80.5倍)のコスモアンドロメダ
14年9番人気(30.8倍)のブラックバゴ
17年8番人気(22.9倍)のステイフーリッシュ

となっています。


次に父の血統ですが、連対馬30頭では、ヘイルトゥリーズン系が20頭(サンデーサイレンス系が14頭《ディープインパクトが4頭、ステイゴールドが2頭、サンデーサイレンス、スペシャルウイーク、アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ネオユニヴァース、ブラックタイド、マツリダゴッホ、ハーツクライ、ジャスタウェイが各1頭》、シンボリクリスエスが3頭、ブライアンズタイム、ローズインメイが各1頭)、ノーザンダンサー系が4頭(メジロライアン、テンビー、クロフネ、キトゥンズジョイ)、ミスタープロスペクター系も4頭(キングカメハメハ3頭、ロードカナロア1頭)、ナスルーラ系が2頭(A.P インディ、ジャングルポケット)となっています。
3着馬15頭では、ヘイルトゥリーズン系が9頭(サンデーサイレンス系が6頭《ダンスインザダーク、ステイゴールドが各2頭、アドマイヤベガ、ディープインパクト》、ブライアンズタイム、タニノギムレット、ローズインメイが各1頭)、ミスタープロスペクター系が3頭(いずれもキングカメハメハ)、ノーザンダンサー系が2頭(フットステップインザサンド、ハービンジャー)、ナスルーラ系も1頭(バゴ)となっていました。


臨戦過程の前走ですが、連対馬30頭では、前走新馬戦が8頭(1番人気が4頭、2番人気が1頭、3番人気が2頭、8番人気が1頭)、前走未勝利戦が6頭(1番人気が3頭、3番人気、4番人気、5番人気が各1頭)、前走500万下戦が10頭(1着5頭、2着2頭、5着2頭、7着1頭)、オープン特別が3頭(京都2歳S5着、萩S1着、同3着)、前走重賞は3頭(新潟2歳S1着、京都2歳S(G3)2着、ディリ杯2歳S1着)となっています。
3着馬15頭では、前走新馬戦が6頭(1番人気が2頭、2番人気が2頭、3番人気が2頭)、前走未勝利戦は1頭(2番人気)、前走500万下戦が4頭(2着、3着、4着、1着)、前走オープン特別が1頭(いちょうS3着)、前走重賞が3頭(東京スポーツ杯2歳S、1着、同3着、京王杯2歳S5着)となっています。


毛色では、連対馬30頭中では、鹿毛が14頭、黒鹿毛が8頭、青鹿毛、栗毛が各4頭となっていました。
3着馬15頭では、鹿毛が7頭、黒鹿毛が6頭、栗毛と栃栗毛が各1頭となっています。
過去15年で、05年、06年、15年を除き、黒鹿毛馬と青鹿毛馬が両方か、どちらかかが3着以内に絡んでいました。
ちなみに、ここ3年の重賞になってからは、
14年は「鹿毛-黒鹿毛-黒鹿毛」
15年は「鹿毛-鹿毛-鹿毛」
16年は「鹿毛-栗毛-黒鹿毛」
17年は「鹿毛-黒鹿毛-鹿毛」
18年は「黒鹿毛-鹿毛-鹿毛」
となっています。
今回の登録馬で黒鹿毛馬は、ヴェルトライゼンデ、ナリノモンターニュ、ブラックホール、ラインベック、ラグビーボーイの5頭となっています。


枠の出目では、上位3着まで計45頭で見てみますと、1枠が5頭、2枠が6頭、3枠が1頭、4枠が7頭、5枠が7頭、6枠が7頭、7枠が8頭、8枠が4頭となっています。

以上ですが、荒れたり荒れなかったり両極端のレースですのでなかなか難解なレースですね。
ともかくも、昨年と同様、まずは黒鹿毛馬、青鹿毛馬の検討から始めて、あといろいろと考えを巡らせて結論を出していこうと思います。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント