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第67回 京都新聞杯のデータ [競馬データ]

この5月初旬に2000m芝で施行されていた「京都4歳特別」が、00年にそれまで秋に行われていた「京都新聞杯」の名称で引き継がれました。
そして02年から、距離が2000m芝から元々秋に行われていた施行と同じ2200m芝に変更されました。
その京都新聞杯として引き継がれた00年以降18年、距離変更に関係なく連対馬38頭、3着馬19頭から見ていくことにいたします。


まず毎年取り上げていますが、出目としてかつては「5枠」がよく連に絡んでいました。
前身の京都4歳特別の時は、97年以前はまったく絡まなかったのですが、98年99年と連に絡み、さらに00年に京都新聞杯に名前が変わってからも、その00年、そして01年、それから2200m芝に変わった02年と次々に5枠が連に絡みました。
その後、03年は「3-6」となって6年連続は果たせませんでしたが、04年からは05年06年と3年連続5枠が絡み、その時点で京都新聞杯と名称変更になって7年のうち6年絡んだことになりました。
しかしそれ以降は、07年は「2-3」、08年は「3-6」、09年は「3-4」、10年は「4-6」、11年は「3-6」、12年は「2-7」、13年は「3-4」、14年は「2-6」、15年は「1-2」、16年は「2-7」、17年は「3-8」、18年は「4-7」と、07年から昨年18年までのここ12年は連に絡んでおりません。
もう「5枠」が強かった京都新聞杯は過去のものになったのでしょうか。
13年では、その前の年に3着馬が「5枠」となっていたので、また復活と思い、5枠2頭を軸にして思い切って勝負に出ましたが、15着、14着と思いっ切りお笑いになってしまいました^^;
さて今年はその「5枠」をどういたしましょうか。

代わりに、この12年でよく絡んでいる、「2枠」「3枠」「4枠」のそれぞれの三つの枠が気になってきました。
とりあえず、「5枠」についての取捨選択の判断基準について書いて続けてきましたので、今年もすでに過去のものとは思いつつ、昨年のデータも加味して載せておきたいと思います。
その5枠の連対馬7頭の前走ですが、500万下条件戦(特別戦含む)が4頭で、そのうち3頭が1着、あと1頭は1番人気2着となっていました。
あと残り3頭の前走は重賞で、内訳は皐月賞12番人気15着と15番人気17着、それからスプリングS3番人気10着となっていました。
そして、3着馬の5枠2頭の前走ですが、500万下条件戦1番人気1着、弥生賞6番人気5着となっています。
ちなみに、3着以上をはずした5枠の他の馬を見てみると、03年、前走皐月賞15番人気7着でこの京都新聞杯が2番人気13着だったビッグコング、09年、前走皐月賞11番人気6着で同じく2番人気5着だったリクエストソンング、13年、前走500万下特別で1番人気1着で同じく2番人気15着だったリグヴェーダ、14年、前走500万下特別7番人気1着で同じく10番人気14着だったダンディーズムーン、15年、前走皐月賞8番人気9着で同じく5番人気6着だったスピリッツミノル、17年前走500万下特別で8馬人気1着で同じく5番人気4着だったサトノリュウガ、18年前走500万下特別3番人気1着だったフランツ、同じく前走500万下特別1番人気1着だったロードアクシスの8頭以外は、前走皐月賞以外のレースで連をはずしていたか、または未勝利戦あるいは新馬戦を勝ったばかりの馬のどちらかとなっていました。

ここで全体的な枠の内訳も見てみますと、連対馬では5枠(5-5を含む)と3枠が各7頭と最も多く、続いて2枠と4枠と6枠が各5頭、7枠が4頭、8枠が3頭、1枠が2頭となっています。
3着馬では、6枠と8枠が各4頭と最も多く、続いて2枠と3枠が各3頭、5枠が2頭で、1枠、4枠、7枠が各1頭ずつとなっています。

では、5枠の連対馬の前走は見ましたので、他の枠の残り31頭の前走も見てみることにいたします。
まず一番多かったのは同じく500万下条件戦(特別戦含む)で17頭いました。
そのうち12頭が1着、あと5頭は1番人気2着、1番人気6着、4番人気3着、5番人気6着、1番人気2着となっていました。
それから、前走オープン特別戦は3頭で、3番人気1着、1番人気4着。1番人気4着となっていました。
あと残り11頭は重賞で、内訳はニュージーランドTが7番人気6着、毎日杯(4頭)が12番人気9着、5番人気8着、1番人気1着、1番人気1着、スプリングSが10番人気2着、ラジオNIKKEI賞が2番人気2着、皐月賞(3頭)が5番人気14着、5番人気5着、13番人気7着、共同通信杯が1頭(2番人気10着)となっていました。
5枠と同様ほぼ下位人気下位着順が目立っている前走となっています。

あと、3着馬の前走ですが、未勝利戦が2頭(共に2番人気1着)、500万下条件(特別も含む)戦が6頭(1番人気1着、4番人気1着、3番人気1着、13番人気1着、5番人気2着、2番人気2着)、オープン特別が3頭(2頭が若草S、7番人気5着と6番人気2着、1頭がすみれS2番人気5着)、重賞が7頭(皐月賞が3頭(8番人気5着、8番人気5着、9番人気9着)、毎日杯が3頭(7番人気5着、6番人気4着、4番人気7着)、弥生賞が1頭(6番人気5着)、きさらぎ賞が1頭(2番人気3着)となっていました。

それから前々走も見てみますと、連対馬38頭のうち33頭が掲示板に載っていました。

この33頭の前々走のレースですが、05年2着のコメディアデラルテ(前々走毎日杯9番人気5着)、10年1着のゲシュタルト(前々走スプリングS10番人気2着)、11年2着のユニバーサルバンク(前々走共同通信杯6番人気2着)、13年1着のキズナ(前々走弥生賞3番人気5着)、15年2着のポルトドートウィユ(きさらぎ賞2番人気2着)、17年1着のプラチナムバレット(前々走毎日杯5番人気4着)、18年1着のステイフーリッシュ(前々走ホープレスS8番人気3着)の6頭を除いて他はすべて重賞以外のレースでした。

あと残りの前々走掲示板をはずした5頭(00年1着、01年2着、07年1着2着、16年1着)のうち4頭の前々走は重賞(3番人気6着、3番人気7着、5番人気10着、2番人気6着)で、もう1頭はオープン特別(2番人気12着)となっていました。
3着馬の前々走は、前々走のない新馬戦1戦のみを除く18頭中15頭が掲示板に載っていて、残り3頭は重賞で掲示板をはずしていました。


毛色ですが、連対馬では鹿毛が18頭、栗毛が12頭、黒鹿毛が6頭、青鹿毛と芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が11頭、黒鹿毛、栗毛が各3頭、芦毛が2頭となっています。


父の血統ですが、連対馬ではヘイルトゥリーズン系が28頭(そのうち3頭がダンスインザダーク)、ナスルーラ系とノーザンダンサー系が4頭、ミスタープロスペクター系が2頭となっていました。
3着馬では、ヘイルトゥリーズン系が14頭(そのうちアドマイヤベガが3頭)、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系が各2頭、リボー系が1頭となっています。


それから、重なる部分があるかも知れませんが、昨年予想のところで挙げた「1着馬」のデータも一緒に載せておきます。
これに関しては、02年距離が2200mに変更になってからの過去17年、17頭からのデータでいきます。
枠順では、2枠が5頭、3枠が3頭、4枠、5枠、6枠、8枠が各2頭、7枠が1頭となっていました。
当日の人気は、1番人気が4頭、2番人気が5頭、3番人気が4頭、5番人気、6番人気、7番人気、10番人気が各1頭となっています。
前走のレースでは、皐月賞が4頭、毎日杯が3頭、スプリングS、共同通信杯が各1頭、あと500万下条件戦(特別戦も含む)が8頭となっていて、その8頭の前走はいずれも1着となっていました。

父の血統は、ヘイルトゥリーズン系が17頭中15頭。
そのヘイルトゥリーズン系の内訳は、サンデーサイレンスが1頭、サンデーサイレンスの仔が11頭(マンハッタンカフェが4頭、ディープインパクトが3頭、ダンスインザダークが2頭、スペシャルウイーク、ステイゴールドが各1頭)、サンデーサイレンスの孫が1頭(ダノンシャンティ)、ブライアンズタイムの仔タニノギムレットが2頭となっていて、あとそれ以外の2頭は、チーフベアハート(ノーザンダンサー系)、ジャングルポケット(ナスルーラ系)が各1頭となっていました。


以上ですが、今年も昨年まで同じく、枠が決まってからの検討になりますが、枠の検討では、今年も「5枠」よりも「2枠」「3枠」「4枠」に入った馬の方の検討の方が先のようですね。
それから、血統など他のデータを絡めながら結論を出していこうと思います。


タグ:京都新聞杯
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