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第41回 新潟大賞典のデータ [競馬データ]

新潟競馬場が改装されて、まったく新しい施行となった02年以降の17年、連対馬34頭、3着馬17頭からです。


まず、このレースはハンデ戦として行われていますが、09年までの8年間は、毎年ハンデ重量54kgか55kgのどちらかの馬が必ず1着から3着の中に1頭か2頭入っていました。
それ以降の9年間では、
10年 「56kg」-「56kg」-「56kg」
11年 「56kg」-「54kg」-「56kg」
12年 「56kg」-「56kg」-「56kg」
13年 「55g」-「56kg」-「56kg」
14年 「56g」-「55kg」-「56.5kg」
15年 「57kg」-「57kg」-「56kg」
16年 「57kg」-「57.5kg」-「56.5kg」
17年 「55kg-57kg-55kg」
18年 「56.5kg-57kg-55kg」
と、9年中、10年、12年、15年、16年の4年で、「54kg」、「55kg」のどちらのハンデ重量の馬が入らない年が出ていました。
結局02年以降の17年中では、13年で「54kg」か「55kg」の馬が絡んだということになりました。
確率的には絡む方が高いですが、ここはやっぱりこの二者択一は悩むところですね。

一応、昨年までも触れましたが、面白いデータとして、その54kgか55kgが上位3頭の中に入った計13年の中では、まだ54kgと55kgの両方の重量が同時に入ったことはありません。(54kgは4年、55kgは9年)
また詭弁かも知れませんが、10年、12年、15年、16年に56kg以上の重量で占められた時も、結果的に言えば54kgと55kgの重量は同時に入っていなかったことになります。
今年も同じ傾向が続くと仮定するならば、まず重量54kgの馬か55kgの馬かのどちらかを選ぶか、反対に両方とも切るというそれぞれの取捨選択から始めなくてはなりませんね。
それから、参考として、重量55kg、54kgの前走は、連対馬では順に4着、1着、3着、1着、3着、5着、4着、1着、2着、15着、4着、2着、3着、3着馬では、1着、6着、1着、13着と、17頭中14頭は掲示板に載っていて、残り3頭のうち2頭の前走は二桁着順でした。
今回の出走馬16頭中、54kgのハンデ重量の馬は4頭、55kgのハンデ重量の馬は3頭となっていますが、ちなみに前走掲示板に載っていた馬は、54kgでは、アウトライアーズ(前走4着)、メールドグラース(前走1着)の2頭、55kgでは、クリノヤマトオー(前走4着)、ロシュフォール(前走1着)の2頭となっています。

あと、02年から昨年18年まで、通して毎年必ず3着以内に入っていたのは、56kg、56.5kg、57kg、57.5kg、59kgと、56kg以上の馬でした。
これは56kg以上で占められた10年、12年、15年、16年も含まれるということになります。
もし、昨年までの56kg以上が少なくとも1頭が3着以内のデータが今年も続くのであれば、重量56kg以上の出走馬7頭の中から少なくとも1頭、もしくは2頭、3頭入ることになりますがさてどうでしょうか。

その中で、特に重量「56kg」の馬にも着目しなくてはなりません。
02年以降、03年、05年、07年、16年、17年、18年を除く11年で少なくとも1頭3着以内に絡んでいました。(ただし03年は56kgの出走馬自体がありませんでした)
特に、10年、12年は3頭とも占めていました。
全体的に、02年以降3着以内の51頭では、32頭が重量56kg以上の馬でした。
参考としてその56kg以上の前走の着順を見てみますと、連対馬(20頭)では順に5着、5着、2着、6着、3着、9着、1着、2着、5着、2着、1着、11着、2着、4着、2着、8着、7着、4着、11着、3着、15着となっていました。
3着馬(11頭)では、11着、10着、1着、6着、1着、1着、10着、2着、1着、2着、1着となっていました。
その31頭のうち18頭が56kgの馬でしたが、その前走の着順は、1着が5頭、2着が6頭、3着が1頭、4着が1頭、5着が2頭、6着が1頭、10着(大阪杯)が1頭、11着(大阪杯)が1頭となっています。
その18頭の当日の人気は、1番人気はなし、2番人気4頭、3番人気4頭、4番人気3頭、5番人気2頭と5番人気以上は13頭占めていました。あと、6番人気2頭、9番人気1頭、11番人気2頭となっていました。
あと残りの56.5kg以上の3着以内の14頭では、前走1着が2頭、2着、3着、4着、5着、6着、7着、8着、9着、10着が各1頭、11着が2頭、15着が1頭となっていました。
その当日の人気は、1番人気が3頭、2番人気、3番人気、4番人気が各1頭、5番人気が2頭、8番人気、9番人気、10馬人気が各1頭、11番人気2頭、13番人気が1頭となっています。

あと残り軽ハンデ重量の2頭は、52kg(05年14番人気3着)、51kg(06年15番人気3着)となっています。


また、1番人気の馬ですが、02年以降17頭中、1着が3頭、2着が2頭と5連対、3着が1頭とそれほど戦績はよくありません。
その連対馬5頭のハンデ重量ですが、55kgが3頭、56kgが1頭、57.5kgが1頭、また3着馬1頭は56.5kgとなっています。


次に血統ですが、連対馬34頭中15頭、3着馬17頭中6頭が父あるいはBMS(母の父)の片方か両方でノーザンダンサー系絡みとなっていました。
しかしながら、数字に表れているように、かつては07年に上位3頭とも占めるなど強さを見せていたノーザンダンサー系絡みですが、08年、そして14年、15年、17年には1頭も入らないなど、陰りを見せています。
あとのノーザンダンサー系絡み以外の連対馬残り19頭ですが、そのうち17頭の父がヘイルトゥリーズン系となっています。
その17頭のBMS(母の父)ですが、ネイティブダンサー系が8頭、ヘイルトゥリーズン系が5頭、リボー系、サーゲイロード系、ナスルーラ系(ボールドルーラ系)、ヒムヤー系が各1頭となっていました。
残る2頭の父は、2頭ともミスタープロスペクター系のキングカメハメハで、BMSはそれぞれナスルーラ系(グレイソブリン系)とサンデーサイレンスとなっていました。
また3着馬では、全体的に17頭で見てみますと、そのうち11頭(07年から15年と17年、18年)は父、あるいはBMSでヘイルトゥリーズン系が絡み、6頭(02年~06年、08年)は父あるいはBMSでナスルーラー系絡み(エルカミーノが2回(03年、06年)含む)となっていました
(08年3着馬フィールドベアーは、父がヘイルトゥリーズン系、BMSがナスルーラ系と重なっていました)


それから毎年取り上げていますが、連対馬の前走での1着との着差は、もちろん前走1着だった馬と、15年2着馬のナカヤマナイト(着差1.5秒)、16年1着馬のパッションダンス(着差6.9秒(ただしダートのG1フェブラリーS、直近の芝のレースでは0.4秒)、17年2着馬マイネルフロスト(着差2.5秒)、18年2着馬ステイインシアトル(着差2.1秒)を除いてすべて「1秒以下」となっていました。
また前々走は、06年の2着馬カンファーベストの天皇賞(春)での1.9秒差、09年2着馬ニホンピロレガーロの阪神大賞典での2.9秒差、14年2着馬マジェスティハーツのオープン特別での1.4秒差、15年2着馬ナカヤマナイトの中山金杯での1.1秒差、16年1着馬のパッションダンスの地方交流試合の川崎記念(ダート戦)での6.8秒差、17年2着馬マイネルフロストの中山金杯での1.3秒差を除いて前々走1着馬以外すべて1秒以下の着差となっていました。
3着馬では、前走は、02年3着馬テンザンセイザ、06年3着馬エルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、18年3着馬ナスノセイカンの4頭を除いて、前々走は、03年と06年3着馬のエルカミーノ、07年3着馬ヴィータローザ、09年3着ニホンピロレガーロ、10年3着サンライズベガ、18年3着馬ナスノセイカンののべ6頭を除いて、それぞれ着差は1.0秒以下となっていました。


あと毛色では、連対馬は、鹿毛が14頭、栗毛、黒鹿毛が各8頭、青鹿毛が2頭、青毛、芦毛が各1頭となっていました。
3着馬では、鹿毛が10頭、黒鹿毛が3頭、栗毛、青鹿毛が各2頭となっています。


さてこのレースの3連単の配当ですが、10年の約2万7千円、11年の約8万円、13年の約2万9千円、14年の約7千5百円、17年の約8万9千円の5年を除きますと、3連単が始まった05年から09年までの5年間と12年、15年、16年、18年の計9年の3連単の配当は、10万以上(そのうち100万以上が1回)とかなり荒れるレースとなっています。
でも、この荒れるか荒れないかの判断予想は難しいところですね。
ともかくも、今年も昨年までと同じく、ハンデ重量、54kgあるいは55kgの馬の取捨選択、また56kg以上の出走馬からの選択、それから前走、前々走の1着馬との着差、特にこの二つのデータを重視した検討から始め、それに加えて、3連単の配当が10万円以上か10万円以下の取捨選択をしていこうと思います。

タグ:新潟大賞典
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