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第73回 セントライト記念のデータ [競馬データ]

92年以降、02年と14年の新潟競馬場開催を除く過去25年、連対50頭、3着馬25頭からです。


まず当日の1番人気ですが、25年中11連対(1着5頭、2着6頭)となっています。
3着では3頭(94年、97年、11年)となっていました。
連対した1番人気11頭ですが、99年以降02年を除く昨年までの18年中の中でのことで、この期間とすれば18分の11ですから結構な確率かと思います。
それまでの7年はまったく連対しなかったのですから、99年を境にレースがガラッと変わってしまったのかも知れません。
では、99年以降固く収まっているのかと言うと、1番人気2番人気の組み合わせは18年中5年で、あと1番人気が絡んだ残り6年のその相手は、8番人気、5番人気、8番人気、9番人気、14番人気。4番人気となっていて、紐荒れが多くなっています。
また、1番人気が絡まなかった7年も、3番人気と8番人気、12番人気と4番人気、2番人気と4番人気、4番人気と3番人気、6番人気と3番人気、3番人気と5番人気、6番人気と9番人気の組み合わせとなっていて、ほぼ荒れる傾向が高いレースと言ってもいいかも知れません。
全体的に見ても、過去25年間中6番人気以下の下位人気の馬が連対した年は12年あって、また3着以上に6番人気以下の下位人気の馬が入ったのは19年と、基本的には荒れるレースとなっています。
ただ、上位3着までの決着で、1番人気~3番人気の組み合わせが3回(00年、16年、17年)、1番人気2番人気5番人気の組み合わせが2回(97年、01年)ありますので、今年も、まずは荒れるのか、または固く収まるのか、その二者択一から始めることがポイントかと思います。


次に、臨戦過程ですが、前走のレースが条件戦だった、いわゆる上り馬の活躍がかなり目立っているレースとなっています。
前走が条件戦だったのは連対馬50頭中24頭となっていました。
その内訳ですが、前走が1600万下特別だったのは連対馬50頭中1頭(07年2着のトウショウシロッコ)、前走が1000万(900万)特別だった馬は50頭中18頭、500万特別だった馬は50頭中5頭となっていました。
その前走の着順は、1600万下は2番人気2着、1000万(900万)下は1着から6着(1着が9頭、2着と3着が各3頭、4着が2頭、6着が1頭)、(人気は1番人気が5頭、2番人気が6頭、3番人気、4番人気が各2頭、5番人気、10番人気が各1頭)、500万下は1番人気1着が2頭、2着が3頭(1番人気2頭、2番人気1頭)となっていました。
今回の登録馬で上記に該当する馬ですが、前走1600万下(3勝クラス)は、今回登録なし。

前走1000万特別(2勝クラス)で1着から6着だった登録馬は、エングレーバー(前走1番人気2着)、オセアグレイト(前走1番人気1着)の2頭。
前走500万下(1勝クラス)で1番人気か2番人気で連対していた登録馬は、エフェクトオン(前走1番人気1着)、モズベッロ(前走1番人気1着)、ルヴォルグ(前走1番人気1着)の3頭となっています。


それから、前走がダービーだった連対馬は16頭いました。
その内訳は、
ライスシャワー(92年ダービー16番人気2着)
ダイワスペリアー(98年ダービー15番人気3着)
ブラックタキシード(99年ダービー6番人気5着)
トーホウシデン(00年ダービー9番人気4着)
シンコウカリド(01年ダービー7番人気12着)
ホオキパウェーブ(04年ダービー9番人気9着)
ゴールデンダリア(07年ダービー6番人気6着)
ナカヤマフェスタ(09年ダービー9番人気4着)
フェイトフルウォー(11年ダービー13番人気13着)
トーセンラー(11年ダービー7番人気11着)
フェノーメノ(12年ダービー5番人気2着)
キタサンブラック(15年ダービー6番人気14着)
ミュゼエイリアン(15年ダービー10番人気10着)
ディーマジェスティ(16年ダービー1番人気3着)
アルアイン(17年ダービー4番人気5着)
ジェネラーレウーノ(18年ダービー8番人気16着)
となっています。
この16頭のセントライト記念における当日単勝人気は、順に2、2、1、1、5、2、2、2、6、3、1、6、9、1、1、4番人気となっていました。
今回の登録馬で前走がダービーだったのは、ニシノデイジー(13番人気5着)、タガノディアマンテ(15番人気9着)、メイショウテンゲン(10番人気10着)、ナイママ(17番人気13着)、リオンリオン(6番人気15着)、サトノルークス(8番人気17着)の6頭となっています。
あと残りの10頭の前走は、重賞(地方も含む)かオープン特別で、いずれも4番人気以上の上位人気でした。
今回の登録馬でこれに該当する前走4番人気以上の馬はいませんが、準じるところでは、オープン特別のプリンシパルS5番人気1着のザダル、地方ダートのG1ジャパンダートダービー5番人気3着のミューチャーリーがいます。

3着馬の前走も見てみますと、前走条件戦は25頭中12頭で、1000万下(900万下)が7頭と500万下が5頭となっていました。
その前走のそれぞれの人気着順は、1000万下(900万下)では、1番人気~8番人気の1着~11着で、500万下では、1番人気、2番人気、3番人気の4頭とも1着となっていました。
あと、前走ダービー組ですが25頭中7頭となっていました。
そのダービー時の人気着順は、4番人気2着(当日1番人気)、6番人気11着(当日6番人気)、5番人気6着(当日3番人気)、14番人気6着(当日4番人気)、2番人気7着(当日1番人気)、11番人気10着(当日3番人気)、9番人気14着(当日6番人気)となっています。


あと残り6頭の前走はすべて重賞で、ラジオたんぱ賞3番人気1着、新潟記念9番人気16着、ラジオNIKKEI賞6番人気2着、同じく3番人気1着、青葉賞5番人気7着、ラジオNIKKEI賞1番人気6着となっていました。

今回の登録馬で、上記で挙げたミューチャーリー以外で前走重賞を走った馬は、前走ラジオNIKKEI賞13番人気5着だったアドマイヤスコール、前走青葉賞9番人気5着だったサトノラディウス、前走札幌記念7番人気14着だったランフォーザローゼスの3頭がいます。


次に父の血統ですが、主なところでは50頭中34頭がヘイルトゥリーズン系、9頭がノーザンダンサー系でした。
全体では、父あるいはBMSでノーザンダンサー系が絡んでいたのは、50頭中25頭になります。
特に、中山競馬場改装後の03年以降15年間(新潟開催を除く)、連対馬30頭中14頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
また、05年まではサンデーサイレンスの孫の連対はありませんでしたが、06年初めてサンデーサイレンスの孫に当たる、アドマイヤベガ産駒のトウショウシロッコが2着で連対し、07年も孫に当たるフジキセキ産駒のゴールデンダリアが2着、それから08年、そのアグネスタキオン産駒のダイワワイルドボア、09年、そのステイゴールド産駒のナカヤマフェスタ、10年、再びアグネスタキオン産駒のクォークスター、11年、再びステイゴールド産駒のフェイトフルウォーがそれぞれ1着で連対、その11年2着もディープインパクトの仔トーセンラーが入って来ました。
12年も1着はステイゴールド産駒でした。
しかしながら、13年は05年以来久々にサンデーサイレンス系の馬の連対はありませんでした。
続く15年(14年は新潟開催でしたので省略)は、1着馬がサンデーサイレンス系のブラックタイド産駒、16年は、1着馬2着馬ともディープインパクト産駒、17年は、1着馬がサンデーサイレンスの孫に当たりディープインパクトの仔のトーセンホマレボシ産駒、2着馬はディープインパクト産駒と15年から3年連続少なくとも1頭、サンデーサイレンス系産駒が連対していましたが、18年は、05年、13年に続いてサンデーサイレンス系以外の産駒が連対いたしました。
結局、06年以降のサンデーサイレンスの孫、ひ孫の連対馬は24頭中12頭となっています。

3着馬の主なところでは、25頭中14頭がヘイルトゥリーズン系、4頭がノーザンダンサー系、3頭がナスルーラ系となっています。
また、3着馬25頭中12頭が父かBMS(母の父)でノーザンダンサー系が絡んでいました。
そのうちBMSがノーザンダンサー系だったのは9頭いて、そのうち5頭がニジンスキー系でした。


毛色は、連対馬では鹿毛が22頭、黒鹿毛が13頭、栗毛が8頭、青鹿毛5頭、青毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が13頭、黒鹿毛が5頭、栗毛が4頭、芦毛、青鹿毛、青毛が各1頭となっていました。


枠の出目ですが、1着馬では、6枠が6頭と最も多く、続いて7枠が5頭、3枠4枠が各4頭、8枠が3頭、2枠が2頭、5枠が1頭となっていて、1枠がなしとなっています。
2着馬では、3枠が6頭と最も多く、続いて8枠が5頭、1枠4枠が各4頭、あと5枠が3頭、5枠が2頭、6枠が1頭、7枠はなしとなっていました。
3着馬では、2枠が7頭と最も多く、続いて2枠が5頭、6枠8枠が各3頭、1枠3枠5枠が各2頭、4枠が1頭となっていました。


以上ですが、今年もまずは「固いのか」または「荒れるのか」、その難しい二者択一の検討からですね。
昨年18年は「4番人気-1番人気-6番人気」で決まりましたが、その前の2年間、16年は「1番人気-2番人気-3番人気」、17年は、「2番人気-1番人気―3番人気」の組み合わせでかなり固い決着となっていました。
その前の15年は、「6番人気-9番人気-10番人気」の組み合わせと大荒れの結果。
この二者択一は難解ですね。
とりあえず、過去18年中(新潟開催は除く)10連対、3着以内には11頭の1番人気馬の取捨選択から始めていきたいと思います。

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