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第24回 エルムステークスのデータ [競馬データ]

札幌競馬場で行われるようになった97年の第2回以降、新潟開催の09年と函館開催の13年を除く20年、連対馬40頭、3着馬20頭から見ていきます。
ただし、開催の日程の変更が、9月の半ば、9月の始め、8月の終わり、そして14年は7月の終わり、翌15年からは8月の中頃と、ちょこちょこ変更がありましたけれど、そのまま見ていくことにいたします。
(96年の第1回は、「シーサイドステークス」という名称で函館競馬場で行われています。)


まず毛色ですが、連対馬では、鹿毛が18頭、黒鹿毛が11頭、青毛と芦毛が各4頭、青鹿毛が2頭、栗毛が1頭となっています。
この栗毛馬の1頭ですが、12年に初めて連対したもので(2番人気2着のエスポワールシチー)、なぜかそれまでの14年間、栗毛の連対はありませんでした。(栃栗毛の連対もまだありません。)
3着馬では、鹿毛が14頭、栗毛が3頭、黒鹿毛が2頭、青毛が1頭となっていて、こちらはきっちりと栗毛馬が3頭入っています。
ちなみに栗毛のそれぞれの人気は、8番人気、2番人気、6番人気となっていました。
ただ、栗毛馬の3着馬は、逆に06年以降出ていません。
今回の登録馬では、栗毛馬はスーパーステション、テーオーエナジー、モズアトラクション、モルトベーネ、レッドアトゥの5頭、栃栗毛馬の登録はなしとなっています。


次に前走の傾向ですが、まず連対馬の前走の人気は、1番人気が13頭、2番人気は10頭、3番人気が4頭、4番人気が6頭、5番人気が2頭、6番人気が3頭、9番人気が1頭、12番人気が1頭と、9番人気と12番人気の各1頭を除いてほぼ上位人気で占められていました。
その前走9番人気の1頭は、11年8番人気2着のオーロマイスターでしたが、この馬は前年の10年でもこのレースで2着(4番人気)となっていました。
また、前走12番人気の1頭は、14年5番人気2着のクリノスターオーでしたが、前走の平安Sで12番人気1着と重賞初制覇したところでした。

同じく3着馬の前走の人気も、1番人気が7頭、2番人気が5頭、3番人気が2頭、4番人気が1頭、5番人気が2頭、あと9番人気が2頭(1頭は前走芝の札幌記念、もう1頭は前走G1のジャパンカップダート9番人気14着)、11番人気が1頭(前走オープン特別11番人気2着)と、この3頭を除いてこちらもほぼ上位人気でした。

今回の登録馬(15頭)で前走上位人気だったのは、まず前走1番人気はグリム、スーパーステション、モルトベーネ、リアンヴェリテの4頭、前走2番人気だったのはモズアトラクション、レッドアトゥの2頭、前走3番人気だった馬はハイランドピーク、リーゼントロックの2頭、前走4番人気だった馬はドリームキラリの1頭、前走5番人気だったのはタイムフライヤー(但し芝の重賞)、テーオーエナジーの2頭となっています。


また、前走のレースでは、「マリーンS」の馬が40頭中10頭連対しています。
その人気の内訳は、1番人気が6頭、2番人気が2頭、3番人気4番人気が各1頭ずつとなっています。
また、着順の内訳は、1着が7頭、2着が1頭、3着が2頭となっています。
3着馬にも、20頭中2頭前走「マリーンS」の馬がいて、その人気着順は、1番人気2着、3番人気6着となっていました。
今回の登録馬で前走マリーンSを走った馬は、1番人気1着だったリアンヴァリテ、4番人気2着だったモズアトラクション、14番人気4着だったメイショウスミトモ、7番人気5着だったサングラス、3番人気12着だったリーゼントロックの5頭となっています。
データ的(前走5番人気以上の上位人気、3着以上の上位着順)には、リアンヴァリテ、モズアトラクションの2頭が該当しますが、実際はどうなるでしょうか。


それから、当日の馬体重ですが、490kg以上の大型馬の連対が40頭中28頭占めていました。
そのうち25頭は前走490kg以上からキープしたもので、あと3頭はプラス14kg(01年エンゲルグレーセ)、プラス12kg(05年ジンクライシス)、プラス12kg(18年ドリームキラリ)と、馬体重が10kg以上増えて490kg以上圏内に入ってきたものでした。
また、02年を除けば片方か両方で490kg以上の馬体重の馬が連に絡んでいます。

3着馬では、20頭中11頭が当日490kg以上の馬体重でした。
今年の登録馬では、登録馬15頭中11頭と、ほとんどが前走490kg以上の馬体重の馬となっています。


年齢ですが、連対馬では5歳馬が14頭と最も多く、続いて4歳馬が差がなく13頭、あと、6歳が7頭、7歳が4頭、3歳が2頭となっています。
また5歳が20年中13年、4歳は20年中12年、連に絡んでいました。
(15年、16年と、この2年、4歳馬の出走はありませんでした。)
3着馬では、6歳が8頭と際立っていて、あとは5歳が5頭、4歳が3頭、3歳が2頭、7歳、9歳が各1頭となっていました。


枠の出目ですが、連対馬では4枠が10頭と最も多く、続いて5枠が9頭、7枠が6頭、2枠が5頭、6枠が4頭、3枠が3頭 8枠が2頭、1枠が1頭となっています。
3着馬では、6枠が6頭と最も多く、1枠と3枠と7枠が各3頭、5枠と8枠が各2頭、4枠が1頭、2枠がまだ3着なしとなっています。


当日の上位3番人気までの馬ですが、1番人気は、20頭中5頭が1着、2着は4頭と計9連対で、3着は4頭となっていました。
あと、4着4頭、5着1頭、6着1頭、10着1頭と、掲示板をはずしたのは2頭となっています。
あと、2番人気は9連対(3着1頭)、3番人気は3連対(3着3頭)となっています。
そのうち、1番人気と2番人気で連対が決まったのは、20年中3年となっています。


以上ですが、ともかくも昨年までと同様、上記のデータとにらめっこしながら絞って結論を出していこうと思います。

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