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第55回 新潟記念のデータ [競馬データ]

新潟競馬場が大改装された01年以降18年、連対馬36頭、3着馬18頭からです。

毎年冒頭で触れていますが、3連単が始まった05年以降の3連単の配当が、

05年    49,940円
06年   131,420円
07年   277,430円
08年 1,028,690円
09年   196,790円
10年   134,970円
11年   102,850円
12年   313,130円
13年   558,010円
14年    28,290円
15年   384,550円
16年    59,970円
17年   132,650円
18年    57,170円

となっていて、05年、14年、16年、18年を除いて、14年中10年、いわゆる10万馬券(1回は100万馬券)が出ているレースとなっています。
特に、06年から13年までの8年連続で出ていたのは特筆すべきことです。
しかしながら、この結果から毎年10万馬券を想定して予想してはいるのですが、きっちり結果は10万円以上の配当が出ているにも関わらず、いつも木っ端微塵に散ってしまっています。
また逆に、16年や昨年18年のように、3連単の配当が10万円以上の中から選んで勝負したにも関わらず、結果は共に約6万円弱と、これでもいい配当なのに、肩すかしを喰らった感の年もありました。
ともかく、わかっていても取れないもどかしさというか難解さというか、それを毎年いつも感じてしまうレースとなっています。
でも、
とりあえず今年もまた、10万馬券が出ると想定して検討することでしょうね。


では、いつもの流れで見ていきます。
まずはハンデ戦ですので、そのハンデ頭を見てみますと、10年まではそのハンデ頭の連対馬は出てなかったのですが、11年、ハンデ頭(57.5kg)のナリタクリスタルが1着となって初めてハンデ頭の馬が連対しました。
しかしながらその後、12年から15年までの4年間はハンデ頭の馬は連対していませんでした。
しかし、翌16年の2着に、ハンデ頭(58kg)のアルバートドックが入って、11年に続いて2頭目のハンデ頭の連対馬となりました。

昨年は、ハンデ頭(57.5kg)は3番人気7着となっています。
また、ハンデ重量56kgを超える馬も見てみますと、その連対馬は、06年6番人気1着のトップガンジョー(57kg)、09年5番人気1着のホッコーパドゥシャ(56.5kg)、11年ハンデ頭として5番人気1着となったナリタクリスタル(57.5kg)、13年8番人気2着となったエクスペディション(57kg)、16年2頭目のハンデ頭として1番人気2着と連対したアルバートドック(58kg)、17年2番人気2着となったアストラエンブレム(56.5kg)、18年2着となったメートルダール(57kg)の7頭となっています。
3着馬では、05年、06年とそれぞれ4馬人気、9番人気で3着となったヴィータローザ(それぞれ57.5kg、58kg)がそれぞれハンデ頭として、そして11年3番人気3着となったセイクリッドバレー(57kg)が2番目のハンデ頭の馬として、計のべ3頭が重量56kgを超える馬として3着に入っていました。
ちなみに今回の登録馬21頭では、まずハンデ頭は、57.5kgのクリンチャー、ダイワキャグニーの2頭となっています。
そしてその他でハンデ重量が56kgを超える馬は、56kgのコズミックフォース、ダッシングブレイズ、57kgのカデナ、ブラックスピネル、ユーキャンスマイル、レイエンダの計6頭となっています。


次に臨戦過程ですが、前走、前々走のどちらかで1着になった馬が連対馬36頭中20頭いました。
その1着となったレースの施行ですが、重賞であったトップガンジョー(06年1着)、トランスワープ(12年1着)、マーティンボロ(14年1着)、アルバートドック(16年2着)、タツゴウゲキ(17年1着)、ブラストワンピース(18年1着)の6頭を除く14頭は、1000万下か1600万下の条件特別、またはオープン特別となっていました。
今回の登録馬で、前走あるいは前々走で1000万下か1600万下の条件特別で1着を経験していた馬は、アクート、カヴァル、サトノキングダム、ジナンボー、センテリュオ、フランツ、ロードマイウェイの7頭となっています。
また、前走か前々走でオープン特別を勝った登録馬は、ダイワキャグニー、

それから、前走あるいは前々走で重賞を勝った経験のある登録馬は、ユーキャンスマイル(前々走ダイヤモンドS1着)、レイエンダ(前走エプソムC1着)の2頭となっています。
3着馬では、過去18頭中、12年のアスカクリチャン(前々走の七夕賞で1着)、15年のファントムライト(前々走の準オープンで1着)以外は前走、前々走で1着になった馬はいませんでした。
ちなみにここ6年ですが、13年は、上位3頭とも、前走も前々走も、1着はおろか、掲示板にも入っていませんでしたが、14年は、連対馬2頭とも前走か前々走で1着となっていました。
しかしながら、3着馬は前走、前々走とも掲示板に載りませんでした。
15年は、1着馬の前走、前々走は掲示板を外していましたが、2着馬、3着馬とも前々走で1着となっていました。
16年は、14年と同じく連対馬2頭とも前走か前々走で1着となっていましたが、3着馬は前走、前々走とも掲示板に載りませんでした。
17年は、1着馬が前走で1着となっていましたが、2着馬、3着馬は前走、前々走とも勝ってはいませんでしたけれど、それぞれ前走は2着、5着と掲示板に載っていました。
18年は、1着馬が前々走重賞(毎日杯)で1着、逆に2着馬、3着馬は共に、前走、前走とも掲示板に載っていませんでした。


あと、連対馬の残りの前走、前々走のどちらかで1着になっていない16頭の馬ですが、その前走と当日のハンデ重量をそれぞれ掲げてみますと、
01年2着のエアスマップ(前走函館記念1番人気15着) 56kg
02年2着のアグネススペシャル(前走関屋記念4番人気6着) 54kg
03年1着のダービーレグノ(前走北九州記念5番人気2着) 55kg
06年2着のサンレイジャスパー(前走小倉記念3番人気4着) 51kg
08年1着のアルコセニョーラ(前走七夕賞6番人気12着) 52kg
08年2着のマイネルキッツ(前走七夕賞3番人気3着) 55kg
09年1着のホッコーパドゥシャ(前走小倉記念1番人気2着) 56.5kg
10年2着のトウショウシロッコ(前走七夕賞4番人気5着) 56kg
11年1着のナリタクリスタル(前走小倉記念1番人気5着) 57.5kg
11年2着のサンライズベガ(前走小倉記念7番人気15着) 56kg
12年2着のタッチミーノット(前走七夕賞2番人気12着) 56kg
13年1着のコスモネモシン(前走クイーンS7番人気7着) 52kg
13年2着のエクスペディション(前走小倉記念2番人気6着) 57kg
15年1着のパッションダンス(前走小倉記念4番人気6着) 56kg
17年2着のアストラエンブレム(前走エプソムカップ1番人気2着) 56.5kg
18年2着のメートルダーム(前走大阪杯14番人気10着) 57kg

となっていて、その16頭の共通点は前走の人気が、18年メートルダームの前走がG1だった以外は、重賞で7番人気以上の人気(1番人気4頭、2番人気、3番人気が各2頭、4番人気が3頭、5番人気、6番人気が各1頭、7番人気が2頭)となっていたことでした。
今回これに該当する登録馬は、カデナ(57kg)1頭となっています。
また、前走、前々走で1着を経験していなくて前走がG1だったのは、クリンチャー、ケントオー、サトノワルキューレ、ショウナンバッハの4頭となっています。


ちなみに、3着馬でアスカクリチャン、ファントムライトを除く、前走、前々走のどちらかで1着になっていない16頭の前走の人気ですが、そのうち8番人気以下の人気薄の馬は7頭いました。


それから、当日の人気ですが、連対馬では1番人気が7頭、2番人気が4頭、3番人気が4頭と、3番人気以上の上位人気の馬は、36頭中15頭となっていました。
それ以下の人気で連対した残りの20頭ですが、
03年2着のカンファーベスト(7番人気、単勝オッズ13.6倍)
05年2着のグラスボンバー(5番人気、単勝オッズ8.8倍)
06年1着のトップガンジョー(6番人気、単勝オッズ9.2倍)
06年2着のサンレイジャスパー(4番人気、単勝オッズ7.4倍)
07年2着のトウショウヴォイス(10番人気、単勝オッズ23.3倍)
08年1着のアルコセニョーラ(16番人気、単勝オッズ49.1倍)
09年1着のホッコーパドゥシャ(5番人気、単勝オッズ9.9倍)
09年2着のサンライズベガ(6番人気、単勝オッズ10.9倍)
10年1着のナリタクリスタル(5番人気、単勝オッズ9.4倍)
10年2着のトウショウシロッコ(10番人気、単勝オッズ28.8倍)
11年1着のナリタクリスタル(5番人気、単勝オッズ8.2倍)
11年2着のサンライズベガ(9番人気、単勝オッズ27.1倍)
12年1着のトランスワープ(7番人気、単勝オッズ14.7倍)
12年2着のタッチミーノット(9番人気、単勝オッズ18.6倍)
13年1着のコスモネモシン(10番人気、単勝オッズ65.3倍)
13年2着のエクスペディション(8番人気、単勝オッズ11.7倍)
14年2着のクランモンタナ(5番人気、単勝オッズ8.8倍)
15年1着のパッションダンス(6番人気、単勝オッズ9.1倍)
15年2着のマイネルミラノ(9番人気、単勝オッズ16.2倍)
17年1着のタツゴウゲキ(6番人気、単勝オッズ12.0倍)
18年2着のメートルダーム(6番人気、単勝オッズ15.4倍)

となっています。

「3番人気-1番人気」で決まった04年、「2番人気-1番人気」で決まった16年の2年以外は、少なくとも1頭、4番人気以下の馬が連対しており、2頭とも4番人気以下同士で決まった年は18年中7年になります。
3着馬では、当日人気の最高人気が3番人気(2頭)で、あと4番人気が2頭、6番人気が1頭、7番人気、8番人気が各2頭、9番人気が3頭、10番人気が1頭、12番人気、13番人気が各2頭、14番人気が1頭と人気薄の馬が目立っています。


毛色ですが、連対馬では、鹿毛が14頭、黒鹿毛が11頭、栗毛が7頭、芦毛と青鹿毛が各2頭となっていました。
その中で、18年中13年で同じ毛色同士で決まったことはがないのは特筆すべきところです。
ちなみに、同じ毛色同士で決まったのは、07年と10年と16年と17年と18年で、07年と10年は黒鹿毛同士、16年と17年と18年は鹿毛同士で、それぞれ連対が決まっています。
3着馬では、鹿毛と栗毛が各6頭、黒鹿毛が4頭、芦毛と青鹿毛が各1頭となっていました。
全体的に、黒鹿毛馬が目立っています。
ちなみに、3着以内に少なくとも黒鹿毛馬が1頭入っていた年は、18年中、2年、4年、6年、13年、14年、17年、18年を除く11年となっていました。
昨年は、
黒鹿毛馬の出走がなく、13頭中鹿毛馬が9頭も出走、その9頭はそのまま上位9着まで占めるという決着となりました。
今年の登録馬で黒鹿毛馬は、クラウンディバイダ、ケントオー、ジナンボー、ダイワキャグニー、ブラックスピネル、レイエンダの6頭が登録しています。



父の血統ですが、1番多く連対していたのはサンデーサイレンス系で、21頭連対していました。
続いて、ノーザンダンサー系が6頭、トニービン3頭を含むグレイソブリン系が5頭、ブライアンズタイム系が2頭(マヤノトップガン2頭)、マキアヴェリアン(ミスタープロスペクター系)、サッカーボーイが各1頭と続いています。
3着馬では、サンデーサイレンス系が9頭と最も多く、続いてノーザンダンサー系が3頭、グレイソブリン系、ミスタープロスペクター系が各2頭、ブライアンズタイム系(タニノギムレット)、シンボリクリスエスが各1頭となっていました。


次に枠番の出目ですが、連対馬では3枠が8頭と最も多く、続いて1枠と4枠と7枠が各6頭、6枠が4頭、8枠が3頭、5枠が2頭、2枠が1頭となっています。
3着馬では、3枠と5枠が各4頭、4枠が3頭、1枠と6枠が各2頭、2枠、7枠、8枠が各1頭となっていました。


以上ですが、ともかくまずは、上記で書いたように10万円以上の3連単の配当が14年中10年出たように、今回も10万円以上となるのか、はたまた残り4年のように10万円以下となるのか、この二者択一から始めようと思っています。
と言っても、今年も結果的に取れないもどかしさがあろうとも、高配当を狙っていくことでしょうね。
かなり難解ですが、いろいろああだこうだ考えながら結論を出していこうと思います。

タグ:新潟記念
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