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第54回 関屋記念のデータ [競馬データ]

今年も昨年までとまったく同じあいさつから始めます^^;
2005年7月31日に、この「関屋記念」の予想をこのブログで初めて書いて今回で15回目の関屋記念になりました。
丸14年、15年目に突入です。

なかなか当たらない競馬予想ブログにいつも来ていただき、本当にありがとうございます。
こうやって続けられるのも皆さまのおかげですm(__)m
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに、05年の関屋記念の予想は、4頭馬連ボックス勝負で、9着、14着、13着、1着という散々な結果で、「なかなかうまくいきません」と短いコメントが書いてありました^^;


では、いつものように始めたいと思います。
新潟競馬場が大改装された01年以降18年、連対馬36頭、3着馬19頭(05年の同着2頭含む)からです。


まずは、有名なところでは、「1番人気」は01年以降順に、
01年  3着(単勝オッズ3.6倍)
02年  1着(1.9倍)
03年  3着(1.6倍)
04年  1着(2.6倍)
05年  2着(2.7倍)
06年  3着(3.0倍)
07年  1着(4.3倍)
08年  1着(2.1倍)
09年  2着(2.8倍)
10年  6着(2.5倍)
11年  5着(2.5倍)
12年  1着(2.8倍)
13年  2着(2.8倍)
14年  2着(3.5倍)
15年  7着(4.1倍)
16年  3着(4.0倍)

17年 12着(4.2倍)
18年  1着(4.1倍)

となっていて、6勝、2着4回、3着4回、4着以下4回と、10年、11年、15年、17年の4年を除く18年中13年では3着圏内に入っています。
さて今年はどうでしょうか。


次に、毎年取り上げている二つのデータ、「前走の着順」と「前走の展開」を今年も検証してみます。
まず「前走の着順」ですが、01年から04年までの4年間の連対馬の片方の前走は、毎年必ず連対していました。
そしてもう一方の片方の馬の前走は6着、11着、5着、6着と連をはずしていました。
ところが、05年以降はこのパターンが崩れ、05年は前走3着と8着との組み合わせ、06年に至っては前走13着同士の組み合わせ、07年は前走16着と5着、さらに08年は前走8着と14着と、05年から08年までの4年間は、連対馬の片方の前走の連対がなくなってしまいました。
その後09年は、前走9着と2着との組み合わせとなり、また片方が前走連対した馬が来ましたが、10年は前走7着と4着の組み合わせとなり、また元に戻ってしまいました。
しかし、11年の連対馬の両馬の前走は共に「1着」と、過去11年では初めての出来事となりました。
結局、この11年で、01年から10年まで一貫して続いていた、少なくとも片方の前走が5着以下の下位着順だったのが途切れたことになります。
そして12年は、「10着と14着」と11年とはまったく違った結果となりましたが、また以前に戻った感もいたしました。
13年は、「1着と2着」となって、11年に続いて2回目の前走連対馬での組み合わせとなりました。
14年は、「8着と4着」となって、05年から08年までの4年間と10年と同じ結果となりました。
15年は、「8着と2着」となって、01年から04年までの4年間と09年と同じく、片方が連対する結果となりました。
16年は、「1着と5着」となって、連対馬と掲示板に載った組み合わせとなりました。
前走で掲示板に載った馬同士での決着は、11年、13年に続いて3回目ということになります。
17年は、「11着と1着」となって、01年から04年までの4年間と09年、15年と同じく、片方が連対する結果となりました。
昨年18年は、「5着と5着」となって、11年、13年、16年に続いて、4回目の掲示板に載った同士の組み合わせとなりましたが、初めて前走が掲示板に載りながら両方とも連対を外していた年となりました。

以上、過去18年の連対馬の前走の着順に絞って見て来ましたが、結局、前走で1頭以上連対していた年は18年中10年、前走掲示板をはずした馬が1頭以上連対した年は18年中14年、そのうち前走二桁着順の馬が連対した年はその18年中6年(頭数は36頭中8頭)となっています。
とりあえず、前走掲示板をはずした馬には要注意かと思います。

3着馬でも同じような流れをたどっていて、01年から04年までの4年間の前走の着順は順に、1着、1着、2着、1着とすべて連対していました。
ところが05年以降では、10年までの6年間では、(5着、3着)、9着、9着、13着、4着、7着と連対することもなくなり、逆に下位着順が目立つようになりました。
しかしその翌年の11年の3着馬は前走1着馬の馬が入りました。
結局この11年は、1着から3着まで前走1着馬が占めたことになります。
そしてその後は、12年の3着馬の前走の着順は2着、13年の前走の着順は3着、14年の前走の着順は7着、15年は6着、16年は6着、17年は5着、18年は1着となっていました。
結局、3着以上でも見てみますと、上位3頭が前走すべて1着だった11年、上位3頭の前走が1着、2着、3着だった13年、上位3頭の前走が5着、2着、2着だった03年、そして上位3頭の前走が5着、5着、1着だった18年、それ以外の14年は少なくとも1頭は前走掲示板をはずした馬が3着以内に入っていたことになります。(1頭は7年、2頭は5年、3頭は2年)

それから、補足までに前走の施行別のデータも挙げておきます。
前走重賞だったのは連対馬36頭中26頭、前走オープン特別だったのは7頭、前走準オープンだったのは3頭となっていました。
この前走準オープンの3頭とは、そのうち2頭は11年の連対馬の2頭(4番人気、2番人気)で、あと1頭は、16年の1着馬(3番人気)で、いずれも前走1着となっていました。
つまり、その11年の連対馬と16年の1着馬以外の前走はすべてオープン特別か重賞となっていたことになります。
そして、3着馬の前走の施行別ですが、19頭(同着含む)中重賞は8頭、オープン特別も8頭、準オープン特別は1頭(4番人気1着、当日は3番人気)、1000万下特別も1頭(1番人気1着、当日は3番人気)、500万下特別(3番人気1着、当日も3番人気)も1頭となっています。
この前走500万下特別の1頭も11年のことで、こう見てみると、11年はやはり特別な年だったのかと勘ぐりたくなってきますね。


ではもう一つの「前走の展開」の方も見てみましょう。
前走の最後の直線の入口で、四角で囲った数字が「5」以内、すなわち5番手グループより前にいた馬は連対馬36頭中19頭となっていました。
その19頭の前走での着順は、6着、1着、11着、1着、5着、6着、8着、13着、13着、2着、7着、1着、10着、14着、1着、4着、1着、11着、1着となっていて、連対した馬は7頭、4着、5着が各1頭、6着以下は10頭となっています。
3着馬でも19頭中12頭がこれに該当しています。
今回の出走馬18頭でこれに該当する馬(前走5番手グループより前にいた馬)は、オールフォーラヴ(1番手、1着)、サラキア(4番手、2着)、ソーグリッタリング(5番手、3着)、ディメンシオン(4番手、7着)、トミケンキルカス(2番手、5着)、ハーレムライン(5番手、1着)、ファーストアプローチ(2番手、15着)、フローレスマジック(2番手、13着)、リライアブルエース(5番人気、1着)の9頭となっています。
ただ、07年と15年の上位3頭が、08年、18年の連対馬2頭が、このデータには該当しませんでした。

逆に前走の最後の直線の入口で6番手より後ろに位置していた残りの連対馬17頭ですが、その前走の着順は順に2着(03年)、2着(04年)、3着(05年)、16着(07年)、5着(07年)、8着(08年)、14着(08年)、9着(09年)、4着(10年)、2着(11年)、2着(13年)、8着(14年)、8着(15年)、2着(15年)、5着(16年)、5着(18年)、5着(18年)となっていました。
また同じく3着馬残り7頭(06年、07年、11年、13年、14年、15年、17年)は、9着(06年)、9着(07年)、1着(11年)、3着(13年)、7着(14年)、6着(15年)、5着(17年)となっていて、ここ数年、前走後方不発からの巻き返しが目立ってきています。


さて、他のデータですが、

まず「血統」では、連対馬36頭中ノーザンダンサー系絡みが23頭いて、そのうちダンチヒ系が10頭、ノーザンテースト系が5頭、リファール系、ストームバード系、フェアリーキングが各2頭、リファール系、ニジンスキー系が各1頭とほぼ前半の2頭の系統で占められています。
3着馬では、3着馬19頭(同着含む)中、05年の同着の時の片方1頭と08年、09年、10年、11年、14年、16年の3着馬を除く12頭がノーザンダンサー系絡みと結構際立った結果となっていました。
その内訳は、ニジンスキー系とノーザンテースト系が各3頭ずつ、ストームバード系が2頭、グランセニョール系、サドラーズウェルズ系、ダンチヒ系、フェアリーキング系が各1頭となっていました。
今回の出走馬でノーザンダンサー系は、ダンチヒ系絡みではサンマルティン、ヤングマンパワー、ロードクエストの3頭、ヴァイスリージェント系ではロシュフォールの1頭、あと、ストームバード系ではフローレスマジック、リファール系ではミッキーグローリー、ヌレイエフ系ではリライアブルエース、サドラーズウェルズ系ではディメンシオン、ファストアプローチ(BMSもトライマイベスト)、ニジンスキー系ではサラキアの各1頭と、18頭中10頭がノーザンダンサー系絡みとなっています。


年齢別では、1着馬では、5歳馬が6頭、4歳馬が5頭、6歳馬と7歳馬が各3頭、3歳馬は1頭となっています。
2着馬では、5歳馬が11頭と最も多く、4歳馬が5頭、7歳馬が2頭、6歳馬が1頭となっていました。
3着馬では、4歳馬が6頭と最も多く、続いて5歳馬は5頭、と7歳馬が4頭、3歳馬と6歳馬が各2頭となっていました。


毛色では、連対馬では鹿毛が18頭と最も多く、あと栗毛が8頭、と黒鹿毛が7頭、芦毛と青毛と青鹿毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が12頭と最も多く、あと黒鹿毛が4頭、栗毛が2頭、芦毛が1頭jとなっていました。


以上ですが、今年も難解ですね。
とりあえずは、まずは「1番人気」の取捨選択から始めようと思います。
この取捨選択が大きなポイントになるかと思います。

タグ:関屋記念
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