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第68回 ラジオNIKKEI賞のデータ [競馬データ]

90年以降、96年と11年の中山競馬場開催、00年東京競馬場開催を除く26年、連対馬52頭、3着馬26頭からです。
途中で、名称の変更や、06年に別定戦からハンデ戦に変わるなど施行の内容に変更がありましたが、それに関係なく見ていきます。


まずはレースの傾向の流れを見ていきます。

それは特に96年の馬場の改装の前後に現れていました。
1番人気を見ていきますと、それ以前では6年中4年で連に絡んでいましたが、改装後の97年以降の20年では、04年、05年、12年、14年、15年、16年、18年の7年のみの連対と極端に連絡みが厳しくなりました。
ただ、12年以降、ここ近年の7年間では、13年(15着)、昨年17年(6着)を除く5年、1番人気が連に絡んでいますので、11年の馬場全面改装で傾向がもしかしたら変わってきたのかも知れません。
それから、90年から95年の6年間と改装後の97年から99年の3年間を足した計9年の連対馬の人気ですが、すべて6番人気以上の上位人気同士で決まっていました。
ところが、振り替え開催で東京競馬場で行われた00年の翌年、01年以降の17年間(11年は除く)では、そのうち10年で8番人気が5頭、9番人気が2頭、10番人気、13番人気が各1頭、14番人気が2頭と、片方、もしくは両方で下位人気の馬が絡んでいました。
特に、1番人気が連に絡むことが増えた12年以降の7年間、4着も含めば、17年以外で毎年二桁人気の馬が上位に来ています。
ただし、12年以降、16年までの出走馬はすべて16頭、二桁人気の馬が入らなかった17年の出走は12頭立てで、3着に9馬人気の馬が入っていました。
とりあえずは1番人気馬の取捨選択と二桁人気の馬の検討がまず必要かと思います。


それから、06年に別定戦からハンデ戦に変わったわけですが、その06年から、11年を除く昨年18年までの12年間のハンデ戦での傾向も見ていきたいと思います。
その12年間の連対馬の重量ですが、
06年は重量54kg同士
07年は52kgと54kg
08年は53kgとハンデ頭の57kg
09年は56kgと53kg
10年は55kg同士
12年は54kgと55kg
13年は54kgと55kg
14年は54kgと55kg
15年はハンデ頭の56.5kgと55kg
16年は54kgと53kg
17年は54kgと53kg
18年は56kgと54kg

という組み合わせとなっていました。

 

また、それぞれの年のハンデ重量をもう少し見ていきますと、
まず06年では最重量ハンデは56kgで、1番人気4着、最軽量ハンデは49kgで、16頭中16番人気で10着となっていました。
また3着馬は51kgで、下から3番目となっていました。

07年では最重量ハンデは57kgで、9番人気14着、最軽量ハンデは52kg(2頭)で、16頭中2番人気1着と11番人気4着となっていました。
また3着馬は56kgで、こちらは上から2番目の重量でした。

08年では最重量ハンデは57kg(2頭)で、6番人気2着と10番人気8着、最軽量ハンデは50kgで、15番人気11着となっていました。
また3着馬は53kgで、下から3番目でした。

09年では最重量ハンデは57kgで、3番人気4着、最軽量ハンデは51kgで、14番人気15着となっていました。
また3着馬は55kgで、上から3番目でした。

10年では最重量ハンデは57kgで、13番人気8着、最軽量ハンデは52kgで、12番人気14着となっていました。
また3着馬は55kgで、上から3番目でした。

12年では最重量ハンデは56kg(2頭)で、3番人気11着と4番人気12着、最軽量ハンデは51kgで、8番人気13着となっていました。
また3着馬は53kgで、下から2番目でした。

13年では最重量ハンデは56kg(3頭)で、3番人気4着と6番人気5着と1番人気15着、最軽量ハンデは50kgで、16番人気13着となっていました。
また3着馬は54kgで、上から3番目でした。

14年では最重量ハンデは56kgで、4番人気11着、最軽量ハンデは51kg(2頭)で、13番人気6着と14番人気16着なっていました。
また3着馬は54kgで、上から3番目でした。

15年では最重量ハンデは56.5kgで、1番人気1着、最軽量ハンデは51kg(2頭)で、14番人気8着と16番人気14着なっていました。
また3着馬は53kgで、下から2番目でした。

16年では最重量ハンデは57kgで、2番人気5着、最軽量ハンデは50kgで、12番人気13着となっていました。
また3着馬は56kgで、上から2番目でした。

17年では最重量ハンデは57kgで、1番人気6着、最軽量ハンデは50kgで、12番人気9着となっていました。
また3着馬は53kgで、下から3番目でした。

18年では最重量ハンデは56kgで、2番人気1着、7番人気6着の2頭、最軽量ハンデは49kgで、13番人気8着となっていました。

また3着馬は53kgで、上から3番目でした。

今回の登録馬では、最重量ハンデ馬は、57kgを背負った、ランスオブプラーナの1頭となっています。
対して最軽量ハンデ馬は、51kgを背負ったサヴォワールエメの1頭となっています。


では、いつものようにいろいろなデータを見ていくことにいたします。
まず血統ですが、父か母の父(BMS)でノーザンダンサー系が絡んだ馬は、連対馬52頭中26頭いました。
また、ノーザンダンサー系絡み同士で1着2着が決まった年も26年中9年となっていました。
逆に、ノーザンダンサー系が絡まない馬同士が1着2着で決着した年も94年、99年、06年、08年、09年、14年、15年、16年、17年と9回あり、一概にノーザンダンサー系が絡んだ馬が強いということでもなさそうです。
ちなみに3着馬では、26頭中19頭が、ノーザンダンサー系が絡まない馬となっていて、連対馬とは逆の傾向となっています。
また、先ほどの連対馬同士がノーザンダンサー系絡みではない年が94年、99年、06年、08年、09年、14年、15年、16年、17年と9回あったと書きましたが、そのそれぞれの年の3着馬ですが、15年を除く8回でノーザンダンサー系が絡んでいない馬となっていました。
また、3着馬でノーザンダンサー系絡みとなった残り7年中4年の連対馬は両方ともノーザンダンサー系絡みで、つまりその4年は逆に1着から3着馬までノーザンダンサー系絡みが占めたことになります。
今回の登録馬では、21頭中、アドマイヤスコール、インテンスライト、ウインゼノビア、ギルマ、ゴータイミング、サヴォワールエメ、ショウナンバルディ、ダディーズマインド、ディキシーナイト、ヒシイグアス、ブレイキングドーン、ポルーニン、ランスオブプラーナの13頭がノーザンダンサー系絡みとなっています。

しかしながら、ちなみにレース名が変わった06年以降、昨年まで11年を除く12年間で見てみますと、
(出走馬数に対してノーザンダンサー系絡みの馬の出走馬数、3着以内に入ったノーザンダンサー系絡みの馬の数)
06年は16頭中3頭に対し、3着以内にはゼロ
07年は16頭中8頭に対し、3着以内には1頭
08年は16頭中6頭に対し、3着以内にはゼロ
09年は16頭中8頭に対し、3着以内にはゼロ
10年は16頭中9頭に対し、3着以内には2頭
12年は16頭中8頭に対し、3着以内には3頭
13年は16頭中7頭に対し、3着以内には1頭
14年は16頭中5頭に対し、3着以内にはゼロ
15年は16頭中6頭に対し、3着以内には1頭
16年は16頭中7頭に対し、3着以内にはゼロ
17年は13頭中1頭に対し、3着以内にはゼロ
と、関連性がありそうな年もあれば、あまり関連性を感じさせない年もあって、何とも言えないデータとなっています。
さて今年は、登録馬の段階で、21頭中13頭、どうでしょうか。


次に、臨戦過程の前走のレースの距離別で見てみますと、連対馬では、2500mが1頭、2400mが11頭、2200mが1頭、2000mが14頭、1800mが11頭、1700mが2頭、1600mが12頭となっていました。
同じく3着馬も見てみますと(このレースが中央初出走1頭を除く19頭)、2400mが4頭、2000mが3頭、1800mが7頭、1600m(ダートも含む)が10頭、1400mが1頭となっています。


また前走のレースの条件別でも見てみますと、前走が重賞だった馬は連対馬52頭中15頭いて、そのうち前走が日本ダービーだったのは5頭となっていました。
前走重賞だった15頭の前走の着順は1着1頭、2着2頭、3着、4着が各1頭、6着、7着、
8着が各2頭、9着が1頭、あと二桁着順が3頭となっていて、特に着順にはこだわらなくてもいいようです。
ただ、97年以降に限りますと、前走重賞だった馬は連対馬40頭中8頭と、それ以前に比べるとかなり減ってはいます。
しかし、その8頭のうち2頭は前走ダービーを走っていました。
一応は前走ダービー組には注意が必要となっています。
ちなみに、今回の登録馬で前走重賞を走った馬は、21頭中10頭います。

続いて、前走が500万条件戦だった馬は52頭中16頭いました。
その16頭すべて、その前走では1着となっていました。
その前走の時の人気ですが、1番人気が11頭、2番人気が3頭、4番人気が1頭、6番人気が1頭となっていました。
特に福島競馬場が大改装した97年以降の20年で見てみますと、前走500万下戦1着の馬は、連対馬38頭中14頭になります。
今回の登録馬で前走500万下戦勝ちの馬は、ギルマ(3番人気)、ゴータイミング(3番人気)、ブレイブメジャー(1番人気)、ボルーニン(5番人気)の4頭となっています。

続いて前走がオープン特別だった馬は、52頭中13頭(97年以降では、40頭中11頭)で、その13頭の着順は1着、3着、1着、4着、1着、5着、17着、2着、2着、1着、3着、3着、1着と1頭を除いて掲示板に載っていました。
今回の登録馬で前走オープン特別を走った馬は、インテンスライト(プリンシパルS9番人気3着)、サヴァオワールエメ(白百合S3番人気1着)、ヒルノダカール(白百合S6番人気4着)、レッドアネメス(白百合S5番人気1着)、の2頭となっています。

続いて前走条件戦で1000万下(900万下)だった馬は、52頭中8頭(97年以降では、38頭中6頭)いて、その8頭の着順は5着、1着、2着、1着、4着、10着、1着、7着と2頭を除く6頭が掲示板に載っていました。
しかしながら、今回の登録馬で前走1000万下戦を走った馬の登録はありません。

3着馬では、前走が重賞だったのは9頭(そのうちダービーが3頭)、そして前走がオープン特別(地方競馬も含む)は5頭、前走が1000万下(900万下)だったのは5頭、500万下条件戦だったのは5頭、前走未勝利戦は2頭となっていました。


毛色では、連対馬では鹿毛が22頭と最も多く、続いて黒鹿毛が11頭、栗毛が10頭、青鹿毛が5頭、青毛が2頭、芦毛、栃栗毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が16頭、黒鹿毛が4頭、栗毛が3頭、芦毛が2頭、青鹿毛が1頭となっています。


枠の出目では、連対馬は、2枠が9頭、8枠が8頭、続いて4枠、6枠、7枠が各7頭、3枠が6頭、5枠が5頭、1枠が3頭となっていました。
3着馬では、8枠が6頭、2枠、3枠が各5頭、5枠が4頭、1枠が3頭、7枠が2頭、6枠が1頭、4枠がなしとなっています。


以上ですが、今年も難解ですね。

ともかくも、まずは、上記で触れましたけれど、まず1番人気馬の取捨選択の検討をして、次に、12年以降、4着以内に毎年入っている9番人気以下の下位人気の馬の検討もしていきたいと思います。

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